2019/07/08(月)
3953 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 08:51:39 ID:OlE26wik
メイン一党プレイレポ９話スタート前に。
“君”とお姉ちゃんの話をば少し。
3954 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 08:54:47 ID:OlE26wik
Q．現在の状況は？
A．火吹き山の魔術師が四天王の一人である“雷の男”に頼まれて、闘技場で使う動物・怪物の捕獲依頼を受ける所
メイン一党プレイレポ９話スタート前に。
“君”とお姉ちゃんの話をば少し。
3954 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 08:54:47 ID:OlE26wik
Q．現在の状況は？
A．火吹き山の魔術師が四天王の一人である“雷の男”に頼まれて、闘技場で使う動物・怪物の捕獲依頼を受ける所
3955 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 08:54:53 ID:OlE26wik
}:.:.:.:.:.:.:.:.:}＼| ｲ/
ﾚｌ:.:.:l:./V 、 /
l／l/ 丶 ＼ ─ ヽ／
r--─'─────-ｪｭ '
|二二二二二二二ニﾆ|｀>､ __/ ／`丶､
|二二二二二二二ニﾆ|/ニニニ丶､ , -r─‐- ､ ｀丶､
|ﾆ=-──-=ﾆ_ニニﾆ=|二二ニニニ〉 (＿l--- ､.__ l
／二二二二二ニﾆ=‐-iﾆl､._ニﾆﾆﾆﾆ/ (＿＿ . l
_ -'--- _二二ニニニニニ=ヾﾑ ヽ､ニ=/ヽ ( : l
／ニ二ニニニニ丶=ﾆ二二二ニニヾﾑlﾆ〉､/二_ヽ‐-､ ヽニｌ : l
/ニ二二ニニニニニﾆ＼ﾆ二二ニニﾆヾﾑ/ lニﾆﾆ=l二 ヽ Ｖ l
────────────────ゴブリンスレイヤーTRPG冒険記録用紙──────────────────
名前：【 “君” 】 種族：【 只人 】 性別：【 男 】 年齢：【 １５ 】
等級：【 黒曜等級 】 身体的特徴：【 黒髪の平凡な少年 】
経験点：【 ００００ ／ ４５００ 】 成長点：【 ０６ ／ ３２ 】
依頼受諾回数：【 ３ 】 依頼達成回数：【 ３ 】 冒険参加回数：【 ３ 】
─────────────────────── 設定 ───────────────────────
農村生まれの只人。
幼い頃に飢饉によって口減らしの為に捨てられそうだった所で、戦女神の信徒である巡回神官に引き取られ、
以後は街の神殿で下働きをしながら暮らすようになった。
僧兵でもあった巡回神官の教えで、それなりの武術と戦女神の奇跡を扱える。
衛兵の家に生まれ、戦女神信仰でよく神殿に出入りしていた斥候剣士とはそれなりに付き合いが長く、ヤンチャな
姉のような対象。
……ヤンチャが過ぎてソロ冒険者活動をしていたらしいが、単独での活動に限界を感じたらしく、“君”に対して
声を掛けてきたのが、このコンビの結成理由である。
そして姉貴分と一党を組んで冒険に出た結果、若さを持て余していきなりやらかした。
更にはそれが恒常化しそうな流れであるが大丈夫かお前。
ついには完全に踏み外した気がする。がんばれ。
──────────────────────────────────────────────────
◆能力値
┌───┬───┬───┬───┐
│体力点｜魂魄点｜技量点｜知力点｜
| ３ | ３ | ３ | ２ |
┌───┼───┼───┼───┼───┤
│集中度｜ ｜ ｜ ｜ ｜
| ２ | ５ | ５ | ５ | ４ |
├───┼───┼───┼───┼───┤
│持久度｜ ｜ ｜ ｜ ｜
| ４ | ７ | ７ | ７ | ６ |
├───┼───┼───┼───┼───┤
│反射度｜ ｜ ｜ ｜ ｜
| ２ | ５ | ５ | ５ | ４ |
└───┴───┴───┴───┴───┘
生命力：【 ２０ 】 生命力２倍：【 ４０ 】 負傷点：【 ０ 】
移動力：【 ２７ 】 呪文使用回数：【 ０２ 】
呪文抵抗基準値（魂魄反射＋冒険者LV+呪文抵抗）：【 ０７ 】
因果点：【 ０５ 】
◆消耗 （EX）
１ □□□□□（□） 全判定－１
２ □□□□（□） 全判定－２ 移動力半減
３ □□□（□） 全判定－４ 移動力と生命力半減
４ □□（□） 気絶 移動不可 生命力半減
５ □（□） 死亡
◆継戦カウンター
□□□□○ ５ □□○□□１０ ○□□○□１５ ○□○□○２０
○○○○○２５ ○○○○○３０ ○○○○○３５ ○○○○○４０
※○１つにつき１点消耗
◆冒険者レベル：【 ２ 】
職業レベル：【 武道家：３ 】
職業レベル：【 神官／戦女神：１ 】
◆冒険者技能 初歩 ／ 習熟 ／ 熟達 ／ 達人 ／ 伝説 ／ 効果
【武器：投擲武器】 .● ○ ○ ○ ○ ／ 投擲武器で戦う場合、命中値に＋１
【過重行動】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 鎧の「過重」効果に適用する「体力＋持久」に＋１
また、筋力系判定に＋１
【武器：格闘武器】 .● ○ ○ ○ ○ ／ 格闘武器で戦う場合、命中値に＋１
【応急手当】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 応急手当判定とその回復量に＋１
【魔法の才】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 呪文使用回数に＋１（補正済）
【頑健】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 生命力＋５（補正済）
【発勁】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 素手、格闘武器によるダメージに＋１。
追加で魂魄点まで消耗する事で、
１点につきダメージ＋１。
◆一般技能 初歩 ／ 習熟 ／ 熟達 ／ 達人 ／ 伝説 ／ 効果
【長距離移動】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 長距離移動判定に＋１
【労働】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 労働判定に＋１
◆呪文
呪文行使基準値（知力集中or魂魄集中）：【 ０４ 】 or 【 ０５ 】
真言：【 ０４ 】 奇跡：【 ０６ 】 祖竜：【 ０５ 】 精霊：【 ０５ 】
◎習得呪文：《 小癒 》
◆攻撃
命中基準値（技量集中）：【 ０５ 】
近接：【 ０８ 】 弩弓：【 ０５ 】 投擲：【 ０９ 】
ﾊﾞﾝﾃｰｼﾞ
◎武器：【 拳帯 】
用途／属性：【 両手／殴 】 命中値合計：【 １１ 】 威力合計：【 １D３＋７ 】
効果：投擲不可、強打・殴（＋０）
ｽﾘﾝｸﾞ
◎武器：【 投擲紐 】
用途／属性：【 片手／殴 】 命中値合計：【 １２ 】 威力合計：【 １D３＋４ 】
効果：投擲専用、連射（－４）
備考：命中は石弾を使ったもの。手頃な石なら－１。射程３０ｍ。
◎効力値
-１４：変化無し １５－１９：＋１D６ ２０－２４：＋２D６ ２５－２９：＋３D６ ３０－３９：＋４D６ ４０：＋５D６
◆防御
回避基準値（技量反射）：【 ０５ 】
.ﾊﾞﾃﾞｯﾄｱｰﾏｰ
◎鎧：【 綿鎧 】
属性：【 衣鎧 】 回避値合計：【 ０８ 】
移動力合計：【 ２５ 】 装甲値合計：【 ０２ 】 隠密性：【 普通 】
◆その他装備品
◎【 石弾袋 】
効果：１０個までの【石弾】を収納でき、戦闘時に自由行動で装填出来るようになる。移動力－２。
◆所持金
銀貨：２８枚
◆その他の所持品
冒険者ツール（鈎縄,楔x10,小槌,火口箱,背負い袋,水袋,携帯用食器,白墨,小刀,松明x4）
携帯食×６日分、衣類、手当道具×４、下水道の地図、石弾×１５、化膿止めの薬（３回分）
治癒の水薬、強壮の水薬、解毒薬
◆一党共通会計
銀貨：０枚
──────────────────────────────────────────────────
3956 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 08:55:16 ID:OlE26wik
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ |
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::|
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
────────────────ゴブリンスレイヤーTRPG冒険記録用紙──────────────────
名前：【 斥候剣士 】 種族：【 只人 】 性別：【 女 】 年齢：【 １６ 】
等級：【 黒曜等級 】 身体的特徴：【 ロングヘアー／意外と発育良し 】
経験点：【 ００００ ／ ４５００ 】 成長点：【 ０６ ／ ３２ 】
依頼受諾回数：【 ３ 】 依頼達成回数：【 ３ 】 冒険参加回数：【 ３ 】
─────────────────────── 設定 ───────────────────────
槍兵さんや牢人さんらメイン一党の冒険で行き合い、事実上救助された駆け出し冒険者。
２，３週間遅かったら単独でゴブリンの巣に突っ込んでグチャドロにされていたり、救出が数時間遅かったら
山賊に死姦されていたりという、シナリオに酷いことしか書かれていない運命の子。
更にはサンプルシナリオでメンバー入りしてみたら、ダイス目に翻弄されてお亡くなりになりかけ、GM、PL一同の
相談の結果、シナリオパートに書いてある全滅対策の一例である「無かったことに……」が採用された。
この度、無事に固定のコンビを組んで冒険に出ることと相成った。
やや自信過剰、猪突猛進なケのある新米冒険者。さほど極端に腕が立つわけではないが、『自分なら大丈夫』と
根拠のない自信と共に単独で動いてしまう事があるが、固定の一党（２人だが）が成立したことによって落ち着きを
持つことが切に望まれる。
能力的には突出したところがない只人スタンダード。戦女神の信徒であり、剣士としての自分に自信を持っているが、
初期に剣装備は割と茨道である。頑張れ未来のソードマスター。やっつけ負けには要注意だ。
なお、無防備さと女性らしさにより、一緒に一党を組もうと誘った弟分に半歩ほど道を踏み外させた模様。
更には半歩では済まない感じになってきており、彼女もなんか踏み外してきてる気がしないでもない。
３回目の冒険でもう完全に陥落した。
──────────────────────────────────────────────────
◆能力値
┌───┬───┬───┬───┐
│体力点｜魂魄点｜技量点｜知力点｜
| ３ | ２ | ３ | ３ |
┌───┼───┼───┼───┼───┤
│集中度｜ ｜ ｜ ｜ ｜
| ２ | ５ | ４ | ５ | ５ |
├───┼───┼───┼───┼───┤
│持久度｜ ｜ ｜ ｜ ｜
| ４ | ７ | ６ | ７ | ７ |
├───┼───┼───┼───┼───┤
│反射度｜ ｜ ｜ ｜ ｜
| ２ | ５ | ４ | ５ | ５ |
└───┴───┴───┴───┴───┘
生命力：【 １９ 】 生命力２倍：【 ３８ 】 負傷点：【 ０ 】
移動力：【 ２７ 】 呪文使用回数：【 ０１ 】
呪文抵抗基準値（魂魄反射＋冒険者LV+呪文抵抗）：【 ０６ 】
因果点：【 ０５ 】
◆消耗 （EX）
１ □□□□□（□） 全判定－１
２ □□□□（□） 全判定－２ 移動力半減
３ □□□（□） 全判定－４ 移動力と生命力半減
４ □□（□） 気絶 移動不可 生命力半減
５ □（□） 死亡
◆継戦カウンター
□□□□○ ５ □□○□□１０ ○□□○□１５ ○□○□○２０
○○○○○２５ ○○○○○３０ ○○○○○３５ ○○○○○４０
※○１つにつき１点消耗
◆冒険者レベル：【 ２ 】
職業レベル：【 斥候：３ 】
職業レベル：【 神官／戦女神：１ 】
◆冒険者技能 初歩 ／ 習熟 ／ 熟達 ／ 達人 ／ 伝説 ／ 効果
【武器：投擲武器】 .● ○ ○ ○ ○ ／ 投擲武器で戦う場合、命中値に＋１
【過重行動】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 鎧の「過重」効果に適用する「体力＋持久」に＋１
また、筋力系判定に＋１
【斬落攻撃】 ● ● ○ ○ ○ ／ 「斬落攻撃」可能な武器での攻撃時、出目１１以上で
大成功。出目４以下で大失敗。
【武器：片手剣】 .● ○ ○ ○ ○ ／ 片手剣で戦う場合、命中値に＋１
【頑健】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 生命力＋５（補正済）
◆一般技能 初歩 ／ 習熟 ／ 熟達 ／ 達人 ／ 伝説 ／ 効果
【長距離移動】 ● ○ ○ ○ ○ ／ 長距離移動判定に＋１
【調理】 . ● ○ ○ ○ ○ ／ 調理判定に＋１
◆呪文
呪文行使基準値（知力集中or魂魄集中）：【 ０５ 】or【 ０４ 】
真言：【 ０５ 】 奇跡：【 ０５ 】 祖竜：【 ０４ 】 精霊：【 ０４ 】
◎習得呪文：《 小癒 》
◆攻撃
命中基準値（技量集中）：【 ０５ 】
近接：【 ０８ 】 弩弓：【 ０８ 】 投擲：【 ０９ 】
.ｻｰﾍﾞﾙ
◎武器：【 曲刀 】
用途／属性：【 片手／斬 】 命中値合計：【 ０７ 】 威力合計：【 １D６＋６ 】
効果：投擲適用、受け流し（＋１）、斬落
ｽﾘﾝｸﾞ
◎武器：【 投擲紐 】
用途／属性：【 片手／殴 】 命中値合計：【 １１ 】 威力合計：【 １D３＋４ 】
効果：投擲専用、連射（－４）
備考：命中は石弾を使ったもの。手頃な石なら－１。射程３０ｍ。彼女は学んだ。石は強い。
◎効力値
-１４：変化無し １５－１９：＋１D６ ２０－２４：＋２D６ ２５－２９：＋３D６ ３０－３９：＋４D６ ４０：＋５D６
◆防御
回避基準値（技量反射）：【 ０５ 】
ﾚｻﾞｰｱｰﾏｰ
◎鎧：【 革鎧 】
属性：【 軽鎧 】 回避値合計：【 ０８ 】
移動力合計：【 ２５ 】 装甲値合計：【 ２ 】 隠密性：【 普通 】
ﾗｳﾝﾄﾞｼｰﾙﾄﾞ
◎盾：【 円盾 】
属性：【 小型盾 】 盾受け基準値合計：【 １２ 】 盾受け値＋装甲値合計：【 ５ 】 隠密性：【 普通 】
効果：
◆その他装備品
◎【 石弾袋 】
効果：１０個までの【石弾】を収納でき、戦闘時に自由行動で装填出来るようになる。移動力－２。
◆所持金
銀貨：３６枚
◆その他の所持品
冒険者ツール（鈎縄,楔x10,小槌,火口箱,背負い袋,水袋,携帯用食器,白墨,小刀,松明x5）
携帯食×６日分、衣類、石弾×１０、下水道の地図、調理器具
治癒の水薬、強壮の水薬、解毒薬
──────────────────────────────────────────────────
3957 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 08:55:53 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
―――依頼内容は決まったが、今回は
「魔獣や小鬼が出た！ 退治せねば！」
ではなく、
「魔獣や小鬼を捕まえよう！ まずは探すところからだ！」
という依頼となる。正確には、“君”たちが探す必要があるのではなく、ギルドや街の闘技場と“雷の男”が相談し、
問題がない／ギルドにとっても利益があると判断された獲物を、討伐ではなく捕縛を目的に“君”達が捕まえに
行くというものだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
／／ ｜｜ ／／ ｜｜: : : : : : |
―――――――――┴┴―――――――――┘｜: : : : : : | ||:.:.:.:.:.:.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣´: : : : : : : | [||:.:.:.:.:.:.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ||:.:.:.:.:.:
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ||:.:.:.:.:.:
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | ||＿＿
───────‐- 、 : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | |l＼
￣￣￣￣￣￣￣￣｀ｉ--- ､──────────────| ||＼＼
| |────―─────────|＼ ||:.:.:.＼
＿＿＿＿＿＿＿＿_,ｉ´￣｀i ＼＼ ||:.:.:.:.:.:
| | ＼＼||:.:.:.:.:.:
￣￣￣￣￣￣￣￣｀| | ＼ |:.:.:.:.:.:
| | ｀￣￣
────- ､ ＿_＿__|＿＿| （￣
| |＼
| ｌ｣
＿＿＿＿__,ﾉ
| |
| |
￣
. ／ ﾞ'≪
/ / / ＼
/ ./ /|
. ｢ ∨∧ | 〈,i| ／| | 「うっかり頼んだものが、他の闘技場の狙いと
} }〕iト | i| ／xﾃｧ /j/ ブッキングしたりしても困るからな……。
ノ / 〕iト ｉ|／从 /／〈 獲物を定め終わるまでは１日２日ほど自由に
≫==- / 〕iト 〈,_┌´≧ r ミx していてくれ。ただし、依頼が確定したらすぐに
,. -‐…━… ノ.／ ﾄ ＼ ＿__,／＞ ＼ 動けるように待機体制で」
≫'ﾟ _/／ ／ 乂__ ＼ __彡⌒ ／ く／⌒ ＼
__ -=二二二圦___／ ｰ=- ゝ ＿≧=- ／/ く/ ｉ ﾞ'≪
／⌒ ≪-=ﾆく > 丶＼＼-‐…‐-== _ ＿ノ＼ ＜/ｉ:＼ ゝ´＼ 人}'/}
ﾟ'≪-= ≫==彡 ／ ＼ 〉i:i:i:i:＼ 〕iト .,彡
ヽ／i:＼＿＿彡'ﾞ ＼ 〉i:i:i:i:i∧ /＿__/
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:ｉ:ｉ＼ __彡 ＼i:i:i:i∧ ＼
. Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/／⌒〈＼ ⌒ Ⅵ; へ＼
Ⅵi:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／-ﾆニニ〈i:＼ ＼ ー≠- Ⅵ /i:i:i:i:＼
辷==彡'ﾟ ﾞ'≪-=ﾆﾆ二〈ｉ:ｉ＼ Ⅵ ﾉ⌒丶i:i:＼
-=ﾆニニ〈i:ｉ:ｉ:〕ト .,_〕ﾆﾆ==- -=ミｘ { ＼i:i:
￣ Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:≫'ﾟ⌒＼ {
Ⅵi:i:i:i:ｉ:ｉ:├‐=彡⌒ :{
}i:i:i:i:i:i:i:i:i| ／ :{
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __ 「りょーかい、雷の人。
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ ……ところでちょっと聞いていい？」
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ |
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::|
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
3960 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:06:49 ID:OlE26wik
-= = ､: ヽ ＿＿
_ . . -ｧ:ヽ: i: : : : : : ヽ¨: : :...
´￣..:'／''"´￣￣ ｀ヽ: : : : : : :｀:..
.:': / _. . -‐-. . . . _ .V: : : : : : : :ヽ
/: :/'":/: : : : : /: : : : : ::V: : : : : : : : :.
/: : : : /: : : : : /ヽ: : : : : : !::: ::: ::|: : : : i 「……精霊だって土火風水だし、
/: : : : /ﾍ: :: :: ::l ´ ヽ: :: :: ::|: : : : :|､: :: ::| 四天王ったら普通はそういうもんじゃないの？
/ｉ: : : :/ ム::: ::|:| ｨ≧s｡::|: : : : :l : : ::|
i∧: ::/: i fミ ､ N i//ﾘ Y: : : : ! l: : : ! 四天王って他の人たちの属性は？」
＿ ′〉/:::: 乂i ｀ ゞ=’' |: : :: ::|/: :: ::|
i :. .': : :/:: |: : :: ::|: :: :: :|
ヽ ヽ l: : :/: : :. -‐ ､ |:: :: ::,1: :| : :|
＿r.ヽ､...」:... .!: : : : : ∧ ｌ ) .|: : ::/ !: :ｌ: : l
/:::/-‐y::ゝ::::: ヽ .|:::/::::::/ ヽ ー─ . イ l: : / i!: :ゝ: :､
「:､"ヽ 〈::::::::／::_:. |/i: : / ヽ ｡s≦-‐イ|: / | ヽ: : : ::
L ヽ 〉⌒ｰ-' ヽ:::::i !: :V 〉､ニニニl/ | | / ￣/￣ ヽ
｀ ､:::＞｡__.ノ: /{､ >､ V /二≧二ﾆﾆ| | | / i
￣∧:::::::::::::: ヽ / .ヽヽ /ニ≧==≦ﾆ:| | | ./ |
/ i:::ｰ-::::::}∧ Y ≧x/ニニニ二二/∧V /､ |
_____
´ ｀ ､
' iﾄ､{＼ ＼ r 、
ｉ{ ﾄ､ 人筏ｧ .､ ヽ ∧ V 「くっくっく。流石は我が主をいずれ打ち倒す
ｉ{ {::::.ヾ{ ,r'ゞヾー‐ ∧ V 勇者よ―――。
从圦:::::.' ,,.斗*7r ∨､______________ r‐∧ V-､
ﾏ「 r≦≫''´ﾉﾉ ∨‐ニニニニﾉ ;ｰ‐ ､ ∨ けど、四天王って最初の一人はペラペラ喋って
{{￣￣￣｀¨¨¨ﾌｰ=彡､ニニニ／ ∪ヽ ∨ 敵に塩を送るのが常なので喋る俺は空気が
´￣￣￣ ｀ く o ﾏﾑﾆﾆニ辷ｧ ､ } 読める男……」
/ / / ‘, ﾏ人______{i⌒＼ ﾆﾆ7ﾞ＼ ＞==彡＼
/ / ′ i} i}ﾑ.＼￣｀i}⌒ﾌヽ,/＼ ＼ j、､_____j__ i}
′ .′ ﾞ ; ; , ＼ j}¨´ヽ ＼ ＼ ｰ=ミ /ﾆ＼¨¨¨¨´;
,.{ ,ﾞ ,ﾞ ,ﾞ , } ‘, ＼ Ⅵ. ＼ ＼／⌒ ＼__i}
. / ; ., / , i} ヽ. Ⅵ ヽ/ /‘, /
/,..斗* ､ / / / / ; ,ﾉ Ⅵ__j}}7 ∧ }} /
(/ ＼ .' , / ,.斗*≦ー‐辷彡'{/ '' /
r' ,, -=ミ ≧s｡./___,,.斗*≦ i}＼. Ⅵi＞ .,{{ /
｣}／ ___ ｰ=ミ､￣ ﾉ'ﾆﾑ”"'' ｰⅥi ＞ .,__/
{「 ／／ ----=‘,==ｰ‐''^“ ／ニニﾑ__ Ⅶ
{i､/ / ∠三三三ﾆ} ／｀ヽﾆﾆニﾑ””"'''Ⅶ
. 乂 { /´￣￣ ｀ヽ ﾉ ／_______i}‐ニニﾑ Ⅷ
＞'7 }' ／''￣￣￣i}‐ニニ‐}i==‐-Ⅷ＼／⌒ヽ
,:ﾞ ;. ／ ｣i___________j}‐ニニ7 Ⅷ ∨＼/7
／ ィﾆ／⌒ﾌ⌒＼‐ﾆニニ7__________j}___,/ Ⅵ
／ ; ﾆﾆ{i____{i X j}ﾄ､{i￣￣￣￣i「￣ .'＼/7 i}}＼
乂_／ .,:ﾞ ‐ﾆ/´￣￣｀ヽ「 ＼ _________,ｉ|___ ヽ /'＼ ヽ
ﾉ ／ ,ﾞ .V / /圦 X,ｲ｀''＜ ／ ｧ7 / ヽ Ⅵ≧s､
{ ／} .,ﾞ ;. ′ / / ／ ＼ ｣} X /”'／⌒X´ Ⅵ}イ
>'二; ;ﾊ { ' .,ﾞ´ニニ‐i}＞ ., {i／ ／ j}／ｰｧ====r≦ ,,{i
/'⌒7{__／ { ; 辷==彡ﾞニニニ‐i} ／⌒X ／‐=={i. ‐={i ''´ 乂
. /ニ‐ }ﾆﾆ乂ノ 7ニニニニニﾆﾆi} ＞' ／ i}／乂＿__廴__,,.斗*≦´
/ﾆ‐ ‐ニ/ ‐ニニニニﾆﾆ＞''´ ⌒X ／ Y ／
3963 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:12:43 ID:OlE26wik
. . ./ ／: / . : : :／ }: : / : : : : : : : |
. /: :/ . . . . . . ..／:..:// . : : :／ ﾞ , / /:. :. :.|: : : : /
: . /: :/: : : : : : : ／: : :.// : . : : :／ ﾞ:, / . /: : : : :|: : : /
: /: :/: :/.: .: .:／: : : : // : ／ ／ ヾ､.. / : :/: : : : : :|: : /
/: :/: :/.: .:／: : : ／.// : : . . . ／ ／______ ::::::::＼/ . : : : : : : : : : : :|: /
: :/: :/ :／: : : ／ //: : : : : : :. :.／ ｘ芍うrト==ミ､ :::: / . : . : ／ : : : : : : : |/
:/: :/／: .:.:.／ .//: : : : : :. :.／ 乂_｀¨´ ｝Vﾍ/ . : . : ／|: : : : : : : : : :l
: :./: : : :.／ ..// : : : : : :／ ＿,,,.......... /: . : : . : ／￢.|: : : : : : : : : ′
二=-.／ //: : : : :.／ ＼:::::::ﾆ=‐ ''' /: : : : : : rｔァミ、: |: : : : : : : : ′
二二二=- //: : : :.／ ./i / : : : : : : :/､~ ノ^: :.|: : : : : : : /
-=二二二=- : ／ /:i:i ./:i / : : : : : : :／::::::/: :. :.|: : : : : : / 「雷、雷、電、雷―――だ」
-=二二二=- /:ｉ:ｉ:ｉ /:ｉ:ｉ /: : :. :. :.／ {:::::/: :..／|: : : : : /
-=二二二=- /:ｉ:ｉ:i /: : : : :／ ｜/:.:／ ..|: : : : /
-=二二二=-:i. /.:. .:..／ ｌｌｌｌ｛ ／ |: : : /
-=二二二=-__ /: : ／ ∨, |: : /
-=二二二=-__ :::::::..... ∨ |: /
-=二二二=-__ ::::::::::... ___彡 |/
-=二二二=-__｛￣
-= = ､: ヽ ＿＿
_ . . -ｧ:ヽ: i: : : : : : ヽ¨: : :...
´￣..:'／''"´￣￣ ｀ヽ: : : : : : :｀:.. て
.:': / _. . -‐-. . . . _ .V: : : : : : : :ヽ そ
/: :/'":/: : : : : /: : : : : ::V: : : : : : : : :.
/: : : : /: : : : : /ヽ: : : : : : !::: ::: ::|: : : : i
/: : : : /ﾍ: :: :: ::l ´ ヽ: :: :: ::|: : : : :|､: :: ::|
/ｉ: : : :/ ム::: ::|:| ｨ≧s｡::|: : : : :l : : ::|
i∧: ::/: i fミ ､ N i//ﾘ Y: : : : ! l: : : !
＿ ′〉/:::: 乂i ｀ ゞ=’' |: : :: ::|/: :: ::| 「被り方ァ！！」
i :. .': : :/:: |: : :: ::|: :: :: :|
ヽ ヽ l: : :/: : :. -‐ ､ u |:: :: ::,1: :| : :|
＿r.ヽ､...」:... .!: : : : : ∧ ｌ ) .|: : ::/ !: :ｌ: : l
/:::/-‐y::ゝ::::: ヽ .|:::/::::::/ ヽ ー─ . イ l: : / i!: :ゝ: :､
「:､"ヽ 〈::::::::／::_:. |/i: : / ヽ ｡s≦-‐イ|: / | ヽ: : : ::
L ヽ 〉⌒ｰ-' ヽ:::::i !: :V 〉､ニニニl/ | | / ￣/￣ ヽ
｀ ､:::＞｡__.ノ: /{､ >､ V /二≧二ﾆﾆ| | | / i
￣∧:::::::::::::: ヽ / .ヽヽ /ニ≧==≦ﾆ:| | | ./ |
/ i:::ｰ-::::::}∧ Y ≧x/ニニニ二二/∧V /､ |
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
もはや３人組にパチもんが１人混ざっているレベルである。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
▼なお、待機期間中の事について言い出す人
【1D10:3】
１～３．“君”
４～６．おねえちゃん
７～９．雷の男
１０．奥様
▼気楽さとガチ度
←気楽 【1D100:49】 ガチ→
3965 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:20:06 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
ともあれ、待機依頼という事はその間は日雇いの仕事もできない。
そして、今から獲物を探すということは、見つからない可能性もある。
待機させるだけさせられて、結局適度な相手がおらず依頼そのものが立ち消えるようでは“君”達の丸損だ。
その辺り、どうなるのか。
“君”は雷の男にその質問をぶつけ、雷の男は小さく頷く。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
-‐ ￣ ‐-
／ ＼
/ ! ヽ 、
/ ! ヽ '，
,i ＼ | ` 、 '， 「軍などが金食い虫である理由だな。
/.i / .＼. .|_二ﾆ‐-、 | '， 兵士は維持するのにカネがかかる。
/ ! / ー ＼ k ｯーｧ |＼ ! '，
', !. i. --‐'" l＼ i ヾ￣ ! i. ｿ 冒険者もそう。待機させておくだけでも
', i | /| ＼ i. ! / 生活費くらいは渡さねばならない。
',! .! ! !. ＿ ` /! .|/
i | , ‐=≦￣ ￣≧=- !l ! 剣奴もそう。水薬を与えてまで闘技に出る
! |‐´ ! !l! ` 、 サイクルを縮めていたやり方から、
ｯ‐=≦ ﾘ i ! !. ＼ コスト対効果重視のやり方に変えて
'， i ! / 休息日を多く取っても、生活費はかかる」
'， i ! /
'， i ! /
'， i ! /
'， i ! /
'，. i ! /
ゝ_ i ! /
-‐ﾆ=‐- _＿!. _＿ ，-=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- ヽ ヽ ￣￣ -=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- -‐ ヽ -=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- .＿ -‐ -‐''
. _ -‐ﾆ=-‐― .＿ -‐
. 斥ゝ ＿ -‐
| 'V ∧
!. V ∧
|. V ∧
!. V ∧
. |. V ∧
. |. V ∧
-=== ミ
／ ､ ＼
／ ′ ＼ ＼
/ / { i ＼ ヽ
/ ′ ∧ | ＼ ',
// / / ', |、 '.
〈 i , ＿ _ ＼ ! ＼ ! }
Ⅵ 癶._Qィ ＼ K_Q,＼ , i /
f´| / ｀ "' /! ＼､ Ⅵ |Y 「一両日中に話し合いを終えて見繕ってくるので、
乂!| } {i:i! ＼ !|! iﾉ 前金で１人銀貨５枚。
. ||圦从＿__ヽｪ_'＿___从!ハ |
┌=|!￣｢￣ 「￣￣￣￣￣￣ Ⅵ=┐ 依頼が発生したらその依頼は１人頭１５枚。
Ⅴ i ＿!＿＿ ｰ==彡Ⅴ
Ⅵ≧=一 ⌒￣￣ Ⅳ 一両日中に目的の獲物が定まらなかったならば依頼破棄。
. r‐ ‐ﾐ Ⅶ } | ｰ=ﾆ=一 i{ これで如何か」
. | || | ‐ﾐ ＼! ! 八
r || | | ﾄ､ ーz=ﾆ二 ＼
zz=i ||＿|| _| | | ≧=‐- ｚ --‐=≦ / ＼
|__|| || | | |=- ｰ‐==ﾆニ二 //
| ⅱ__ⅱ Lｉ | ‐=ﾆ二二 彡'
| } ／ ) ￣￣
Ⅵ __ |／ヽ／
Ⅶ´￣￣У´ ／ ／ -==ﾆ二ﾆ=‐-
“君”：【1D100:68】 高いほどしたたか 低いほど真面目
3966 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 09:20:28 ID:i1CYYgwY
四天王……
「じゃーん、闘技場について説明するわ」
「もーっと私に頼っていいのよ」
「魔術師様は大丈夫。だって、私が傍にいるんだから！」
「沈んだ敵も、出来れば助けたいのです」
3967 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:23:03 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
それは恐らく１日分の生活費のつもりだろうが。
今日の内に捕獲対象が確定し、依頼が与えられても貰えるのか？
“君”の確認に対し、雷の男は頷いた。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
-=== ミ
／ ､ ＼
／ ′ ＼ ＼
/ / { i ＼ ヽ
/ ′ ∧ | ＼ ',
// / / ', |、 '.
〈 i , ＿ _ ＼ ! ＼ ! }
Ⅵ 癶._Qィ ＼ K_Q,＼ , i /
f´| / ｀ "' /! ＼､ Ⅵ |Y 「構わん。取っておいてくれ。
乂!| } {i:i! ＼ !|! iﾉ
. ||圦从＿__ヽｪ_'＿___从!ハ | あと―――」
┌=|!￣｢￣ 「￣￣￣￣￣￣ Ⅵ=┐
Ⅴ i ＿!＿＿ ｰ==彡Ⅴ
Ⅵ≧=一 ⌒￣￣ Ⅳ 【1D10:3】
. r‐ ‐ﾐ Ⅶ } | ｰ=ﾆ=一 i{
. | || | ‐ﾐ ＼! ! 八
r || | | ﾄ､ ーz=ﾆ二 ＼
zz=i ||＿|| _| | | ≧=‐- ｚ --‐=≦ / ＼
|__|| || | | |=- ｰ‐==ﾆニ二 //
| ⅱ__ⅱ Lｉ | ‐=ﾆ二二 彡'
| } ／ ) ￣￣
Ⅵ __ |／ヽ／
Ⅶ´￣￣У´ ／ ／ -==ﾆ二ﾆ=‐-
１～３．いい空気
４～６．善意
７～９．評価
１０．熱烈歓迎
3968 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:25:33 ID:OlE26wik
. . ./ ／: / . : : :／ }: : / : : : : : : : |
. /: :/ . . . . . . ..／:..:// . : : :／ ﾞ , / /:. :. :.|: : : : /
: . /: :/: : : : : : : ／: : :.// : . : : :／ ﾞ:, / . /: : : : :|: : : /
: /: :/: :/.: .: .:／: : : : // : ／ ／ ヾ､.. / : :/: : : : : :|: : /
/: :/: :/.: .:／: : : ／.// : : . . . ／ ／______ ::::::::＼/ . : : : : : : : : : : :|: /
: :/: :/ :／: : : ／ //: : : : : : :. :.／ ｘ芍うrト==ミ､ :::: / . : . : ／ : : : : : : : |/
:/: :/／: .:.:.／ .//: : : : : :. :.／ 乂_｀¨´ ｝Vﾍ/ . : . : ／|: : : : : : : : : :l
: :./: : : :.／ ..// : : : : : :／ ＿,,,.......... /: . : : . : ／￢.|: : : : : : : : : ′
二=-.／ //: : : : :.／ ＼:::::::ﾆ=‐ ''' /: : : : : : rｔァミ、: |: : : : : : : : ′
二二二=- //: : : :.／ ./i / : : : : : : :/､~ ノ^: :.|: : : : : : : /
-=二二二=- : ／ /:i:i ./:i / : : : : : : :／::::::/: :. :.|: : : : : : /
-=二二二=- /:ｉ:ｉ:ｉ /:ｉ:ｉ /: : :. :. :.／ {:::::/: :..／|: : : : : / 「―――出来れば四天王メダル的な物を
-=二二二=- /:ｉ:ｉ:i /: : : : :／ ｜/:.:／ ..|: : : : / 作っておきたかったんだが。
-=二二二=-:i. /.:. .:..／ ｌｌｌｌ｛ ／ |: : : /
-=二二二=-__ /: : ／ ∨, |: : / すまないな、それは用意できなかった。
-=二二二=-__ :::::::..... ∨ |: / こう……『まさか貴様、あの雷の男の！？』
-=二二二=-__ ::::::::::... ___彡 |/ みたいな効果を発揮するやつ」
-=二二二=-__｛￣
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
べつにいいです。
“君”は『そんなー』などと言っている雷の男を置いて席を立った。
これ以上のやり取りはギルドを通して正規の依頼として行われるべきだろう―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
3969 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:30:17 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
‐ ､ -‐-,,、
`Ｖ' ﾆ >、
ｌ‐ ､／ ＼
/./''t ヽ
,..--こ ﾞｰ 、 ＼
／ '､..-┐ ヽ、 、
i ／ │ ソ 二ﾆﾆ=‐-｝
ﾉ ＼ ／ ／ -ﾆ二 〈 ＿＿
＼ .／ ／ ﾞ ヽ i -‐‐ ゛'ー-＿
丿 ／ ゛''‐ｲ. ＜ ´ ＿ -― ￣
. / ／ ー ＞ ,イ ,イ _ ....... _
￣ / ｀ヽ ＾''''ｰ- 冫 イ , ',.．"::::::::::::::::::::::::^ ー- 、
ｌ ヽ ヽ ,ｲ ,イ. ,' :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ｰ
. 人. .`ー‐. ﾉ. ,イ ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `ｰ ､
丨. 、 ､ / ｲ ,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾆ ￣
! ｀¨¨ ヽ /ノ ,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
| ＼ ノ .ｲ . -―'''''"⌒ﾞ'''' ー-- :::::::::::::::::::::::/
| .,．- ¨ ´ ノ" ゛''‐ ､:::::::│
ゝｌ. ヽ ,イ 〃 ''ｰ!
l, ‐"¨冫-=ﾆ二 | //
l ヽ / / .／/
! ソ / ,.イ／
│ / / _ , イ ,.／
￤/ ./ _. イー―イ
｛/ _ｒ ､ /＞ - ＿ . - ＜
彳＼ ＼./ Ｖ//'、
.. /＼ ,ﾞ-＜l! Ｖ//'、
. i |////! Ｖ//'、
|＾ｰ--!////! Ｖ//'、
| i////i Ｖ//'、
'、. !////! Ｖ//'、
▼依頼の経緯は―――
１～３．一両日以内に
４～６．次の日の朝に
７～９．ちょっとややこしいことになった
１０．待たせたな。だが、これが無きゃ始まらないだろう？（雷の男メダル授与）
【安価 下】
１D１０
3970 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 09:31:57 ID:XMuMV8T2
【1D10:5】
3964 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 09:19:09 ID:4qMJatAL
雷と電でどう違うんだ・・・
3971 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 09:33:16 ID:duVDIhqE
>>3964
「これが雷」「これが電」「これが若葉」「これが文月」
3973 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 09:38:52 ID:4qMJatAL
>>3971
ぜんぶ同じじゃないですか！
3972 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 09:35:03 ID:i1CYYgwY
10ｗｗｗｗｗｗｗｗ
3975 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:40:14 ID:OlE26wik
>>3972
１日待たせて、街の鍛冶屋で「ハリーハリー！」とそれっぽいメダルを作らせるアドルフさんというアホ極まりない光景が見れた
3974 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:39:30 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
一連の事情をギルドに伝え、依頼を受けるだろう経緯含めて説明が終わった辺りで“君”達は解放された。
雷の男はギルド職員と話をしたり、街の闘技場へと向かったり、ともあれ適切な対象を見繕いにかかるようだ。
“君”、相棒、そして商人の奥方は、揃って商会へと戻ってきた。
“君”達の拠点はそこの厩だが。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
＿ ＿
| ￣￣''ｰ‐ｰ- ! ｀`'=t-､.__ ヽ､__| | | | | ヽ. . . . .＼ ＼
| ｜ `‐ 二`ｰ- ．__ ｀`￢- ．」 ヽ. . . . ヽ ヽ
| ｜ T￢- ．_"'''‐ｰ-､＿ ヽ. . . . .、 ヽ
| ｜ ,|: : : : : : :｀''ｰ‐--､二`‐ｰ-､.__ ＼. . . ヽ ヽ
| ｜ ,|: : : : : : : : : : : : : : :｀''ｰ‐--､二`ｰ- ．_ ヽ. . . .ヽ ヽ
| ｜ ,|: : : ____＿＿----一――l ｀`￢--､二‐‐-､.__ ＼. . . . 、 ヽ
| ｜ f´"~￣: ::!: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : ｀`.┬-､二＝= ､_＿＿_ ヽ. . . .＼ ' ､
| ｜ ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .| ｜..__ヽ. . . . .ヽ､ ` ､
| ｜ ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .｜ ├ｰ-二|. . . . . . ' ､ ＼
| ｜ ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .｜ ｜ !. . . . . . . . ` ､ ┐
l ├ ､ _ !: : : : : : :!: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .｜ ｜ !. . . . . . . . . . .ヽ !
｜ ! ヽ ｀`‐- ．_ !: : : : : : :!: : : : : : : : : : : : :,|---＿＿: : : : : : : :| .| ｜ !―~~￣~~~￣￣
｜ ! ', 丿|‐ｰ--- ┤￣ ''ｰ‐ --- ＿!. .∧,,∧ ｰ --.| .| | .!
':'`'`',:'':'..,:'':'`'`',:'':'`',ゝ ヽ ,' | .| .| /ο ・ )ﾐ | !.___＿＿＿＿＿| .|
'`',:'':'`'.,:'':'`'`',:'':'`',.,:'':'`'`',:'':'`',.,.' ! | .|. / ノ lﾐ ,,..-‐-.| ! ＼ ／ | .｜
.',:'':'`,:'':'`'`',:'':'`.,.,:'':'`'`',:'':'`','`',':'`:', | |-------------|-.(o_o,ｲ―ヽ――‐! | ＼ .／. ｜ .｜
.'':' ,:'':'`'`',:'':'`.,.,:'':'`'`','':'`.,"'`',',,"'`.', | |二二二二| |二二二二| 仆'''''''⌒ | | .Ｘ. ｜ .｜
／}
/ | ＞ ´ ￣￣ ` ＜ .}｀ヽ
{ 乂.ィ ､ .ノ }
／', ／ ｀ヽ /
/ ∨ V
, / / ', i
/ / ′ i } ', ｜ 「す、すいません。私のせいで……」
, / i ﾙ.ﾊ ! i |
__i＿_/イ ,ｨf==ミ', | 从ﾊ | !
-=≦ ----ハ 《 （_） ヽ! / ｨf=ミ､ ｜ .!＿
.＞-- ,----| ＼{ j／ (_) }}ヽj .| ￣｀ ーｧ
, | | , / , |rvニニﾆ彡
./ | ﾄ. u ∠.ィ !', し）
/ / | | ＼ （ __ ｖ イ | | ｀¨
／ r ⌒ ー..j/ !ﾉ ≧=- =≦ Y⌒:i !_
／ /乂 ノ ', | |､ /只ヽ } ノ| N ）ミ､
∠ ／ i///Y .八 .! ＼／/＿ヽ＼/､⌒! /⌒Y///＼
/ , }///乂 ＼{／ー {_ひ__} , - ＼}／ _ノ'////,∧
./ / j///ﾊノ⌒ . | | ､ヽ. ＿）//////}
/ / , /////,乂 i | ￣ ｀ ＜//////,＼
∠ / ////////（⌒ } } : . . . :' 、/////,ヽ
Y .///////////|// ｀ヽ:i ヽ//////}
.| .{///////////〃 ', ',-､'///
.| V/////////（ { ', __} /￣}
.! ＼////////} Y 乙 : _ﾉ乙} イ
八 ＼//////{ { ＾⌒ヽ i _ノ⌒i 从 V
＼ハ .{￣￣￣ ', ヽ{ /:. ﾉ⌒i /. ヽ
} ーr―― ゝ ｀¨⌒ ー.ｲ:::::',_ノ´{ ｲ, Y
./ , |≧。 ＿＿ ＝三=- ＿ -=≦{. ', ',
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __ 「え、いやいや。それどころか割の良い依頼に
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ 当たることができてラッキーでしょ？
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ 馬小屋に泊まるんだから、依頼発生しないで
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉 立ち消えてもちょっと儲け出るよこれ」
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ |
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::|
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
おそらくは騒ぎにしてしまった迷惑料もあるのだろう。
雷の男の内心について“君”はそう推測した。
しかし、待機しているように言われた上で、どこに来れば連絡が付くか伝えた上での銀貨５枚だ。
臨時収入だからと遊び歩くわけにはいかない。
ペコペコ頭を下げながら商会の屋敷へ戻っていく奥方を見送りながら、“君”は厩へと足を踏み入れる。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
3977 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:42:00 ID:OlE26wik
__..-------..__ 丶
..::''":::::::::::::::＿:ヽ:::::｀丶、 i.
／:／::::::_;;‐''゛;;:-::｀:::ヽ-::::::＼ ﾊ
/:::/::::::／::::／::::::::::::::::::::i::::::::::::ヽ /::}
i::::;':::::;:':::::／:::::::::::::::::::::::::::i:ゝ=─':::ノ
l:::::::::/::::::::::::::;''::::::::::＞─--=_::::￣::::i
l:::::::/:::::::::::::/::::::::／ ｀ヽ::::i::!
i::::::::/::/::::::/:::::／ |::::l::|
i:::::_;i:::/::::::/:::::/-─==､r─-ﾆ.__ |:::l:::!
/／/i:::i:::::::i:::::/:::::::::;::'／!::::::::::７T''ヽ!::l::l
/:i {//!::i:::::::i::::∧¨ﾃ=ｭ､ |:::::::/:/__ﾚ'|ﾉ::i!::i
/:ノ/;ﾆl:::i:::::::::::/ ヒソ !::::/i:/ｿ/:::::::::i ::i
'／>〈 、!:i{:::::::::/ xxxx /／ '' ´/::::::::::;' ｌ:i 「……依頼中だから。
／ヾﾆﾆヽ |:| }::::::L. ＼ ´ "/::::/|::/ !;
,/ ／∨ニi i! }:::::|ニ==＞_ -'フ''ﾌ＜// i:/ i; えっちぃのは無しだよ？」
,;:/ ' `ﾆﾆii !::ﾊ!=ﾆ／)'"／／ /:::/,'∨' i;
／::i i三i/:/,'｀７ ／／ ／'ﾆ⊃/ | /
__,,.'::´ｨ:| i }ﾆ''/ l ./ ' ' /´〈::::i ! '
￣ /:::::/:::i | iﾆﾆi l .i 二ﾆ⊃ !､
/::::::i::::::} !'ﾆﾆi l l ／ l iﾆヽ !::ヽ
＞'''i::::::::|:::::i i u /ﾆﾆi l / ／ii l iﾆﾆ', i:::::i ヽ
／ |:::::::::l:::::| i , 'ニﾆ! l/ /´ ll (＼ﾆﾆi|:::::::i :ヽ
/ /|::::::::::i::::| ! iニニl / / | ll ⊂ニヽ､}:::::::iノ::}
/ iニi:::::::::};::|、| |ニﾆl/ / | ll⊂ニ'' -､ヽ:::|／
/ i三}:::::::::ﾊ::i', | !ニ/ /! ! ll⊂ニ'' -､ i::|＼
, |三!::::::::;' ';!ﾞﾞ| i/ / ll ' .}}⊂二''ヽ、 !:l
| !ﾆ,'/|:::/ ヽ| / / ii ノゝ､_ ∥..／ ヽ ノ::;'
| ∨ﾆ|:/ | ,/ /,,,⊥- ´／ ￣{' !:/
| 、 ヾﾆ''ﾆi、 ___| /／__､‐''゛', ゝ、 ノ:/
. | ヽ=､__＞=三=zz{ /='''¨ ||＼ i ￣ :/
! ,,《 ｀¨¨T''ゝ-‐ ′ .|| ＼ | /
| // ヾ i i || ヾ＼
| ／ ' ｀i､ i i. || i三｀ヽ、
. | // ｀i､ i i. || i三三ﾊ
|、 '/ ｀i､ i i ｣| ｊ三ﾆ三i
＼i i ｀i､ 厂¨｢￣￣ _,,-ニi',ﾆﾆ三}
ヽ､ ヾ'i u 'i_,イ ',＿,,,,,-=ﾆニ二二!辷_ツ
三／Y i ___--! ∨二二二二二ﾆiﾆi
／二二=-__ ﾄ----─=ﾆ二ﾆﾆ| ∨二ニニニニﾆiﾆi
二二二二二=-!二二二二二ﾆﾆ| ∨二ニニニニﾆi=i
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
後ろからついてきた彼女が、そのような事を言いだした。
……そんなつもりは―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
１～３．あった
４～６．なかった
７～９．呼びに来られて見られたらどうすんだ（恐怖）
１０．熱烈歓迎
【1D10:7】
3981 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:51:50 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
―――待機するように言われたから、言われた通り待機をしていて。
依頼が決まったと雷の男が来た時に見られたらどうするのか。
“君”はその時に上手く言い繕う自信はなかった。人は誰しも心にバネを飼っているわけではないし、そうだとしても
限度があろう。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
__..-------..__ 丶
..::''":::::::::::::::＿:ヽ:::::｀丶、 i.
／:／::::::_;;‐''゛;;:-::｀:::ヽ-::::::＼ ﾊ
/:::/::::::／::::／::::::::::::::::::::i::::::::::::ヽ /::}
i::::;':::::;:':::::／:::::::::::::::::::::::::::i:ゝ=─':::ノ
l:::::::::/::::::::::::::;''::::::::::＞─--=_::::￣::::i
l:::::::/:::::::::::::/::::::::／ ｀ヽ::::i::!
i::::::::/::/::::::/:::::／ |::::l::|
i:::::_;i:::/::::::/:::::/-─==､r─-ﾆ.__ |:::l:::!
/／/i:::i:::::::i:::::/:::::::::;::'／!::::::::::７T''ヽ!::l::l
/:i {//!::i:::::::i::::∧¨ﾃ=ｭ､ |:::::::/:/__ﾚ'|ﾉ::i!::i 「あ、う、うん。そっか、そうだよね。
/:ノ/;ﾆl:::i:::::::::::/ ヒソ !::::/i:/ｿ/:::::::::i ::i ………あー………駄目だ」
'／>〈 、!:i{:::::::::/ xxxx /／ '' ´/::::::::::;' ｌ:i
／ヾﾆﾆヽ |:| }::::::L. ＼ ´ "/::::/|::/ !;
,/ ／∨ニi i! }:::::|ニ==＞_ -'フ''ﾌ＜// i:/ i;
,;:/ ' `ﾆﾆii !::ﾊ!=ﾆ／)'"／／ /:::/,'∨' i;
／::i i三i/:/,'｀７ ／／ ／'ﾆ⊃/ | /
__,,.'::´ｨ:| i }ﾆ''/ l ./ ' ' /´〈::::i ! '
￣ /:::::/:::i | iﾆﾆi l .i 二ﾆ⊃ !､
/::::::i::::::} !'ﾆﾆi l l ／ l iﾆヽ !::ヽ
＞'''i::::::::|:::::i i u /ﾆﾆi l / ／ii l iﾆﾆ', i:::::i ヽ
／ |:::::::::l:::::| i , 'ニﾆ! l/ /´ ll (＼ﾆﾆi|:::::::i :ヽ
/ /|::::::::::i::::| ! iニニl / / | ll ⊂ニヽ､}:::::::iノ::}
/ iニi:::::::::};::|、| |ニﾆl/ / | ll⊂ニ'' -､ヽ:::|／
/ i三}:::::::::ﾊ::i', | !ニ/ /! ! ll⊂ニ'' -､ i::|＼
, |三!::::::::;' ';!ﾞﾞ| i/ / ll ' .}}⊂二''ヽ、 !:l
| !ﾆ,'/|:::/ ヽ| / / ii ノゝ､_ ∥..／ ヽ ノ::;'
| ∨ﾆ|:/ | ,/ /,,,⊥- ´／ ￣{' !:/
| 、 ヾﾆ''ﾆi、 ___| /／__､‐''゛', ゝ、 ノ:/
. | ヽ=､__＞=三=zz{ /='''¨ ||＼ i ￣ :/
! ,,《 ｀¨¨T''ゝ-‐ ′ .|| ＼ | /
| // ヾ i i || ヾ＼
| ／ ' ｀i､ i i. || i三｀ヽ、
. | // ｀i､ i i. || i三三ﾊ
|、 '/ ｀i､ i i ｣| ｊ三ﾆ三i
＼i i ｀i､ 厂¨｢￣￣ _,,-ニi',ﾆﾆ三}
ヽ､ ヾ'i u 'i_,イ ',＿,,,,,-=ﾆニ二二!辷_ツ
三／Y i ___--! ∨二二二二二ﾆiﾆi
／二二=-__ ﾄ----─=ﾆ二ﾆﾆ| ∨二ニニニニﾆiﾆi
二二二二二=-!二二二二二ﾆﾆ| ∨二ニニニニﾆi=i
｀ヽ、::‐....、
＞-―＼:::::::ヽ`-―- __
＞'''´￣二ニ'''‐＼::::|:::::::::::::::::::::::｀:...
／::::::＞''´::::::::::::::::::::::::ヾ!::／´::::::::::ヽ::::::::＼
／::＞／:::::::／::::::;;;;;;;;;:-､､::´＿__::::::::::::::::＼::::::ヽ
／:／／:::;:::::::/:::; -―'''''''''''―'- ､::::::＼::::::::::::::ヽ::::::::.
／／'::/::::::/::::/:／￣ ---＿ ¨''''-ヽ::::::::::::ヽ:::::::.
/:／/:::/:::::::i:::::::/ ＿＿＿ ￣ ‐ ､ ヽ ';:::::::::::::i::::::::i
. /:/ /:::/::::::::i:::::/￣＿＿＿＿_￣ ヽ ＼ i::::::::::::::i:::::::i
// ,':::;'::::::::::ｉ:::/‐7´i::::::::|::::∨::::::｀i'''‐ _ ヽ ヽ |:::::::::::::!::::::|
,'/ i::::i:::::::::::i::/-‐|-A;;_:::!:::i::∨:::::::i{::::::|､::｀ヽ ＼ |::::::::::::|:::::::|
,::' i::::i:::::::::::i:i:::::i. ∨ ';::`|ヽi､::∨::::| ';__｣＿__::::＼ヽ.|::::::::::::|:::::::| 「キミの反応が良いから、つい自分がイイ女なんじゃとか
,:' l::::i!::::::::::i:|:i:::|zzzx_';:::|';::i!:::::ヽ:::{'´';::::i ＼:::｀ヽ＼|::::::::::::|i::::::| 錯覚して自意識過剰になっちゃうなぁ。
i' |::::i|::::::::::i:|:|';:｢¨ヾiiiiﾐ';|x';i∨:::::i､', __ヽ', ヽ:::::}|::::|::::::::::::!i:::::|
| |::::||::::::::::ｉ|::| ';l {::{iiiii}::|ヾ '; ∨:::| >x=三ミﾐxi:::;i|::::|::::::::::::|::i::::| キミ、女たらしの素養あるかもよぉ？
| |:::|:|:::::::::::|:::! 乂___ノ ∨:|／i_){iiiiii}::i |/}'::::!::::::::::::!::::i:::| 反応可愛いんだもん。勘違いしちゃうよ」
. |:::|:|::::::::::::l､:',=z_ ― ヽ! 乂ゞ-'ノ '/i!:::;|::::::::::::{::::::i:::|
. |:_i:｣::::::::::::l ヽ', `ｰ｀¨´ ' /::/:|:::::::::::i:i:::::::';:i
／ ' i::::::::::::ﾄ､ : : : : : : ヽ u ／ <:::|:::::::::::|::i::::::::';i
. / ∧:::::::∧＼ 、 : : : : ／ '/:i 》|::i::::::::|::::|i::::::::'i
. | | ∧:::::::∧::|＼ ｀ ー ´ _／/:ﾉ /:|::i:::::i:::|:::::|i:::::::::'i
! .|/ ';::::::::∧{=∧ヽ _ ＜二／ / ﾞ|:::i::::::|:|:i:::::|i:::::::::::i
', | ';::::::::::',{ヾ=ゝ_｀ ｰ＿´ -;ニ<''´ .: |:::|i:::::::i|::i::::::|i:::::::::::i
∧ .! ';::::::ヽ',ニ＼ニ三ニﾆ//＾i | .: , '|:::| i:::::::|＼::::::|i::::::::::i
.i::∧ | |';::::::::i;:',ニニニニニ// i | .: //|::| i::::::::i ヽ:::|i:::::::::::i
i:/:ifゝ| | i:::::::::i';::＼ニニニﾆi i .l i.: // .|::| i::::::::i ｉ::::|i:::::::::::i
:/i:弋/r , ﾉ` i:::::::::i_';:ﾆ＼二ﾆﾆi i .::l i /∧', !:| i::::::::i !::::::|i:::::::::
/! |:::《 ゝ'／ i::::::::i､ ';.―----'ﾞ--'| i l i i i|:| ';:::::::i i::::::::::|i:::::::
. /i |:∥ヾ" i:::::::|//';.￣￣￣￣ i i fヽl |ヽ r|:| ;:::::::i/i:::::::::::|i:::::
/:i !∥ !::::::|ヽ/i::'° ヽヽゝ'i | ヾ''|:| ;::::::i､:i:::::::::::|i::::
./::i l:;' |::::::| /ヾ:. ＼_ノ i:|| i::::::i》:i:::::::::::|i::
':::i i! ｡|:::::|/ !:i |||ゝ＿__／i::::i{::::i:::::::::::|i:
:::i ! |::::l／ﾟ ｉ::i |||ニニﾆ彡|::::i::::i::::::::::::|i
:i i', : : : : : : : : : ｡-|:::iヽ ｉ::! l:||ミ二二ニ|:::|::::i:::::::::::::|
i i:ヽ : : : : : : : ｡ : |::i °!:l .,'=i|ニニニ , |::|:::::i:::::::::::::
i::::::ゝ 、: : : : ＼|/-。 ｉ:!. . . . . : /ゝ:i|‐--‐／=|:|::::::i:::::::::::::
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
姉は恥ずかしそうに、毛布を敷いた藁束にダイブして足をジタバタさせ始める。
……むしろ、そのつもりは無かったのに意識させられた“君”の方がとばっちりだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
3983 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:54:56 ID:OlE26wik
__..-------..__ 丶
..::''":::::::::::::::＿:ヽ:::::｀丶、 i.
／:／::::::_;;‐''゛;;:-::｀:::ヽ-::::::＼ ﾊ
/:::/::::::／::::／::::::::::::::::::::i::::::::::::ヽ /::}
i::::;':::::;:':::::／:::::::::::::::::::::::::::i:ゝ=─':::ノ
l:::::::::/::::::::::::::;''::::::::::＞─--=_::::￣::::i
l:::::::/:::::::::::::/::::::::／ ｀ヽ::::i::!
i::::::::/::/::::::/:::::／ |::::l::|
i:::::_;i:::/::::::/:::::/-─==､r─-ﾆ.__ |:::l:::!
/／/i:::i:::::::i:::::/:::::::::;::'／!::::::::::７T''ヽ!::l::l 「……他の娘、たらしちゃ駄目だよ？
/:i {//!::i:::::::i::::∧¨ﾃ=ｭ､ |:::::::/:/__ﾚ'|ﾉ::i!::i おねーちゃんは許しません」
/:ノ/;ﾆl:::i:::::::::::/ ヒソ !::::/i:/ｿ/:::::::::i ::i
'／>〈 、!:i{:::::::::/ xxxx /／ '' ´/::::::::::;' ｌ:i
／ヾﾆﾆヽ |:| }::::::L. ＼ ´ "/::::/|::/ !;
,/ ／∨ニi i! }:::::|ニ==＞_ -'フ''ﾌ＜// i:/ i;
,;:/ ' `ﾆﾆii !::ﾊ!=ﾆ／)'"／／ /:::/,'∨' i;
／::i i三i/:/,'｀７ ／／ ／'ﾆ⊃/ | /
__,,.'::´ｨ:| i }ﾆ''/ l ./ ' ' /´〈::::i ! '
￣ /:::::/:::i | iﾆﾆi l .i 二ﾆ⊃ !､
/::::::i::::::} !'ﾆﾆi l l ／ l iﾆヽ !::ヽ
＞'''i::::::::|:::::i i u /ﾆﾆi l / ／ii l iﾆﾆ', i:::::i ヽ
／ |:::::::::l:::::| i , 'ニﾆ! l/ /´ ll (＼ﾆﾆi|:::::::i :ヽ
/ /|::::::::::i::::| ! iニニl / / | ll ⊂ニヽ､}:::::::iノ::}
/ iニi:::::::::};::|、| |ニﾆl/ / | ll⊂ニ'' -､ヽ:::|／
/ i三}:::::::::ﾊ::i', | !ニ/ /! ! ll⊂ニ'' -､ i::|＼
, |三!::::::::;' ';!ﾞﾞ| i/ / ll ' .}}⊂二''ヽ、 !:l
| !ﾆ,'/|:::/ ヽ| / / ii ノゝ､_ ∥..／ ヽ ノ::;'
| ∨ﾆ|:/ | ,/ /,,,⊥- ´／ ￣{' !:/
| 、 ヾﾆ''ﾆi、 ___| /／__､‐''゛', ゝ、 ノ:/
. | ヽ=､__＞=三=zz{ /='''¨ ||＼ i ￣ :/
! ,,《 ｀¨¨T''ゝ-‐ ′ .|| ＼ | /
| // ヾ i i || ヾ＼
| ／ ' ｀i､ i i. || i三｀ヽ、
. | // ｀i､ i i. || i三三ﾊ
|、 '/ ｀i､ i i ｣| ｊ三ﾆ三i
＼i i ｀i､ 厂¨｢￣￣ _,,-ニi',ﾆﾆ三}
ヽ､ ヾ'i u 'i_,イ ',＿,,,,,-=ﾆニ二二!辷_ツ
三／Y i ___--! ∨二二二二二ﾆiﾆi
／二二=-__ ﾄ----─=ﾆ二ﾆﾆ| ∨二ニニニニﾆiﾆi
二二二二二=-!二二二二二ﾆﾆ| ∨二ニニニニﾆi=i
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
その言葉に返答に困った“君”は、屋敷の庭を走ってくると言いながら厩の外に出た。
……色んな意味で無自覚の天然なのが、彼女の魅力であり恐怖である。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
3984 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:56:11 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
3985 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 09:56:53 ID:OlE26wik
続きはちょっと待たれよー
3988 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 10:03:21 ID:KsLOHnQE
一旦乙ー
おねえちゃんちょっと破壊力高すぎひん？ これも姉エロ監督殿のお力か？
それとも男爵さんのカラテか……？？？
3990 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:05:38 ID:OlE26wik
>>3988
え、バネ足サバイバンの時についでに相談してた描写だから双方の技量かなぁ
3992 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 10:08:17 ID:D2Zmov4c
男爵殿とヤマモト監督…じゃなかった姉エロ監督の子か
3994 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:12:37 ID:OlE26wik
おい、どうすんだ
3995 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:13:39 ID:OlE26wik
>>3992
エロ監督「貴方の子よ、認知して！ 養育費だけ頂戴！！ そのお金で投銭するから！！」
酷いこと言い出して石斧振りかぶりだしたぞこのリヨぐだ子
3998 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 10:16:22 ID:zquH5Ktu
それがミルク代になるんだね！
3999 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:17:38 ID:OlE26wik
>>3998
すずすずが尊死した時のお香典とかになる可能性も……………
4000 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:25:22 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
＿ ＿
| ￣￣''ｰ‐ｰ- ! ｀`'=t-､.__ ヽ､__| | | | | ヽ. . . . .＼ ＼
| ｜ `‐ 二`ｰ- ．__ ｀`￢- ．」 ヽ. . . . ヽ ヽ
| ｜ T￢- ．_"'''‐ｰ-､＿ ヽ. . . . .、 ヽ
| ｜ ,|: : : : : : :｀''ｰ‐--､二`‐ｰ-､.__ ＼. . . ヽ ヽ
| ｜ ,|: : : : : : : : : : : : : : :｀''ｰ‐--､二`ｰ- ．_ ヽ. . . .ヽ ヽ
| ｜ ,|: : : ____＿＿----一――l ｀`￢--､二‐‐-､.__ ＼. . . . 、 ヽ
| ｜ f´"~￣: ::!: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : ｀`.┬-､二＝= ､_＿＿_ ヽ. . . .＼ ' ､
| ｜ ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .| ｜..__ヽ. . . . .ヽ､ ` ､
| ｜ ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .｜ ├ｰ-二|. . . . . . ' ､ ＼
| ｜ ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .｜ ｜ !. . . . . . . . ` ､ ┐
l ├ ､ _ !: : : : : : :!: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .｜ ｜ !. . . . . . . . . . .ヽ !
｜ ! ヽ ｀`‐- ．_ !: : : : : : :!: : : : : : : : : : : : :,|---＿＿: : : : : : : :| .| ｜ !―~~￣~~~￣￣
｜ ! ', 丿|‐ｰ--- ┤￣ ''ｰ‐ --- ＿!. .∧,,∧ ｰ --.| .| | .!
':'`'`',:'':'..,:'':'`'`',:'':'`',ゝ ヽ ,' | .| .| /ο ・ )ﾐ | !.___＿＿＿＿＿| .|
'`',:'':'`'.,:'':'`'`',:'':'`',.,:'':'`'`',:'':'`',.,.' ! | .|. / ノ lﾐ ,,..-‐-.| ! ＼ ／ | .｜
.',:'':'`,:'':'`'`',:'':'`.,.,:'':'`'`',:'':'`','`',':'`:', | |-------------|-.(o_o,ｲ―ヽ――‐! | ＼ .／. ｜ .｜
.'':' ,:'':'`'`',:'':'`.,.,:'':'`'`','':'`.,"'`',',,"'`.', | |二二二二| |二二二二| 仆'''''''⌒ | | .Ｘ. ｜ .｜
_____
´ ｀ ､
' iﾄ､{＼ ＼ r 、
ｉ{ ﾄ､ 人筏ｧ .､ ヽ ∧ V
ｉ{ {::::.ヾ{ ,r'ゞヾー‐ ∧ V
从圦:::::.' ,,.斗*7r ∨､______________ r‐∧ V-､
ﾏ「 r≦≫''´ﾉﾉ ∨‐ニニニニﾉ ;ｰ‐ ､ ∨ 「待たせたな、いずれ我が主を討つ者よ。
{{￣￣￣｀¨¨¨ﾌｰ=彡､ニニニ／ ∪ヽ ∨ ククク、我が主に相応しい極上の贄が
´￣￣￣ ｀ く o ﾏﾑﾆﾆニ辷ｧ ､ } 見つかったぞ……」
/ / / ‘, ﾏ人______{i⌒＼ ﾆﾆ7ﾞ＼ ＞==彡＼
/ / ′ i} i}ﾑ.＼￣｀i}⌒ﾌヽ,/＼ ＼ j、､_____j__ i}
′ .′ ﾞ ; ; , ＼ j}¨´ヽ ＼ ＼ ｰ=ミ /ﾆ＼¨¨¨¨´;
,.{ ,ﾞ ,ﾞ ,ﾞ , } ‘, ＼ Ⅵ. ＼ ＼／⌒ ＼__i}
. / ; ., / , i} ヽ. Ⅵ ヽ/ /‘, /
/,..斗* ､ / / / / ; ,ﾉ Ⅵ__j}}7 ∧ }} /
(/ ＼ .' , / ,.斗*≦ー‐辷彡'{/ '' /
r' ,, -=ミ ≧s｡./___,,.斗*≦ i}＼. Ⅵi＞ .,{{ /
｣}／ ___ ｰ=ミ､￣ ﾉ'ﾆﾑ”"'' ｰⅥi ＞ .,__/
{「 ／／ ----=‘,==ｰ‐''^“ ／ニニﾑ__ Ⅶ
{i､/ / ∠三三三ﾆ} ／｀ヽﾆﾆニﾑ””"'''Ⅶ
. 乂 { /´￣￣ ｀ヽ ﾉ ／_______i}‐ニニﾑ Ⅷ
＞'7 }' ／''￣￣￣i}‐ニニ‐}i==‐-Ⅷ＼／⌒ヽ
,:ﾞ ;. ／ ｣i___________j}‐ニニ7 Ⅷ ∨＼/7
／ ィﾆ／⌒ﾌ⌒＼‐ﾆニニ7__________j}___,/ Ⅵ
／ ; ﾆﾆ{i____{i X j}ﾄ､{i￣￣￣￣i「￣ .'＼/7 i}}＼
乂_／ .,:ﾞ ‐ﾆ/´￣￣｀ヽ「 ＼ _________,ｉ|___ ヽ /'＼ ヽ
ﾉ ／ ,ﾞ .V / /圦 X,ｲ｀''＜ ／ ｧ7 / ヽ Ⅵ≧s､
{ ／} .,ﾞ ;. ′ / / ／ ＼ ｣} X /”'／⌒X´ Ⅵ}イ
>'二; ;ﾊ { ' .,ﾞ´ニニ‐i}＞ ., {i／ ／ j}／ｰｧ====r≦ ,,{i
/'⌒7{__／ { ; 辷==彡ﾞニニニ‐i} ／⌒X ／‐=={i. ‐={i ''´ 乂
. /ニ‐ }ﾆﾆ乂ノ 7ニニニニニﾆﾆi} ＞' ／ i}／乂＿__廴__,,.斗*≦´
/ﾆ‐ ‐ニ/ ‐ニニニニﾆﾆ＞''´ ⌒X ／ Y ／
. /‐ ‐ﾆ/ ‐ニニﾆ ＞''”ヽ,ィ7 i}／ 《／
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
―――翌朝。雷の男が厩舎を訪ねてきた。
横には事情説明と依頼受諾の確認ということで、新人のギルド職員も居る。
何度かギルドで見た顔だ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
,.....:::::::::￣￣:::::::::......､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::,::://///////////ヽ､:,::::::::.
/:::::::/-'´::::::::l::::::::::::::::::::::::::｀ヽl:::::::::::.
,::::::::/:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::.
l:::::::,:::::::,:::::::::::::!::::::::::::|::::::l::::::::::::::l::::::::::::,
|::::::|::::::/:::::::,:::ﾊ::::::::::::!::::::!::::::::::::::l::::::::::::l
|::::::|:::::,:::::::ｲ:/ l:::::::::ﾊ::::∧::::::::::::l::::::::::::!
|::::::|::::|__/__!' l::::::ﾘ l::/ l:l_,.､::::|:::::::::::| 「えぇと、すいません。
|::::::|::::|:/ ￣ !:::/ l/｀￣! ヽ|::::::|::::! それなりに緊急性もある依頼でして……」
|::::::|::::|ｨtｵﾃ,ｫ- l,/ -tｵテオﾘ:::::|::::|
|::::::|::::| 弋z(ｿ |}..===.{{ 弋z(ｿ ,|::::::,:::.∨
j::::::|::::|======┘ , └=====彳|::::,:::{ ::',
/.::::::|::::|:. u ﾊ,::::,':::l...::::',
i:::::l::::|::::|ﾊ､ , ‐ - ,.ｲ .i:::,'::! :::::::::;
|:::::l::::|::::|ｿ. ＞,､ ｨ. ´ /::ｲ:::::::::::::/
.. ゞ::l::::|::::|) r- ､｀_ー_´-‐ｫ /::;ハ:::::::／
(::::::|::::|::::| | Y ! /:::/ 〈:::::.ヽ
)::::|::::|::::|ヽ,.- ' | ./:::/ /::::::::.）
ﾍ:::,.ﾍ.|::::|´, -――‐- v -―/:イ _ ｀ヽ､_:::ノ
. ,r '´. ,::::! ､///////∧////////>/ ￣｀ヽ
. / ,::l ∨////// l//////／ l ',
.. / ､! ＼////ハ////// ,' l
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
どうやら、ギルドの思惑と魔術師側の意図が一致したらしい。
彼女が言うには、こうだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4005 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:36:03 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
下水道掃除は“君”達もやっていたように、白磁級冒険者の定番依頼だ。
しかし、より等級が上がっても下水道掃除を頻繁に受けていた冒険者が居た。
最初は『この街のため』という理由に納得していたギルドと周囲だが、どうにもおかしいと勘の良いものが気付き始めた。
それというのもこの冒険者、依頼をこなして帰ってくる駆け出し相手に、入ってすぐの下水道で“出待ち”して、
疲れて戻ってきた駆け出しを不意打ちしては、装備と巨大鼠討伐の証拠を頂くという事を繰り返していたのだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
__
ノﾉ ）Y /}
( ゝxY⌒'Y'' ,ノ 〈 (. ／'
＼、 rx ''代_V,,ﾉ}x _,ノ ｲ j／ /
＼ ノ{i;iｲ弋｀Y´rｲ Y{ / 乂{) γ
＼ / {州 ハ ノ lV{ 〉/ ﾊ )､
_) 〉ｘ{ ,ﾉ｛ ﾉﾉ γ 人 ゝ 〈 ハ
f⌒ / 从 (^ ^)／｀ヽ 乂 γ⌒)jノ (
乂'イ 丈Vh `Y (vﾍﾉ{ )rﾐ /}} _ﾉ ,ノ-=x
γ rｲｧ" Vﾐ⌒l⌒》 ﾉノ^' ' j ﾉ ( Λ＼㍉
＿＿ ／ﾐ-く_ﾉ }ﾍV个V"´}( ｛ﾆ《勹}州il》 .〉'
. ,.ィﾁ幵幵幵≫ ﾉ､ r'" _,. 《／ﾐ 人〃ﾉxｨ ﾏ｝.//州∥/
.. ,ｲ幵幵幵幵ﾃ( 〈 rv="´ ／ノ^''ﾐ〈ilili〉彡ｲﾊ 〈/(o=イ￣〉
/幵ｧ'¨'守幵幵幵} _,.ィァ｢},.ア / ;f ノ{ ∨/'' { | {ｨﾍ ﾍ州77
. /幵( { (幵幵))=r=彡''"´ ﾉノ/ ／ﾊ¨''ﾐ{ x 人l ﾏ_ノ} 刈/
￣ ㍉ィﾍ(厄(¨´ 〈 〈 / }!⌒Y ＼j. jﾉﾉﾃj
_,ﾉ弌r彡ｲ ＼}, ／l＼｛¨７∨. /f彡''
)幵幵(ﾍ(＿,ｨ} Λ〈Λ〉 }∨ / { ｛/
丈幵幵幵幵,′ } 〈lｉl〉V^∨ 乂
j幵幵ｧ' / jミVィ{ 〉
ｨﾁhv辻少", ' 八f^^Y〉 ,ｲ
´"''ｰ==-‐'''" 〈ハ∨,ｲ ,'ｲ
};∨ { ,/!
rｖ {( ＼(}∨ {,/{/ /／
＼ 乂＼ｖﾉ( /( ／ ｛
＞'''"´ ＞～ミ ( しノ( ( ノ乂 ノ ´"ヽ ≫
,,.. ＜ ＜ -＝-ミ ノ
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
一度疑問を持たれたら、後は芋づる式だ。
下水道で待ち伏せしていた男は、新人を装って変装した他の一党に返り討ちにされた。
現行犯、かつ正当防衛。我欲を満たすために、実質的な新人潰しで楽して稼いでいた馬鹿は、当然ながらギルドの
怒りによって投入された冒険者によって潰されたと、そういうわけだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4011 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:42:55 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
しかし―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
,.....:::::::::￣￣:::::::::......､
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／:::::,::://///////////ヽ､:,::::::::.
/:::::::/-'´::::::::l::::::::::::::::::::::::::｀ヽl:::::::::::.
,::::::::/:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::.
l:::::::,:::::::,:::::::::::::!::::::::::::|::::::l::::::::::::::l::::::::::::,
|::::::|::::::/:::::::,:::ﾊ::::::::::::!::::::!::::::::::::::l::::::::::::l
|::::::|:::::,:::::::ｲ:/ l:::::::::ﾊ::::∧::::::::::::l::::::::::::!
|::::::|::::|__/__!' l::::::ﾘ l::/ l:l_,.､::::|:::::::::::| 「丁度そこで、血の匂いにつられて大黒蟲や粘菌が来たので、
|::::::|::::|:/ ￣ !:::/ l/｀￣! ヽ|::::::|::::! 依頼を受けた一党は死亡を確認しただけで、遺体の回収までは
|::::::|::::|ｨtｵﾃ,ｫ- l,/ -tｵテオﾘ:::::|::::| 行わずに撤退してきました。
|::::::|::::| 弋z(ｿ |}..===.{{ 弋z(ｿ ,|::::::,:::.∨
j::::::|::::|======┘ , └=====彳|::::,:::{ ::', が、最近になってその男が“また”出たという報告があり―――
/.::::::|::::|:. u ﾊ,::::,':::l...::::', ただし、待ち伏せのようなことはせず、下水道を徘徊して、
i:::::l::::|::::|ﾊ､ , ‐ - ,.ｲ .i:::,'::! :::::::::; 目につく相手に襲い掛かっていると」
|:::::l::::|::::|ｿ. ＞,､ ｨ. ´ /::ｲ:::::::::::::/
.. ゞ::l::::|::::|) r- ､｀_ー_´-‐ｫ /::;ハ:::::::／
(::::::|::::|::::| | Y ! /:::/ 〈:::::.ヽ
)::::|::::|::::|ヽ,.- ' | ./:::/ /::::::::.）
ﾍ:::,.ﾍ.|::::|´, -――‐- v -―/:イ _ ｀ヽ､_:::ノ
. ,r '´. ,::::! ､///////∧////////>/ ￣｀ヽ
. / ,::l ∨////// l//////／ l ',
.. / ､! ＼////ハ////// ,' l
. ／ ﾞ'≪
/ / / ＼
/ ./ /|
. ｢ ∨∧ | 〈,i| ／| | 「動甲冑（リビングメイル）という奴だな。
} }〕iト | i| ／xﾃｧ /j/ アンデッドの一種だ。
ノ / 〕iト ｉ|／从 /／〈 倒すことは出来るが、鎧を破壊しない限りは
≫==- / 〕iト 〈,_┌´≧ r ミx 時間を置いて蘇る厄介な代物でな」
,. -‐…━… ノ.／ ﾄ ＼ ＿__,／＞ ＼
≫'ﾟ _/／ ／ 乂__ ＼ __彡⌒ ／ く／⌒ ＼
__ -=二二二圦___／ ｰ=- ゝ ＿≧=- ／/ く/ ｉ ﾞ'≪
／⌒ ≪-=ﾆく > 丶＼＼-‐…‐-== _ ＿ノ＼ ＜/ｉ:＼ ゝ´＼ 人}'/}
ﾟ'≪-= ≫==彡 ／ ＼ 〉i:i:i:i:＼ 〕iト .,彡
ヽ／i:＼＿＿彡'ﾞ ＼ 〉i:i:i:i:i∧ /＿__/
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:ｉ:ｉ＼ __彡 ＼i:i:i:i∧ ＼
. Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/／⌒〈＼ ⌒ Ⅵ; へ＼
Ⅵi:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／-ﾆニニ〈i:＼ ＼ ー≠- Ⅵ /i:i:i:i:＼
辷==彡'ﾟ ﾞ'≪-=ﾆﾆ二〈ｉ:ｉ＼ Ⅵ ﾉ⌒丶i:i:＼
-=ﾆニニ〈i:ｉ:ｉ:〕ト .,_〕ﾆﾆ==- -=ミｘ { ＼i:i:
￣ Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:≫'ﾟ⌒＼ {
Ⅵi:i:i:i:ｉ:ｉ:├‐=彡⌒ :{
}i:i:i:i:i:i:i:i:i| ／ :{
-‐ ￣ ‐-
／ ＼
/ ! ヽ 、 「だが、逆に言えばだ。
/ ! ヽ '， 鎧が壊れない限り、再利用可能。
,i ＼ | ` 、 '，
/.i / .＼. .|_二ﾆ‐-、 | '， ……こうとも考えられる」
/ ! / ー ＼ k ｯーｧ |＼ ! '，
', !. i. --‐'" l＼ i ヾ￣ ! i. ｿ
', i | /| ＼ i. ! /
',! .! ! !. ＿ ` /! .|/
i | , ‐=≦￣ ￣≧=- !l !
! |‐´ ! !l! ` 、
ｯ‐=≦ ﾘ i ! !. ＼
'， i ! /
'， i ! /
'， i ! /
'， i ! /
'， i ! /
'，. i ! /
ゝ_ i ! /
-‐ﾆ=‐- _＿!. _＿ ，-=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- ヽ ヽ ￣￣ -=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- -‐ ヽ -=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- .＿ -‐ -‐''
. _ -‐ﾆ=-‐― .＿ -‐
. 斥ゝ ＿ -‐
| 'V ∧
!. V ∧
|. V ∧
┏━━━━━━━━━━┓
┃ システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 実際、『動甲冑』の説明に「鎧を壊さねば時間を置いて復活する」と書かれています。
┃ 食料いらねぇ！ 再利用可能！ わぁこれ最高じゃね！？（雷の男感）
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
4017 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:47:38 ID:OlE26wik
／ ＼
. / / ＼
/ / } ＼
′ / } }i ＼
| /| ／:} }i. ∨ 丶
|: / :| ／ :} }i ＼ ∨ } 「これが生前に善行を積んだ冒険者の成れの果てなどなら、
| /ｘ=|ﾊ/＝ミ } / ＼ ∨ / 敬意を表して祓ってやるものだが。
.＾＼| / ヽ r^笊ｧ_ ﾊ}／ 圦_ 丶 Y
{i⌒|: / ~＾~＾~ 〃ｨf_ｧ>〉 } ……やっていたことが、やっていたことだ。
∧.（| / {=-｀＾~ / ∨ 少しばかり、残業して罪を償ってもらおう」
.. ∧_|: / ﾄ {ﾆ=- / /
. ______| /＿_____|i:i＼,､＿＿__／-/i;} / 从
.. ￣￣| /￣￣￣￣￣￣￣| |￣￣|i￣￣￣￣ 〉 （⌒Y
. j / | | |ｉ /ー=( }
| | |i / 乂_ノ
| | |i __/＿＿＿＿＿＿______
| | |i |＼
| | |i | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣
| | |i | |
〉〉 〉 | |
// ′ | |
＼ // | | |
⌒≧=- _ | | | | |
≧==- | | | | |
. .:.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::／､.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::.:.＼:::::::::::::::::::::.＼::::::::::::.
.:.:.:.:.:.:.,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::／ ＼:.:.:.r ､ :.:.::.:.:.:.:.:.:::.ヽ::::::::::.:.:.:.:.:::.＼::::::.
.:.:.: ／,.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::: -‐ ´ , i:.:.:l ｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.::::.ヽ:.:
.:／／ _:_:_:_;::::::-ｧ'''´,.-＝=.､ , i { :.:.:!ヽ_ ､_,＞＝=-:､:.:::.､::: ｉ:.:.:.:.:.:.＼i.:
:／´.::::::::::::::::::.::/ ''´ ｀¨´´＾ }..:.i ｀ヽ､:.:.:::::ヽ:!.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
. :::::::::::::゜.:.:.:.:.:.ハ ,..-=＝ミ､ /.:./ ,..-=＝ミ､ ｀ヽ､:::::ｌ＼:.:.:.:.:.:.:. 「し、死を糧にする火吹き山の魔術師ならではと
::::::: :.:.:.:.:.:.:..:.: {::::i 〃´ ,...-..､ ｀ /／ '´ ,...-..､ ヽ l∧::|::⊂つ､:.:.: 言いますか……」
::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ｏ::::::}_.《 {::::ｩ:::} r:､′ ,::ｭ {::::ｩ:::} 》 |;ｨﾍ|::::::.:.:.:.:.＼
.:.:.:.:.:.:.:.:.:⊂⊃:r‐{:{ とつゞ=='っ ヾヽ.__/.:/とつゞ==''-=っ／.:'::::j､::::::::.:.:.:.:.:
. .ｉ :.:.:.:.:.:.::::::::::{ ,ゞz､＿＿＿__,..ノ::;r― ､ヽ､＿＿＿__,／.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::::.:.:.:.､
: .l:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::.V.:::l｀ー――――´ ' ｀ｰ―――‐/.:.:.:.:./i;.:.:.:.:.:.: ＼::.:.:.
. : :.:.:.:.:.:.::::::::::::/.:.:::| /.:.:.:// ,.:.:.:.:.:.:.:/.:::.＼::
.:.:.､:.:.:.:.:.::::::::::;.:.:.:.:/:. r-､__,. -‐-､ ,.:.:.:.:i;/ /.:.:.:.:.:.:/.:::::::::::.＼
::::. ヽ:.:.:.:.::::::::ｉ.:.:.:/.::人 ー―‐ -‐' i:.:.:.:.{／.:.:.:.::／.:::::::::::::::::
: : ::,.:.:.:.:.:.:.:::::|.:.:.: :::{:::::.＼ ､:.:.:.i:.:.:.:.:／.::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::ヽ:.:.:.::!.:.:.ｉ:::::::::::::::::＞..､ .. ＜〉､:|:.:／.::::::::::::::::::::::::::::
:::::: ´￣＼.:.＼{ :::::::::::::::::::::,:ｲ}≧ ､＿_... -＜ /.:.:.:X::::::{::::::::::::::::::::::::::::
..´ : . ＼::.ヽ_ヽ´￣´{二二ヽ ,f¨¨二二二/.:.／､ ヽ:_:_:_:_:_:_:_:_::::::::::
: . ｀￣/i:i:ｉ三三ミz､ヽ: Y : /´＿__,.ｨ彡´｀ヾ,｀.:::――――｀::::::
. : : : /i:i:ｉ/ ヾ:ヽr:k／i:i:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:ｉ:ヽ ＞.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
＿＿ : : {i:i:ｉﾍ ,..-ｧ:―=i:i:i{i:ｉ{:i:i:i<￣｀ヽ;／.::::::, -‐ｧ'ｱ ￣￣￣￣
＜i:i:i:ｉ:ｉ:三三ﾆ==Vi:i:ｉ｀ｰ'i:i:ｉ:i:ｉ彡' ｀´ヾｉ:ｉ:ヽ___/ :.::::／:､:、/:/. : : :
:::.､｀¨´ / :/＼i:i:ｉ＞''^´ー- ＼:i:i:ｉ:ｉ:::::::/i:i:ｉ/:ｉ.ヽ'. :/. : -､
:.｀ヾ:.､' {: :{ ｀´ ｀ー|::::::i;彡ヘi:i:ｉムi: : : :, ´: : :
. ／ ﾞ'≪
/ / / ＼
/ ./ /|
. ｢ ∨∧ | 〈,i| ／| | 「クックック、我が主ならばあの程度のもの、
} }〕iト | i| ／xﾃｧ /j/ ひゃくおくまん体くらい生み出せるがな……」
ノ / 〕iト ｉ|／从 /／〈
≫==- / 〕iト 〈,_┌´≧ r ミx
,. -‐…━… ノ.／ ﾄ ＼ ＿__,／＞ ＼
≫'ﾟ _/／ ／ 乂__ ＼ __彡⌒ ／ く／⌒ ＼
__ -=二二二圦___／ ｰ=- ゝ ＿≧=- ／/ く/ ｉ ﾞ'≪
／⌒ ≪-=ﾆく > 丶＼＼-‐…‐-== _ ＿ノ＼ ＜/ｉ:＼ ゝ´＼ 人}'/}
ﾟ'≪-= ≫==彡 ／ ＼ 〉i:i:i:i:＼ 〕iト .,彡
ヽ／i:＼＿＿彡'ﾞ ＼ 〉i:i:i:i:i∧ /＿__/
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:ｉ:ｉ＼ __彡 ＼i:i:i:i∧ ＼
. Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/／⌒〈＼ ⌒ Ⅵ; へ＼
Ⅵi:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／-ﾆニニ〈i:＼ ＼ ー≠- Ⅵ /i:i:i:i:＼
辷==彡'ﾟ ﾞ'≪-=ﾆﾆ二〈ｉ:ｉ＼ Ⅵ ﾉ⌒丶i:i:＼
-=ﾆニニ〈i:ｉ:ｉ:〕ト .,_〕ﾆﾆ==- -=ミｘ { ＼i:i:
￣ Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:≫'ﾟ⌒＼ {
Ⅵi:i:i:i:ｉ:ｉ:├‐=彡⌒ :{
}i:i:i:i:i:i:i:i:i| ／ :{
4022 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:52:10 ID:OlE26wik
. . ./ ／: / . : : :／ }: : / : : : : : : : |
. /: :/ . . . . . . ..／:..:// . : : :／ ﾞ , / /:. :. :.|: : : : /
: . /: :/: : : : : : : ／: : :.// : . : : :／ ﾞ:, / . /: : : : :|: : : /
: /: :/: :/.: .: .:／: : : : // : ／ ／ ヾ､.. / : :/: : : : : :|: : /
/: :/: :/.: .:／: : : ／.// : : . . . ／ ／______ ::::::::＼/ . : : : : : : : : : : :|: /
: :/: :/ :／: : : ／ //: : : : : : :. :.／ ｘ芍うrト==ミ､ :::: / . : . : ／ : : : : : : : |/
:/: :/／: .:.:.／ .//: : : : : :. :.／ 乂_｀¨´ ｝Vﾍ/ . : . : ／|: : : : : : : : : :l
: :./: : : :.／ ..// : : : : : :／ ＿,,,.......... /: . : : . : ／￢.|: : : : : : : : : ′
二=-.／ //: : : : :.／ ＼:::::::ﾆ=‐ ''' /: : : : : : rｔァミ、: |: : : : : : : : ′
二二二=- //: : : :.／ ./i / : : : : : : :/､~ ノ^: :.|: : : : : : : / 「まぁ、街中の闘技場に置いておくわけにも
-=二二二=- : ／ /:i:i ./:i / : : : : : : :／::::::/: :. :.|: : : : : : / いかないだろうし、狙いは被らん。
-=二二二=- /:ｉ:ｉ:ｉ /:ｉ:ｉ /: : :. :. :.／ {:::::/: :..／|: : : : : /
-=二二二=- /:ｉ:ｉ:i /: : : : :／ ｜/:.:／ ..|: : : : / ギルドとしても迷惑な存在だから、
-=二二二=-:i. /.:. .:..／ ｌｌｌｌ｛ ／ |: : : / 白磁級に被害が行く前に討伐したい。
-=二二二=-__ /: : ／ ∨, |: : /
-=二二二=-__ :::::::..... ∨ |: / こちらとしては、アラ便利。
-=二二二=-__ ::::::::::... ___彡 |/ 事情が揃ったわけだが―――」
-=二二二=-__｛￣
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
どうやら居場所もある程度特定できているらしい。
最初に“君”達が依頼を受けたときのように、ならず者や邪教団、最悪は小鬼などが下水に入り込む、或いは
どこかから下水へ侵入してそこから出てくるという事を避けるため、街の中の数箇所にある下水道の出入り口には
いずれも鍵がかけられている。
内部で更に、区画ごとに鉄扉に区切られている。
“君”達は今は白磁級が入らないように規制されている区画に入り、その動甲冑を倒して持ってくれば良いという
ことらしい。
魔獣・動物の類ならば、殺さないような手加減も必要だったものだ。
それが必要にならないというのは有り難い。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
▼なお、怪物知識判定（目標値１３）
“君”：【2D6:7(2+5)】＋５
姉：【2D6:8(6+2)】＋６
4027 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 10:56:04 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
どういうものかは分かったが、具体的にどの程度の強さなのか。
倒せない相手を倒しに行けと言われても、“君”としても困る。
“君”がそう言うと、雷の男ではなく横の姉貴分が元気よく声をあげた。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
＿_ __,,,,,,,,,,,,,__
／_;;;=--=:::::::::::::::::::｀ヽ
/／／::::::(＼── ､:::::::::::＼
/ //:i::::::⊂ﾆ''ー--f三ﾐzzzx⊥-､,,,__
/ i/::/:::::i__ ⊂二二{／>､三三三i ヽ:＼二ﾆ-
i::::i::::::::|_-‐_ィと二(／三彡=ミ三:| |三ﾆ＼三二Y
.!:::i|::::::::|／i__|_!::::::::|'´|ヽ|ヽ::://// /三三三三三!
|::;l:|::::::::|:|´|ヽ{';ヽ:::::| ,ｨ示=|:〈/// /三彡三三ﾆ/
|::|::|:::::::::|ｨ''f示ﾐ ＼i ∨;ｿ |:::∨{ |ﾆ／!三三三{ 「んっふふ。そういうとこはヌケてるなぁ、キミは！
,|:|:::i:::::::∧ﾞ乂_ｿ xxx|:i::::iゝイﾆ ＼三ﾆ/| 大丈夫、真っ向勝負になるなら多分負けない。
/:::!:|:::|';::::::::ヽxxx ` , /i::::::i i三ﾆ---'ﾆ/ アタシ達なら相性も良いしね。
:::::::';!:i::ヽ:';:::::::＼. ` ´,／|:i|:::::::i ＼三三／
::::::::::'{::::::ヽ､::::::::ヽ三ﾆ=<三ﾚ |::i::::i, ／ アンデッドには癒やしの奇跡がよく効きます、っと」
::::::::/:::::／ ＼::::::'i＼三三ﾆ| ,i::{＼ヽ´
:::::/::／￣｀ヽ ヽ::::iヽヽ三三|ｉ_';!＼｀ヽ､
::/::i' ＼ ヽ| ﾉﾉ三彡i' ｀ｰ┴ 、
/::::! i＼ ヽ´￣｀ヽヽi__ ヽ
::::::| , |i ゝ､__) ￣７＼ i
:::::::! i ﾉLi| ' ヽヽ /
:r=i| /‐': ￣ ---∠: : ;／
:}三ﾐ=--=彡|: : : : : . . . . .／ﾉγ´
':三三三三/|: ヽ、: : . . . : : : ; :''´／
＼三三三/:::i: : :｀ - ＿_ - ´: :／
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ 「問題はそれよりも―――」
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// ! １～３．道中
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ //// ４～６．戦利品の行方
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ | ７～９．罪人とはいえ度を過ぎて死者を
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::| 酷使するのは
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::| １０．熱烈歓迎
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::! 【1D10:9】
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
4031 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:01:26 ID:OlE26wik
／
〈: { ＿
ヽ:.､ _／: : : : :"'＜
＿＿ ／: ＞'" "＜: : : :＼
|‐‐､ /: : / -──＼: :: ::＼─
|‐‐ .': ::|/／: : : : :＼: :: ::＼: :: ::V ./ /＼
‐‐ |: : |/: :: :: ::＼| /＼::: ::::V: : :V / ﾊ 「……そういうエゲつない真似してた罪人のアンデッドって
.‐‐:|: : |: ::ﾄ : :: :: ::＼VんミY|: : : |ヽ L乂 言ってもさ。
‐‐|: : |: ::K≧=── 乂ｿ /|}:: :::|Vﾊ V }＞､｀Y 死んだら生命と死の循環に戻るもの。
‐.|: :∧: :V乂ｿ , 「 : : |: V} Lー＜`ー それを乱して酷使続けるなら、それはそれで別の問題に
∧: : :＼:ゝ _ ' .:'|: : :/: と二二ヽ Y ヽ なりかねないと思うんだけど？」
Vﾍ: : : :|＞＞ ＿／ } |::::/ヽ: | ー ハ
/:. ＼::|V＼ 〈≧=≦ ./イ /: :! 乂＿ 」
.:': :: :. ＼Y 〉───〈 YY´￣ ヽ } ‐‐‐
／: : : : ::ヽ ｡s≦ニニニニニニ{∧ ＼ .‐‐‐ |
.／: :: :: :: :: ::／=───────‐＼ ー＜＞ 〉 ‐‐‐‐|
.:': : : : :／: : : {//| / | ∧ ￣ ＼ ‐‐‐‐ |
/: : : ::／: : :: :: ::V/L |/ ∧ ─ ／‐‐ヽ‐‐‐‐‐|
./: : : |/:: :: :: :: ::＞'" | | /"'＜///＼/ ＼i‐‐‐‐‐{‐‐‐‐‐へ
/: : : : |＞── ヽ. | -=ﾆ / "＜./ ‐‐‐‐乂.‐／─‐>
: : : : : | } | 〈 ＼ 〉 ‐／─‐／
|::: ::＼| 人＿| | _〉＿＿ヽ／ヽ ／─‐／
ヽ:::: ::::＼ }≧=┬──┬─ =≦ﾆ{ V＼ .／─‐／
── 〈二ニ:|ー二ﾆ:|ニニニ二{ V/ ＼／─‐／
／＼二|≧=─ !ニニﾆ＞.乂////从 ＼／
.::ヽ ヽ| | ＞'" ／:::/人////ヽ/､
/＼:::＼/ | | ／:::／ V ＼.////∧
. ／ ﾞ'≪
/ / / ＼
/ ./ /|
. ｢ ∨∧ | 〈,i| ／| | 「まぁ、な。動甲冑は鎧が壊れるまで復活し続けるが、
} }〕iト | i| ／xﾃｧ /j/ 鎧が壊れたらそれまでだ。
ノ / 〕iト ｉ|／从 /／〈
≫==- / 〕iト 〈,_┌´≧ r ミx 変に修復や補強などして、強化暴走でもされても
,. -‐…━… ノ.／ ﾄ ＼ ＿__,／＞ ＼ 目も当てられん」
≫'ﾟ _/／ ／ 乂__ ＼ __彡⌒ ／ く／⌒ ＼
__ -=二二二圦___／ ｰ=- ゝ ＿≧=- ／/ く/ ｉ ﾞ'≪
／⌒ ≪-=ﾆく > 丶＼＼-‐…‐-== _ ＿ノ＼ ＜/ｉ:＼ ゝ´＼ 人}'/}
ﾟ'≪-= ≫==彡 ／ ＼ 〉i:i:i:i:＼ 〕iト .,彡
ヽ／i:＼＿＿彡'ﾞ ＼ 〉i:i:i:i:i∧ /＿__/
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:ｉ:ｉ＼ __彡 ＼i:i:i:i∧ ＼
. Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/／⌒〈＼ ⌒ Ⅵ; へ＼
Ⅵi:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／-ﾆニニ〈i:＼ ＼ ー≠- Ⅵ /i:i:i:i:＼
辷==彡'ﾟ ﾞ'≪-=ﾆﾆ二〈ｉ:ｉ＼ Ⅵ ﾉ⌒丶i:i:＼
-=ﾆニニ〈i:ｉ:ｉ:〕ト .,_〕ﾆﾆ==- -=ミｘ { ＼i:i:
￣ Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:≫'ﾟ⌒＼ {
Ⅵi:i:i:i:ｉ:ｉ:├‐=彡⌒ :{
}i:i:i:i:i:i:i:i:i| ／ :{
-=== ミ
／ ､ ＼
／ ′ ＼ ＼
/ / { i ＼ ヽ
/ ′ ∧ | ＼ ',
// / / ', |、 '.
〈 i , ＿ _ ＼ ! ＼ ! }
Ⅵ 癶._Qィ ＼ K_Q,＼ , i / 「鎧が壊れるまで、追加で罪を償う労役刑。
f´| / ｀ "' /! ＼､ Ⅵ |Y 壊れたならば、もはやそれはそこまでだ。
乂!| } {i:i! ＼ !|! iﾉ 素直に生命と死の循環に戻って貰う。
. ||圦从＿__ヽｪ_'＿___从!ハ |
┌=|!￣｢￣ 「￣￣￣￣￣￣ Ⅵ=┐ この辺りが妥協点だと思うが？」
Ⅴ i ＿!＿＿ ｰ==彡Ⅴ
Ⅵ≧=一 ⌒￣￣ Ⅳ
. r‐ ‐ﾐ Ⅶ } | ｰ=ﾆ=一 i{
. | || | ‐ﾐ ＼! ! 八
r || | | ﾄ､ ーz=ﾆ二 ＼
zz=i ||＿|| _| | | ≧=‐- ｚ --‐=≦ / ＼
|__|| || | | |=- ｰ‐==ﾆニ二 //
| ⅱ__ⅱ Lｉ | ‐=ﾆ二二 彡'
| } ／ ) ￣￣
Ⅵ __ |／ヽ／
Ⅶ´￣￣У´ ／ ／ -==ﾆ二ﾆ=‐-
4037 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:08:22 ID:OlE26wik
-‐ ￣ ‐-
／ ＼
/ ! ヽ 、 「なにせ、死者が現世に留まり続けるのは、
/ ! ヽ '， その死者の生前がどうこう以前に四方世界の
,i ＼ | ` 、 '， あるべき法理に背くものだ。
/.i / .＼. .|_二ﾆ‐-、 | '，
/ ! / ー ＼ k ｯーｧ |＼ ! '， だから、こちらはトドメは刺さないが
', !. i. --‐'" l＼ i ヾ￣ ! i. ｿ 延命措置はしない。
', i | /| ＼ i. ! /
',! .! ! !. ＿ ` /! .|/ そして、実利の話として、食事や世話役が不要で
i | , ‐=≦￣ ￣≧=- !l ! 再利用可能な怪物というのは非常に有り難い。
! |‐´ ! !l! ` 、
ｯ‐=≦ ﾘ i ! !. ＼ そこに掛けるべきだったリソースや資金を、
'， i ! / 剣奴や下働きの環境の方に回せるからな。
'， i ! /
'， i ! / ……どうだ？ 実利と倫理のバランスとしては、
'， i ! / 落とし所の一つだと思うが」
'， i ! /
'，. i ! /
ゝ_ i ! /
-‐ﾆ=‐- _＿!. _＿ ，-=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- ヽ ヽ ￣￣ -=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- -‐ ヽ -=ﾆ‐-
-‐ﾆ=- .＿ -‐ -‐''
. _ -‐ﾆ=-‐― .＿ -‐
. 斥ゝ ＿ -‐
| 'V ∧
!. V ∧
|. V ∧
!. V ∧
. |. V ∧
／::: 二二二ﾆ= 、:::ヽ
/::／::::::::::::::::::::::::::::::`:::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::、::::、:::::ﾍ:::::ﾍ
/:::::::::/::l:::l:::l:::::::l:::::､ﾐ:::::V:::::::::､::::l っ
/:::::::l:::l::ﾄ::::ﾄ:::＼::＼::ヽﾍ::::l::::Nl::::::ヽ っ
.l:::/::::l:::ﾄlVノ:ヾ::: ＼ ,ミﾆｋ::l:::ﾄl::::::::::)
c |/:::l:::Vl-ｨ=-、 ` ｨ弋U:jﾘ::::::::|⌒,:::::l
ｃ l::::l;;;;;;|弋ｃｱ , ― ､( ﾋっ)lﾍ::::::l ﾉ::::ﾉへ 「ギルドの方でもその辺りは気にする意見が出まして……。
l::ﾄ::::::ﾄゝ＝' ' ,.￣,,,l/::::::Y:::::::::::::::ト 扱いについては確認を取りました」
V|/::::::l''';: ＿ :;'' |::;::::::ﾄ―-:::::::::::l-、
ノ:ヽ:::へ 、 ` イ::::::/―-- .、::::::::::l
l:::::::::::、:::t ` - '' ノ l// / .ヽ::::トﾍ
.＞(::::/ .＼＼/ ﾍｖｒ' ノ.＿ l ヽ::):)_
(:::(:::::/ /￣ヽ＿／: : :l l ﾍ:::)
>:::::::l .|: : : : (:.:.): : : : l l ﾄ、),
.(:::::::::::)、 ./ .|／/: ハ:ヽ＿/ l ｨ、::),/／
ノ::::::ノ ﾌ l /_/ l:_:|ｒ-ｒ-.､ ゝ、 / `)'::へ
＞(:::::::::ﾉ /-―.、 r-l ｌ ﾄ、--―'' ￣ ` ( l::::::::::ﾍ
／:::::::)' /:::×:::::::`.-..、 ./ l l ﾄ l ﾍ、 .l
./::::::// / l ::::::::::`^l l | ﾍUﾄ,（)ｔ､Uﾍ |
l::::::// / l ;;-、:::|_l | `'ト￣￣￣
. -: : : -. .
. .:': : : : : : : : : : : : :｀: ..
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::＼
.:': : : : :／: : : : : -─- : : : : : : : :＼
. /: : /: :/: : ／ ヽ: : : :､: :..
. .': : : : : :: ::/ ＿_ .V: : : ::､:::.
: : : !: : : ::/ . .ｧ''"´l: : : : : : : :ヽ V: : : : :､::.
|: : :|: : : /''"::/ |: : : : : : :/:/ヽ V: : : :l ＼
|: : :}: : :: :: ::/ "'' ､ﾑ: : : ::／i/ ＿N: : : : |
|: : :|: :､: : :/ ＿ i: :／ ´ .l:/:: :: ::|
.:|: : :|: : ヽ::lｉん/cヽ ´ ＿ , /: :: :: ::| 「ギルドともそれで話が付いてるなら、落とし所か。
. /ｲ::: ::|: : : iヽ弋zヲ ん/c 〉.': : : :: ::
!: : :|: : : |_ ゞ=’ /: :: :: ::/ よっし、その依頼―――」
}: : :|ﾍ: ::|: :. ' ,': /: ::／
|: : :|::::ヽ|: : ヽ ､ _ ｲ: /:イ:/
|: : :|: : : : : : :/＞｡ ＜::_: : : : ::'
ィニニ=‐ : ::/､ ＼≧ i / V: : /
／ ＼ｰ-= ≧ _ i＼ ､/ V-‐ '" ､ 【1D10:7】
.′ i 7=─=＝￣ ヽL -= ￣ ヽ＿_ヽ
.:'/ ＼〉 ''" ､
∧ ′ ＼ ヽ
i _ -=＝ニ V V
}ニニニﾆﾆi }V i
ﾉニニニニﾆ:. ∧V .'
7ニニニニニ ､ ｲV ∧ /ム
/ニニニニニ人｀ ｡＜ V ∧､ ＿_｡s≦ ／
/ニニニニニニﾆ> ￣ ｉ | ｉ Ⅷﾆﾍ
<｀ー==─三''"｡s≦ﾊ | | | Ⅷﾆﾍ
￣￣iニニニニﾆ ヽ | | | Ⅷﾆ.ﾍ
１～３．受ける
４～６．受けるか“君”に確認（←受けていい？ 【1D100:29】 受けるけどいいよね？→）
７～９．“君”は確認事項ある？
１０．熱烈歓迎
4040 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:12:00 ID:OlE26wik
_ ．-‐＝r:':／.:.:.:.:.:.:.~―‐ｰ- ､_
, -'_=-‐'"~/.:.:.(.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:''ｰ ､
, -''".:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.＼
'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.ヽ
r'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,-――‐‐--､._.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、.:.:.:.:.:.ヽ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ｀`ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.、
／.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.r' ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:t.:.:.:.:.:.:.:.:.、
r',i.:.:.:.:,'.:.:.:.:.:.:.／~￣￣￣｀`―‐--､._ 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',.:.:.:.:.:.:.:.:.',
,i' ,'.:.:.:,r'.:.:.:.:.:.ノ.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`‐ ､ !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.l
,r' /.:.:.:/.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.l―‐ ､,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:` ┐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.l 「―――キミは確認事項とかある？」
,' 丿.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.,'.:.:.:ノl.:.:.:.:l" ヽ,l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .ｌ＿.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.!
l /.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:l ｌ.:.:.:.! .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .!.:.:.:~ヽ､.:',.:.:.:.:.:.:｜.:.:.:ｌ.:.:.:.:.:.:.:j
｜l.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:l ,' ￣ヾ､.ヽ ｌ.:.:.:.:.:.:, '" |.:.:.ｌ': ,.:.ヽ}.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:｜
.!.:.:../l.:.:!.:.:.:.:l.:.:.:| ' ,'佗 ヽ l.:.:.:.:,/ '⌒" ｌ.:.,' ＼:|.:.:.:.:.,.:.:|.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:｜
ｌ.:.:/ 〈,l,!.:.:｜.:.:.| ｌ⊃勿| ヽ.:.:.:! -‐'''"了 ` ､ |.:.:.:.｜.:|.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.|
l.:/ ! !.:.:｜.:.:l l ',刈 ,' ｀ ' |⊃刃} } .!.:.:.:./.:.:|,.:.:.:.,!.:.:.:.:.:.:.:.ｌ
l/ ヽl,.:.:.:!ヽ:ｌ`.| ¨¨ ',亦 ,' ' /.:.:./.:.:.:.l ).:.:,'.:.:.:.ｨ.:.:.:.:',
' .ｌ.:l┤-‐'｜ ､ ¨¨ /.／.:.:.:.:.:!,'.:.:,'.:.:.:.:.l.:.:ﾄ､,!
!.:| ' ヽ /.:.:.:.:.:.:.:., '.:.:./.:.:.:!.:.:.:./ '
,' ヽ､ ` -‐ _,,イ.:.:.:.:.:.:.,r'.:.:.:/.:.:.:l.:l.:.:.:/
/ / ` ､ ., -'::ﾉ./.:.:.:.:.:/.:.:.:., '.:／ |.:.:/
l _ / !' ､_ _ ．-‐''"::::::,r' /.:.:.:.:./.:.:.:.:.:／ ' ´
.'┬--／ (._ ,'::::::::::::::::::::::::::::::r'" /.:.:.:.／_..二__
| ,/' 、', ｀`ｰ､ ,'::::::::::::::::::::::, -'" /.:.:.:ｨ‐" `ヽ
ｌr' ＼ ~ ＼ ヽ |:::::::::::_, -'" ,'.:.:'/' ',
/ ＼ ヽ |::::.r'――― - _／" / !
｜ `‐､ ヽ ~T――~"￣￣二ﾆ,' ｝
｜ ,-‐''" ＞､ =――~"´ ! !
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
彼女に問われて、“君”は２，３考える。
動甲冑、その話であれば武器を持っているはずであるが、闘技場で使用するならば武器は取り上げられない筈だ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
１～３．代わりをくれ（同価格程度の装備を）
４～６．３割買い取りではなく５割買い取りで、戦利品相当の銀貨を
７～９．それは諦めるが道中ちょっと楽したい
１０．四天王メダル欲しい……！！
【安価 下２】
１D１０
4042 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 11:12:27 ID:eF90Y99N
【1D10:7】
4045 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:18:56 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
動甲冑が装備している武器なども、この条件なら引き渡すことになるだろう。
“君”はその旨を告げた上で、それを諦めるという事は本来の報酬より低額で働くということ。
何かそちらから出来る支援はあるか。無ければ報酬を上げて欲しいと率直に告げた。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
. ／ ﾞ'≪
/ / / ＼
/ ./ /|
. ｢ ∨∧ | 〈,i| ／| | 「フッ……四天王を侮るなよ。
} }〕iト | i| ／xﾃｧ /j/ お金には限度がありますんで働きますから
ノ / 〕iト ｉ|／从 /／〈 勘弁してください……」
≫==- / 〕iト 〈,_┌´≧ r ミx
,. -‐…━… ノ.／ ﾄ ＼ ＿__,／＞ ＼
≫'ﾟ _/／ ／ 乂__ ＼ __彡⌒ ／ く／⌒ ＼
__ -=二二二圦___／ ｰ=- ゝ ＿≧=- ／/ く/ ｉ ﾞ'≪
／⌒ ≪-=ﾆく > 丶＼＼-‐…‐-== _ ＿ノ＼ ＜/ｉ:＼ ゝ´＼ 人}'/}
ﾟ'≪-= ≫==彡 ／ ＼ 〉i:i:i:i:＼ 〕iト .,彡
ヽ／i:＼＿＿彡'ﾞ ＼ 〉i:i:i:i:i∧ /＿__/
. ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:ｉ:ｉ＼ __彡 ＼i:i:i:i∧ ＼
. Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/／⌒〈＼ ⌒ Ⅵ; へ＼
Ⅵi:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／-ﾆニニ〈i:＼ ＼ ー≠- Ⅵ /i:i:i:i:＼
辷==彡'ﾟ ﾞ'≪-=ﾆﾆ二〈ｉ:ｉ＼ Ⅵ ﾉ⌒丶i:i:＼
-=ﾆニニ〈i:ｉ:ｉ:〕ト .,_〕ﾆﾆ==- -=ミｘ { ＼i:i:
￣ Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:≫'ﾟ⌒＼ {
Ⅵi:i:i:i:ｉ:ｉ:├‐=彡⌒ :{
}i:i:i:i:i:i:i:i:i| ／ :{
⌒）
-‐……‐-ミ
／:;:'::::::/-――‐-ヾ:＼
. /:::,'/:::::/-――――-ヽ::.,
.'::://:::::::i:::::::/!:::i::::::∧::::::i:::',
{:::i/:l::::::::|/|/ ∨}／ ヾ;'|::i:i
. ‘,:l::::!:::::::| о о jﾉ::! 「四天王とは……」
ｉ::::::i:::::::| ､_,､_, ﾉ::,'
|::::::::',::::|≧=‐- -‐=≦|::/
,':::::::::::ヽl'´ }::|￣||￣|::i>j/i
. /:::::::::::::::/ /:::| || |::i {:::::',
_____
´ ｀ ､
' iﾄ､{＼ ＼ r 、
ｉ{ ﾄ､ 人筏ｧ .､ ヽ ∧ V 「多忙なものだ。
ｉ{ {::::.ヾ{ ,r'ゞヾー‐ ∧ V ……動甲冑は精霊術に強いから効果が
从圦:::::.' ,,.斗*7r ∨､______________ r‐∧ V-､ 見込めないが、そちらが突入する前に
ﾏ「 r≦≫''´ﾉﾉ ∨‐ニニニニﾉ ;ｰ‐ ､ ∨ 《使役》を使って呼んだ精霊を随行させよう。
{{￣￣￣｀¨¨¨ﾌｰ=彡､ニニニ／ ∪ヽ ∨
´￣￣￣ ｀ く o ﾏﾑﾆﾆニ辷ｧ ､ } 俺自身は街の闘技場とのやりとりなどが
/ / / ‘, ﾏ人______{i⌒＼ ﾆﾆ7ﾞ＼ ＞==彡＼ まだあるが、呼び出した精霊は１時間は
/ / ′ i} i}ﾑ.＼￣｀i}⌒ﾌヽ,/＼ ＼ j、､_____j__ i} 随行してくれるし、道中の鼠や黒蟲を
′ .′ ﾞ ; ; , ＼ j}¨´ヽ ＼ ＼ ｰ=ミ /ﾆ＼¨¨¨¨´; 薙ぎ払うのには役立つはずだ」
,.{ ,ﾞ ,ﾞ ,ﾞ , } ‘, ＼ Ⅵ. ＼ ＼／⌒ ＼__i}
. / ; ., / , i} ヽ. Ⅵ ヽ/ /‘, /
/,..斗* ､ / / / / ; ,ﾉ Ⅵ__j}}7 ∧ }} /
(/ ＼ .' , / ,.斗*≦ー‐辷彡'{/ '' /
r' ,, -=ミ ≧s｡./___,,.斗*≦ i}＼. Ⅵi＞ .,{{ /
｣}／ ___ ｰ=ミ､￣ ﾉ'ﾆﾑ”"'' ｰⅥi ＞ .,__/
{「 ／／ ----=‘,==ｰ‐''^“ ／ニニﾑ__ Ⅶ
{i､/ / ∠三三三ﾆ} ／｀ヽﾆﾆニﾑ””"'''Ⅶ
. 乂 { /´￣￣ ｀ヽ ﾉ ／_______i}‐ニニﾑ Ⅷ
＞'7 }' ／''￣￣￣i}‐ニニ‐}i==‐-Ⅷ＼／⌒ヽ
,:ﾞ ;. ／ ｣i___________j}‐ニニ7 Ⅷ ∨＼/7
／ ィﾆ／⌒ﾌ⌒＼‐ﾆニニ7__________j}___,/ Ⅵ
／ ; ﾆﾆ{i____{i X j}ﾄ､{i￣￣￣￣i「￣ .'＼/7 i}}＼
乂_／ .,:ﾞ ‐ﾆ/´￣￣｀ヽ「 ＼ _________,ｉ|___ ヽ /'＼ ヽ
ﾉ ／ ,ﾞ .V / /圦 X,ｲ｀''＜ ／ ｧ7 / ヽ Ⅵ≧s､
{ ／} .,ﾞ ;. ′ / / ／ ＼ ｣} X /”'／⌒X´ Ⅵ}イ
>'二; ;ﾊ { ' .,ﾞ´ニニ‐i}＞ ., {i／ ／ j}／ｰｧ====r≦ ,,{i
/'⌒7{__／ { ; 辷==彡ﾞニニニ‐i} ／⌒X ／‐=={i. ‐={i ''´ 乂
. /ニ‐ }ﾆﾆ乂ノ 7ニニニニニﾆﾆi} ＞' ／ i}／乂＿__廴__,,.斗*≦´
/ﾆ‐ ‐ニ/ ‐ニニニニﾆﾆ＞''´ ⌒X ／ Y ／
. /‐ ‐ﾆ/ ‐ニニﾆ ＞''”ヽ,ィ7 i}／ 《／
┏━━━━━━━━━━┓
┃ システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 意訳：報酬的に一番しょっぱいですが、道中の雑魚戦を精霊が肩代わりしてくれて自動で飛ばせます。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
4048 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:20:25 ID:OlE26wik
_____
´ ｀ ､
' iﾄ､{＼ ＼ r 、
ｉ{ ﾄ､ 人筏ｧ .､ ヽ ∧ V 「これで―――勘弁してください」
ｉ{ {::::.ヾ{ ,r'ゞヾー‐ ∧ V
从圦:::::.' ,,.斗*7r ∨､______________ r‐∧ V-､
ﾏ「 r≦≫''´ﾉﾉ ∨‐ニニニニﾉ ;ｰ‐ ､ ∨
{{￣￣￣｀¨¨¨ﾌｰ=彡､ニニニ／ ∪ヽ ∨
´￣￣￣ ｀ く o ﾏﾑﾆﾆニ辷ｧ ､ }
/ / / ‘, ﾏ人______{i⌒＼ ﾆﾆ7ﾞ＼ ＞==彡＼
/ / ′ i} i}ﾑ.＼￣｀i}⌒ﾌヽ,/＼ ＼ j、､_____j__ i}
′ .′ ﾞ ; ; , ＼ j}¨´ヽ ＼ ＼ ｰ=ミ /ﾆ＼¨¨¨¨´;
,.{ ,ﾞ ,ﾞ ,ﾞ , } ‘, ＼ Ⅵ. ＼ ＼／⌒ ＼__i}
. / ; ., / , i} ヽ. Ⅵ ヽ/ /‘, /
/,..斗* ､ / / / / ; ,ﾉ Ⅵ__j}}7 ∧ }} /
(/ ＼ .' , / ,.斗*≦ー‐辷彡'{/ '' /
r' ,, -=ミ ≧s｡./___,,.斗*≦ i}＼. Ⅵi＞ .,{{ /
｣}／ ___ ｰ=ミ､￣ ﾉ'ﾆﾑ”"'' ｰⅥi ＞ .,__/
{「 ／／ ----=‘,==ｰ‐''^“ ／ニニﾑ__ Ⅶ
{i､/ / ∠三三三ﾆ} ／｀ヽﾆﾆニﾑ””"'''Ⅶ
. 乂 { /´￣￣ ｀ヽ ﾉ ／_______i}‐ニニﾑ Ⅷ
＞'7 }' ／''￣￣￣i}‐ニニ‐}i==‐-Ⅷ＼／⌒ヽ
,:ﾞ ;. ／ ｣i___________j}‐ニニ7 Ⅷ ∨＼/7
／ ィﾆ／⌒ﾌ⌒＼‐ﾆニニ7__________j}___,/ Ⅵ
／ ; ﾆﾆ{i____{i X j}ﾄ､{i￣￣￣￣i「￣ .'＼/7 i}}＼
乂_／ .,:ﾞ ‐ﾆ/´￣￣｀ヽ「 ＼ _________,ｉ|___ ヽ /'＼ ヽ
ﾉ ／ ,ﾞ .V / /圦 X,ｲ｀''＜ ／ ｧ7 / ヽ Ⅵ≧s､
{ ／} .,ﾞ ;. ′ / / ／ ＼ ｣} X /”'／⌒X´ Ⅵ}イ
>'二; ;ﾊ { ' .,ﾞ´ニニ‐i}＞ ., {i／ ／ j}／ｰｧ====r≦ ,,{i
/'⌒7{__／ { ; 辷==彡ﾞニニニ‐i} ／⌒X ／‐=={i. ‐={i ''´ 乂
. /ニ‐ }ﾆﾆ乂ノ 7ニニニニニﾆﾆi} ＞' ／ i}／乂＿__廴__,,.斗*≦´
/ﾆ‐ ‐ニ/ ‐ニニニニﾆﾆ＞''´ ⌒X ／ Y ／
. /‐ ‐ﾆ/ ‐ニニﾆ ＞''”ヽ,ィ7 i}／ 《／
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
それならば。
“君”は四天王らしい物言いを崩さずに全力で値切りにかかり、女性陣から白い目で見られている雷の男を前に、
そう頷いて交渉締結を確認したのだった―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4051 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 11:22:41 ID:duVDIhqE
金で継戦消耗分を買ったと思えば安い
4052 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 11:23:29 ID:goT7d3+u
精霊使いなのでこの四天王の雷は雷矢である可能性がちょっと上がったな
4056 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:30:40 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
__
ノﾉ ）Y /}
( ゝxY⌒'Y'' ,ノ 〈 (. ／'
＼、 rx ''代_V,,ﾉ}x _,ノ ｲ j／ /
＼ ノ{i;iｲ弋｀Y´rｲ Y{ / 乂{) γ
＼ / {州 ハ ノ lV{ 〉/ ﾊ )､
_) 〉ｘ{ ,ﾉ｛ ﾉﾉ γ 人 ゝ 〈 ハ
f⌒ / 从 (^ ^)／｀ヽ 乂 γ⌒)jノ (
乂'イ 丈Vh `Y (vﾍﾉ{ )rﾐ /}} _ﾉ ,ノ-=x
γ rｲｧ" Vﾐ⌒l⌒》 ﾉノ^' ' j ﾉ ( Λ＼㍉
＿＿ ／ﾐ-く_ﾉ }ﾍV个V"´}( ｛ﾆ《勹}州il》 .〉'
. ,.ィﾁ幵幵幵≫ ﾉ､ r'" _,. 《／ﾐ 人〃ﾉxｨ ﾏ｝.//州∥/
.. ,ｲ幵幵幵幵ﾃ( 〈 rv="´ ／ノ^''ﾐ〈ilili〉彡ｲﾊ 〈/(o=イ￣〉
/幵ｧ'¨'守幵幵幵} _,.ィァ｢},.ア / ;f ノ{ ∨/'' { | {ｨﾍ ﾍ州77
. /幵( { (幵幵))=r=彡''"´ ﾉノ/ ／ﾊ¨''ﾐ{ x 人l ﾏ_ノ} 刈/
￣ ㍉ィﾍ(厄(¨´ 〈 〈 / }!⌒Y ＼j. jﾉﾉﾃj
_,ﾉ弌r彡ｲ ＼}, ／l＼｛¨７∨. /f彡''
)幵幵(ﾍ(＿,ｨ} Λ〈Λ〉 }∨ / { ｛/
丈幵幵幵幵,′ } 〈lｉl〉V^∨ 乂
j幵幵ｧ' / jミVィ{ 〉
ｨﾁhv辻少", ' 八f^^Y〉 ,ｲ
´"''ｰ==-‐'''" 〈ハ∨,ｲ ,'ｲ
};∨ { ,/!
rｖ {( ＼(}∨ {,/{/ /／
＼ 乂＼ｖﾉ( /( ／ ｛
＞'''"´ ＞～ミ ( しノ( ( ノ乂 ノ ´"ヽ ≫
,,.. ＜ ＜ -＝-ミ ノ
┏━━━━━━━━━━┓
┃ システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 動甲冑。アンデッド系の４Lv怪物。単純物理型。
┃ 精霊術に対して耐性があり、元の装甲の厚さと盾などもあってそこそこタフだが生命力自体は高くはない。
┃
┃ データ的にはそれ以外に特筆すべき事は少ないが、設定部分にある「鎧を壊さなければ復活する」という
┃内容から、今回の敵に選ばれた。
┃ 山猫あたりにして余剰ダメージを出しすぎないように倒すというのを考えていたが、こいつならそのへんまで
┃考える必要がないというのも採用理由である。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
4060 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:39:10 ID:OlE26wik
と、大休憩ー
4065 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:43:56 ID:OlE26wik
▼依頼内容
下水道に出る動甲冑の撃破による、主に下水道掃除を受ける白磁級冒険者の安全確保。
並びに、間接的に街の衛生や安全の向上。鎧はくれ。
▼依頼者
冒険者ギルド、並びに火吹き山の魔術師
▼報酬
１人頭銀貨１５枚＋５枚（頭金・待機料）－２枚（１日待機した分の生活費）
▼備考
動甲冑から剥ぎ取れる装備は魔術師側で権利を主張するが、代わりに道中手伝ってくれる精霊さんが雑魚退治を
してくれる。
一党の安全にも、スレでシナリオを回す負担にも優しい。
4066 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:51:09 ID:OlE26wik
そういえば６／２５付のエラッタで、この２人を地獄のズンドコに叩き込みかけた仕掛け人さんの毒武器が
弱体化しておった。
4067 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 11:54:36 ID:OlE26wik
もーちょいで離席しますが、そのあとに
「メイン一党のレポ9話（筋書きのない物語）」か「この続き」かは気分でー
4130 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:13:00 ID:OlE26wik
さて、ちょっと考えたのだが。
前回が激闘も激闘だったわけだし、今回はダンジョン探索部分はサクサクで、どちらかというと人間関係系の
日常話を重視したいと思う。
4131 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:15:44 ID:OlE26wik
これで冒険達成かと思う意見もあるかもしれんが。
この２人組は１回のシナリオで経験点５００ののんびり成長PTなので許せ。
以上！
4136 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:19:51 ID:OlE26wik
で、並行して進めてたお家ルール改定ー
▼▼▼おうちルール▼▼▼（２０１９／０７／０６）
▼成長点
プレイレポ用、公開シナリオテストプレイ用などの目的で行われた単発セッションに参加した場合、今後そのキャラを
使う見込みがない場合、PL、並びにGMは手持ちの好きなキャラクターに１点の成長点を得る。
また、これは実際にレポ化、もしくはシナリオ公開を行った時点で達成されるものであり、単なる身内遊びは
その条件に入らない。
これは現在メイン一党とされているパーティーに対して適用される成長点補正であり、シナリオ作成やプレイレポなど
ゴブスレTRPGを盛り上げたいがメイン一党でも遊びたいという欲求に対し、成長点というニンジンを吊るすもので
あったが、メイン一党のシナリオからシナリオの間に時間が空くと結構な点数が入るようになってしまったので、
シナリオ間にレポ作成やシナリオ作成で得られる成長点は２点までとする。
▼経験点と成長点
まぁ普通だなーというシナリオ：基本経験点１０００点 成長点３点
高難易度や長めのシナリオ：基本経験点１５００点 成長点５点
簡易的な難易度の低いもの：基本経験点５００ 成長点２点
その他、ショートキャンペーン部分の〆など：適宜ボーナスの可能性。
▼キャラメイク
ダイスを振って出た能力値が気に入らなければ、種族固定値を使用しても良い。
あまりにも前衛後衛の適性が偏りすぎた時の対策である。
▼因果点
・痛打表への「ダイス目振り直し」適用の許可
因果点による「ダイス目振り直し」を、敵から受けた痛打表に対して適用できる。
幸運などのスキルは、痛打を受けた当人の物を適用。
例えば致命的過ぎる１の表が出たから、振り直して１D６＋１で表を再決定するというような使い方。
回避大失敗は何の救済手段も無く痛打表送りになり、そこで１を出すと高確率で死ねるという事から、事故防止用。
一方で、この因果点使用の祈念でズッこけた場合は流石に諦めろ案件。
・敵のダメージダイスに対する「ダイス目振り直し」適用
探偵さん死去の原因である、「やたらダメージダイスが走ったことによる何の理由もない事故死」対策。
幸運などのスキルは、痛打を受けた当人の物を適用。
この場合、通常の「ダイス目振り直し」による１D６への＋１補正は逆に－１補正として適用されるものとする。
同じく事故防止用の使い方。敵のダイス目に干渉できるのは、自分が受けた痛打とダメージのダイスのみ。
・命中、回避、抵抗、呪文行使などの対抗判定での因果点使用
この辺り、独自ルールというか使用タイミングの定義と解釈。
攻撃側が大成功した場合、防御側が対抗判定して失敗したものを「判定結果の１段階良化」を行っても、回避・抵抗側は
大成功を出さねば通常攻撃なら痛打送り、呪文ならば確定貫通になる事から攻撃有利ではないかという意見が出た。
よって、まず攻撃側が「敵の回避／防御／抵抗を上回る」→成功と定義し、下回ったなら失敗と定義する。
PC側は対抗判定を攻撃側防御側が双方振り終わってから因果点の使用を決定するものである。
PCが能動側であっても、まず相手との判定に成功した上で因果点を捩じ込まねば大成功にならない。
逆に防御側の場合は、相手が大成功を出してきた場合はまず「大成功効果で＋５された相手の判定値」を上回らねば
大成功によって対抗することは出来ないが、その辺りはダメージダイスや痛打表への振り直し適用によって対抗可能で
あると考える。
4137 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:28:24 ID:OlE26wik
んでは。
相談も終わったんで、ざっくり行きます。
この２人で遭ってみたい相手ー
１．少し上の階梯の冒険者一党の誰か（チームブリタニアの誰か）。
メイン一党でも遭遇する相手であり、そっちのキャラの掘り下げの意味もある。
２．メイン一党の物語で登場して、その後が描写されてないNPCとの遭遇。
今後も出てくるかはわからないがファンサービス。
３．実プレイで出たキャラのNPC再利用化。
メイン一党とは現状で関わらない、こっちの２人独自の知り合い。
【安価 下～】
３票先取 もしくは５分経過時の票数
4138 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:28:46 ID:1Ok/ncSt
２
4139 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:30:06 ID:X233xKrj
3
4140 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:30:10 ID:FApTCu+k
1
4141 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:30:16 ID:Jk1Z3qO4
２
4142 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:30:27 ID:Lt44W7RG
１
4143 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:32:00 ID:CXggOe7g
3
4145 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 14:33:37 ID:XiPoMA74
3
4144 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:32:26 ID:OlE26wik
拮抗草
4146 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:34:16 ID:OlE26wik
５分段階で互角。
>>4145がその後にですが入りましたので、３番でー
4147 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:36:48 ID:OlE26wik
ちなみに、設定はある程度踏襲しているが。
斥候剣士ちゃんがサンプルシナリオで死亡した時に一緒に死んだ子である。
再利用であるね。
4148 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:38:15 ID:OlE26wik
▼人間関係（高いほど親密。１に近いほど疎遠）
“君”：【1D100:89】
斥候剣士：【1D80:80】+20（無かったことになったとはいえ、一緒に死んだ補正）
4149 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:38:32 ID:OlE26wik
あ、ごめん。ちょっと目が疲れてるっぽい
4154 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:40:37 ID:OlE26wik
女神様、最近ダイス振る回数が少ないからって……（震え声）
4159 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:49:04 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
動甲冑討伐（そして確保）の為に、下水道へと突入する。
その前に、“君”達は準備に向かった。
相手と居場所がわかっているなら、準備することは多い。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
_,n＿00 |//,|. ヽ
└l ｎ | ,⊆.己 _,n___ |//,| ヽ
U Ｕ ｀ﾌ_厂 `l_ﾔ′ |//,|. ヽ
┌―――――――――――――..|//,|. ヽｰ┐
| |三三三三三三三三三三三三三.|//,| ヽ.|
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |//,| | |
| | |iｰi,| r 、 | |
| | |lﾆl,| | !ｌ | |
| | |Ｌ.l,| | ;!!. | |
| | |//,| |-|l. | |
| | |//,| |ｉ l.! | |
| | |//,| |.! !!. | |
| | ||l l|| | !.||. | |
| | ||l_l|| | l ||. | |
| | |//,| | | |l. | |
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿_. ＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿l＿:l＿＿＿＿[l 薬品 l]＿＿＿＿|
|:.:;,;;,;;,;;,;;,;;,;;,;;.::| | ||＿＿＿＿[l 中和剤 l]＿＿＿＿|:!! ｒｧ ｒｧ ｒｧ ﾄ､ ﾄ､ ＠ .||
|:.l:.::.::.::.::.::.::.::l::| | || ┌┐┌┐┌┐┌┐┌┐┌┐||:|| 〈:::〉〈:::〉〈:::〉 （::::）（::::） ＼.||
|:.l;;,;;,;;,;;,;;,;;,;;,;l::| | ||_（青）（青）（緑）（緑）（赤）（黒）||:||======================||
┏━━┓ |:Ｏ ;;,;;,;;,;;,;;,;;,l::| | || ┌┐┌┐┌┐┌┐┌┐┌┐||:||l=lﾆﾆl- l=lﾆﾆl- ｉ==ｉｉ==ｉｉ==i ||
┗┯┯┛ |:.l:.::.::.::.::.::.::.::l:.| | ||_（青）（青）（緑）（緑）（赤）（黒）||:||l=lﾆﾆl- l=lﾆﾆl- |＿||＿||＿l ||
＿＿ ＿ /＿＿/:| |:.l;;,;;,;;,;;,;;,;;,;;,;l::| | || ┌┐┌┐┌┐┌┐┌┐┌┐||:||======================||
三三| ＼ |＿＿_ｌ_:| |:.::.::.::.::.::.::.::.::.::| | || （青）（青）（緑）（緑）（赤）（黒）||:||.日日日日 □□□ ЦЦЦ.||
三三| ＼ ＼￣￣￣￣￣￣￣￣＼ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |::「 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼ ＼ ＼ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＼ ＼ ＼
＼ ＼ ＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿_ [iiii [iiii [iiiiii]>＿＿_ ＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼ |＼ ●~●~●~ ⑧~⑧~⑧~＼ |゜o||゜o||゜o| < a href>
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| | ＼●~●~●~ ⑧~⑧~⑧~ ＼ |＿||＿||＿| < a href>＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |「 | :|| :::n:::::n:::: n:::::n:::: n:::::n::::: |||::::ｖ:::::ｖ:::::ｖ:::::ｖ:::::ｖ:::::ｖ:::|||
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ || ＼ ||::〈=〉〈=〉〈=〉〈=〉〈=〉〈=〉:: ||| (_ﾉ (_ﾉ (_ﾉ (_ﾉ (_ﾉ (_ﾉ::|||
＼!!====================|||==================|||
＿＿＿＿＿＿ ,,..,, ,,..,, ,,..,, ＿п.пп.п__ ＿ ＿ ＿_ ＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿
|＼‐||8 ‐||8 ‐||8 ﾐ,,_ﾞﾐ ﾐ,,_ﾞﾐ ﾐ,,_ﾞﾐ ハ.ハハ.ハ. [:::C:::].[:::C:::].[:::C:::] ∩∩∩∮∮∮∮＼
| ＼‐||8 ‐||8 ‐||8 ﾐ,,_ﾞﾐ ﾐ,,_ﾞﾐ ﾐ,,_ﾞﾐ |__||__||__||__| (-＿-)(-＿-)(-＿-) ∩∩∩∩∮∮∮∮＼
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
加えて、以前にも潜った地下下水道。何が必要かはよく分かっている。
そして、“君”と姉貴分が買い物をするのは、決まってこの店だ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4160 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:55:14 ID:OlE26wik
ﾄ.__.! ./ /
ﾉ::::::|/:::..ｧ_
_ .ィヽ:::::::::,／-､:.
i:::::::::>､:::::i､.ィ'":::}
乂:::〈＿「_.)L.｡sY
＿ ＼::::::i::::::::::::::{
´ ヾ:Y ＿_ ヽヽ:::::::ィ::i!
.. -‐::i:{≦: : : : : :≧s｡. V:::ヽ::/ﾍ＼
. ..:':／''" ＿＼: : : : ヽ: ｀:. V､::::::::::ﾊ.､＼
. /イ: / ,. /: : : ::ﾄ: : ::＼: : : ::ﾍ: ::ヽ ﾄ ＼:::::::ﾍ ヽ ＼
.':/.:': /i: : : : :! x: : : V: : : ﾍ-､::. i!∧ ｀ｰ-==､ヽ ヽ
i!/: :l:/_ﾑ: : ::N ,ｨ＝xV: : : :', .i: :! |//≧s｡.＿ ＼ l
!: : ::l' .ｨ=ｘ ｀! i!: : : : i/: :ﾍ 人////////＼＼i
iﾍ: :::.'" ﾉ . -､ : : :: ::|: :: ::ﾍ V////////// ＼!
iヾ:::. _ ＜ ''" ﾑ 」:: :: ::l､: : : :／!://////////／ 「来たよーっ！ お客様だぞーっ！」
. : : ::ﾍ V .| i: : : :;' >"/二|､://///// Y
. i: : : :l: :. ｰ- ‐ }V l: : ::/ / iγ/＞ヽ///// i!
... l: : : l､: >. _ ! V: : / i V≦ニニ＼///ﾉ
.... V: ::!／ ￣寸ﾆ!./:／ ! ヽニニニニ／
. V:〈＼ }ﾆ:／V o ﾘヽ ‐=ｧ''": ヽ
.. ヾヽ ＼ i､≧ｉ V.／ o､＞｡ /ﾊ: : : : ::ヽ
. / ヽ Tヽニﾑ ｀──‐＼ ﾉ i: : : : : :ﾍ
.. r- ､i i -‐ ﾑ／ :. ￣ i : : : : : : ::i
ィ= ｨｰ=ノ!:. l/ // ＿ i .! i: : : : : : :!
i､ . へ.ノ::::',. V // ､ .: .! |: : : /: :/
l::::ｲ _ ヽ:′' .' ′ ／ ! : : :/i :/
}::::::／ ｀''):::ii V:. /／ ! i／ .l/
Y::::ゝf´ ):::i:ヽ ヽヽ i!
ヾi::::::::ｧ::/:::::.＞｡. ヽヽ ´ } |
.. ｀ T"ヾ::::::::i iﾍ :.Y ! l
| |/＼:i! ｌ ﾍ V∧ |
| | /// //∧. V∧ ! .∧
∧. V / /// ∧ V∧ ／ .l ∧
. ∧ V /＞''"￣:. V∧ ／ .／ ∧
￣￣ :i V∧ ｡＜ ヽ ∧
/: : : : : : / /: : : : : : : :/
/´￣￣｀丶､:/ /: : : : : : : :/
/ /´￣￣ ｀丶 :/
/三三ﾐﾒ､ / ＼
〈―- ､＼ ＼./ 〉―ｧ ―――ﾄｯ
／: : : :＼＼/三三三三ミメ、 / /
∠、: : : : : : :lV-―――- 、 ＼＼ / / 「―――こら。
{_: : :＼: : : : ::|ヽ／: : : : : : : :＼ ヽ/ / 聞こえています。はしゃがないの」
|: :＼: : ＼: : :V―-､: : : : : : : :〈＼｣＼/
/: : ／＼: : ヽ/_: : : :.:＼: : : : : : ヽ ＼/
/: :/ ＼/∧: :.:|: : :＼: : : :＼: : : : : :ヽ
ヽ_/ V/∧:.|: : : :./＼: : : :ヽ: : : : : :ト､
......:::::::::::::::::::‘ｰ-=|: : : ∧'/∧: : : :ヽ: : : : : : :`=ｰ- ､
::::::::::::::::::::::::::::::::::::|: : :/ V/∧: : : :丶---------ｰﾍ
: : ::::::::::::::::::::::::ー':::::::::::ヽﾆﾍ:_: : : : : : : : : : : : : :_ﾉ
: : : : : : :::::::::::::::::￣￣￣￣￣￣
....::::¨￣￣￣¨::::..... , ‐､
／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ （⌒´ ）
.／:::/::::::/:::::::::::::::::::::::＼::::::::::::＼ ／ ⌒）
/::/:/::::::/::::::::::::::::/:::/:::::::ヽ:::::::∨:ﾟ｡ ／ ｀¨´
./::/:/::::::::|:::::::::::::::/::::ハ:::::|: |:::::::::∨ﾊ
_′|:::|::::: /|:::::::::::::/|:: 〕 イ´|: |:::::::::⊥ri.､
〈iｌ| : |:::|:::`ﾄ､L＞‐┘ ¨ ｀V:::|::::::〔ilil/ﾊi;＼ 「貴方も成人して、立派な淑女なのですからね！
L| :∧:!¨´xzz､ xzz｡､.｀|::::::::∨|il|∧/ そもそも昔から貴方という子は―――」
j|::|:::::| 〃oふ o:ふヾ.|::::::|::|: |il|::::.
./ｉ|::|:|: |ﾟ｡ 之ｿ 之_ﾝ j/::::://-.jil|_:::::.
.ilil|::N:::|:::{ , /::/ｲ/::| /il| ｀ヽ}
.|ｉｌ|::|/＼圦 f⌒ヽ /イｲ::::://,ｨ/ ＼_
.Lﾊ:| |:|:::＞｡ 廴 _ﾉ イ/::::::/|〔 07 }＼―-､ 【２人の旧友／街の雑貨屋／交易戦士】
⊥f从. !ﾉ:::::::/ { ≧=≦ /{::::::::|/ ,o｀ /: :/: : : : ＼
.／: : {: :＼ |:::::::/| ＼r/{＼ｧ / .|:::::: |（｀¨´）､＿／.:／:＞:': : : : ＼
/: : : : :＼_:_:¨|:::::::|｣}＼〈〈､{_,. 〉ｱノ! :::: |. ｀¨´ﾄ､Y:ーく:／: : : : : : : : : ﾟ｡
/|: : :∧:_:_: : : :/:::::/ﾚﾍ 0｀¨¨¨¨´0 人::::::| /}:}:廴:／: : : : : : : : : : : : }
.{: : : : : : : : ＼:.|::::::|∨ ＞ __ ＜ }::::| ///:/}〈: : : : : : : : : : : : : /
. 《＼: : : : : : : : : |::::::|人 |::::| ／//:/:/ ＼: : : : : : : : :.／
て会z｡:_:_:_:_:.人::::| ゝ｡. |::/´└く/;ｲ ﾏえェュェ≦＾
∨＾＾＾＾＾´/ ヽ! _{（ﾟ.o〕ト｡ -=≦.从.（ﾟ o）} V / ＼
,∨ {ｲ /} ｬ¨ <{ |L＾＼― ヘ ャ ｽ .／} /ヽ¨´＼
/ 廴＿ノ＼¨ ﾊ {_／/}:＼ ＼:> ／{ } 〉＼_∨｀¨¨¨´ 〉 ヽ
＼ ﾉ/::::} ,ィ¨:∧::::::Y＾r―'::::::: ト､ .{::ﾟ｡ /＞｡_ ｡＜{ ∧
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ 「あっはっは。ねーちゃん、ごめんごめん」
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ |
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::|
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
元々、彼女はこの街生まれのこの街育ち。
口減らしで捨てられかけ、師父に引き取られて神殿で育つようになった“君”もこの街に住んで長い。
要は“君”達はこの街にかなり根を張っている一党であり、等級はともかくとして知り合いは居る。
―――例えば、“姉貴分の姉貴分”的な立場の、眼前の女性のように。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4162 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 14:59:43 ID:OlE26wik
....-――-....
....:::´:::::::::::::::::::::::::::::::｀:::...
.／:::::::::::::::／::::::::::／::::::::::::::::::＼
./:::::::::::::::／::::::::::／:::::::::/::::::::::::::::::ヽ
/:::::/:::::::/::::::::::::/:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::ﾟ｡
.′:::|::::::/::::::::::::/::/::::::::/:::::::::::::/:ﾊ:::::::::::.
⊥__:｣_:::;L::::_:::: |::/::::::乂_::::::::::/:/ ';:|::: ||::.
{ililililil{iliYililililili}:::|'＾¨⌒＾¨¨⌒}'{_{_ノ.|:i!::::||: |
Vilililil,介ﾄ､ilili/::|:| ┯┯ }'j__:ﾘ:::|
/iY´i/::|ilVi¨:{ : |:| .し ┯┯/::::|:::::::||
レ'／::::|ililVN＼N し /:::: ﾊ::::::|| 「だと良いのですけども。
r_./il/|:::::::∧ililV∧ j }｀Y} }::/||
|ilil|/::／:_:ﾑili∧个｡ )‐-､ ｲ У || それでお客様、何がご入用で？
|ilil|':::::::/ ＼ili＼::::＞｡. _ イ:::/| j! そちらはそれなりに大きな商会さんの厩にお世話になってる
／|ilil|:::::/ ｀ヽ}o ＾>＜¨´ }/:::| /' みたいですけどー」
/ ::: |ili∧::{ ｀Y ﾟY⌒ヾ≦:::ﾉ /
./:::::::::|ilﾄ._｣:ﾊ |＼ゝ‐ｲヽ ｀¨} ｰ＝彡
/::::::::::::ﾚ 0_｣|ﾊ _. . .-―-.!､/ヽ::::::::ﾊ､/
|:::::::::::::::Y ‰_!∧/: : : : : : :_:⊥. ハ :: |:|∧
|:::::::::::::::::::（ﾟ ｡）〈: ＞. :´: : : : : :＼}::/}:| ∧
|:::::::::::::::::::::T´＼/: : : : : : : : : : : : : Y j/ .∧
|::::::::::::::::::::::| {: : : : : : : : : : : : : : :} }
-= = ､: ヽ ＿＿
_ . . -ｧ:ヽ: i: : : : : : ヽ¨: : :...
´￣..:'／''"´￣￣ ｀ヽ: : : : : : :｀:..
.:': / _. . -‐-. . . . _ .V: : : : : : : :ヽ
/: :/'":/: : : : : /: : : : : ::V: : : : : : : : :.
/: : : : /: : : : : /ヽ: : : : : : !::: ::: ::|: : : : i
/: : : : /ﾍ: :: :: ::l ´ ヽ: :: :: ::|: : : : :|､: :: ::|
/ｉ: : : :/ ム::: ::|:| ｨ≧s｡::|: : : : :l : : ::|
i∧: ::/: i fミ ､ N i//ﾘ Y: : : : ! l: : : !
＿ ′〉/:::: 乂i ｀ ゞ=’' |: : :: ::|/: :: ::| 「いや、冒険者なるっつって家飛び出して、
i :. .': : :/:: |: : :: ::|: :: :: :| ねーちゃんの家転がり込んだら、ただの
ヽ ヽ l: : :/: : :. -‐ ､ |:: :: ::,1: :| : :| プチ家出じゃん。
＿r.ヽ､...」:... .!: : : : : ∧ ｌ ) .|: : ::/ !: :ｌ: : l
/:::/-‐y::ゝ::::: ヽ .|:::/::::::/ ヽ ー─ . イ l: : / i!: :ゝ: :､ えーとね、ランタンほしいの。
「:､"ヽ 〈::::::::／::_:. |/i: : / ヽ ｡s≦-‐イ|: / | ヽ: : : :: ちょっと乱暴に地面に落としてもそうそう
L ヽ 〉⌒ｰ-' ヽ:::::i !: :V 〉､ニニニl/ | | / ￣/￣ ヽ 壊れないやつ」
｀ ､:::＞｡__.ノ: /{､ >､ V /二≧二ﾆﾆ| | | / i
￣∧:::::::::::::: ヽ / .ヽヽ /ニ≧==≦ﾆ:| | | ./ |
/ i:::ｰ-::::::}∧ Y ≧x/ニニニ二二/∧V /､ |
..-‐――-..
´: : : : : : : : : : :｀
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
′:/: : : : : : : : : : : : : ′: :′
.: : : ′: : : /: : : : :ハ : : : '.: : :.
／|: : i|: : :i|:./|: : : : / ' .: : :i|: : :.ト､
〈::::::|: : i|: : :{: |八: :.:/. '. : j|: : :|:::::〉
. ∨:i|: : :r. ィ斧ﾐ. ィ斧ﾐ. 7: : :i:|∨ 「あら、羽振りの良い。
. i|j{: : :ﾑ Vり Vり .′ :.从 ……無理はしてませんか？
ハ:＼ ∧ ' 八:／7: { 帰りたくなったなら、私からおじさん達に口添えしますよ？」
. /:::::} ,. ＼.＞ へ .イ :/ ､/|::::ﾄ､
/ヽ_ﾉ/. ,へ ､ ≧=-=≦7: ノへ/∨_{:::∨
. /::::（__）/ ＼ヽ｣ ｀／ }/ ／¨V （__）:::∨
〈:::::::::/.八. ＼〉 ≦≧. /ｲ } 从:::::::}
､_/ Y ＼____.人. 7､＿__ノヘ }､／､
八./ ′.∧ ﾉ､ 八 ﾉ ∨､ﾉ
／:７ ﾉ`ー―‐ ' '.｀¨´/ `ー―‐く.へ ﾄ､＼
/ ′从 / / ∨∧__八 / ＼__ノ}i ＼
八 ､/. Y 7 { 〈 /７
、 ＿__ .ｲﾆﾆ ､ ` ＿_ /.,
7 ー―‐.へﾆﾆﾆ ／ー―‐-＜
/:.〈 ＼ /､_._∧ / 〉:.:∨
/:.:.:.:.:}― ＼/. ∧／― 〈:.:.:.:.}
,. ‐ ､__／ ﾉ､ 〈 V､/.‐‐ ､
／ Y ､__／∨ー――‐≦7ト､__ﾉj.{. ＼
′ ハ___／7` _:＼:｡o≦ ヘ ハ ＼
/＿_ イ { ７／{::::＼ _＞-／::::{＼〈 } ト､ ＿__〉
4164 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:01:29 ID:OlE26wik
-――-
..::´::::::::::::::::::::::::::::::::｀::...
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
./:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::.
/:/::::::::::::::/:::::::::::::::∧:ヽ::: !:::::: |:::::|
./:::!:/:::::/::/|:::::::::::|:/ V:|::::|::::::::|:::⊥
/!::::|:|::::::i!::ト匕::::://ｰ=- }|::::|::::::::|/}ﾊヽ
jili| : |:|:::::｣|_|.└―＾' L::|::::::::|iliｌｉYﾊ 「君も、止めてあげて下さいね？
〈iｌｉ|::::NV´ /,芬 ´芬ヽ |::::::::|ilil/|ili} この子ったら昔から本当にヤンチャで……。
｀|:::::V:ﾊ V_ﾘ 込リ }j::::|: |Vilｉ{ｲ
∧:::::V{ﾑ ｀¨ i ¨´ /／!/:!ilｉｌ|il| 君が居てくれるなら、私も幾らか安心して見ていられますが―――」
|ili|＼{::::人 ｢hvf＾i}i ,ｲ:::::/|::|ilili|il|
⊆V.:|:::::::::::>j/} | | ||.}-＜:/::::/:::| f＾Viｌ|
f⌒Nj::::::::::|/{ / ! ! | ﾊ＾V:|:::/:::: |.r―vi!
ゝ‐/ |::::::::::{ `ｰ!- ´ } j:/::::::/_廴_ﾉｉ|
|i/ .!:::::::八ﾟ { ﾟ ﾟ /Y /'::::::::} ヽilii|
/ ,rf¨￣V ¨¨}ー 'ﾉ'⌒Y::::::/ }ilｉ|
r＜人＼ ｀¨ /＾¨´ ＞´.}::／ /ilil|
ﾉ／ ./ ＼_｀ー〈―＜ ／＼￣｀ヽ/亙j
fｱ´ .／ ./ r‐i 个‐ ┬＜ ｀ﾏぅ }｀Ti
/f｛ ／ / T ﾏ .| ＼ }{ﾊ＼⌒Y
i f込 { r_ｺ ﾊｧ |. ＼ }{て }_ノ
| てぇx / /} / }､ j ,rとﾉf ,ｲ
.＼ ⌒そ笂笂笂ﾉ.!（ fえ笂笂笂ぅ'⌒ ／ {
ヽ._ ∧ | ＼__ ＿.ﾉ
｀ ┬r' ゝ- イ ｀ヽ.＿＿＞ ´
/∧ / ∧ ／ {
__/ }V .∧, ｲ ∧
/r/ / | ﾑ -､
【1D10:4】
１～３．察してる部分がある
４～６．全く察していない
７～９．察していないが後押ししたい
１０．めっちゃ気付いてる
4168 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:06:26 ID:OlE26wik
＿＿
....:::´::::::::::::::::::::｀:::...
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.///:::::::::::/:::::::::::::∧:ﾊ:::::|::::: |:::::i
.': ! |:::::|::::/|::::::::::|::’ V| : |::::: |:::::|
｢ｉ|:::|::|:::::|::/⊥:::::://＿ |!:: |::::: |/{ﾊヽ
jiｉ|:::|::|:::::|::| L::::/}' ｀L::｣::::: |ililVili|
〈ili|:::M/＾＾´ |:::::::|ililil|ili|
V|:::|::::ﾊ .ｨﾆｺ lﾆﾆミ |::::| |ililil|イ
.|iﾄ､{:i!{_.} ､ /::/|ｲililil|ｉｌ| 「自分が女の子であることを分かっているやらいないやら。
.|ﾊ::::||:::人 r― ､ /イ::::::|iliri｣iｌ| ……この子を“そういう”目で見る相手からは、君が守ってあげて下さい。
E.ﾑ::||:::::::::|＞.. ｀ﾆ´ r＜:::| :::::: |r_o｣il|
（ﾟ｡.Nj :::::: |__／{ ／＼::/::::::::/（ﾟ｡ ）i! おねーさんのお願いですね」
i¨/＾|:::::::::jﾍ ∠ //::::::::::|―＜ili!
|i{ /:::::::/ rｬ〈{―〉ｭ/'/::::::::::::’ Y|
|i| /::::: /＾ｰ-‐≦ { |:::::::: / }|
|ﾊ|::::::/ { ＿〉77:::::::∧/ /｣
ﾉ/::::/｣＾¨¨ヽ／ 〈｣:::::::/ } /Y
/:/::::/ |:::::/ヽ.｣ｰ ' ∧
.〈: :!:::/{＞ _ _ .｡＜j:::/ j: : : :/: ∧
.}: |:::|∨ ｀丁 |::| /:_:／: : : : }
ﾊ:从!| ∨ ! ∧!｀V: : : : : : : ／
‘: : : :.} ＼ | ／ {: : : : : :／{
|: : : :〈 .,ヘ｣ . .イ ,ｲ: : : : : : : :.}
{: : : :∧ /: : : : :.∧ ／.:{: : : : : : : :ﾘ
ー./: : iV: : : : : : : ∧.イ: : : :∨: : : : : /
/{': : : /: : : : : : : : : : : |: : : : _ﾑﾆ､=イ
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
ギクリと“君”の心臓が跳ねた。
まさか“君”も“そういう目”で彼女を見て、男女の関係になったとは言えなかった。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
__..-------..__ 丶
..::''":::::::::::::::＿:ヽ:::::｀丶、 i.
／:／::::::_;;‐''゛;;:-::｀:::ヽ-::::::＼ ﾊ
/:::/::::::／::::／::::::::::::::::::::i::::::::::::ヽ /::}
i::::;':::::;:':::::／:::::::::::::::::::::::::::i:ゝ=─':::ノ
l:::::::::/::::::::::::::;''::::::::::＞─--=_::::￣::::i
l:::::::/:::::::::::::/::::::::／ ｀ヽ::::i::!
i::::::::/::/::::::/:::::／ |::::l::|
i:::::_;i:::/::::::/:::::/-─==､r─-ﾆ.__ |:::l:::!
/／/i:::i:::::::i:::::/:::::::::;::'／!::::::::::７T''ヽ!::l::l
/:i {//!::i:::::::i::::∧¨ﾃ=ｭ､ |:::::::/:/__ﾚ'|ﾉ::i!::i 「いや、うん。わかってる。
/:ノ/;ﾆl:::i:::::::::::/ ヒソ !::::/i:/ｿ/:::::::::i ::i わかってるってば、ねーちゃん。
'／>〈 、!:i{:::::::::/ xxxx /／ '' ´/::::::::::;' ｌ:i
／ヾﾆﾆヽ |:| }::::::L. ＼ ´ "/::::/|::/ !; ……アタシ相手でも欲情しちゃう人、
,/ ／∨ニi i! }:::::|ニ==＞_ -'フ''ﾌ＜// i:/ i; 居るもんね」
,;:/ ' `ﾆﾆii !::ﾊ!=ﾆ／)'"／／ /:::/,'∨' i;
／::i i三i/:/,'｀７ ／／ ／'ﾆ⊃/ | /
__,,.'::´ｨ:| i }ﾆ''/ l ./ ' ' /´〈::::i ! '
￣ /:::::/:::i | iﾆﾆi l .i 二ﾆ⊃ !､
/::::::i::::::} !'ﾆﾆi l l ／ l iﾆヽ !::ヽ
＞'''i::::::::|:::::i i u /ﾆﾆi l / ／ii l iﾆﾆ', i:::::i ヽ
／ |:::::::::l:::::| i , 'ニﾆ! l/ /´ ll (＼ﾆﾆi|:::::::i :ヽ
/ /|::::::::::i::::| ! iニニl / / | ll ⊂ニヽ､}:::::::iノ::}
/ iニi:::::::::};::|、| |ニﾆl/ / | ll⊂ニ'' -､ヽ:::|／
/ i三}:::::::::ﾊ::i', | !ニ/ /! ! ll⊂ニ'' -､ i::|＼
, |三!::::::::;' ';!ﾞﾞ| i/ / ll ' .}}⊂二''ヽ、 !:l
| !ﾆ,'/|:::/ ヽ| / / ii ノゝ､_ ∥..／ ヽ ノ::;'
| ∨ﾆ|:/ | ,/ /,,,⊥- ´／ ￣{' !:/
| 、 ヾﾆ''ﾆi、 ___| /／__､‐''゛', ゝ、 ノ:/
. | ヽ=､__＞=三=zz{ /='''¨ ||＼ i ￣ :/
! ,,《 ｀¨¨T''ゝ-‐ ′ .|| ＼ | /
| // ヾ i i || ヾ＼
| ／ ' ｀i､ i i. || i三｀ヽ、
. | // ｀i､ i i. || i三三ﾊ
|、 '/ ｀i､ i i ｣| ｊ三ﾆ三i
＿＿＿
....:::´::::::::::::::::::::::::::｀::...
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
//::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::.
.//:::::::::::::::/:::::::::::::∧::ﾟ｡::::|::::::: |:::ﾟ｡
.‘:|::|::::::|::::/:::::::::::::/ Vﾊ:::| ::::: |:::::|
/7:::|::|::::::|:_ﾑ::::::::: |:| ‐-､V:|::|::::::::|/ihヽ
iliｌ| : |::|::::::|::| .|＿_/}' }｣::|::::::::|ili}ﾉilﾊ
|ili| : Nレ' ≠ミ ≠ミ､｀|::::::::|ilili|ilili|
ヽj::: |:::ﾊ 《 f心 f心 》.j:::::|::ﾄ､∧ノ
.∧:::V:{ﾊ ー ー /:::/}/|ilili|il|
.|i|∧:{:::圦 ' u /イ::: |:|ilili|il|
.ﾄ|::::N:::::::个:... ⊂つ イ:::::::::: |:|_ﾊ|il|
r‐_i＾i＾ﾄi::::|:::::::::≧≦癶 /TY::::::::| 〕〔iｌｉ| 「あ、こら。自覚があるなら結構ですけど、
V } | | |:: |アi´ ヽ／ /7 / ｈ:::::/（ﾟ o）i| 真っ昼間からはしたない言葉使わないの！」
/ / .j j_j:::ﾘ V ,.ヘ .| | .| .j {::::|￣＼ilｉ|
{￣￣（ V廴<〈{_＞'/＾}￣｀ヽ}:/ } |
|＿＿{ﾊ_ﾉ /_.ﾉ /:! /iｌ{
／{ { ﾉ＼ { } /く /_ﾊ｣
／ | ＼∠＾ﾍ ｀¨¨¨/ゝ‐'ー彡 } /}＾ir┘
.{: : 人 ﾉ { .ﾉ¨´: :ハヽ
r'／ ｀ ｰ=イ＜ ＿＿ ＞iｰ--― ´ ＼: : : :}_ﾉ
rf´ ［ニニ］ ［ニニ］ ＼:∧
/〔| | ! | } }ヽﾟ｡
.{: 圦 ［ニニ］/＼ | ,［ニニ］ /え:.|: 〉
ヽ:マぇｭ_＿＿_./｝ ,ヘ!_ イ ト､ ∠そﾉ: }/
＼: :⌒＝＝=く /: : : : :.∧ `マ艾艾艾ア＾’: :/
＼＿ イ: :.:iV: : : : : : : ∧,ｲ＼＿＿: : : : :／
／: : :ﾉ: : : : : : : : : : : |: : : : : ∧｀¨¨´
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
姉貴分は忠告に対し、何故か嬉しそうにウンウンと頷いている。
その様子に『姉貴分の姉貴分』と言える雑貨屋さんは首を傾げている。
―――勘付かれていないようなのだけが救いだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4171 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:13:40 ID:OlE26wik
-―――─-
´: : : : : : : : : : : : : : : : ｀:...
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : :./: : : : : : : /: : : '.: : : : : ,: : :.､
/: /: : : : /: :′: : : : : :.ハ: : : :': : : : : ′ : :..
/: :′ : : / { i|: : : :.:/: :/ ′: : :'.:: : : : : : ､: :.,
′ : : |: : | | i|: : : :/ _ ′ l:.:|: : '.: : : : : :j{: : :′
.: : : |: :|: : | ‐ ¨ ,ｨf斧ﾐ､: i|: : : : : :i|:＿｣
/: ′i|: :|／,ｨf斧ﾐ､ んｨﾊ ヾ|: : : : : :.:|::::::::＼
／{:.i|: : :､ﾑ 〃んｨﾊ 乂/ｿ .}: : : : :/ |:::::::|i:::∨
､ | i|: : :.:.ハ. 乂/ｿ , .′: :.:/|:.:|::::::从:::|
| |从: : :.:|ム. ___ /: /:.:/7| :j{:::::∨l/
| |i ＼: : :.､ｌ Y´:::::｀l /イ }/.:.:.:| :i|::::::::∨
| |i |:::::|＼:.人 乂:::::ノ .:.:.:.:.:.::..|: :|:::::::::::, 「まぁ、そちらがお世話になってる商会さんですと、
从. |:::::| |: :i|: ＞ .イ:.:.:.:.::.:.:.八 |:::::::::::′ 食料や日用品の取扱がメインで、
;:::::| {:::::| |: :i|: : :.:.:.:.≧r _ ＜ヽ:.:.::.:.:.:.: /: : :.|:::::::::::::, 冒険者向けの品とか薄いって話でしたもんね。
.:::: | , : :| |: :i|: : : : :.:／¨＼ ／＼.:.:.:./.:. : : |:::::::::::::′
/.へ ′:∨ :.:i|: : : : :.{. ＼イ. ＼: : :.: : :|:::: Y⌒} ランタン。ええ、ありますよ。
八__.ノ :::::j{,. Y: : : ::.|. ＼ ／ ＼. ／∨ : : :从: :ﾄ､ .| 松明では満足できなくなりました？」
, - ､ ／ |:..: : : :| ／ー―――Y ､ ∨: : :へi|.ノへ
弋__ﾉ ′ ': : : : :.Y ＼ハ: : :.' ､. ﾉ
/: : : : :ハ`ー―---------ヘ:::ﾄ､: : :., ｀¨´
. ′: : :.∧_} |:::|∧: : ′ .
l＿_. |: : : :./ 从ﾉ ′: | l
/. ｀ |: : : /ー――- _＿＿＿__ - ´|: : r-- ､
ノ---- ､_｣: : :.′ j{ |: : | |
／ {: : :.|. i| |: : |⌒ ` .
/ 从: : :ト､ i| _ハ: .|､ ＼
__/ '.: : | ` ､. j{. ／ } | 八＼ ∨
. ´ ∧: | ＞ _ j{. _ ¨ 从{７ ` _ ､
／ '.. 从＼ / ｀¨¨¨¨´ ∧／. /
′. ' /７ ` /. ∨. j{ ＼
| , ｲ / ′. '. }i _, - ､ -､ ｣
}､__.へ- ､ | 7 j{. }i 八 ／ ＿＿ }
〈 _＿＿ ¨ヽ. 八 r--. ､ . -.､ ／ . ´ ｀.|
/ ｀ ＼. /. ／ 〉 〈 ＼. / /. ,
′ ﾑ } / Yγ⌒Y〈 } Y⌒ヽ ＼.∧ /. ′
／
〈: { ＿
ヽ:.､ _／: : : : :"'＜
＿＿ ／: ＞'" "＜: : : :＼
|‐‐､ /: : / -──＼: :: ::＼─
|‐‐ .': ::|/／: : : : :＼: :: ::＼: :: ::V ./ /＼ 「んー。下水道とか湿った場所だと、松明投げ捨てて
‐‐ |: : |/: :: :: ::＼| /＼::: ::::V: : :V / ﾊ 武器と盾両方構えるとか難しそうでねー。
.‐‐:|: : |: ::ﾄ : :: :: ::＼VんミY|: : : |ヽ L乂
‐‐|: : |: ::K≧=── 乂ｿ /|}:: :::|Vﾊ V }＞､｀Y 下手すると消えちゃうだろうし。
‐.|: :∧: :V乂ｿ , 「 : : |: V} Lー＜`ー その点、金属製のランタンなら大丈夫でしょ？」
∧: : :＼:ゝ _ ' .:'|: : :/: と二二ヽ Y ヽ
Vﾍ: : : :|＞＞ ＿／ } |::::/ヽ: | ー ハ
/:. ＼::|V＼ 〈≧=≦ ./イ /: :! 乂＿ 」
.:': :: :. ＼Y 〉───〈 YY´￣ ヽ } ‐‐‐
／: : : : ::ヽ ｡s≦ニニニニニニ{∧ ＼ .‐‐‐ |
.／: :: :: :: :: ::／=───────‐＼ ー＜＞ 〉 ‐‐‐‐|
.:': : : : :／: : : {//| / | ∧ ￣ ＼ ‐‐‐‐ |
/: : : ::／: : :: :: ::V/L |/ ∧ ─ ／‐‐ヽ‐‐‐‐‐|
./: : : |/:: :: :: :: ::＞'" | | /"'＜///＼/ ＼i‐‐‐‐‐{‐‐‐‐‐へ
/: : : : |＞── ヽ. | -=ﾆ / "＜./ ‐‐‐‐乂.‐／─‐>
: : : : : | } | 〈 ＼ 〉 ‐／─‐／
|::: ::＼| 人＿| | _〉＿＿ヽ／ヽ ／─‐／
ヽ:::: ::::＼ }≧=┬──┬─ =≦ﾆ{ V＼ .／─‐／
── 〈二ニ:|ー二ﾆ:|ニニニ二{ V/ ＼／─‐／
／＼二|≧=─ !ニニﾆ＞.乂////从 ＼／
.::ヽ ヽ| | ＞'" ／:::/人////ヽ/､
/＼:::＼/ | | ／:::／ V ＼.////∧
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
そして、幸い気付かれていない内に、姉貴分はサクサクと買い物を進めていく。
角灯（ランタン）は銀貨３０枚ほどが相場と、安い買い物ではない。むしろ黒曜等級からすれば、依頼料より
高上がりなくらいだ。
だが、長く使えるし有用な品であるのは間違いないだろう。
幾つか品があるらしく、姉貴分と雑貨商が『ああでもない』『こうでもない』と騒いでいると―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
▼“君”の目に停まったもの
１～３．掘り出し物（お安くなってる実用品）
４～６．趣味グッズ（キャラ性掘り下げ）
７～９．食料系
１０．浮袋
【安価 下３】
１D１０
4172 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:14:22 ID:yfE2QT3L
【1D10:8】
4173 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:14:34 ID:pHuuO63D
【1D10:7】
4176 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:15:08 ID:XhhkBNnZ
【1D10:8】
4177 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:15:18 ID:yj45uoXu
【1D10:9】
4179 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:15:23 ID:OlE26wik
圧倒的食料
4183 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:16:17 ID:OlE26wik
食料―――
【1D3:2】
１．好物
２．なにこれ
３．精がつく
4185 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:17:24 ID:OlE26wik
あ、ごめん。２だとちょっと演出思いつかんな。ゲテモノ食料系を書くには、食糧事情をもっと詳しく理解してからが良い。
自分をセイバーだと思ってるバーサーカーな第二皇女の遭難の影響が大きい。
4186 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:17:36 ID:OlE26wik
【1D2:1】
１．好物
２．精がつく
２択にします
4188 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:27:54 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
―――ふと、目にとまったものがある。
ひとかたまり程の牛の塩漬け肉だ。骨も付いている。
部位としては「端っこ」なのだろうが……。
それでもやはり、食用牛というのは大きな贅沢だ。
四方世界において、牛は主に搾乳や労働に使われる。肉が振る舞われるのは、牛を処分した時だけ。
都市においては食用牛も出回っているが、やはり他の肉に比べると割高である。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
_ __
_,,,.. -‐ = ''"ｲ:.:フ´ ｀ヽ
. ''"´ ,.,..:.:.:..:..:.'" ,.....::::::'" {:',
. ''"´,..:;, , '´:.:.:.:;''"´ ,.;:'".:.:.:.'" ,..:,' ﾘ
. : ' ´,,;.:.:.:.:.:.,:',:'''''"´ _-='",;.;,;.:,;:.､ ､,':.:.:} ／
／ ,:.:.:.:.:.:; ''"´ , .::''"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;' ､:.}:.:./'
.／ ,:.:.:.; '" イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..':.ヽヾ;}
,′ ,.´／ ,..::⌒ ':.:）}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.>/
.{、 ;':.:.},'":.:.:.:.:.:.:..く<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r''"´_｀ヾ:.:/
}: 、';.:{{:.:.:.:.:.:.:.:.;,;ﾉ:;':,;,:.:.,;,:.,:.:.:.:.／ .／:.:.:} {ノ
,': . ゝ､ｿ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾒｨ:.:.:.:.ｰ-...｀"´ｒ〃 :.:.:.r'／
ﾉ l:.､:.:.:.:.:.:.:'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ'´.:.:.::.:.:／
.{ ';:.:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;,.:.:;':.:.:.:.:.:.:／
｀丶、_{:.〉:.:.`._ｰ,.''"｀´ '":.:.:.:.,:／
｀ヽ、;,::}.; ｲ,; -""´
`ｰ' -‐ '"
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
牛骨・牛脂を使って出汁を取ったスープに、塩漬け肉を入れて味付け。
そのスープで作った雑穀入りのオートミール―――
“君”の大好物だ。昔、何かの祭りで神殿で振る舞われた時に、おかわりおかわりと食べすぎて、師父に拳骨を
食らったことをよく覚えている。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
｀ヽ、::‐....、
＞-―＼:::::::ヽ`-―- __
＞'''´￣二ニ'''‐＼::::|:::::::::::::::::::::::｀:...
／::::::＞''´::::::::::::::::::::::::ヾ!::／´::::::::::ヽ::::::::＼
／::＞／:::::::／::::::;;;;;;;;;:-､､::´＿__::::::::::::::::＼::::::ヽ
／:／／:::;:::::::/:::; -―'''''''''''―'- ､::::::＼::::::::::::::ヽ::::::::.
／／'::/::::::/::::/:／￣ ---＿ ¨''''-ヽ::::::::::::ヽ:::::::.
/:／/:::/:::::::i:::::::/ ＿＿＿ ￣ ‐ ､ ヽ ';:::::::::::::i::::::::i
. /:/ /:::/::::::::i:::::/￣＿＿＿＿_￣ ヽ ＼ i::::::::::::::i:::::::i
// ,':::;'::::::::::ｉ:::/‐7´i::::::::|::::∨::::::｀i'''‐ _ ヽ ヽ |:::::::::::::!::::::|
,'/ i::::i:::::::::::i::/-‐|-A;;_:::!:::i::∨:::::::i{::::::|､::｀ヽ ＼ |::::::::::::|:::::::|
,::' i::::i:::::::::::i:i:::::i. ∨ ';::`|ヽi､::∨::::| ';__｣＿__::::＼ヽ.|::::::::::::|:::::::| 「なに見てんの？ 干し肉？
,:' l::::i!::::::::::i:|:i:::|zzzx_';:::|';::i!:::::ヽ:::{'´';::::i ＼:::｀ヽ＼|::::::::::::|i::::::| ふーん……。
i' |::::i|::::::::::i:|:|';:｢¨ヾiiiiﾐ';|x';i∨:::::i､', __ヽ', ヽ:::::}|::::|::::::::::::!i:::::|
| |::::||::::::::::ｉ|::| ';l {::{iiiii}::|ヾ '; ∨:::| >x=三ミﾐxi:::;i|::::|::::::::::::|::i::::| ねーちゃん、これどうしたの？」
| |:::|:|:::::::::::|:::! 乂___ノ ∨:|／i_){iiiiii}::i |/}'::::!::::::::::::!::::i:::|
. |:::|:|::::::::::::l､:',=z_ ― ヽ! 乂ゞ-'ノ '/i!:::;|::::::::::::{::::::i:::|
. |:_i:｣::::::::::::l ヽ', `ｰ｀¨´ ' /::/:|:::::::::::i:i:::::::';:i
／ ' i::::::::::::ﾄ､ ＼ ヽ ＝= ／ <:::|:::::::::::|::i::::::::';i
. / ∧:::::::∧＼ 、 ／'/:i 》|::i::::::::|::::|i::::::::'i
. | | ∧:::::::∧::|＼ ｀ ー ´ _／/:ﾉ /:|::i:::::i:::|:::::|i:::::::::'i
! .|/ ';::::::::∧{=∧ヽ _ ＜二／ / ﾞ|:::i::::::|:|:i:::::|i:::::::::::i
', | ';::::::::::',{ヾ=ゝ_｀ ｰ＿´ -;ニ<''´ .: |:::|i:::::::i|::i::::::|i:::::::::::i
∧ .! ';::::::ヽ',ニ＼ニ三ニﾆ//＾i | .: , '|:::| i:::::::|＼::::::|i::::::::::i
.i::∧ | |';::::::::i;:',ニニニニニ// i | .: //|::| i::::::::i ヽ:::|i:::::::::::i
i:/:ifゝ| | i:::::::::i';::＼ニニニﾆi i .l i.: // .|::| i::::::::i ｉ::::|i:::::::::::i
:/i:弋/r , ﾉ` i:::::::::i_';:ﾆ＼二ﾆﾆi i .::l i /∧', !:| i::::::::i !::::::|i:::::::::
/! |:::《 ゝ'／ i::::::::i､ ';.―----'ﾞ--'| i l i i i|:| ';:::::::i i::::::::::|i:::::::
. /i |:∥ヾ" i:::::::|//';.￣￣￣￣ i i fヽl |ヽ r|:| ;:::::::i/i:::::::::::|i:::::
/:i !∥ !::::::|ヽ/i::'° ヽヽゝ'i | ヾ''|:| ;::::::i､:i:::::::::::|i::::
./::i l:;' |::::::| /ヾ:. ＼_ノ i:|| i::::::i》:i:::::::::::|i::
':::i i! ｡|:::::|/ !:i |||ゝ＿__／i::::i{::::i:::::::::::|i:
:::i ! |::::l／ﾟ ｉ::i |||ニニﾆ彡|::::i::::i::::::::::::|i
:i i', : : : : : : : : : ｡-|:::iヽ ｉ::! l:||ミ二二ニ|:::|::::i:::::::::::::|
i i:ヽ : : : : : : : ｡ : |::i °!:l .,'=i|ニニニ , |::|:::::i:::::::::::::
i::::::ゝ 、: : : : ＼|/-。 ｉ:!. . . . . : /ゝ:i|‐--‐／=|:|::::::i:::::::::::::
..-‐――-..
´: : : : : : : : : : :｀
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
′:/: : : : : : : : : : : : : ′: :′
.: : : ′: : : /: : : : :ハ : : : '.: : :.
／|: : i|: : :i|:./|: : : : / ' .: : :i|: : :.ト､
〈::::::|: : i|: : :{: |八: :.:/. '. : j|: : :|:::::〉
. ∨:i|: : :r. ィ斧ﾐ. ィ斧ﾐ. 7: : :i:|∨
. i|j{: : :ﾑ Vり Vり .′ :.从 「あ、そのお肉ですか？
ハ:＼ ∧ ' 八:／7: { 牛乳を絞るために飼われていた牛を、馴染みの仕入先で
. /:::::} ,. ＼.＞ へ .イ :/ ､/|::::ﾄ､ こないだ処分したそうで……。
/ヽ_ﾉ/. ,へ ､ ≧=-=≦7: ノへ/∨_{:::∨
. /::::（__）/ ＼ヽ｣ ｀／ }/ ／¨V （__）:::∨ 父が付き合いでもっと大きな肉の塊を買ってきたんですが、
〈:::::::::/.八. ＼〉 ≦≧. /ｲ } 从:::::::} 食べ切れない分を加工食にして売ってる感じです」
､_/ Y ＼____.人. 7､＿__ノヘ }､／､
八./ ′.∧ ﾉ､ 八 ﾉ ∨､ﾉ
／:７ ﾉ`ー―‐ ' '.｀¨´/ `ー―‐く.へ ﾄ､＼
/ ′从 / / ∨∧__八 / ＼__ノ}i ＼
八 ､/. Y 7 { 〈 /７
、 ＿__ .ｲﾆﾆ ､ ` ＿_ /.,
7 ー―‐.へﾆﾆﾆ ／ー―‐-＜
/:.〈 ＼ /､_._∧ / 〉:.:∨
/:.:.:.:.:}― ＼/. ∧／― 〈:.:.:.:.}
,. ‐ ､__／ ﾉ､ 〈 V､/.‐‐ ､
／ Y ､__／∨ー――‐≦7ト､__ﾉj.{. ＼
′ ハ___／7` _:＼:｡o≦ ヘ ハ ＼
/＿_ イ { ７／{::::＼ _＞-／::::{＼〈 } ト､ ＿__〉
4189 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:32:11 ID:OlE26wik
,.--／:::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::;::::;:､:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::＼::::::::
/::::::/―‐ヽ::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::＼:::
/;:::::/ ‐¨¨ﾞﾞ''i:::::::::::::::::i:::::::::::::::::､::::::::::ヽ
//::::/ ==--.... 'i:::::::::::::::::i::::::::::::::::ヽ::::::::::: 「……おいくら？
;/ |i:::| _ィ-‐ヾ''''¨i::::i::::::::::::i::::::::::::::::::ヽ::::::: もーね、ウチに食べ盛りのきかん坊が居るからさー」
i:! |:i:::´::| ,i''''' ヽ:::i::::i:::::::::::::|､:::::::::::::::::ヽ::::
l' |:∨:::| ,r‐-. ヽ::::i::::::::::::::|ヽ:::::::::::ヽ:::::::
|::::＼! i:::i:::::::::::::::| iヽ:::::::::::ヽ::::
!::r'′ 〃 i:i::::::::::;::::::|'ノ＼::::::::::ヽ:
i::', _ }'|::::::::::i:::::|:i::::::::::::::::::::::
!::ヽ_, ' _ノ .!::::::::::i:::::|iiヽ::::::::::::::::::
i::::::::i ´ |::::::::::|i::::!-'¨⌒ ､::::::::
';::::::i:＼__...-=>|::::::::::!|:::| : : : : : ヽ:::::
';::::l',:::::::i:::＞〈|:::::::/ !::l: : : : : : : :＼
ヾ:l ＼::{:| , |:::::/: l::;!: :＞‐ ¨￣¨
ヽ { | |／: : |/／
＿＿
....:::´::::::::::::::::::::｀:::...
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.///:::::::::::/:::::::::::::∧:ﾊ:::::|::::: |:::::i
.': ! |:::::|::::/|::::::::::|::’ V| : |::::: |:::::|
｢ｉ|:::|::|:::::|::/⊥:::::://＿ |!:: |::::: |/{ﾊヽ
jiｉ|:::|::|:::::|::| L::::/}' ｀L::｣::::: |ililVili|
〈ili|:::M/＾＾´ |:::::::|ililil|ili|
V|:::|::::ﾊ .ｨﾆｺ lﾆﾆミ |::::| |ililil|イ
.|iﾄ､{:i!{_.} ､ /::/|ｲililil|ｉｌ| 「きかん坊は貴方の方でしょう？
.|ﾊ::::||:::人 r― ､ /イ::::::|iliri｣iｌ| ……うーん。ランタン油も買ってくれるなら、
E.ﾑ::||:::::::::|＞.. ｀ﾆ´ r＜:::| :::::: |r_o｣il| オマケで付けますよ。端っこですし」
（ﾟ｡.Nj :::::: |__／{ ／＼::/::::::::/（ﾟ｡ ）i!
i¨/＾|:::::::::jﾍ ∠ //::::::::::|―＜ili!
|i{ /:::::::/ rｬ〈{―〉ｭ/'/::::::::::::’ Y|
|i| /::::: /＾ｰ-‐≦ { |:::::::: / }|
|ﾊ|::::::/ { ＿〉77:::::::∧/ /｣
ﾉ/::::/｣＾¨¨ヽ／ 〈｣:::::::/ } /Y
/:/::::/ |:::::/ヽ.｣ｰ ' ∧
.〈: :!:::/{＞ _ _ .｡＜j:::/ j: : : :/: ∧
.}: |:::|∨ ｀丁 |::| /:_:／: : : : }
ﾊ:从!| ∨ ! ∧!｀V: : : : : : : ／
‘: : : :.} ＼ | ／ {: : : : : :／{
|: : : :〈 .,ヘ｣ . .イ ,ｲ: : : : : : : :.}
{: : : :∧ /: : : : :.∧ ／.:{: : : : : : : :ﾘ
ー./: : iV: : : : : : : ∧.イ: : : :∨: : : : : /
/{': : : /: : : : : : : : : : : |: : : : _ﾑﾆ､=イ
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ 「やたっ！
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ わーい、下水道行くのは嫌だけど、
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉 これで帰った後の楽しみができたー」
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ |
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::|
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
＿＿
...::::´::::::::::::::::::::::｀:::....
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.//::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::∨::::.
//:::::::::::::/:::::::::::: ∧::::ﾊ:::|::::::∨::|
‘‘:/::::|:::/|::::::::::::|:| ∨:|::|::::::::|::::|
/|:::|:|::::::|:_LL:::::::://‐- ､V! |::::::::|＾ﾊヽ
./ｉｌ|:::|:|::::::|_｣ |＿_/}' L!_|::::::::|iliYili{
{ilili|:::NV´ |::::::〈ilili}ilil〉
ヾ_V:V:ﾊ ,ィ＝ ＝ミ .j:::/::|ilY|V
|il∧:|:{ﾑ ､ /:/};ｲ|ilil|il|
|,ﾍilN::::人 r==┐ /ｲ::::/!:!iｌｉ|il| 「貴方、そんなにお肉好きでしたっけ？」
［__］ |:::::::个o｡ ｰ ' r＜/::::::/::|r'＾ｮil!
（ {｀Y.|:::::::::|:::／{ ／＾V:ゝv'::::/ゝ‐vi|
（＾＼.ﾊ. V:::::::/ｲ ／ / /:::/- ､__ﾉi|
＼ ヽ} }::/＾} ゝY{ r‐､ ｲ （／￣） Vil!
（￣｀’ ／ 7 ∧_〕⊥ 廴}八 ∠〔__ }ili!
r‐￣ ‘ｰ { .ﾑ { { } ＼ r―' ,ﾊil!
〕¨¨ヽ∠ﾉイ､ ＞―' ゝ ﾉ 廴フ /:}エ］
./: {＼ ｀¨´ 〉 { ｀ ＜ノ /ー'ｲﾊ〔
{: /ヽ ｀ニニイ_ ゝ｡＿＿／ {: : : : :.}_）
r＜ r―i | ¨T¨￣ ト｡ __ ＼: :∧
f { ￣ } { ト｡_o| }ﾊ:∧
.{: 込 ［o￣_o.入 | {ー-┐ ﾊ｛ﾟ｡:}
ヽ:ﾏうぇx＿＿_/} ＼.| ィ´个ｰ ┘ ／ノﾉ:.ﾚ
＼＾ｰ=芫芫芳 /: :Y: : | 込zzzzz≦彡⌒: :}
＼: : : :イ: : ﾄ､/: : : : : ∧ 人＿＿: : : : : ／
｀¨´/: : : j: : : : : : : : : :Y:|: : : : :＼｀¨¨´
4192 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:34:07 ID:OlE26wik
,.--／:::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::;::::;:､:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::＼::::::::
/::::::/―‐ヽ::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::＼:::
/;:::::/ ‐¨¨ﾞﾞ''i:::::::::::::::::i:::::::::::::::::､::::::::::ヽ
//::::/ ==--.... 'i:::::::::::::::::i::::::::::::::::ヽ:::::::::::
;/ |i:::| _ィ-‐ヾ''''¨i::::i::::::::::::i::::::::::::::::::ヽ:::::::
i:! |:i:::´::| ,i''''' ヽ:::i::::i:::::::::::::|､:::::::::::::::::ヽ:::: 「アタシじゃないってば。
l' |:∨:::| ,r‐-. ヽ::::i::::::::::::::|ヽ:::::::::::ヽ::::::: ……ねー、ほら」
|::::＼! i:::i:::::::::::::::| iヽ:::::::::::ヽ::::
!::r'′ 〃 i:i::::::::::;::::::|'ノ＼::::::::::ヽ:
i::', _ }'|::::::::::i:::::|:i::::::::::::::::::::::
!::ヽ_, ' _ノ .!::::::::::i:::::|iiヽ::::::::::::::::::
i::::::::i ´ |::::::::::|i::::!-'¨⌒ ､::::::::
';::::::i:＼__...-=>|::::::::::!|:::| : : : : : ヽ:::::
';::::l',:::::::i:::＞〈|:::::::/ !::l: : : : : : : :＼
ヾ:l ＼::{:| , |:::::/: l::;!: :＞‐ ¨￣¨
ヽ { | |／: : |/／
_ ．-‐＝r:':／.:.:.:.:.:.:.~―‐ｰ- ､_
, -'_=-‐'"~/.:.:.(.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:''ｰ ､
, -''".:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.＼
'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.ヽ
r'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,-――‐‐--､._.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、.:.:.:.:.:.ヽ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ｀`ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.、
／.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.r' ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:t.:.:.:.:.:.:.:.:.、
r',i.:.:.:.:,'.:.:.:.:.:.:.／~￣￣￣｀`―‐--､._ 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',.:.:.:.:.:.:.:.:.',
,i' ,'.:.:.:,r'.:.:.:.:.:.ノ.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`‐ ､ !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.l
,r' /.:.:.:/.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.l―‐ ､,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:` ┐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.l 「……今度は拳骨されないで、
,' 丿.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.,'.:.:.:ノl.:.:.:.:l" ヽ,l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .ｌ＿.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.! お腹いっぱい食べれるよ？
l /.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:l ｌ.:.:.:.! .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .!.:.:.:~ヽ､.:',.:.:.:.:.:.:｜.:.:.:ｌ.:.:.:.:.:.:.:j
｜l.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:l ,' ￣ヾ､.ヽ ｌ.:.:.:.:.:.:, '" |.:.:.ｌ': ,.:.ヽ}.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:｜ 帰ったら美味しいの作ったげるね」
.!.:.:../l.:.:!.:.:.:.:l.:.:.:| ' ,'佗 ヽ l.:.:.:.:,/ '⌒" ｌ.:.,' ＼:|.:.:.:.:.,.:.:|.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:｜
ｌ.:.:/ 〈,l,!.:.:｜.:.:.| ｌ⊃勿| ヽ.:.:.:! -‐'''"了 ` ､ |.:.:.:.｜.:|.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.|
l.:/ ! !.:.:｜.:.:l l ',刈 ,' ｀ ' |⊃刃} } .!.:.:.:./.:.:|,.:.:.:.,!.:.:.:.:.:.:.:.ｌ
l/ ヽl,.:.:.:!ヽ:ｌ`.| ¨¨ ',亦 ,' ' /.:.:./.:.:.:.l ).:.:,'.:.:.:.ｨ.:.:.:.:',
' .ｌ.:l┤-‐'｜ ､ ¨¨ /.／.:.:.:.:.:!,'.:.:,'.:.:.:.:.l.:.:ﾄ､,!
!.:| ' ヽ /.:.:.:.:.:.:.:., '.:.:./.:.:.:!.:.:.:./ '
,' ヽ､ ` -‐ _,,イ.:.:.:.:.:.:.,r'.:.:.:/.:.:.:l.:l.:.:.:/
/ / ` ､ ., -'::ﾉ./.:.:.:.:.:/.:.:.:., '.:／ |.:.:/
l _ / !' ､_ _ ．-‐''"::::::,r' /.:.:.:.:./.:.:.:.:.:／ ' ´
.'┬--／ (._ ,'::::::::::::::::::::::::::::::r'" /.:.:.:.／_..二__
| ,/' 、', ｀`ｰ､ ,'::::::::::::::::::::::, -'" /.:.:.:ｨ‐" `ヽ
ｌr' ＼ ~ ＼ ヽ |:::::::::::_, -'" ,'.:.:'/' ',
/ ＼ ヽ |::::.r'――― - _／" / !
｜ `‐､ ヽ ~T――~"￣￣二ﾆ,' ｝
｜ ,-‐''" ＞､ =――~"´ ! !
-――-
..::´::::::::::::::::::::::::::::::::｀::...
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
./:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::.
/:/::::::::::::::/:::::::::::::::∧:ヽ::: !:::::: |:::::|
./:::!:/:::::/::/|:::::::::::|:/ V:|::::|::::::::|:::⊥
/!::::|:|::::::i!::ト匕::::://ｰ=- }|::::|::::::::|/}ﾊヽ
jili| : |:|:::::｣|_|.└―＾' L::|::::::::|iliｌｉYﾊ
〈iｌｉ|::::NV´ /,芬 ´芬ヽ |::::::::|ilil/|ili}
｀|:::::V:ﾊ V_ﾘ 込リ }j::::|: |Vilｉ{ｲ
∧:::::V{ﾑ ｀¨ i ¨´ /／!/:!ilｉｌ|il| 「あらまぁ」
|ili|＼{::::人 ｢hvf＾i}i ,ｲ:::::/|::|ilili|il|
⊆V.:|:::::::::::>j/} | | ||.}-＜:/::::/:::| f＾Viｌ|
f⌒Nj::::::::::|/{ / ! ! | ﾊ＾V:|:::/:::: |.r―vi!
ゝ‐/ |::::::::::{ `ｰ!- ´ } j:/::::::/_廴_ﾉｉ|
|i/ .!:::::::八ﾟ { ﾟ ﾟ /Y /'::::::::} ヽilii|
/ ,rf¨￣V ¨¨}ー 'ﾉ'⌒Y::::::/ }ilｉ|
r＜人＼ ｀¨ /＾¨´ ＞´.}::／ /ilil|
ﾉ／ ./ ＼_｀ー〈―＜ ／＼￣｀ヽ/亙j
fｱ´ .／ ./ r‐i 个‐ ┬＜ ｀ﾏぅ }｀Ti
/f｛ ／ / T ﾏ .| ＼ }{ﾊ＼⌒Y
i f込 { r_ｺ ﾊｧ |. ＼ }{て }_ノ
| てぇx / /} / }､ j ,rとﾉf ,ｲ
.＼ ⌒そ笂笂笂ﾉ.!（ fえ笂笂笂ぅ'⌒ ／ {
ヽ._ ∧ | ＼__ ＿.ﾉ
｀ ┬r' ゝ- イ ｀ヽ.＿＿＞ ´
/∧ / ∧ ／ {
__/ }V .∧, ｲ ∧
/r/ / | ﾑ -､
4194 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:44:32 ID:OlE26wik
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
驚きが顔に出て、
『覚えていたのか』
と問いかける“君”に対して、彼女は頬を膨らませる。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
., =ﾆﾆ= ､､
＼､
,＞.`.:＝＝== ミ
／..:.＞'" ￣￣ ＼.:.:.:.メ
,.ｲ.:.:./´＿＿＿＿＿ ＼:.:.:.:ヽ
. /'.:.:../／ハ.:.:.:.:.:.:.:',.ヽ.:.:.ヾ!.:.:.:.:.!,
/.:!.:.:.:.i.:./ _ ＼.:.:.:.:.ｚ==:ミ､',.:.:.:.:|:. 「……なんで驚くかなぁ。
'.:.i.:.:.:.:{.ィ'"´ .＼.:.:',ﾊヾ!､:T'.:.:.|.:., キミ、子供の頃に祭りの振る舞いで出た雑炊おかわりしすぎて、
. '.:.:i.:.:.:.〈,'_xzzx､ ＼ぅ示ｘ.:!.:.:.:i.:.:., 拳骨張られて泣いて部屋に走ってったじゃん」
'.:.:.:!.:.:.:.:∨ﾏrﾊ jzrﾀﾉｿ:/:/.:.:.:,
:ﾉ!.',.:.:.:.:ヾ' ゞ'’ ! /ｲ:/.:.:.:,､i
iハ_:',:',.:.:.ヾ:、 u '.ﾊ'/.:.:.:.:.:.}
!.:.:ヽヽﾑ.:ヽ、 ー-（ ,.ｲ.:./.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:.:ﾊ ,）' ノヽ＞.。, ,.ィ/!.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:|
|.:.:.:.:.〉 ´ ／ f'Y==三=! !.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:.:.:,.ﾑ、 Vニニニﾆ≧､￣ ヽ.:.:.:.|
ｌ.:.:./ ':, Vニニニ／ム :!.:.:.:|
ｌ.:.{ :ﾊ .!≧ﾒニ/ニﾆﾑ / .!.:.:.:|
|.:ﾊ ｀! .!ニニムニニム i.:.:.:.:|
|.:.:.ﾊ | !ニニﾆﾑニニﾆﾒ,!.:.:.:.:|
|.:.:.:.:ﾊ ! ,ニニﾆﾆニﾆﾆﾆﾑ.:.:.:.:|
|.:.:.:.:.:ﾊ i ,ニニニ'ニﾆﾆﾆﾀ.:.:.:.:|
|.:.:.:.:.:.:.ﾊ .i ,ニﾆﾆ,'ニニﾆｱ.:.:.:.:.:|
|.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ | ﾏニﾆ'ニﾆﾆｱ'!.:.:.:.:.:.|
从从仆|ｌﾊ ! }ニニニニﾘ !爪ﾘ从
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
子供の頃の話を持ち出さないで欲しい。
“君”は年上の女性幼馴染２名の前で晒される過去の行動に、顔を覆った。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
＿＿
...::::´::::::::::::::::::::::｀:::....
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.//::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::∨::::.
//:::::::::::::/:::::::::::: ∧::::ﾊ:::|::::::∨::|
‘‘:/::::|:::/|::::::::::::|:| ∨:|::|::::::::|::::|
/|:::|:|::::::|:_LL:::::::://‐- ､V! |::::::::|＾ﾊヽ
./ｉｌ|:::|:|::::::|_｣ |＿_/}' L!_|::::::::|iliYili{
{ilili|:::NV´ |::::::〈ilili}ilil〉
ヾ_V:V:ﾊ ,ィ＝ ＝ミ .j:::/::|ilY|V
|il∧:|:{ﾑ ､ /:/};ｲ|ilil|il| 「ありましたね。
|,ﾍilN::::人 r==┐ /ｲ::::/!:!iｌｉ|il|
［__］ |:::::::个o｡ ｰ ' r＜/::::::/::|r'＾ｮil! あはは、覚えてます。そういえばその時の肉も、
（ {｀Y.|:::::::::|:::／{ ／＾V:ゝv'::::/ゝ‐vi| 父が神殿に卸したものでしたっけ。
（＾＼.ﾊ. V:::::::/ｲ ／ / /:::/- ､__ﾉi|
＼ ヽ} }::/＾} ゝY{ r‐､ ｲ （／￣） Vil! あー……」
（￣｀’ ／ 7 ∧_〕⊥ 廴}八 ∠〔__ }ili!
r‐￣ ‘ｰ { .ﾑ { { } ＼ r―' ,ﾊil!
〕¨¨ヽ∠ﾉイ､ ＞―' ゝ ﾉ 廴フ /:}エ］
./: {＼ ｀¨´ 〉 { ｀ ＜ノ /ー'ｲﾊ〔
{: /ヽ ｀ニニイ_ ゝ｡＿＿／ {: : : : :.}_）
r＜ r―i | ¨T¨￣ ト｡ __ ＼: :∧
f { ￣ } { ト｡_o| }ﾊ:∧
.{: 込 ［o￣_o.入 | {ー-┐ ﾊ｛ﾟ｡:}
ヽ:ﾏうぇx＿＿_/} ＼.| ィ´个ｰ ┘ ／ノﾉ:.ﾚ
＼＾ｰ=芫芫芳 /: :Y: : | 込zzzzz≦彡⌒: :}
＼: : : :イ: : ﾄ､/: : : : : ∧ 人＿＿: : : : : ／
｀¨´/: : : j: : : : : : : : : :Y:|: : : : :＼｀¨¨´
. --‐‐‐…………‐‐--- .
. ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀
. ／: : : : : : : : : : : i|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .,
／: : : : : : : : : : : : : :′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :′
. /: : : : : : : : : : : : : : : : ’,: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :’,: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,
: : : : : : : : : : : : : `: :､_ ----------. ､: : : : : : :/ : : :.,: : :′
: : : : : : : : : : : : : :.／:::::::::::::::〈Y::::::::::::::::〉: : : : :/: : : /|: : :.|
: : : : : : : : : : : : : :{::::::::::／:::::,/､::::::::::::::′: : : /＿＿{.|: : :.|
: : : : : : : : : : : : :.ハ::::::::::: ／::::::＼_／: : : : : :′ }__.ノ
: : : : : : : : : : :_. {__}:＼／:: : :′|: :i|: : : : : |: :| .′
: : : : : : :_ ¨::: 〈 〉: : :}:::::::/:::::|: :i|: : : : : |: :| ,.二 |
＿_.｡s升::::::::::::::::∨: : :/::::::/{::::::|: :i|: : : : : |: :|〃⌒^ 、
:::::::::::::::::::::::::::::／: : : :/::::::/ ′: |: 从: : : : : :.:| 〉
:::::::::::::::::::::::／: : / : /::::::/: ,::::::::j{: : :ﾄ､: : : : : '. / 「その後に、『あの子を虐めるな！』ってお師匠様に
:::::::::::::::: ／ : : :/ : /::::::/: :.′::::| ,: : | ` : :ム ､ _ 食って掛かって、木剣持ち出して『しょーぶしょーぶ！』と
:::::::::.｡s升Y: : : : :./::::::/: : ′:::::j{.′:| ｀¨¨ 言っていた方も居ましたねぇ」
｡o≦ :: : / }: : ／/::::::/: :./::::::::::ﾊ }､八 /
: : : : 八_ﾉ／: /::: ::/: :./r-､_/: :＼: 从≧o｡.. ＿. ′
: : : : : :／: : :/:::: :/: :./ /＿_: :`: :∧― ,＿＿_
: : : :.／ : : : /:::::::/: : ７---.′ ｀ ､:ﾑイ ｀
: ／: : : : :./:::::::/ : : /--- ､ ’, ＼ ’,
: : : : : : : : ′:::/: : : ′ Y ,`ﾑ､ __.l_
: : : : : : :/:::::: / : : 八. , ′_|｀¨ ¨ ∨
: : : : : :/:::::::::′: ./ ｀¨¨¨´ . | . ----∨
: : : : :/::::::::: {: : :/. , } ／. i| `
: : : : ′､____|: :/. V. 从. .
: : : :|¨ .|.λ / ＼ / ∨
: : : :|＿__ ′.| __. _. ¨ /` . ∨
: :／ Y＿|{ , ＼ _. ¨ / ＼ i|
.／ ′ ｀ .′ .へ__ - ¨ ／ ∨ i|
{ } 八__....｡s升＼ ／ i| i|
γ: ⌒:ヽ
/ ⌒ヽ: :‘
｝: :;
_＿ }: / ＿__
＞''"´: : : : : /ｲ: : : : : : ｀`
／: : : : : : : : : -―─- : : : : : :＼
': : : : : :.／ ヽ: : : :＼
/: : : : : :./ ＿_＿ .V: : : : ＼
, : : : : : : :./ . .ｧ''"´.: : : :＼: : : : :.ヽ ,_V : : : : :ヽ
: : : : : : : :.''". : : :／l: : : : : :.＼: : : : : :ﾊ: : : : : : : :V
: : ,' : : : : /: : :〃 ! l: : : : :l＼＼: : / ∨: : : : : : :V
: : |: : : : ‘ : : / !ﾊ: : : ﾏ!､ ｀丶 .i|i|i|.V: : : : ',: : V
: : |: : : :-|─/─=＝ V: : ﾘ ￣￣￣丶 !: : : : : :',: : V
: : |: : : : : : :/ V: :} _＿___ l : : : : : : : : i 「うええ！？」
: : : : : : : l /,-=＝ﾐ ＼! "´⌒｀` !: : : : : : l: :｜
: : : : : : : 〃 丶 /: : : : : : !: : !
: :人∧: : ! : : : : : : : : : : : : : : : : 〃: :／: : /: : ‘
: : : :＼＼l _ ／_: イ : : : : : : /
: : : : : :＼ヽU γ ～～^ ⌒`ヽ ￣ /l: : : : :/: :/
: : : : : 八 { ----' ／/: : 人: : /
: :＼: : : :`､ ｀¨´ ／: :/: ／: : ,: :|
丶､: : : : : 人≧s。 ／: : : :个: : ／: : |
: : : ｀`～､、: ＼∧ ｀ ¨¨ ‐‐ ¨ |: : :/l: :./l: /: : : : |
: : : : : : : : : ＼: ヽ./＞, ,＜ `､: /:.ﾚ: : : : : :|
: : : : : : : : : : : `､:/､ '.,二二 / V: : : : : : : : |
／￣￣￣＼ｰ-= ≧ _ i二二/ V-‐ '" ､:.|
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
そして今度は、相棒が悲鳴をあげてワタワタと手をバタつかせた。
こういう話題では、一番年上である雑貨商が一番強い。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4196 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:47:26 ID:OlE26wik
.ｨ≠ミ､
＿＿ {/´￣｀＼
'":. :. :. :. :.＿:. : ｀`丶､
／:. :., '" ￣＼:＼
／:. :. :/ ＿＿＿＿＿ ',:. :ヽ
':. :. :. :/／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ＼ ｉ:. :. :.
/:. :. :. :/': | :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ＼:. :. :.
,:. :. :. :. |:. :.∧ :. :. :. :. :. : ＼ :. :. :. :. :. : ｉ:. :. :
.: :. : |:. :|:. :' :. :. :. :. :. :. | ＼ : : :. : : | :. :. ｉ
ｉ :. :. |:. :|:.ｉ ￣ ､:. :. :. :. :. | ヽ :. :. :. | :. :. |
.: :. : |:. :|:.| 斗ミ､ ＼ :. :. | ￣ :. :. :. :| :. :. |
/ｉ:. :. :.|:. :|:.: _）刈ヾ ＼:. | 斗ャ=ミ､:. :.| :. :. | 「ねーちゃんそれ覚えてたの！？ しかも今言う！？」
,:. |:. :. :.|:. :|:.| 乂少' ゛ﾞ ._)^刈 》: / :. :. :|
ｉ:. |:. :. :.|:. :.:ﾉ ..:..: 乂少，∨':. :. :. |
|:. |:. :. :.|:. :|:. : : : : ' ..:...: /ー|:. :. :.:|
|:. |:. :. :.|:. :|:i: ､ u _ : : : : ｲー:ｉ|:. :. :.:|
|:. |:. :. :.|:. :|:i:i:i:＼ ｀ ／:ｉ:|:i:i:i:i|:. :. :.:|
:. :|:. :. :.|:. :|:i:i:i:i:i:i|` イ:i:i:i:i:i:|:i:i:i ,:. :. :. |
､:. :. :. |:. :|:. i:i:i:ｉ:| ｀¨ ´ |:i:i:i:i:i:i|:i:i/:|:. :. : ,
―― :. :. :|:. :|:. |￣, ｀`丶､: /:. |:. : : ,ー
. --‐‐‐…………‐‐--- .
. ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀
. ／: : : : : : : : : : : i|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .,
／: : : : : : : : : : : : : :′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :′
. /: : : : : : : : : : : : : : : : ’,: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :’,: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,
: : : : : : : : : : : : : `: :､_ ----------. ､: : : : : : :/ : : :.,: : :′
: : : : : : : : : : : : : :.／:::::::::::::::〈Y::::::::::::::::〉: : : : :/: : : /|: : :.|
: : : : : : : : : : : : : :{::::::::::／:::::,/､::::::::::::::′: : : /＿＿{.|: : :.|
: : : : : : : : : : : : :.ハ::::::::::: ／::::::＼_／: : : : : :′ }__.ノ
: : : : : : : : : : :_. {__}:＼／:: : :′|: :i|: : : : : |: :| .′
: : : : : : :_ ¨::: 〈 〉: : :}:::::::/:::::|: :i|: : : : : |: :| ,.二 |
＿_.｡s升::::::::::::::::∨: : :/::::::/{::::::|: :i|: : : : : |: :|〃⌒^ 、
:::::::::::::::::::::::::::::／: : : :/::::::/ ′: |: 从: : : : : :.:| 〉
:::::::::::::::::::::::／: : / : /::::::/: ,::::::::j{: : :ﾄ､: : : : : '. / 「えー？ だって―――」
:::::::::::::::: ／ : : :/ : /::::::/: :.′::::| ,: : | ` : :ム ､ _
:::::::::.｡s升Y: : : : :./::::::/: : ′:::::j{.′:| ｀¨¨
｡o≦ :: : / }: : ／/::::::/: :./::::::::::ﾊ }､八 / １～３．この２人くっつかねぇかな
: : : : 八_ﾉ／: /::: ::/: :./r-､_/: :＼: 从≧o｡.. ＿. ′ ４～６．互いに良い姉弟であることを、しっかり伝えないと（使命感）
: : : : : :／: : :/:::: :/: :./ /＿_: :`: :∧― ,＿＿_ ７～９．親密度１００の親友同士のマウントチャンス
: : : :.／ : : : /:::::::/: : ７---.′ ｀ ､:ﾑイ ｀ １０．熱烈歓迎
: ／: : : : :./:::::::/ : : /--- ､ ’, ＼ ’,
: : : : : : : : ′:::/: : : ′ Y ,`ﾑ､ __.l_
: : : : : : :/:::::: / : : 八. , ′_|｀¨ ¨ ∨ 【1D10:7】
: : : : : :/:::::::::′: ./ ｀¨¨¨´ . | . ----∨
: : : : :/::::::::: {: : :/. , } ／. i| `
: : : : ′､____|: :/. V. 从. .
: : : :|¨ .|.λ / ＼ / ∨
: : : :|＿__ ′.| __. _. ¨ /` . ∨
: :／ Y＿|{ , ＼ _. ¨ / ＼ i|
.／ ′ ｀ .′ .へ__ - ¨ ／ ∨ i|
{ } 八__....｡s升＼ ／ i| i|
4198 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:50:19 ID:OlE26wik
-―――─-
´: : : : : : : : : : : : : : : : ｀:...
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : :./: : : : : : : /: : : '.: : : : : ,: : :.､
/: /: : : : /: :′: : : : : :.ハ: : : :': : : : : ′ : :..
/: :′ : : / { i|: : : :.:/: :/ ′: : :'.:: : : : : : ､: :., 「その後に適当にあしらわれながらも半べそで
′ : : |: : | | i|: : : :/ _ ′ l:.:|: : '.: : : : : :j{: : :′ 『しょーぶしょーぶ！』と続けた上で、
.: : : |: :|: : | ‐ ¨ ,ｨf斧ﾐ､: i|: : : : : :i|:＿｣ 泣きつかれて寝て、同じく泣きつかれて寝てた
/: ′i|: :|／,ｨf斧ﾐ､ んｨﾊ ヾ|: : : : : :.:|::::::::＼ この子と同じ部屋に放り込まれた貴方の勇姿は。
／{:.i|: : :､ﾑ 〃んｨﾊ 乂/ｿ .}: : : : :/ |:::::::|i:::∨
､ | i|: : :.:.ハ. 乂/ｿ , .′: :.:/|:.:|::::::从:::| わたくしが後世に伝えないと……！！」
| |从: : :.:|ム. ___ /: /:.:/7| :j{:::::∨l/
| |i ＼: : :.､ｌ Y´:::::｀l /イ }/.:.:.:| :i|::::::::∨
| |i |:::::|＼:.人 乂:::::ノ .:.:.:.:.:.::..|: :|:::::::::::,
从. |:::::| |: :i|: ＞ .イ:.:.:.:.::.:.:.八 |:::::::::::′
;:::::| {:::::| |: :i|: : :.:.:.:.≧r _ ＜ヽ:.:.::.:.:.:.: /: : :.|:::::::::::::,
.:::: | , : :| |: :i|: : : : :.:／¨＼ ／＼.:.:.:./.:. : : |:::::::::::::′
/.へ ′:∨ :.:i|: : : : :.{. ＼イ. ＼: : :.: : :|:::: Y⌒}
八__.ノ :::::j{,. Y: : : ::.|. ＼ ／ ＼. ／∨ : : :从: :ﾄ､ .|
, - ､ ／ |:..: : : :| ／ー―――Y ､ ∨: : :へi|.ノへ
弋__ﾉ ′ ': : : : :.Y ＼ハ: : :.' ､. ﾉ
/: : : : :ハ`ー―---------ヘ:::ﾄ､: : :., ｀¨´
. ′: : :.∧_} |:::|∧: : ′ .
l＿_. |: : : :./ 从ﾉ ′: | l
/. ｀ |: : : /ー――- _＿＿＿__ - ´|: : r-- ､
ノ---- ､_｣: : :.′ j{ |: : | |
／ {: : :.|. i| |: : |⌒ ` .
/ 从: : :ト､ i| _ハ: .|､ ＼
__/ '.: : | ` ､. j{. ／ } | 八＼ ∨
. ´ ∧: | ＞ _ j{. _ ¨ 从{７ ` _ ､
／ '.. 从＼ / ｀¨¨¨¨´ ∧／. /
′. ' /７ ` /. ∨. j{ ＼
| , ｲ / ′. '. }i _, - ､ -､ ｣
}､__.へ- ､ | 7 j{. }i 八 ／ ＿＿ }
〈 _＿＿ ¨ヽ. 八 r--. ､ . -.､ ／ . ´ ｀.|
/ ｀ ＼. /. ／ 〉 〈 ＼. / /. ,
′ ﾑ } / Yγ⌒Y〈 } Y⌒ヽ ＼.∧ /. ′
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ u ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ |
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::| 「こ、こっちだってねーちゃんの弱みの
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: | １つや２つや３つ―――ッ！！」
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| / ←不利 【1D120:37】-20 有利→
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
4203 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:56:23 ID:OlE26wik
. --‐‐‐…………‐‐--- .
. ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀
. ／: : : : : : : : : : : i|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .,
／: : : : : : : : : : : : : :′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :′
. /: : : : : : : : : : : : : : : : ’,: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :’,: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,
: : : : : : : : : : : : : `: :､_ ----------. ､: : : : : : :/ : : :.,: : :′
: : : : : : : : : : : : : :.／:::::::::::::::〈Y::::::::::::::::〉: : : : :/: : : /|: : :.|
: : : : : : : : : : : : : :{::::::::::／:::::,/､::::::::::::::′: : : /＿＿{.|: : :.|
: : : : : : : : : : : : :.ハ::::::::::: ／::::::＼_／: : : : : :′ }__.ノ
: : : : : : : : : : :_. {__}:＼／:: : :′|: :i|: : : : : |: :| .′
: : : : : : :_ ¨::: 〈 〉: : :}:::::::/:::::|: :i|: : : : : |: :| ,.二 |
＿_.｡s升::::::::::::::::∨: : :/::::::/{::::::|: :i|: : : : : |: :|〃⌒^ 、
:::::::::::::::::::::::::::::／: : : :/::::::/ ′: |: 从: : : : : :.:| 〉
:::::::::::::::::::::::／: : / : /::::::/: ,::::::::j{: : :ﾄ､: : : : : '. /
:::::::::::::::: ／ : : :/ : /::::::/: :.′::::| ,: : | ` : :ム ､ _
:::::::::.｡s升Y: : : : :./::::::/: : ′:::::j{.′:| ｀¨¨ 「ありますねぇ。子供の頃の話ですもの。
｡o≦ :: : / }: : ／/::::::/: :./::::::::::ﾊ }､八 / い～っぱいあると思いますよ？
: : : : 八_ﾉ／: /::: ::/: :./r-､_/: :＼: 从≧o｡.. ＿. ′
: : : : : :／: : :/:::: :/: :./ /＿_: :`: :∧― ,＿＿_ ―――その３倍くらい、貴方の弱みが流布されますが」
: : : :.／ : : : /:::::::/: : ７---.′ ｀ ､:ﾑイ ｀
: ／: : : : :./:::::::/ : : /--- ､ ’, ＼ ’,
: : : : : : : : ′:::/: : : ′ Y ,`ﾑ､ __.l_
: : : : : : :/:::::: / : : 八. , ′_|｀¨ ¨ ∨
: : : : : :/:::::::::′: ./ ｀¨¨¨´ . | . ----∨
: : : : :/::::::::: {: : :/. , } ／. i| `
: : : : ′､____|: :/. V. 从. .
: : : :|¨ .|.λ / ＼ / ∨
: : : :|＿__ ′.| __. _. ¨ /` . ∨
: :／ Y＿|{ , ＼ _. ¨ / ＼ i|
.／ ′ ｀ .′ .へ__ - ¨ ／ ∨ i|
{ } 八__....｡s升＼ ／ i| i|
_. . .-─-. .＜: : : : : =-..
.:'"-‐＞''": : : : ､: : : ::､: : : : : :ヽ _
／ . .:': : ／ ￣ " '' ‐ V: : ｉヽ: ::! Y __
／: :: ::/: : : : :=-. . ._ V: :| l: :| .|:. ／_ノ
' : : : ::/: : : :／: : : ／: "'' ..!: :} i: :{_.ｨ: /_ｨ ィヽ
i V: :/: : ／i: : ::／ i: ::/|: /|: : ､_ 〉ﾑ ゝニ!'ﾆA_〉
_ .. : i: /: ::/ィ≧:::/ /::/"|:ﾊ: : : :ヽニ≧＝ﾆﾆヽ
､ ＿＿ . . -‐: : :／:::V､: ::!' b ﾑ/ イ んヽ !: :/ｰ-ヽニ=-=ニニ _＿_
: : : : : : : : : :: ::／: : :: ::/ヽ:l ゞソ b/ハ !: :T:ヽ. Yニニヽニト≦///// ヽ
: : : : : : : : : ／: : : : :／: : : ! ′ ゞソ.ﾉイ.!: : : ヽ=ニニィニﾆ＼////// !
--─: : ::／: : : : :／: : : : : ﾍ ﾄ _ u ､_ |: :|: : : : : : ::i＼ニニﾆ＼ ////
／: : : ::/: : :: ::／: : : :／: :/: ヽ ､ ノ イ/: ::|: :i: : : : ＼::乂 ＼ニニﾆヽ／ | 「ぐ、ぐぬぬ……」
: : : : ::/: : : ／: : : :／: :／: /≧s｡==/ﾏ≧s｡./_: : !:/: :＼: : : ヽ::.＼≧＝≦::::::::::|
: : : : : : ::／::: ::::／: : : :_: /ﾊi,仁ﾆ.//ﾊ ﾉ./‐-＜:＼: : ::',::. ヽ:::::::::::::::::::::|
: :: :: ::／: : : : : : : ／ _.／/ﾉニニ/// i ／ /::＼: ',≦＝ヽ :::::::::::: |
: : : : : : : : : : : : :/_ ／''"´‐=ニ∠=-‐∧○/ '::::::::::＼Y::::::::::ゝ::_:::::::::!
: : : : : : :／: : :＞'" 」∠ T l::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::彡'
: : :: ::／: : :／ ､´/_＼ | ＿ . .. .ゝニ==＜寸￣￣
: : ／: : : :/ イ､ l ／ .': : : : : : : : : ::l: ::ヽ
／ /:/: : : ､ /_,, ∧ .': : : :/: : : : : : ハ: ::!
:∧: /i 个 ∧ .:': : : : : : :／: :::/ .!::/
N ,:':::::. ､| ィ .:': : : ／::／/:::／ |/
／::::::::::.. .个 ／ ..:'-‐ ／''"´ ./／
,:'::::::::::::::::::{ ┼ ── ／ ／
./::::::::＼::／l .| /
:::::::::::::::::＼ .| .′ _
:::::::::::::::::::::::ヽ | ｉ / 〉
::::::::::::::::::::::::::i .ﾉ､ ｰ- ､ / /
V::::::::::::::::∠i! ／::::::＼ ＿ ィヽ / /
. V::::::::::/ニｉ／:::::::::::::::::::"''ｰ.....＿＿＿_＼ / /
. V:::::/rﾏ./ "''ヽ:::::::::::::i''" ヽ _ ./ /
V/_i /i/≧s｡_l:::::::::::: ! ＿ -=≦:::/､ /
ヽムﾉ､ニニ ||三 ≧Yニニニニニニニﾆﾑ､__7､
/ `＜ﾆム￣ﾆﾆ|ニニニニニニ＞''"´ `‐-= _
./ /::::::::￣￣::.￣￣￣ ≧s｡
/ /:::::::::::::::::::::/:ヽ ｡s≦二ﾆ!
./ /:::::::::::::::::::::/::::::::＼ ／ ヽ/////
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.: ρ :.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.. : : | : : ..:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::.:.:.:... : : : .. _Ω_ .. : : : ...:.:.:.::::::::::::::::::::
:::::::::::::::.: : . . ∠三三＼ . . : :.::::::::::::::::: ―――ｺﾄｯ
:::::::::::.:.:. : . . : : |＼.::.／| : : . : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::.:.: : : : : : |.:.:[X]:.:.| : : : : : :.:.::::::::::::
:::::::::::.:.:. : : : : : |／.::.＼| : : : : : .:.:.:::::::::::::
::::::::::::.:.:.: : . . ／三三三＼ . . : :.:.:.::::::::::::::
:::::::::::::::::::.:.:.:.. . . ..:￣￣￣￣￣:.. . . ..:.:.:.:::::::::::::::::::::
. --‐‐‐…………‐‐--- .
. ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀
. ／: : : : : : : : : : : i|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .,
／: : : : : : : : : : : : : :′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :′
. /: : : : : : : : : : : : : : : : ’,: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : :’,: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,
: : : : : : : : : : : : : `: :､_ ----------. ､: : : : : : :/ : : :.,: : :′
: : : : : : : : : : : : : :.／:::::::::::::::〈Y::::::::::::::::〉: : : : :/: : : /|: : :.|
: : : : : : : : : : : : : :{::::::::::／:::::,/､::::::::::::::′: : : /＿＿{.|: : :.|
: : : : : : : : : : : : :.ハ::::::::::: ／::::::＼_／: : : : : :′ }__.ノ
: : : : : : : : : : :_. {__}:＼／:: : :′|: :i|: : : : : |: :| .′
: : : : : : :_ ¨::: 〈 〉: : :}:::::::/:::::|: :i|: : : : : |: :| ,.二 |
＿_.｡s升::::::::::::::::∨: : :/::::::/{::::::|: :i|: : : : : |: :|〃⌒^ 、 「はい、ランタンとランタン油。
:::::::::::::::::::::::::::::／: : : :/::::::/ ′: |: 从: : : : : :.:| 〉 お代は銀貨で３２枚。そっちの肉も包みましょう。
:::::::::::::::::::::::／: : / : /::::::/: ,::::::::j{: : :ﾄ､: : : : : '. /
:::::::::::::::: ／ : : :/ : /::::::/: :.′::::| ,: : | ` : :ム ､ _ ああ、そうそう―――」
:::::::::.｡s升Y: : : : :./::::::/: : ′:::::j{.′:| ｀¨¨
｡o≦ :: : / }: : ／/::::::/: :./::::::::::ﾊ }､八 /
: : : : 八_ﾉ／: /::: ::/: :./r-､_/: :＼: 从≧o｡.. ＿. ′
: : : : : :／: : :/:::: :/: :./ /＿_: :`: :∧― ,＿＿_
: : : :.／ : : : /:::::::/: : ７---.′ ｀ ､:ﾑイ ｀
: ／: : : : :./:::::::/ : : /--- ､ ’, ＼ ’,
: : : : : : : : ′:::/: : : ′ Y ,`ﾑ､ __.l_
: : : : : : :/:::::: / : : 八. , ′_|｀¨ ¨ ∨
: : : : : :/:::::::::′: ./ ｀¨¨¨´ . | . ----∨
: : : : :/::::::::: {: : :/. , } ／. i| `
: : : : ′､____|: :/. V. 从. .
: : : :|¨ .|.λ / ＼ / ∨
: : : :|＿__ ′.| __. _. ¨ /` . ∨
: :／ Y＿|{ , ＼ _. ¨ / ＼ i|
.／ ′ ｀ .′ .へ__ - ¨ ／ ∨ i|
{ } 八__....｡s升＼ ／ i| i|
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
ぐぬぬぬと呻いている相棒を尻目に、楽しそうな様子の雑貨商は“君”に耳打ちする。
その内容は―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
１～３．あの子、今フリーですよ！！！！
４～６．……本当にいい子で、貴方を大切に思ってくれている姉貴分だと思いますから。
仲良く、そして何よりも二人揃って冒険を生き延びて下さいね。
７～９．あの子の面白い失敗談とかあれば、ぜひぜひ教えてくださいね！
１０．―――イザという時は、使え。切り札だ。（浮袋）
【安価 下２】
１D１０
4205 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:56:58 ID:oPzJtdYZ
【1D10:1】
4207 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:57:33 ID:8rCzePJQ
もうフリーじゃないんだよなぁ……(目そらし)
4208 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 15:58:05 ID:qPtv8QO6
いやそういう関係の弟がいるはず……
4211 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:58:48 ID:OlE26wik
＿＿
...:::::¨::::::::::::::::::¨:::::.....
.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／:::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::＼ ―――ﾎﾞｿﾎﾞｿ
./:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::ヽ::::::::.
/:::::/::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::;ハ::ﾟ｡:::::::ﾟ｡::::::::. 「本当、度は過ぎてお転婆な部分ありますけど良い子でしょう？
‘::::::|::::|::::::|:::::/ !:::::::::::/::/ Vﾊ:::::::|::::::::::. 君も十分分かってるでしょうけど―――
＿｣::::: |::::|::::::| 斗┼:::::::::|:/―-､ V:i!:::::|:::::::::::ﾄ､ あ、そうだ。あの子、フリーの筈ですよ？
∠ﾆﾆ|::::: |::::|::::::|-┘ ￣￣＾’ }ﾉ_::::|:::::::::::|ﾆ＼ ２人で冒険してるなら、脈あるんじゃないですかね？」
<ニニ=|::::: |／￣≠＝ﾐ ≠＝ﾐ ｀!::::::::: |ニニ.>
＼／.|::::::::|ﾊ 〃f_) (ﾑ f_) (ﾑヾi /|::::::: |:|＼／
|ﾆ/ﾊ::::∧ﾑ ﾏ)_(ﾌ ﾏ)_(ﾌ i7 ::: /|:|ﾆﾆ!
|ﾆiﾆ∧:::::|∧ ｀¨ ' ¨´ /:/:::/ .!ﾊﾟ｡
|ﾆ|ﾆﾆ}＼ﾄ_ﾊ """ r=＝=､ """/ｲ イ jニ|ﾑ
/=7ﾆﾆ|:::::_|::込. { .} ｲ:::::/::{ .|ニ|.∧
./ﾆr'＾i=7／ }:::::::＼＞ ー ' ＜:::::::::/¨ヽ |｣＾ｧ ∧
/ﾆﾆ＼_］ ／＼ｰｭﾊ ヘ ｀¨¨´/｀Y:::r‐／＼ ∨イ{ニ∧
|ﾆ_Y´ ） /＞､/＾ヽ:::}. ＼／ {:::/＾ > ⌒ヽ（ﾟ｡ ）ﾆﾊ
|ニ.ゝ‐く: { ＼/＾i r､,ﾍ,ｨｧ /{＾>' } iー i'ニﾆ}
〔＾辷|:::｢: :{＼ ＼}｀＜〈_|_〉＞ﾚ' //＾} !=}＾ｳ
〕ヽﾉr':V´＼ ＼＿＿ﾉ｡ {､＿＿ ｲ｀ヽ:ハ［_, ｲ
〃 /::ﾉ: :{ ｀¨¨¨´ ﾊ__ __/ ｀ ー― ' }: : 〈＼⌒}
ゝ:':::/: : ∧ ,ｲ＜.￣.＞ゝ ノ: : : :∨∨
/::::::/: : : : : ＞ ＿_ ＜〈〉 ｀´ ,〈〉＞――＜＼＾ヽ: : :.Y::＼
. /ｲ:::八: : rf7 ﾊ {} ﾏｧ: : :/:::}＼ヽ
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
―――色んな意味で周回遅れな助言だとは言えず。
“君”は曖昧な答えでお茶を濁すに留まった―――
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
4213 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:59:03 ID:OlE26wik
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
4214 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 15:59:44 ID:OlE26wik
関係性の掘り下げとかいう意味では、共通の友人って美味しいが。
姉にとっては年上の親友ポジか……ｗ ]
4223 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 16:24:30 ID:OlE26wik
でも関係性が動くには十分なだけの激戦でしたよね（真顔）
あれを共に乗り越えたなら、って感じの
4224 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 16:30:07 ID:3ySFUNTH
いやああの時の人売りは強かった…
4226 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 16:31:18 ID:goT7d3+u
なんか加護持ちの仕掛人でしたね。平均ダイス10とかどういうことだ
4227 ：梱包済みのやる夫：2019/07/06(土) 16:35:44 ID:duVDIhqE
まさしく生死を賭ける一戦でしたわ……
4228 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 16:38:05 ID:OlE26wik
さぞや名のあるランナーだったのであろう
4230 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 16:38:53 ID:OlE26wik
因果点をほぼ使い切ることになるとは思わなんだ。
因果点の発動って安定しねぇから、メイン一党基礎力よりも優先して【幸運】上げたりとかしてんのよな。
4235 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/07/06(土) 17:04:36 ID:OlE26wik
あれ説明として分かりやすいこと言っちゃうと、
「吹き飛ばし効果の有無以外はオーガより強い」
からね、邪法使いの杖。
ああ、オーガは巨体なんで射程１０ｍで邪法使いは５ｍだけど。＜近接攻撃
基礎攻撃力同じで命中は邪法使いの方が高くて、PC相手にする前提なら「殴」一択しかない攻撃属性もむしろ優秀。
斬刺は耐性装備があるけど、殴は無いから。怪物だと殴に強いとかも居るんだけどね。
- 関連記事
