やる夫 ANK

1483 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 16:46:34 ID:EAfiZsJt
要らん判定（今回でいうと鉄槌娘さんが商人思い出せたかどうか）などを削除し、適宜必要だと思う要素を足していく。
出す情報を整理するなどなど―――

これはスレで判定していく形式というより、実際にプレイしてみんと分からん問題じゃなぁ。

1488 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 17:32:19 ID:EAfiZsJt
あと、判定に使う第二能力値。

集中度、持久度、反射度ってあるけど、状況に応じてGMがどの第二能力値を使うか決定できる事も多いので、
道中で出た鑑定判定のトコでその説明をこっそり入れる形にするなど。

GMから「そういうわけだから集中か持久の得意な方の能力値使っていいよ」と言う形で。

1489 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 17:54:18 ID:EAfiZsJt
ところで、ちょっと軽い相談。
行商人の語る世界の成り立ちについてだけど―――

1490 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 17:54:47 ID:EAfiZsJt
▼行商人曰く、世界の成り立ちと神々

　四方世界はかつて、神々が自らの駒である人々や怪物を使って覇権を争い合う『盤面』のようなものでした。
　しかし、神々にとっては当時『駒』でしかなかったとある只人が、神々の予想を越えた、まさに『冒険』というべき
大活劇を見せたことで、神々は盤面の覇権よりもその物語に魅了されてしまいます。

　それを切っ掛けに、神々は覇権を争うよりも、『駒』としか見ていなかった人々が織りなす物語や、『盤面』としか
見ていなかった世界で起きる冒険に目を向けるようになります。秩序の神も混沌の神も、すっかりこの世界と人々を
愛するようになってしまいました。
　世界の覇権などよりも、人々と世界が織りなす物語と冒険が大好きになってしまったのです。

　そして秩序混沌の別なく、神々は世界への過干渉を互いに強く戒めました。
　神々が直接世界に干渉していた、神話の時代というべき『戦乱の時代』が終わり、混乱期とも言える『魔法の時代』を
経て、人々の時代ともいうべき『冒険の時代』へと四方世界は移り変わっていったのです。

　とはいえ、どれくらい昔から『冒険の時代』なのかはよく分かりません。
　数千年前という話もありますが、森人の古老にでも聞かねば分からないでしょう。

　ともあれ、そういった経緯から神々は今や世界に直接干渉することをせず、秩序の神（一般的に善神）も
混沌の神（一般的に邪神）も、見守りながら最低限の啓示や奇跡をもたらす存在となったのです。

1491 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 17:55:11 ID:EAfiZsJt
こんな感じで、初心者さんに伝える情報としてはそこまで間違ってないよね？

1493 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:01:07 ID:EAfiZsJt
ちょっと書き足そ。
秩序の神も混沌の神も、『自由意志』を尊重するからこそ過干渉をしないのだ、という点。

1495 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:04:42 ID:EAfiZsJt
この辺りをしっかりしとかんと、

「助けてくれないならそんな神いらんわ！」

みたいな意見も出かねない。
助けてくれるよ！　神官祈れば、奇跡って形でェ！　お前直接神々がデスマッチ開始してみろ世界消し飛ぶわ！

1496 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 18:05:49 ID:DzyitSGo
まあそうね。
プレイヤーやGMの立ち位置が神（やろうと思えば能力値を書き換えたりキャラシートを破り捨てたりできる）という部分、
わざわざ説明しなくてもいい気はするけど、数少ない干渉のしかたの説明としては解りやすいんだよねえ

1497 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:08:44 ID:EAfiZsJt
>>1496
そこら辺、かなり独特の世界観でもあるから、説明は必要だと思ったのよね。

なんで、後輩GMがやったような『行商人からのお遊び判定を切っ掛けに、村到着までの間の雑談』という形で、
ふんわりとした説明を。

「プレイヤーやGMが神の立ち位置です」とかいきなり言っちゃうと「！？」となると思うんで、この世界の人から見た
宗教観というか神話というスタンスで。
この辺りの概念は、原作ある程度知ってないと感覚的な理解はし辛いだろうし。

1501 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:13:18 ID:EAfiZsJt
なお、初心者向けシナリオにしてるおかげでそういう解説や、それをスムーズに入れるための要素、
並びにトラブルシューティングが多く、KUMOさんの公開しているシナリオに比べるとやたら文章量が多いｗ

1505 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:19:19 ID:EAfiZsJt
「広まれ……もっと広まれ……！」

という感染拡大を目指している我々である。
一方でKUMOさんの公開したシナリオが、火吹山大好きだったというGMにどストライクしたらしく、
メインパの物語を遊んでそのシナリオにチャレンジしたいという話も出ていて、有り体に言って手と時間が足りない。

1506 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 18:19:56 ID:5s7I/X6r
祭りを司る派手派手な神とか？

1508 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:21:31 ID:EAfiZsJt
>>1506
それ派手柱さんじゃね？

1513 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:41:34 ID:EAfiZsJt
マ、原作者さんに迷惑のかかんないようやってく所存である。

「やたらゴブスレに詳しい人」の作ったシナリオは「ドクペ版」「いちご味」「俺式火吹き山」など改変しまくり環境だが。

……以前ちょっと「いちご味」の公開の可否について、某氏に直接聞けばどうかという意見を貰ったことがあるんだが。
アレ版権や商売かかってくる内容で、御本人も未調整版公開の許可貰ったって言ってるから、聞きに行くと可否はどうあれ
何らかの判断を「させる」って事になってまう。

「単なる個人作成ならともかく、先行公開版みたいなもんだから、聞きに行かんで意思表示も貰わない形が一番良いだろう」

と、いう判断だったのだが、まさかの事態になってきて『良いの！？』感に我々戦々恐々。
あと、今めっちゃ別件で草生い茂ってる。

1514 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:43:22 ID:EAfiZsJt
「火吹山」は、私も妹弟子も原作よく知らんわけだから、どう足掻いても俺式になるという話をしていてだ。

実はゲーマーであれこれ手広くやってる妹弟子が、ゲームブック系さっぱりだという話を聞いて、
Ruina勧めたら戻ってこなくなった。

1518 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 18:44:35 ID:bDJPuNdi
言うたら公式に二次創作の許可取りにいくようなもんだしな
お互い、いい意味で見て見ぬふりするのが一番よ
いや、この板にいるのはただのゴブスレくわしいおじさんだから、何のことかは分からんが

1520 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:45:29 ID:EAfiZsJt
>>1518
ぶっちゃけ私の取ってた動きと意図がそれよ＜二次創作の許可取りに行くようなもんだから、何のアプローチもしない

1532 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 18:59:44 ID:EAfiZsJt
なお、３話段階でのメインパ




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────────────────ゴブリンスレイヤーTRPG冒険記録用紙──────────────────

　名前：【 槍兵斥候 】　　種族：【 森人（ハーフ） 】　　性別：【 女 】　　年齢：【 ２７ 】

　経歴：【 兵士 ／ 孤児 ／ 上司 】　　等級：【 白磁等級 】

　身体的特徴：【 紫水晶色の髪／枯れた大地のような胸 】

　経験点：【 ０５００ ／ ５０００ 】　　成長点：【 １ ／ ３２ 】

───────────────────────　 設定 　───────────────────────
　ﾊｰﾌｴﾙﾌ
　 半森人 の少女。母が冒険者として道ならぬ恋の末に身ごもった只人との間の子であり、母も出産時の産褥熱で
死亡した後、部族では冷遇されていた。
　部族の里を守る役目として年若くから兵士をしていたが、上司には恵まれ、生きる術などを教わった。
　その後、ひととおりの生きる術を学び終えた辺りで、里に居ても展望はないと上司から温情の解雇通告を受けて
冒険者になるべく只人の街へと降りてきた。

　その人生の経緯から人に対しては斜に構えた見方をするが、『善い人』も居るという事は上司との交流、薫陶から
理解しており、必ずしも人嫌いではない。
　ハーフという体質もあってか、森人にしては比較的体力があるが、代わりに魂魄・知力の能力は森人の水準以下。
　得物としては森人にしては珍しく槍を好むが、狭い洞窟内や森の中、屋内などでも取り回せる背丈ほどの短槍が
手に馴染む模様。

　果たして彼女の出身の森はどんな魔境か。そして彼女の元上司はどんな教育をしたのか。
　戦闘となれば危機として突っ込んでいく幕末思考と、すずすずインストールの戦闘AIを持つキリングマシーンとして
縦横無尽に戦場を駆け回る暴力装置。
　圧倒的な回避力に物を言わせ、当たらなければどうという事はないと言わんばかりに荒れ狂う。
　探知能力は低いが危機察知能力は高いあたり、やたら直接戦闘に特化していると言わざるを得ない。
　頑健を真っ先に伸ばして生命力をガン上げしている事もあり、役割は完全にフォワード。
　―――縊り殺すぞ、逃がさねぇ。

──────────────────────────────────────────────────

◆能力値
　 　 　 　 　 　 ┌───┬───┬───┬───┐
　 　 　 　 　 　 │体力点｜魂魄点｜技量点｜知力点｜
　　　 　 　 　 　 | 　　２　　| 　　２　　| 　　５　　| 　　２　　|
　 　 ┌───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │集中度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　２　　| 　　４　　| 　　４　　| 　　７　　| 　　４　　|
　 　 ├───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │持久度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　１　　| 　　３　　| 　　３　　| 　　６　　| 　　３　　|
　 　 ├───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │反射度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　４　　| 　　６　　| 　　６　　| 　　９　　| 　　６　　|
　 　 └───┴───┴───┴───┴───┘

　 生命力：【　２５　】　 　 生命力２倍：【　５０　】　　　負傷点：【　０　】

　 移動力：【　４４　】　　呪文使用回数：【 ００ 】

　 呪文抵抗基準値（魂魄反射＋冒険者LV+呪文抵抗）：【 ０８＋０１ 】（スキル込み）

　 因果点：【　０５　】

◆消耗　（EX）
　 １　　□□□□□□　 　　全判定－１
　 ２　　□□□□（□）　　　 全判定－２　移動力半減
　 ３　　□□□（□） 　 　 　 全判定－４　移動力と生命力半減
　 ４　　□□（□） 　 　 　 　 気絶　移動不可　生命力半減
　 ５　　□（□）　　　 　 　 　 死亡

◆継戦カウンター
　□□□□○　５　□□○□□１０　○□□○□１５　○□○□○２０
　○○○○○２５　○○○○○３０　○○○○○３５　○○○○○４０
※○１つにつき１点消耗

◆冒険者レベル：【 ２ 】
　 職業レベル：【 斥候：４ 】

◆冒険者技能　　初歩　／　習熟　／　熟達　／　達人　／　伝説　／　効果
　 【弩弓】　　　　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　弩弓で戦う場合、命中値に＋１
　 【第六感】　　　　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　第六感判定に＋１
　 【忍耐】　　　　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　消耗ランク１の「EX□」を使用できる
　 【頑健】　　　　 　 ●　　　　　●　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　生命力＋１０
　 【武器：槍】 　 　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　槍で戦う場合、命中値に＋１
　 【幸運】　　　　 　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　「祈念」などGMが認める判定などに＋１
　 【呪文抵抗】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　呪文抵抗判定に＋１


◆一般技能 　 　 初歩　／　習熟　／　熟達　／　達人　／　伝説　／　効果
　 【暗視】　　　　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　暗闇を６０ｍ先まで見通せます
　 【精霊の愛し子】 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　精霊術を『精霊使いの鞄』を持っておらず、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 触媒を消費しなくても使えます。
　 【長距離移動】 　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　長距離移動判定に＋１

◆呪文
　呪文行使基準値（知力集中or魂魄集中）：【 ０４ 】
　真言：【 ０４ 】　　奇跡：【 ０４ 】　　祖竜：【 ０４ 】　　精霊：【 ０４ 】

　◎習得呪文：

◆攻撃
　命中基準値（技量集中）：【 ０７ 】
　近接：【 １１ 】　　弩弓：【 １２ 】　　投擲：【 １１ 】
　　.　　　　　ｽﾋﾟｱ
　◎武器：【 小槍 】
　　 用途／属性：【 両手／刺 】　　命中値合計：【 １２ 】　　威力合計：【 １Ｄ６＋７ 】
　 　効果：受け流し（０）、刺突（＋１）

　　　　　　ｽﾀｯﾌｽﾘﾝｸﾞ
　◎武器：【 投石杖 】
　　 用途／属性：【 両手／殴 】　　命中値合計：【 １２ 】　　威力合計：【 １Ｄ３＋５ 】
　 　効果：なし
　　 備考：打撃に使用した場合。

　　　　　　ｽﾀｯﾌｽﾘﾝｸﾞ
　◎武器：【 投石杖 】
　　 用途／属性：【 両手／打 】　　命中値合計：【 １４ 】　　威力合計：【 １Ｄ６＋５ 】
　 　効果：投擲専用、強打・殴（＋２）、連射（－４）
　　 備考：投擲に使用した場合。射程６０ｍ。

　◎効力値
　　-１４：変化無し　１５－１９：＋１D６　２０－２４：＋２D６　２５－２９：＋３D６　３０－３９：＋４D６　４０：＋５D６

◆防御
　回避基準値（技量反射）：【 ０９ 】

　◎鎧：【 野伏の外套 】
　　 属性：【 軽鎧 】　　回避値合計：【 １３ 】
　　 移動力合計：【 ４２ 】　　装甲値合計：【 ２ 】　隠密性：【 良い 】
　　 効果：野伏技能を１レベル以上で保有している場合、隠密判定＋２
　　 備考：侍従術士ちゃんが着ると胸部だけパツパツになる

◆所持金
　　銀貨：０枚

◆その他の所持品
　　冒険者ツール（鈎縄,楔x10,小槌,火口箱,背負い袋,水袋,携帯用食器,白墨,小刀）
　　携帯食×５日分、衣類、鍵開け道具、治癒の水薬、解毒薬、１０フィート棒、石弾×８、石弾袋、松明×６

──────────────────────────────────────────────────

1534 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 19:03:17 ID:EAfiZsJt


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ﾆ＞!´二二,'ﾆ!/´ヽﾆ,/二二! {（____)｝iニﾑ
´　.}二二ﾆ{ﾆ!ゝ_ノﾑ,二二ﾆ!　｀ー ´/二ﾑ
　 ,'二二二ﾆi二二二ヽ二ﾆi　　　　}二＞
　,'二二二二}二二二二≧ム___,,,イ:/
　!、二二＞'!'´ ｝二二二ﾆ｝二二二}i
　 ｀ﾞﾞ´｀´　 .{ゝｲ二二二二!二二ﾆﾆi:{
　　　　　　　}二二二二二ﾑ二二二ﾆﾄ
　　　　　　 , ' ﾞヽ二二ﾆﾆﾆﾑ二二二ﾆ!
　　　　　　_i、_ノ二二二ﾆﾆﾑ二二二ﾆ}
　　　　,ｚ≦!二二二二二二ﾆ}二ニニﾆ
　　　 {iﾆ!＞＜'二二二二二ﾆ!二二二i!
　　　 iﾆﾊ'　 ﾉ二二二二二ﾆ,i二二二,'
　　　 }ﾊ:/〈二二二二二＞'´,二二二{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__z、
　　　くﾆハ,I二二ニﾆ＞´ﾆﾆi二二二i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,,,z≦三,ソ
　　　 i二二i!ニニ＞´i i二二!二二二!. 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,,zz≦三三＞＜
　　　 i二二i_＞≦二ﾆi !ニﾆ!二二二i　　　　　　　　　　　　　　　　 ___,,,zz≦三三＞=＜´
　　 　 !ﾆﾆi二二二二ﾆ!.!二i!二二ﾆﾆ!　　　　　　　　　 ____,,,,,zz≦三三＞=＜´
　　　　!ニﾆ!二二二ニﾆ!.!ﾆ〉ﾞ＜_＞!´　　　　._,,,zz≦三三三＞ ＜´
　　　　i二ﾆi二二二二ﾆ!_!z'　　　　.!z≦三三ﾆ＞≠＜´
　　　　iﾏ二i二二ﾆ＝-〉!三、　　　 !r≠'''´≦二大≧、
　　rzzz≦三三三＞≦!--ﾑ＿,zzィ!iﾏx!二ﾆﾆ/　　　;≧x、
　　ゞ-r≦二i二二二二二! !二二二!!　　 ﾏﾆ'　　　　　 ｀ｘ:≧:x、
　　　　i.!ム二!二二二二ﾆ! !二二二i!　　　｀'.　　　　　　　　｀ ＜≧::x、
　　　　i.!ﾆﾑﾆi二二二二二!.!二二二ﾑ 　　　　　　　　　　　　　　　｀ー
　　　　i.!二ﾑ丁二二二二ﾑ!!二二ﾆﾆﾑ
　　　　i.iﾆﾆヽi二二二二二ﾑ!二二二ム
────────────────ゴブリンスレイヤーTRPG冒険記録用紙──────────────────

　名前：【 放浪牢人 】　　種族：【 只人 】　　性別：【 男 】　　年齢：【 １９ 】

　経歴：【 騎士 ／ 平穏 ／ 部下 】　　等級：【 白磁等級 】

　身体的特徴：【 黒髪長身／表情から内心が読みにくい仏頂面 】

　経験点：【 ０５００ ／ ５０００ 】　　成長点：【 ５ ／ ３２ 】

───────────────────────　 設定 　───────────────────────

　さて、男は騎士であった。そうあるべしと生まれ、そうあるように育ってきた。
　しかし騎士となった男が戦場で相対したのは、小さな内乱で蜂起した残党兵。戦争の爪痕を消し、新たな爪痕が
発生しないようにするための火消し作業。
　次も、次も、その次も―――。必ずしも軍や騎士の仕事が全てそうであるわけではないが、彼の場合は所属の
関係や運もあり、そうなる事ばかりだった。

　そのうちに青年は、まだ駆け出しの軍人であるがゆえに、否、だからこそ『戦場に英雄など居ない』という戦場哲学を
抱くようになる。
　怪物、魔神、“祈らぬもの”、そういった者たちを真に相手取るのは、騎士や軍人ではなく冒険者ではないかと。
　その疑問であり哲学でもある内容に対し、至高神は一つの啓示を与えた。

『自らの両の眼で確かめよ』

　その言葉に従い、即日軍を辞した騎士の三男坊は、実家から離縁され、簡素な旅装を道連れに旅に出る。
　―――否。ただ一人、初陣の際に命を奪うことを躊躇った結果として抱え込んだ、残党兵上がりの侍従が一人。
　ひょこひょこと傷ついた足を引きずるように、彼の背を追っていた。

　……最初の冒険の時に妙に弱かった気がするのは何故だろう。
　そうね、報連相ミスね。っていうかよく気付いてくれたね。本当にありがとうね。

　なお、一党の会計も任されているが。３話開始段階での一党の残存予算は銀貨１枚である。

──────────────────────────────────────────────────

◆能力値
　 　 　 　 　 　 ┌───┬───┬───┬───┐
　 　 　 　 　 　 │体力点｜魂魄点｜技量点｜知力点｜
　　　 　 　 　 　 | 　　４　　| 　　３　　| 　　４　　| 　　３　　|
　 　 ┌───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │集中度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　２　　| 　　６　　| 　　５　　| 　　６　　| 　　５　　|
　 　 ├───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │持久度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　５　　| 　　９　　| 　　８　　| 　　９　　| 　　８　　|
　 　 ├───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │反射度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　２　　| 　　６　　| 　　５　　| 　　６　　| 　　５　　|
　 　 └───┴───┴───┴───┴───┘

　 生命力：【　２６　】　 　 生命力２倍：【　５２　】　　　負傷点：【　０　】

　 移動力：【　３０　】　　呪文使用回数：【 ０２＋０１ 】（スキル補正済み）

　 呪文抵抗基準値（魂魄反射＋冒険者LV+呪文抵抗）：【 ０７＋０１ 】（スキル補正込み）

　 因果点：【　０５　】

◆消耗　（EX）
　 １　　□□□□□（□）　　全判定－１
　 ２　　□□□□（□）　　　 全判定－２　移動力半減
　 ３　　□□□（□） 　 　 　 全判定－４　移動力と生命力半減
　 ４　　□□（□） 　 　 　 　 気絶　移動不可　生命力半減
　 ５　　□（□）　　　 　 　 　 死亡

◆継戦カウンター
　□□□□○　５　□□○□□１０　○□□○□１５　○□○□○２０
　○○○○○２５　○○○○○３０　○○○○○３５　○○○○○４０
※○１つにつき１点消耗

◆冒険者レベル：【 ２ 】
　 職業レベル：【 戦士：３ 】
　 職業レベル：【 神官／至高神：２ 】

◆冒険者技能　　初歩　／　習熟　／　熟達　／　達人　／　伝説　／　効果
【武器：投擲武器】 .●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　投擲武器で戦う場合、命中値に＋１
　 【過重行動】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　鎧の「過重」効果に適用する「体力＋持久」に＋１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 また、筋力系判定に＋１
　 【幸運】　　　　 　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　「祈念」などGMが認める判定などに＋１
　 【魔法の才】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　呪文使用回数に＋１
　 【武器：剣】.　　　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　剣で戦う場合、命中値に＋１
　 【頑健】　　　　 　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　生命力＋５
　 【呪文抵抗】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　呪文抵抗判定に＋１

◆一般技能 　 　 初歩　／　習熟　／　熟達　／　達人　／　伝説　／　効果
　 【長距離移動】 　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　長距離移動判定に＋１
　 【騎乗】　　　 　　.●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　騎乗判定に＋１。騎乗戦闘時に職業レベルの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　騎乗制限を３レベルに。
　 【沈着冷静】 　　 ●　　　　　●　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　魂魄抵抗判定、知力抵抗判定に＋２
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 精神効果の呪文抵抗に＋１

◆呪文
　呪文行使基準値（知力集中or魂魄集中）：【 ０５or０５ 】
　真言：【 ０５ 】　　奇跡：【 ０７ 】　　祖竜：【 ０５ 】　　精霊：【 ０５ 】

　◎習得呪文：《 小癒 》　《 解毒 》

◆攻撃
　命中基準値（技量集中）：【 ０６ 】
　近接：【 ０９ 】　　弩弓：【 ０６ 】　　投擲：【 ０７ 】

　　　　　　　ﾌﾞﾛｰﾄﾞｿｰﾄﾞ
　◎武器：【 広刃の剣 】
　　 用途／属性：【 片手／斬殴 】　　命中値合計：【 ０８ 】　　威力合計：【 １D６＋６ 】
　 　効果：投擲適用、受け流し（＋０）、強打：斬（＋１）、強打：殴（＋０）

　◎効力値
　　-１４：変化無し　１５－１９：＋１D６　２０－２４：＋２D６　２５－２９：＋３D６　３０－３９：＋４D６　４０：＋５D６

◆防御
　回避基準値（技量反射）：【 ０６ 】

　◎鎧：【 革鎧 】
　　 属性：【 軽鎧 】　　回避値合計：【 ０９ 】
　　 移動力合計：【 ３０ 】　　装甲値合計：【 ２ 】　隠密性：【 普通 】

　◎盾：【 吊盾 】
　　 属性：【 小型盾 】　盾受け基準値合計：【 １４ 】　　盾受け値＋装甲値合計：【 ５ 】　　隠密性：【 普通 】
　　 効果：受け流し（＋１）

◆所持金
　　銀貨：１枚

◆その他の所持品
　　冒険者ツール（鈎縄,楔x10,小槌,火口箱,背負い袋,水袋,携帯用食器,白墨,小刀）
　　携帯食×５日分、衣類、強壮の水薬、治癒の水薬、応急手当道具×３、松明×６

──────────────────────────────────────────────────

1535 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 19:04:21 ID:EAfiZsJt

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../.: :/-=二こ} ∥ニニﾆニ二{ニニ二二二=-/　 　/|-=ニニ=-/こ=-/.: : : : : :. :.`､
────────────────ゴブリンスレイヤーTRPG冒険記録用紙──────────────────

　名前：【 侍従術士 】　　種族：【 只人 】　　性別：【 女 】　　年齢：【 １５ 】

　経歴：【 無頼 ／ 戦場 ／ 上司 】　　等級：【 黒曜等級 】

　身体的特徴：【 桃髪細身／槍兵斥候よりある胸／足を引きずる 】

　経験点：【 ０５００ ／ ５０００ 】　　成長点：【 １０ ／ ３１ 】

───────────────────────　 設定 　───────────────────────

　枯れた農村が戦争・内乱に巻き込まれる事など良くあること。

　しかしその中で、兵の慰み者になることもなければ、その軍が規律良く難を逃れるわけでもなければ。
　自ら志願して軍に入る少女など稀であろう。
　彼女は自らの境遇を変えたかった。自分たちが必死になって収めた税はどこへ行き、誰の為に使われて、自分たちは
小鬼や他の怪物に怯えて暮らさねばならないのか。
　若さゆえに暴走とも言えるそれは、都合の良い鉄砲玉として、乱を起こす側だった軍に迎え入れられる。

　しかして程なく内乱は終わり、彼女が与した軍は崩壊する。
　村では腕自慢であり、小鬼を追い返したこともあった彼女であったが、軍や兵、騎士相手の戦いはまるで違った。
　足を深々と切り裂かれ、逃げる事も出来なくなった彼女は、自らを前にした若い騎士にあらん限りの怨嗟と疑問を
叩き付けた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｳﾝﾒｲ
　―――それが至高神に仕える神官騎士の天秤を揺らす事になったのは、果たして何の“賽子”の悪戯か。
　身を隠すよう、その騎士によって匿われ、侍従という立場にいつの間にか収まっていた少女には分からない。
　ただ一つ、確かなのはその騎士が冒険者への道を志し、家を出るという事。
　このまま捨て置かれても困るのだ。最後まで責任を取って貰おう。

　今は農村で腕白を誇っていた頃ほどには戦えないけれど。それでも、村の老魔術師から教わった知恵はある。
　これはきっと、彼の助けになるだろうと。後遺症で些か萎えた足を引きずるように、それでも少女は意気揚々と
前へと歩き出したのだった。

──────────────────────────────────────────────────

◆能力値
　 　 　 　 　 　 ┌───┬───┬───┬───┐
　 　 　 　 　 　 │体力点｜魂魄点｜技量点｜知力点｜
　　　 　 　 　 　 | 　　３　　| 　　２　　| 　　１　　| 　　４　　|
　 　 ┌───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │集中度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　２　　| 　　５　　| 　　４　　| 　　３　　| 　　６　　|
　 　 ├───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │持久度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　３　　| 　　６　　| 　　５　　| 　　４　　| 　　７　　|
　 　 ├───┼───┼───┼───┼───┤
　 　 │反射度｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜　 　 　 ｜
　　　 | 　　２　　| 　　５　　| 　　４　　| 　　３　　| 　　６　　|
　 　 └───┴───┴───┴───┴───┘

　 生命力：【　２２　】　 　 生命力２倍：【　４４　】　　　負傷点：【　０　】

　 移動力：【　１５　】　　呪文使用回数：【 ０１＋０１ 】（スキル補正済み）

　 呪文抵抗基準値（魂魄反射＋冒険者LV+呪文抵抗）：【 ０６ 】

　 因果点：【　０５　】

◆消耗　（EX）
　 １　　□□□□□（□）　　全判定－１
　 ２　　□□□□（□）　　　 全判定－２　移動力半減
　 ３　　□□□（□） 　 　 　 全判定－４　移動力と生命力半減
　 ４　　□□（□） 　 　 　 　 気絶　移動不可　生命力半減
　 ５　　□（□）　　　 　 　 　 死亡

◆継戦カウンター
　□□□□○　５　□□○□□１０　○□□○□１５　○□○□○２０
　○○○○○２５　○○○○○３０　○○○○○３５　○○○○○４０
※○１つにつき１点消耗

◆冒険者レベル：【 ２ 】
　 職業レベル：【 武道家：２ 】
　 職業レベル：【 魔術師：３ 】

◆冒険者技能　　初歩　／　習熟　／　熟達　／　達人　／　伝説　／　効果
【武器：投擲武器】 .●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　投擲武器で戦う場合、命中値に＋１
　 【過重行動】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　鎧の「過重」効果に適用する「体力＋持久」に＋１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 また、筋力系判定に＋１
　 【魔法の才】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　呪文使用回数に＋１
　 【怪物知識】　　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　怪物知識判定に＋２
　 【頑健】　　　　 　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　生命力＋５
　 【幸運】　　　　 　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　「祈念」などGMが認める判定などに＋１

◆一般技能 　 　 初歩　／　習熟　／　熟達　／　達人　／　伝説　／　効果
　 【長距離移動】 　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　長距離移動判定に＋１
　 【沈着冷静】 　　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　魂魄抵抗判定、知力抵抗判定に＋１
　 【芸能：漫談】　　●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　芸能実演判定、芸能知識判定に＋１
　 【調理】　　　　.　 ●　　　　　○　　　　　○　　　　　○　　 　　○　 ／　調理判定に＋１

◆呪文
　呪文行使基準値（知力集中or魂魄集中）：【 ０６or０４ 】
　真言：【 ０９ 】　　奇跡：【 ０４ 】　　祖竜：【 ０４ 】　　精霊：【 ０４ 】

　◎習得呪文：《 火与 》　《 力矢 》　《火矢》

◆攻撃
　命中基準値（技量集中）：【 ０３ 】
　近接：【 ０５ 】　　弩弓：【 ０３ 】　　投擲：【 ０６ 】

　◎武器：【 投石杖 】
　　 用途／属性：【 両手／殴 】　　命中値合計：【 ０６ 】　　威力合計：【 １Ｄ３＋３ 】
　 　効果：なし
　　 備考：打撃に使用した場合。

　◎武器：【 投石杖 】
　　 用途／属性：【 両手／殴 】　　命中値合計：【 ０９ 】　　威力合計：【 １Ｄ６＋３ 】
　 　効果：投擲専用、強打・殴（＋２）、連射（－４）
　　 備考：投擲に使用した場合。射程６０ｍ。石弾使用時の命中値。

　◎効力値
　　-１４：変化無し　１５－１９：＋１D６　２０－２４：＋２D６　２５－２９：＋３D６　３０－３９：＋４D６　４０：＋５D６

◆防御
　回避基準値（技量反射）：【 ０３ 】

　◎鎧：【 綿鎧 】
　　 属性：【 衣鎧 】　　回避値合計：【 ０５ 】
　　 移動力合計：【 １３ 】　　装甲値合計：【 ２ 】　隠密性：【 普通 】
　　 備考：槍兵斥候さんが着ると胸の部分が少し余る

◆所持金
　　銀貨：０枚

◆その他の所持品
　　冒険者ツール（鈎縄,楔x10,小槌,火口箱,背負い袋,水袋,携帯用食器,白墨,小刀,松明x6）
　　携帯食×５日分、衣類、石弾袋、石弾×１０、治癒の水薬、ロバ、調理道具

──────────────────────────────────────────────────

1536 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 19:04:42 ID:5s7I/X6r
(銀貨一枚は現代日本でいうと何円くらいでしたっけや)

1537 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 19:06:35 ID:DtgvSaq4
>>1536
外食１回分ｏｒビール１杯

1579 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:15:14 ID:EAfiZsJt
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│::::::::::::::::::::::::::::::::│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│::::::::::::::::::::::::::::::::│
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　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─┘

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 □

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1586 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:19:31 ID:EAfiZsJt

～　__: : : : : : : : : : : : : : : :￣　　　γ⌒ -=二つ: : : :乂＿＿_,,.､丶´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(＿　. : : : : : :ノ.:.:.:.:.:.:._　-　''"´_
⌒＞　''""´`｀~⌒⌒''"´　　⌒　 ノ : : : : : : : : : : : :_　ｰ ､　: : : : : _､　''""´.:.:γ⌒＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_.,二二￣.::.::.::.::.::_　‐　''"´__
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: : : : : : : : : : : : : :~'⌒'>　'`ｰ ｧ: :⌒>　ノ: : : : :　,､ ' ´, . : ' ´　. . : :.:.:.:.:.:.:.:.:γ⌒. : : : :ﾚ'⌒ ,　γ´⌒～ｰｧ : : : : : : ｒ- つ : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : :__,,　つ　ｧ'＾'ﾞ : :ｒ‐'ﾟ つ : : : : ,.:´,.:'"´　: : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.γ⌒V⌒ヽ'′. . : }⌒Ｙ‐‐‐‐＜⌒＞'⌒'‐--ｨ　:　:　:　γ⌒
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:／￣＼＼_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:,,,xX'"===＝＝＝＝=┬==＝彡'￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼､.:.:.:─┬ ｰx愀‐ ‐.:.:.:.:_二二L__∥￣￣⌒￣￣￣
￣/─∠xxx=￢⌒￣￣￣￣ ￣,縱絲 ∠:::::::::∠＿／_} 乂(⌒)======＝＝＝≠＝＝＝j愀愀===彡'⌒'''''''''"´.:.:.:.:.:j洲j洲j洲j洲
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¨¨´γ⌒;';';';';';';)ｰｰｰｰｰｰｰ朱朱朱朱￢￢冖冖'''""""""｀(＿)´.: .: .: .: .:,;''"´　　　ノ,:'"⌒Ｙ''"´⌒''"´⌒''"´⌒''"´⌒''"´⌒''"´⌒
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　　　　　　　＿＿,,,,,....､､､､　--─ソ爻爻淡淡淡ﾐ　:　:　: : :;';';';';';';'ノ　:　:　.　　　　 ｀ヽ　,;'",;'",;'⌒ヽ､　:　:　:　.　.
""""~~￣　:　:　:　:　:　:　: : : : : ノ爻爻淡淡淡淡ﾐ:;.:,;';';';';';';';'γ´　:　:　:　.　.　　　　　廴,;'",;'",;'",;'"⌒丶､　:　:　:　.　.　.
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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　これは、四方世界において最も数が多い只人の農村と、そこへ向かう行商人の護衛依頼を軸としたものです。
　深刻な背景はなく、片道１日半ほどの旅路の中で細々とした判定をして一喜一憂したり、行商人や農村の人々との
交流の中で四方世界の世界観を見聞きしてロールプレイしてみたり。
　そういった事が主題となる、比較的ゆったりとした冒険となります。

　しかし、ご用心。　　　　　　　　 　 ｼﾅﾘｵ　　　　　　　　 　 ｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰ
　ゆったりしていようとも、これは“冒険譚”として成立する“ 冒 険 ”なのです。
　ただののんびり護衛旅で終わらない不測の事態が、冒険者たちを待ち受けています。

　依頼された事なのですから、事前準備と情報収集はしっかりと！

　―――あぁ、そうだ。どこ行きやがる。縊り殺すぞ、逃がさねぇ。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1593 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:26:07 ID:EAfiZsJt


.　　　 ∧∨=＝＝＝＝＝＝＝ハk/ｷ≦／ﾍ∨./r' ﾟｿ_＿ﾊ∨///_八厶斗=＝ﾆ　(　ヽ}三三三三三二ニ≡≡＝＝
三三三ム∨三三三三三三 }ii{ ＞}´|l|lll|三.∧'.{{ 乂 __　 ﾄ }}イ { ｀ゞii厶斗=＝ﾆ二}　i|片＝≦　　　-＝＝≡≡;;;;}{
＝＝＝＝! 斗 ＝ ＝ ＝＝＝斗ｾ≧.!.!l |＝＝ゝ.ゞﾐﾉ}八/.イ}=z:|　　 }　 | : : |　　 ||　 　 .|:|　　　　　||　}{　.ji_i:!　_ ハ
.　　　　　 |否!　 　＿＿　　　|iiii{{否}}{l{lll{　　　　|iii|＞＝彡く:!:::::|　　 | 　| : : |　　 ||　＿ .|:|　　　 ii ﾊ∨::∨-从 } {:::::|
.　　　　 　|iiiii|　　 |{ﾟωﾟ}|　　 !iiiiiゝ.ｲ |l|lll|　　 　 |iii|{{__}}､＠ }}::::::!　　 !　 ! : : !　　 !! |:::::::||:|＿＿（_)＿}::::::}　|::::}(__)__j
.　　　　　 |iiiii|　 　 ￣￣　　 .!iiiii!　　.|l|lll|　　 　 |iiお　　 ￣!:|:::: |　　 |　 | : : |　　 ||｜:::::||:|三二ニ≡≡≡≡≡≡＝＝＝
三三三三|iiiii|三三三三三_.」iiiiiL三 |l|lll|三三＠Y⌒i ﾄvえ| !:::: !　　 !　 ! : : !　　 }! |:::::::||:|　 .Y .ハ.⌒ヽ　　　　 ||
　|{　|{　|{ .!iiiii!　|{ r――――ziii＋.|{.|l|lll|　　 @ゞ＝彡咲咲 |::::::!　 __|　 | : : |◎　||＋≦」:!　　!　　}　　}}== 从 /∧
　|{　|{　|{ .!iiiii!　|{ r=ァ===＝≦＿ .!..|l|__!＿＿ |_____|艸艸艸!: : | ./ハ　＿: ::!__　 ||　　　 !!　　ゝ=彡 乂＿Y　ﾊi i ii|
￣￣￣｀ヽ三三 　Ⅹ t=ァ//ゝ=彡 . |l{::｀.＜　｀ー－'´|____|Li::::::| {_彡' |　 | / .ﾊ/⌒ヽ.　 || }-=ﾆ二三＿＝ゝイi i i j
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　　　　　　　　　　ゴブリンスレイヤーTRPG ウェブ公開シナリオ　自前改造版

　　　　　　　　　　　　　 　――――　黒曜級だって旅したい！！　――――


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1595 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:28:06 ID:EAfiZsJt

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　ゴブリンスレイヤーTRPG　３－１

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三三三ム∨三三三三三三 }ii{ ＞}´|l|lll|三.∧'.{{ 乂 __　 ﾄ }}イ { ｀ゞii厶斗=＝ﾆ二}　i|片＝≦　　　-＝＝≡≡;;;;}{
＝＝＝＝! 斗 ＝ ＝ ＝＝＝斗ｾ≧.!.!l |＝＝ゝ.ゞﾐﾉ}八/.イ}=z:|　　 }　 | : : |　　 ||　 　 .|:|　　　　　||　}{　.ji_i:!　_ ハ
.　　　　　 |否!　 　＿＿　　　|iiii{{否}}{l{lll{　　　　|iii|＞＝彡く:!:::::|　　 | 　| : : |　　 ||　＿ .|:|　　　 ii ﾊ∨::∨-从 } {:::::|
.　　　　 　|iiiii|　　 |{ﾟωﾟ}|　　 !iiiiiゝ.ｲ |l|lll|　　 　 |iii|{{__}}､＠ }}::::::!　　 !　 ! : : !　　 !! |:::::::||:|＿＿（_)＿}::::::}　|::::}(__)__j
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三三三三|iiiii|三三三三三_.」iiiiiL三 |l|lll|三三＠Y⌒i ﾄvえ| !:::: !　　 !　 ! : : !　　 }! |:::::::||:|　 .Y .ハ.⌒ヽ　　　　 ||
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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　さて、ゴブリン退治（いちご味）と盗賊退治（未来のメジャーリーガーついでに救助）を経て。

　冒険者たちは最下級である白磁級から、まだまだ駆け出しではあるものの、多少は経験を積んだ黒曜等級への
昇級が認められました。

　が―――

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1599 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:31:40 ID:EAfiZsJt



　　　　　　　　　　　 ,,-‐‐‐ - ､
　　　　　　　　　　／　　　　　　｀ ヽ､
　　　　 　 　 　 ,'/　　　　　　　　　　 ヽ､
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　　　　　 　 　 ', ',　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　 　 　 　 　 　 ',∧　　　　　　　　　　　　　 ',
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　　 　 　 　 　 　 .＼,,＼　　　　　　　　　　,/
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　　　 ／ィ::::::::::::／:::::!::::::::::!:::::::ｲ::::::::::::::::::!:::::!:::ﾊ:::::::::i
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　　 　 /:::!::::::::/::!::::::::!::__/ }:::/ .i:::::::::::::::/ !:::/::::::i::!::::::!
　　　/:::::::':,:::::'::::!::::::::!:::/≧:ﾒ＜!::::::::::::/　!:/j::::::,:::!::::::!
　　./::::::ｲ::::/:::::::!:::::≪{ぅ_rタ｀　i:::::::::ｲ ≦!'ニ!:::,::::!::::::!　　　「これが私達に残された最後の蓄えだ」
　 /::／,'::::/´!::::::'::::::{',:{　　　 　 !::::/ !　弋ｒﾀﾞ!':,::::ﾊ:::::!
　/´　/:::/ f i:::::::!,:::::{ ｀　　　　 j／　.!　　　　!/:::,' i::::,'
　 　 /:ィ:ヽヽ!ﾊ:::!',::::{　　　　　　　　 :!　　 　 !:::/　i:::,
　　/´　　/:ヽ　'::! ヽ:{　　　　　　　　´　　 　 ﾊ::!　 !/
　　　　　/メ!::Ｔ '|　 ヾ、　　　　　　　　　　 ,:ハ:!　ﾉ
　　　　 /´ /::j　 :、　　　　 ,　---　､　 　 / !' ヽ、
　　　 　 ／´￣:｀:ヽ.、　　　　　　　　 　 ,:'
　　　 ／::::::::::::::::::::::::ヽ:.、　　　　　　　/:::メ、　　＿_
　　　(::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:＼　　　　　 /:::::::::::ヽ/: : : : :｀: :＜
　 ／:::￣:::＞:::::、:::＞--ミヽフ ＝＝'ミ::::::::::::/: : : : : : : : : :｀
./:::::::::::::::::::::::::::::,:'__ｧ' "メ　ヽ!　!//////｀ﾒヽj____: : : : : : : :
':::::::::::::::::::::::ｧ-,_i彡(　　　jミｿ　 ｀ ＜/////! !, -ミ メ=====
::::::::::::::::::::::' ゝ'_人、｀ー ´ ノヽ、　 　 ｀￣´ .j {　　Y　',: : : :



　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿　 　 　 　 ＿__ 　 　 　 　 ／　 -‐…‐-ミ, ＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／⌒＞､＿／ ⌒＼::＼　　　 /／／￣￣￣＼＼ ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／::／: :.／: : :.｀ ´⌒｀`＼::＼___//_/　/　 　 　 　 }　}／
　　　　　　　　　　　 ／: : /.:..:.,/:.: : :. :. :.}i..: : : : : :ヽ : ヽ_＼{__/／　　　 ／／
　　　　　　　　　＿ '.:.: : :/: : ∥.: : : :. :. :..|: : : : : : : ::, : :.∨∧ﾑ　　　 ／／
.　　　　　　　 ⌒ /: : : :./:..:.:∥.: : : : :. :. :.|: :: : : : : : :.:, : : ∨∧ﾊ─‐＜
　　　　　　　 　 /.: :. .:./: : : ,i|':..: : :. :. :.｀~''ー‐‐----.:. :. .:.∨∧}￣｀`ヽヽ
.　　　　　　 　 /: : : : / _,／八.:..: : : : : : :.|ｉ ＼.: : : : :..:|.: :. .:.∨/ ＼　　 '，'，
　　　　　　　 //: :._:-‐'~: :./　　 : : : : : :_/＿　＼::..: : :|: : : : :.|'　 　 ＼　 } .}　　　「もう牛乳水割りすら頼めへんやん……！！」
.　　　　　　 / :: : : : :.|:_:_:/＿_　＼＿:_:/芹冬ミメ、､__|: : : : :.|　　　　　 / /
　　　 　 　 　 |: : : : :.| ,.ｨf芹劣　　　　/／　/／/とつ.: :. :. .:.|､　　　 ／ /
　　　 　 　 　 |: : : : :.とつ　/／/／/／/／/／/／/.: : : : : :.|､＼_／ ／　 ＼
　　　 　 　 　 |: : : : : :＼/／　　　　　　　 　 　 　 /:::/.:. :. : /　＼_／　　 ／
.　　　　　　　 ﾊ.: :. .:.|:}⌒　　 　 　 　 -- 　 　 　 ⌒/: : : : /|:.　　|　＼／　'，
　　　　　 　 　 |:.:.:.:. 圦　　　　　｢ 　 　 　 ヽ 　 　 / : : : : : i|::　　|　　　　 　 ，
　　　 　 　 　 └─| |: :＼　　　　､　 　 　_.ﾉ　　イ: : : : : : :八:: 　 　 　 ＿_／
　　　 　 　 　 　 　 |/.:. :. .:i:>.、　　　 ￣　 ....::://.: : : : : : }.:..:.〉:,　|／⌒
　　　　　　　 　 　 /: : : : : } :|i 〕iト　_...＜.: : :./∧: : : : : :/: ::/:::/,
　　 　 　 　 　 　 ∧.: : : :./:/i:i:i:i:i:i__i}: : :　　 　/{l＼: : :/ ／: : : /,
.　　　　　　　 　 /::∧.: :./:/______/ /:}　　　 　 ／　 {二二}￣＼: /,
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　　　　　　／.:..:./::://: : :..:'， 　 　 |　　 ／　　./: : : : : : |　 ／　 :: /,
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　 　 　 /: : : :/.: .:.| 人: : : /＼　 〃⌒ヾ,　　 八.: :. :.／=|　　　　| : : /,
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　 　 / : : : : ∧‐=ﾆ=‐／-=ニ／⌒巛'⌒＼‐=ニニニ=‐{_　‐=ﾆﾆ=‐／: : :.
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉ﾆﾆﾆﾆﾆ/|　./ 　 　 　 |　　 ＼.　　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }ﾆﾆﾆﾆ/ 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　ﾊ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆ　　　　八　　　 　 i　　　　 ﾑィ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨_／　　　／ ｀∨　　 ´/＼　　　　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　　　j　__　∨　 /　__　＼　 　/ﾆﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |.二＼ 　i|'⌒㍉ }人( '~⌒^'Y ＼/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |ﾆニ/｀刈" 　 ″　　　 　 " / 　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　|ニ./　　 {　　　　　 _　 ┐／ 　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |ﾆ八　　八　　　 ﾏ~__,,ノ/　　./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　　　「ですが何も注文しないのも不義理ですね！
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |ﾆニ｀Y　　＼　 　 　 　 |　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆ＜三＞ ≧=┬　＜三/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニｲ　　　　　　給仕さーん！　空気一丁！
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |ﾆﾆﾆニ厂 .{　　　　}　　/⌒iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|　　　　　　　採れたて新鮮の酒場の空気を！！」
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |ﾆﾆニ/　　 |⌒アT´　 / 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ√
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨ニ/　　　|／　 |／/　 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |_／ 　 　 / 　 ／＼　 　 ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,　　　　　/⌒ｰ⌒ｰ/　　 ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　 　 ／辷冖辷''7　　　|ニﾆﾆﾆﾆニｲ
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾆﾆﾆニ/_.|
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_/ニ/二|
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ニ/ﾆﾆj
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　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }i i : : : : :{乂_乂} : : i : : |ﾆ二∨{ ∨/　　/ﾍ
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　―――これが黒曜等級に昇級した冒険者の有様である。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1612 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:35:27 ID:EAfiZsJt


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　　 √.: : :. :. :.|.: : : : : : : : : : :. :.|: :/.: .:.|:.|.: : : :.',､／
　　 :: : : : : : : :|.: : :. :. :.|/.: : :. :./,:/: : : :.､| : : : : |,
　　 ｉ.: : : : : : :.|: : : : : : |斗r七"~: : : :./ /＼_:_:_」ﾔ
　　 |: : : : : : : |: : : : : 斗ｬ岑トk　￣￣斗ｬミ |　　ﾔ　　「ああん、もう……！
　　 |: : : : : : : |.: : : : : :.|夊;ツ　 　 　 {ツﾉ/.: :　　 ﾔ　　　 給仕さん、無視したってや！
　　 |: : : : : : : |.: : : : : :.|　　　　　 　 ､ 　 }.: .:.|　　 ﾔ　　　　なんか依頼、依頼……！
　　 | : : : : : /:|.: : : : : :.|　　　 　 　 　 　 八: :|--‐┘
　　 |.: :. :. :./.:.|.: : : : : :.|、u　 　 σ　　.ｲ:.:.:.: :|　　　　　　　　もう贅沢は言わんからなんか……ん？」
　　 |.: : : :./: : |: : : : : : |　 : .　 __　イ.}{^Y＾}-､|
　　 |: : : :/.:. .:.|.: : : :./∧　 ./,__: : :.} .} / ./ /.:|
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/: : : /ｉ{ 　 　 　 ＼.: : : :./ﾆ／φ　　　 _∧　　 {ｉ≧s｡
: : : :/:八　　　　　 {＼／)∥=_ｉ|　　　 /iﾆ∧　　寸二|
: : :./: /∧　　　 　_∨／∧=彡|　　　√}i二',　 　 寸i|
: : /: : :./∧　　／ニ∧.: :.∧／|　　 .√ }i:二',　　　 ',∧
: :/.: :. :.:./∧ /ニﾆ二∧ : : |ﾆ/　　 √}ﾆ}iﾆﾆ', 　 　 ﾔ∧
:./: : : : : : :.∨ニニニﾆ∧ : |ﾆ|　　　|=‡=‡==∧　　　iこ∧
/.: :. :.|: : : :/ニニニﾆﾆ二ヽ|ﾆ|　　　|ニ(_)二=∧　　 |=ニ|
.:. :. .:.|.: : : :.寸ニニニﾆ／ﾆ|ｉ∧　　 |ﾆニ|ﾆ二|ﾆ＼_,ﾉ=ニ|
: : : : |.: : : :. :.｀ ‐=ﾆﾆﾆ|ﾆニ|ﾆ∧ 　 |ﾆニ|ﾆ二|二∨/ |二|〉,
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　 　 　 　 /: : : : :./: :|.: : : : :.|　""　　 　 　 ､ "'}: :.|/, |
.　　　　　/.: : :. :./: : :|.: : :. :.込　 　 　 　 　 　 人: | /,|　　　「護衛依頼……黒曜等級以上。
.　　　　 / : : : : : : : /|.: :. :. .:.|i|: : 　 　 (　 ) ／: : : |: :/,　　　　つまり、ある程度仕事こなして、最低限の信用はできた
.　　 　 /: : : : : : : :/: : : : : : :.|i|　　　〕iト .イｉ/: : : : |∨ `、　　　冒険者向けやな。
. 　 　 /.: : :/ : : :./: : : : : : : :i|i| 　 　 　 {i:i:ｉ_|.: : : : : :.∨:.`、
　　／.: : :./. :. :.∧.: : : : : : :八　‐- 　 .ィi〔ﾆ|: : : : : : : 乂.:.`、　　内容は―――」
.／ : /.: : : : : :./ ∧.: : : :. :._／}h､　　 {={　 |＼: : : : : : :/: : :`、
: : : /.: : : : : : : :./ /{丕丕}ヽ=ニこ〕iト ﾏL__|__ﾉ＼: : :.:/.: : :. :.`、
: : /: : : : : : : : : : :.|/: : : :ヽ |ニﾆﾆ二二_{i{巛}}}/{丕丕}: :./.:. :.:.`、
: /.: :. .:.|: : : : : : : /.: : : :. :.}」＿_=_ィi〔￣乂__ノ/i|.: : : : ∨ /.: :. :.`、
/.: :. :. :.|.: : : : : :._{: : : : : :/ﾆこｱﾆ{i:{二二二}i:}i八: : : : :.∨.: :. :. :./,
.: : :. :. :.|: : : : : 〈人: : : :./ﾆ二〈二乂zzzzz彡' ＼ﾊ: : : : :.|: : : : : : :/,
: : : : : : : : : : : :∧ﾆ＼: (ﾆ二二〉_二二ｨ(ﾆ二二二}: : /)/.: : :. :. :. :./,
.: : :. :. :.|.: : : :./ ∧二_＼二二_{=ニニｨ(ﾆ二二二ﾉ／_/:.:.:.:. :| : : : : :i
.: : :. :. :.|.: :. :. :./: /ニﾆ二二二{_二二ｨ(ニニニﾆニニﾏL : : :| : : : : :|i
.: : :. :. :.|.: : : : : :.∧ニニニﾆ二{ﾆﾆ二ｨ(ニニニﾆγヽ=ﾏL: : :| : : : : :|l
.: : : : :.人 : : : : / ∧二二二二{ﾆﾆ二ｨ(ﾆニﾆﾆ二乂ﾉﾆﾏL: : : : : : : 八
.: : : : : :. :.＼.: : :./ニニ二二二{=ﾆ二ｨ(ニニニﾆ二二二爻/ : : : : /
: : : : : : : : : :.＼/ニニニ二二八ニニ爻ニﾆﾆニ二二二〈Y〉.: :. :./
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　内容としては、公開予定のシナリオにして、この日の前半にやった「白磁級でも旅したい」の改変版です。

　結果―――

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1610 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 20:34:53 ID:j6ghFlWI
今まで仮にも一度も以来失敗してないのにこの様つ～と、それこそ白磁級は依頼を一回ミスるだけでも赤字になって生活詰むんじゃないのか

1613 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:35:49 ID:EAfiZsJt
>>1610
こいつら一回一回の依頼の間に、結構スパン開けてるから……ｗ

1620 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:38:12 ID:EAfiZsJt

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　―――PLチャット

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　　　　　　　/:::::::::::::::/::::::/::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::|ーﾍ/‐ |:::::::::::::::::::::::i::::::::::::∧　　　受けてたような気がする」
. 　 　 　 　 ;::::::::::::/::::::::::::|:::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::::|　 　 　 |::::::::|::::::::::::::|:::＼:::::∧
　　　 　 　 ｉ:::::::::::l{:::::::::::/|:::::/:::::/:::::::/ |::::::::::::::{　　　　 ﾄ:::::::|:::::::::::::l|:::::::::::::::∧
　　　　　　 |:::::::::::|ｌ:::::::::|_｣:_/|::_/|::::ﾊ{ノ|:::::/ｌ:::::|　 ､＿__|_∨:|∨:::::::ﾘ::::::::::::::::}＾＼
　　　　　　 |:::::::::::|ｌ:::::::::｢ |:::｢|::/ |::/丁/::::/ |:::::{　　 ｀￣厂V「 ∨::/:::::::::::|::::::|
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　　　　／⌒∨::ﾄ､:::j{､:::八　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／) |//:l/::l:::l
　　　　　　　∧::|:::＼:::＼:::＼　　　　　　　　 ,　 　 　 　 　 　 ／　(　j/:::|:::::l:∧
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　　　　　 ′:::|:::::::::|::::::ヽ-ﾍ　　 　 　 　 　 -‐-　　　 　 　 　 /:::l::|::::l|:::|:::::::::l::::::∧
　　　　 /::/:::::}:::::::/:::::::|{::::∧　　　　　　└　　┘　 　 　 　 ｨ＿:l::|:::l|::::{::::::::::l:::::::∧
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　　 ∨:::::::::::l/　 l} 　 　 　 |　　 |│　　 |　 　 　 　 ／　／　　 / |::|　　￣　/　　　 　 __＼
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　　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 /　j　　　　　　　　l　　 ヽ　 ヽ　　 ヽ　　ﾞ､
　　 　 　 ／　　　　/　　　 j　　!　　　　　 　 　 l　　　＼　 、　 　 ､　 ﾞ､　　　「使い回しッスか？　世界観説明系のシナリオを」
　　　　／ /　　　 /　　/　 l　　l　　　　　　　l　 l　 　 ＼＼ l　　　 ﾞ､　 ﾞ､
　　　 /　/　　　 /　　 /　/l　　l　 　 　 　 　 l　 !　　　　＼＼ 　　　ﾞ; 　 ﾞ、
　 　 /　/　　　 /　　 /　/｜　!l　　　　 　 　 l　 jﾊ　l 　 　 ＼＼　　 l　　 ﾞ、
　　/　/j　　　 /　　 /　/　 l ｜l　　　　　　　j　 j　l　ﾄ　　　　 ト ＼　l　　＼
　 /　/ l　　　∥　　/ -―‐┤L l　　　　　/ /l斗―l‐l-＼　 　 l　l　　} 　 　 ＼
　 j /　 l　　 /l　　 j /　　 　 l l　lヽ　　　/ /　l/　　ﾄ l　　ヽ 　 }　l　 /　　 ＼　＼
　 l/　　l　 　! l　　∥　_,,,x云lxl 人　　　l /　 /_,,,xzzxl,,　　 }Y j ｜/　　 　 　 Y 　＼
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　　　　　 /: : ,ｲ: : ,￢j/―匕 {l: : : :.:fﾄ､ ＼ ヽ: :＼
　　　 　 ﾑイ.从 ノ .≠＝＝=八: : : :ﾘ__`ｰ.))　)人 ),
　 　 　 ｛X |人　{ 　　 　　　 　 ＼ ﾉ`气ﾐ(ﾉ乂: :) ハ
　　　　 ( j八: :ヽ廴⊂⊃　　 　　　　 　 ⊂⊃ |/'
　　　　　)X: :＼: : :.＼　　　　　　　　　　　　r┘　　　「はっはっは。はっはっはっはっは」
　　　　Y⌒　: :ノ : : :ノ　　　　　　×　　 　从
　　　　乂　: :(: : : :.(_　　　　 　　 　　　　,ｲヽﾊ
　　　　,ｲ≧≦＞、 : :)　_ 　 　 　 　 , イ乂 :ﾉﾘ
　＿／: :/: :ﾊ: :ヽ ﾒノ>､　"　r-‐＜ﾉﾊﾉ ≧≦
　￣`=ﾐz＿_rﾍ＿ノ＼　＼_｣_) Yﾂ⌒フ/ ﾊヽ:＼
　 　 ≦厂￣气≧.　　＼＿_Ｘ,人､　厶 / rﾍ: :ヽ〉
　 　 {{ {　　　　} }} 　 　 　 ≫≪ {{ﾊ､　`=='⌒^´
　　　ゞゞ　＿ ﾉ ﾉ　　 　 　 ≫≪ゞ=ﾍ、
　　　　≫==≪　 ＿,二ﾆ＝彡ヘ、 ＿＼
　　　　　　　彡ｸﾞ￣　　　　ノ　　 ＼　　￣￣￣　¨　￢ …

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　―――世界観説明を重視した初心者向けシナリオの再利用に、PLからは疑問の声。
　そして笑って誤魔化すGM。

　当然ながら、そこには強烈な魔改造（セルフ）が仕込まれていました。

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1635 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:46:20 ID:EAfiZsJt



　　　　　　 　 　 　 ,．ｯ―v―ｯ===tz_ ―-　．.
　　　　　　 　 ,．＜／: :／: : /: : : : : :＼`'＜
　　　 　 　 ／: :／: : :./: : : : {ン: : : : ﾄ､ ＼: :＼
　　　　　 /: : ,ｲ: : ,￢j/―匕 {l: : : :.:fﾄ､ ＼ ヽ: :＼
　　　 　 ﾑイ.从 ノ .≠＝＝=八: : : :ﾘ__`ｰ.))　)人 ),
　 　 　 ｛X |人　{ 　　 　　　 　 ＼ ﾉ`气ﾐ(ﾉ乂: :) ハ
　　　　 ( j八: :ヽ廴⊂⊃　　 　　　　 　 ⊂⊃ |/'
　　　　　)X: :＼: : :.＼　　　　　　　　　　　　r┘　　「まぁとりあえず、選択肢もないし請けるじゃろ？
　　　　Y⌒　: :ノ : : :ノ　　　　　　×　　 　从　　　　 黒曜等級で最低限の信頼も出来ただろうし、
　　　　乂　: :(: : : :.(_　　　　 　　 　　　　,ｲヽﾊ　　　　護衛系ミッションも問題なく放り込めるし」
　　　　,ｲ≧≦＞、 : :)　_ 　 　 　 　 , イ乂 :ﾉﾘ
　＿／: :/: :ﾊ: :ヽ ﾒノ>､　"　r-‐＜ﾉﾊﾉ ≧≦
　￣`=ﾐz＿_rﾍ＿ノ＼　＼_｣_) Yﾂ⌒フ/ ﾊヽ:＼
　 　 ≦厂￣气≧.　　＼＿_Ｘ,人､　厶 / rﾍ: :ヽ〉
　 　 {{ {　　　　} }} 　 　 　 ≫≪ {{ﾊ､　`=='⌒^´
　　　ゞゞ　＿ ﾉ ﾉ　　 　 　 ≫≪ゞ=ﾍ、
　　　　≫==≪　 ＿,二ﾆ＝彡ヘ、 ＿＼
　　　　　　　彡ｸﾞ￣　　　　ノ　　 ＼　　￣￣￣　¨　￢ …




　　　　　 　 　 ／　　　　　　 /∥　　　　　 　 l　　ﾞ､　＼　　＼ 　 ヽ
　　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 /　j　　　　　　　　l　　 ヽ　 ヽ　　 ヽ　　ﾞ､　　　「マーそうですが。
　　 　 　 ／　　　　/　　　 j　　!　　　　　 　 　 l　　　＼　 、　 　 ､　 ﾞ､
　　　　／ /　　　 /　　/　 l　　l　　　　　　　l　 l　 　 ＼＼ l　　　 ﾞ､　 ﾞ､　　　依頼内容は……片道１日半の行商、っと。
　　　 /　/　　　 /　　 /　/l　　l　 　 　 　 　 l　 !　　　　＼＼ 　　　ﾞ; 　 ﾞ、　　 報酬は黒曜等級相当に上がってますが―――
　 　 /　/　　　 /　　 /　/｜　!l　　　　 　 　 l　 jﾊ　l 　 　 ＼＼　　 l　　 ﾞ、
　　/　/j　　　 /　　 /　/　 l ｜l　　　　　　　j　 j　l　ﾄ　　　　 ト ＼　l　　＼　　 え、これ何が違うんですか？」
　 /　/ l　　　∥　　/ -―‐┤L l　　　　　/ /l斗―l‐l-＼　 　 l　l　　} 　 　 ＼
　 j /　 l　　 /l　　 j /　　 　 l l　lヽ　　　/ /　l/　　ﾄ l　　ヽ 　 }　l　 /　　 ＼　＼
　 l/　　l　 　! l　　∥　_,,,x云lxl 人　　　l /　 /_,,,xzzxl,,　　 }Y j ｜/　　 　 　 Y 　＼
　 {{ 　 人　 l　l　　l＼气(　{勹j!ﾐ、＼　 l/　 ノ勹{:::j!::ﾄﾐｼ /　}ﾉ ﾉｲ　} 　 　 　 }　　　ヽ
　　　 ／ ＼ l　､　 l い　｀　乂;;ノ　　 ＼|　　 　 乂;;;ノ 'ﾞ /　 ﾉ 　 / /　　　　 ﾉノ 　 　 }
　　／　 ｛　　　 ﾄ､ l 　∧ 　`冖"　　　　 　 　 　 `冖'ﾞ／　　 / ／ /　　　　 ／　　　　ﾉ
　/　　　 乂　　　 {　 　 人　　　　　 .:!　　　　　　 =彡イ　　/ /l　/　　　 ／　 　 ／／
　乂　　　　￣ ＼ 乂　　　＼　　　 、　　　　　　　　 /　　 / /ヽ ｛　　 ／　　 ／￣
　 　￣　 ー- ミ　ヽ ⌒＼ ヽ `ト､　 ﾏ￣ ヽ 　 　 ／ {　　/{/:::/∧｝ ／ ｛　／
　　　　　　 　 　 )ノヽ　ト､)从　}::::`ト､　/ﾊ _,,.ィ　／　l　/:::{::://::::∨　　乂
　　　　　　　　　　　　}ﾉ　/::::::)ﾉr､/ /:::::{　{「　／　　 八{::::::://::::::::∧
　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::弋 ＼～ l　l }ﾍ　　　 /:::::::::://::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 「::::::::::::〈 l ヽ　ヽ　l　lー---､/:::::::::::://::::::::::::::::::::::＼
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾉ::::::::::::::::ﾉ　∧　Ⅵ　l `ヾ;;;;,,,,＼::::::://:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 　 　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::l＿＿}　 V　l ＞┐　／::::::l l:::::::::::::::::::::-――-ヽ
　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::／ ＿　　＼ ヽl/　/ 　 l:::::::::ﾉ l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｝
　　　　　　　　　 ∧:::::::::::::└イ /　￣ 　 }　l　/＿ ﾉニニ-┘::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　 　 弋 ＼:::::::::::::::::〈　〕　　　　 ／　 ＿>::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j
　　　　　　　　　 /＼　＼:::::::::::::}/　　　　/　ﾊ／:::::> >/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　 　 　 　 /　　 ＼　`～∨　　　　/ l /::::::／／:::l::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　 ／　　　　　`ー- {　　 　 /ヽl/::／／::::::::l:::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j






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　　　　　　 　 ,．＜／: :／: : /: : : : : :＼`'＜
　　　 　 　 ／: :／: : :./: : : : {ン: : : : ﾄ､ ＼: :＼
　　　　　 /: : ,ｲ: : ,￢j/―匕 {l: : : :.:fﾄ､ ＼ ヽ: :＼
　　　 　 ﾑイ.从 ノ .≠＝＝=八: : : :ﾘ__`ｰ.))　)人 ),
　 　 　 ｛X |人　{ 　　 　　　 　 ＼ ﾉ`气ﾐ(ﾉ乂: :) ハ
　　　　 ( j八: :ヽ廴⊂⊃　　 　　　　 　 ⊂⊃ |/'
　　　　　)X: :＼: : :.＼　　　　　　　　　　　　r┘　　　「とりあえず見て分かりやすい所で行くと」
　　　　Y⌒　: :ノ : : :ノ　　　　　　×　　 　从
　　　　乂　: :(: : : :.(_　　　　 　　 　　　　,ｲヽﾊ
　　　　,ｲ≧≦＞、 : :)　_ 　 　 　 　 , イ乂 :ﾉﾘ
　＿／: :/: :ﾊ: :ヽ ﾒノ>､　"　r-‐＜ﾉﾊﾉ ≧≦
　￣`=ﾐz＿_rﾍ＿ノ＼　＼_｣_) Yﾂ⌒フ/ ﾊヽ:＼
　 　 ≦厂￣气≧.　　＼＿_Ｘ,人､　厶 / rﾍ: :ヽ〉
　 　 {{ {　　　　} }} 　 　 　 ≫≪ {{ﾊ､　`=='⌒^´
　　　ゞゞ　＿ ﾉ ﾉ　　 　 　 ≫≪ゞ=ﾍ、
　　　　≫==≪　 ＿,二ﾆ＝彡ヘ、 ＿＼
　　　　　　　彡ｸﾞ￣　　　　ノ　　 ＼　　￣￣￣　¨　￢ …





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　　　　　　　/:::::::::::::::/::::::/::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::|ーﾍ/‐ |:::::::::::::::::::::::i::::::::::::∧
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　　　 　 　 ｉ:::::::::::l{:::::::::::/|:::::/:::::/:::::::/ |::::::::::::::{　　　　 ﾄ:::::::|:::::::::::::l|:::::::::::::::∧
　　　　　　 |:::::::::::|ｌ:::::::::|_｣:_/|::_/|::::ﾊ{ノ|:::::/ｌ:::::|　 ､＿__|_∨:|∨:::::::ﾘ::::::::::::::::}＾＼
　　　　　　 |:::::::::::|ｌ:::::::::｢ |:::｢|::/ |::/丁/::::/ |:::::{　　 ｀￣厂V「 ∨::/:::::::::::|::::::|
　　　　　　 |:::::::::::|l:::::::::|　 ,zァ─=ミ、{:::/　 }::/{ 　 _,ノｆ―==ﾐx ∨:::::::::::::|::::::|
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　　　　／⌒∨::ﾄ､:::j{､:::八　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／) |//:l/::l:::l
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　　　　　　 /::/＼::| {＼::::{￣｀　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　 ﾉl|:::|::::::l:::∧
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　　　　　 ′:::|:::::::::|::::::ヽ-ﾍ　　 　 　 　 　 -‐-　　　 　 　 　 /:::l::|::::l|:::|:::::::::l::::::∧
　　　　 /::/:::::}:::::::/:::::::|{::::∧　　　　　　└　　┘　 　 　 　 ｨ＿:l::|:::l|::::{::::::::::l:::::::∧
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　　　/::/:/::::/::::|::|:::::::::|{:::::::::::::::＞　　　　　　　　 　 ィ　　 |　 }　　ﾉ{::::::|:::::::::::|＼::::∧
　　 |l::/:/::::/::::::|::|:::::::::ヽ:／￣　/ / 〕ト　　＿_　　´ 　 　 /　/　 /{:|::|:人￣＼　 }::::∧
　　 |l:{::{::::::{::::::::l::j＞　‘´　|　　 |│　＼ 　 　 　 　 　 　 /　/ 　 {::|:|::{:::::::＼＿＼l:::}:∧
　　 |l:l::|:::::::＼／　　　　　 |　　 |│　　 ｉ　　　　　　　 ／　/　　 ,|::| ＼:::::::::＿_:／⌒ヽ}
　　 ∨:::::::::::l/　 l} 　 　 　 |　　 |│　　 |　 　 　 　 ／　／　　 / |::|　　￣　/　　　 　 __＼
　　　∨:＼:/　　 | 　 　 　 |　　 |│　　　　　　　／　／　　　 /　乂＿___／　　 　 ／　 　 ＼
　　　 ∨:::/　　　|　　　 　 |　　 |│　　　　　 ／　／　　　　 /　　　　　　　　　　 /　　　　 　 i
　　　　∨{　　　 |　　　　　|　　 |│　　 　 ／　／　　　　 ／　　　　　 　 　 　 ／　　 　 　 　 l

1640 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:49:14 ID:EAfiZsJt



　　　　　　 　 　 　 ,．ｯ―v―ｯ===tz_ ―-　．.
　　　　　　 　 ,．＜／: :／: : /: : : : : :＼`'＜
　　　 　 　 ／: :／: : :./: : : : {ン: : : : ﾄ､ ＼: :＼
　　　　　 /: : ,ｲ: : ,￢j/―匕 {l: : : :.:fﾄ､ ＼ ヽ: :＼
　　　 　 ﾑイ.从 ノ .≠＝＝=八: : : :ﾘ__`ｰ.))　)人 ),
　 　 　 ｛X |人　{ 　　 　　　 　 ＼ ﾉ`气ﾐ(ﾉ乂: :) ハ
　　　　 ( j八: :ヽ廴⊂⊃　　 　　　　 　 ⊂⊃ |/'
　　　　　)X: :＼: : :.＼　　　　　　　　　　　　r┘
　　　　Y⌒　: :ノ : : :ノ　　　　　　×　　 　从　　　「依頼人のAAがカイジ。
　　　　乂　: :(: : : :.(_　　　　 　　 　　　　,ｲヽﾊ　　　　雰囲気はかなり追い詰められてるやつ」
　　　　,ｲ≧≦＞、 : :)　_ 　 　 　 　 , イ乂 :ﾉﾘ　　　　 　 　 　 　 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_. 人
　＿／: :/: :ﾊ: :ヽ ﾒノ>､　"　r-‐＜ﾉﾊﾉ ≧≦　　　　　　 　 　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 （
　￣`=ﾐz＿_rﾍ＿ノ＼　＼_｣_) Yﾂ⌒フ/ ﾊヽ:＼　　　　　　 　 　 ）　　　クソが！　何だこの見えている泥舟！！　　　..（
　 　 ≦厂￣气≧.　　＼＿_Ｘ,人､　厶 / rﾍ: :ヽ〉　　　　　　　　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 （
　 　 {{ {　　　　} }} 　 　 　 ≫≪ {{ﾊ､　`=='⌒^´　　　 　 　 　 　 ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y　 Ｙ
　　　ゞゞ　＿ ﾉ ﾉ　　 　 　 ≫≪ゞ=ﾍ、
　　　　≫==≪　 ＿,二ﾆ＝彡ヘ、 ＿＼　　　　　 　 　 　 　 　 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_　人
　　　　　　　彡ｸﾞ￣　　　　ノ　　 ＼　　￣￣￣　¨　￢ …　　...）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ）　　　畜生、エスポワールだろその泥舟ェ！！　　　..（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒.Ｙ


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　もはや厄介ごとの予感しかしませんでした。（By妹弟子）

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1649 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 20:50:36 ID:r9EZPl1m
途中で命懸けのギャンブル始まりますねこれは……！！ｗ

1652 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 20:52:05 ID:wzQvCrhq
24億脱出？

1656 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 20:55:43 ID:YD7cL/ss
ま、待て諸君、もしかしたら積荷がローションだったり隣に紅茶淑女がいたりするかもしれない……！

1657 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 20:56:51 ID:EAfiZsJt

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　―――で。

　PC達、（メタ的には断ってゴブリン退治や下水道清掃に行っても良いのかもしれませんが、GMが用意したシナリオなので）
依頼受諾を受付に報告。

　結果―――

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.　　　 ∧∨=＝＝＝＝＝＝＝ハk/ｷ≦／ﾍ∨./r' ﾟｿ_＿ﾊ∨///_八厶斗=＝ﾆ　(　ヽ}三三三三三二ニ≡≡＝＝
三三三ム∨三三三三三三 }ii{ ＞}´|l|lll|三.∧'.{{ 乂 __　 ﾄ }}イ { ｀ゞii厶斗=＝ﾆ二}　i|片＝≦　　　-＝＝≡≡;;;;}{
＝＝＝＝! 斗 ＝ ＝ ＝＝＝斗ｾ≧.!.!l |＝＝ゝ.ゞﾐﾉ}八/.イ}=z:|　　 }　 | : : |　　 ||　 　 .|:|　　　　　||　}{　.ji_i:!　_ ハ
.　　　　　 |否!　 　＿＿　　　|iiii{{否}}{l{lll{　　　　|iii|＞＝彡く:!:::::|　　 | 　| : : |　　 ||　＿ .|:|　　　 ii ﾊ∨::∨-从 } {:::::|
.　　　　 　|iiiii|　　 |{ﾟωﾟ}|　　 !iiiiiゝ.ｲ |l|lll|　　 　 |iii|{{__}}､＠ }}::::::!　　 !　 ! : : !　　 !! |:::::::||:|＿＿（_)＿}::::::}　|::::}(__)__j
.　　　　　 |iiiii|　 　 ￣￣　　 .!iiiii!　　.|l|lll|　　 　 |iiお　　 ￣!:|:::: |　　 |　 | : : |　　 ||｜:::::||:|三二ニ≡≡≡≡≡≡＝＝＝
三三三三|iiiii|三三三三三_.」iiiiiL三 |l|lll|三三＠Y⌒i ﾄvえ| !:::: !　　 !　 ! : : !　　 }! |:::::::||:|　 .Y .ハ.⌒ヽ　　　　 ||
　|{　|{　|{ .!iiiii!　|{ r――――ziii＋.|{.|l|lll|　　 @ゞ＝彡咲咲 |::::::!　 __|　 | : : |◎　||＋≦」:!　　!　　}　　}}== 从 /∧
　|{　|{　|{ .!iiiii!　|{ r=ァ===＝≦＿ .!..|l|__!＿＿ |_____|艸艸艸!: : | ./ハ　＿: ::!__　 ||　　　 !!　　ゝ=彡 乂＿Y　ﾊi i ii|
￣￣￣｀ヽ三三 　Ⅹ t=ァ//ゝ=彡 . |l{::｀.＜　｀ー－'´|____|Li::::::| {_彡' |　 | / .ﾊ/⌒ヽ.　 || }-=ﾆ二三＿＝ゝイi i i j
==＝＝彡'＿___　 ￣　Ⅹ　　 .Ⅶ　　.|l|l＞　 ｀.＜　　　＿乂ノ￣　 ＞ {zzz}ﾑ//{　　 ':!　 ||////　　 ||//,￣三二ニ＝=-
||　／イ　((＿__))　　　　　　　 ￣　　.L!ll!::::::::＞　.｀.＜｀ヽ__}{__｀ヽ　　　　　ゞイ八　彡'＜.!!///!　　 .||///⌒ヽ
＞―＜　　∨/　　　　　 　 　Y´￣￣｀Y!:::::::::::::::::::＞　 ｀. ＜　　　　　弋__ノ　　　　　　　　｀　＜....　||/i{　　　,i≦
ミ===彡　 ./∧　　　　　　　　乂＿＿.ノ.!::::::::::::::::::::::::::::::＞　 .｀ .＜　　　_}{_　　　　　　　　　　　　 ｀ ＜ﾑ　,.ｲ/　 {
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..　　　　　　　　　　　　　０　　　|こ_,,..―--０'''ヽ u |,|ｰ´　　　　　　'ｰ,,
...　　　　　　　　　　　　　　　　　||ー´'''￣￣￣|　/　|　　　　|ヽ￣''ー...,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　||.‐-‐,――-_,' /　,'　　　　｜.｀ヽ-...,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/','￣ニ￣￣　/ｕ　|　　　　|,!　　　',　　　　【只人の行商人】
.　　　　　　　　　　　　　　　0　7　_ヽu=　U　　０　　|ﾉ|　　　|　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　,.-//ニﾉ. ｀､ｕ　／　　　　　｜ |i　|　　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒~＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　〈⌒)ﾉ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /｀刈" 　″ 　 　 　 "　/ 　 ｀TI⌒　　 |
　　　　 　 　 　 　 rf^ｈ　　　　 　 /　　rf⌒ｈ　 　 _　 ┐／　　　 り　 ﾊ{＼〉
　　 　 　 　 　 　 r| | l |　　　　　八　　| | 　 |　 ﾏ~__,,ノ/　　 /}　{　／
　　 　 　 　 　 　 |　l　 | 　 ┐　 　 ｀Y |　　八　　　　　{　 　.{/　厂
.　　　 　 　 　 　 j　⌒ ゝ丿j　　 　〈＼j~⌒ 　',=┬　＜三＼_／　　　「いえいえどうぞお構いなく。
　　　　　　　　　 |　　　/　 /　　　 _ﾊ　ヽ　 　 |.　} 　 /⌒>､_〉__　　　　　あ、こちら空気です。空気どうぞ、空気どうぞ」
　　　　　　 　 ／ﾊ　　 　.丿　　／ﾆ∧　　　 丿爪　/　　{／ﾆﾆﾆ= 、
　　　　　　　 {＼__}===彳ﾊ 　/ﾆﾆ/　冫== ｲ/ハj /　　 jニﾆ=-''⌒}
　　　　 　 　 ∨ﾆ}ト-: :┴り　jﾆﾆ/　 {/|: : : :|/／}/　　 /-=ﾆﾆﾆﾆﾆ〉
　　　　　　　　∨｣|ﾆﾆ||ﾆ〈　厂У　　∨ミ=彡ニ〈 　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{
　　　　　　　　/ー====彡У／　　.／冫---彳ニ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉
　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　 　 /　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/{
　　　　　　　　∨ﾆﾆ-=≦ 　　　 /: : : ∨ﾆﾆﾆﾆニj|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイニ|
　 　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆニi 　 　 | : : : /|ﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾘﾆﾆﾆﾆﾆ／_/ﾆﾆj
　　 　 　 　 　 　|ﾆﾆﾆニ八　, 　|r冖辷∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ﾆﾆjﾆ／{
　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ}/＼{: : : :/ {∨ﾆﾆﾆﾆﾆニ／ﾆﾆﾆ√'⌒ﾍ
　　　　　　　　　　∨ﾆﾆニ/.| i : : : : :{乂_j∨ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ∧　　'/ﾍ
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　　　/:::::::':,:::::'::::!::::::::!:::/≧:ﾒ＜!::::::::::::/　!:/j::::::,:::!::::::!
　　./::::::ｲ::::/:::::::!:::::≪{ぅ_rタ｀　i:::::::::ｲ ≦!'ニ!:::,::::!::::::!　　　「すまん、依頼人殿。
　 /::／,'::::/´!::::::'::::::{',:{　　　 　 !::::/ !　弋ｒﾀﾞ!':,::::ﾊ:::::!　　　　この半森人の言動は適度にいなしてくれ」
　/´　/:::/ f i:::::::!,:::::{ ｀　　　　 j／　.!　　　　!/:::,' i::::,'
　 　 /:ィ:ヽヽ!ﾊ:::!',::::{　　　　　　　　 :!　　 　 !:::/　i:::,
　　/´　　/:ヽ　'::! ヽ:{　　　　　　　　´　　 　 ﾊ::!　 !/
　　　　　/メ!::Ｔ '|　 ヾ、　　　　　　　　　　 ,:ハ:!　ﾉ
　　　　 /´ /::j　 :、　　　　 ,　---　､　 　 / !' ヽ、
　　　 　 ／´￣:｀:ヽ.、　　　　　　　　 　 ,:'
　　　 ／::::::::::::::::::::::::ヽ:.、　　　　　　　/:::メ、　　＿_
　　　(::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:＼　　　　　 /:::::::::::ヽ/: : : : :｀: :＜
　 ／:::￣:::＞:::::、:::＞--ミヽフ ＝＝'ミ::::::::::::/: : : : : : : : : :｀
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':::::::::::::::::::::::ｧ-,_i彡(　　　jミｿ　 ｀ ＜/////! !, -ミ メ=====
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　　　　 　 | ;:::::::::::::::::::::::::::::::）　 ）:::::::::::::／:::::::::::::::::::
　 　 　 　 | ,:::::::::::::::::::::_;:::::::::ゝ　）::::::／:::::::::::::::::::::::::
.　　　　　 | ,::::::::U:::::::::::::）:::::　)　）／　U　::::::::::::::::::::
.　　 　 　 | ,::::::::::::::::／::　　　（.／)　　　　　::::::::::::::::　　　　　「いや、俺みたいなクズには……！
..　　　　　| ,::::v:::::::／l 　 　 ／（　j　　　　　 ::::::::::::::::　　　　　　似合いの歓迎だ……！」
　　　　　 | ,::::::::／ .丿　 ／ヽ　∪　 ,ﾍ　　　:::::::::::::::
　　 　 　 | ::::／　　￣￣　　　＼_／　 |　　 :::::::::::::::::
　　 　 　 し'´　　　　　　　　　　｀´.　　 |　 :::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∪　 　 | ::::U::::::::::::::::::
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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／: :／⌒Ｖ'⌒＼ : : :ヽ 　＼ 　 　 　 　 　 /
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : :.＼:. .:.＼　 ＼　　 　 　 /
　　　　　　　　　　　 　 /: : /: :/.: : : : : : : :.| : : |: : :∨＼　 ＼＿＿/　　　「なんやこの空気」
　　　 　 　 　 　 　 　 /: : / ＼＿,: : :.､＿_／: :|: : : :∨: :＼　　　＼
　　　　　　　　　　　　| : : |＿_|＿＿＿＿/|＿_|.: : : :.|__: :|∧ 　 　 　 、
　　　　　　　　　　　　|.: : :.ﾊ＿＿　　　 ＿＿__|.: : : :.|　}｜.:.:.　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　|: : :.圦　vﾘ　　　　vﾘ　ノ|.: : : :.|_ﾉ: | /∧　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　|: : : :i:|, ,　　'　　　　　, , ,|.: : : :.| : : |: :/∧　　　　　　 |
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1665 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:03:00 ID:EAfiZsJt


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　　　　　　　　 　 |.: : :. :.|ヽ:_｣＿_　￣ 　 ィ灯笊ミ: : : : :|.: : : : :|i　 ＼
　　　　　　　　　　|: : : : :| ィ灯)/ﾊ 　 　 　 乂;ソ ﾉ.: :. .:.|: : : : : :|i
　 　 　 　 　 　 　 |.: : : :.|ヽ　乂;ソ　　　 　 　 ､､､,: .: : :.|.: : :. :. :.|i　　　「えーと、それで。
　　　　　　　 　 　 |八.: :. :.ﾊ､､､　　　'　　 　 u　/: : : : :|: : : : : : :|i　　　　護衛依頼っちゅう話だったんやけど」
.　　　　　　　 　 　 　 ＼: : 圦　　　　 r　､　　 .ｲ: : : : : |: : : : : : : |i
　　　　　　　　　　　　 |: ＼( 个: .　_ 　 　 . イ/: : : : : : |＼ : : : : : |i
　　　　 　 　 　 　 　 /|.: : : : : :.|: : ／ ￣|´　/ : : : : : : | 　 ￣＼ : :|i
　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : |／　　　 |　/: : : : : : : :|　　　 　 〉_:.:|i
　 　 　 　 　 　 　 / /.: : : : : : :.|　　　　　|,/.: : : : : : : :.| 　 　 ／ﾆ-_: |i
　　　　　　　　　 / /.: : : : : : : :.|　　　　　/: : : : : : : : :/ 　 ／ニﾆ=-_ :|i
.　　 　 　 　 　 /: /: : : : : : : : : | ＼　　　{.: : : :. :. :. :./　／ニﾆﾆﾆ=-_:.:|i
　　　 　 　 　 / : {.: : : : : : : : :./ﾆニ＼＿＼＿＿_／／ニニニニニ-_: :|i
.　　 　 　 　 /: : 人: : : : : __／./ニﾆﾆニ二(＿＿_)ニニ二|ﾆﾆ/ニニ-_:.:|i




　　　　　　　　＿＿　　　　　_＿__
　　　　　　 ＜、　　｀｀`ヽｖ'´　 　 ｀＞
　　　　　　 __,,.＞　　,　 ｀Y´ 　 ､ 　 ｀`ヽ、
　　　　 ,ｨ'´　 　　 ;'´( 　　　　　 )ヽ 　 　 ヽ
　　　∠二ィ : .　　`､　>　___,,,..ノ 丿　　　 .ﾍ
　　　 　 ／: : ; . 　　｀´　`ｰ--‐''´　　　 . : : |
　　　 ∠:／,:ｨ: : : ,:ｨ: . ／|　ﾄ､ 　 　 　 . : : : |
　　　　 /／/.: :, く/／ 　 ＼!_,>　　　. : : : : :|
　　　　 '´ /:,:イ`>､＼ 　 _,／ ／＼ . : : : : : |　　　「あ、あぁ。
　 　 　 　 |/　.kー-｡､〉　>-‐'ー｡､ |.:|‐-､: : !　　　　 俺の先祖が住んでたって農村で……！
　　　　　　　　 |`ｰ:／'´　 `ｰ-‐'´　| !か.|: /
　 　 　 　 　 　 |／　__‐､　　　　u　lﾉい/:〈　　　　　　ちょ、ちょっと身辺整理がてら、商売に行く事にしてな！
　　　　　　　　 `iｰ＿＿＿＿__　　,'/じ:' : :ヽ　　　　　　急な話なんだが、それで護衛を募集していたんだ。
　　　　　　　　　 l `ｰ―‐---‐' 　'/: : : : : : :.ヽ　　　　　 だが、あんまり金は出せないのが申し訳ない……。
　　 　 　 　 　 　 '､ 　 ー　 　 ／/: : : :∧: : : :ヽ
　　　　　　　　　　∧. 　 　 ／,.r': : : :,/⌒'ヽ: : : l　　　　　黒曜等級って事なら、あんたらは最低限幾つかの依頼は
　　　　　　　　　 ﾉ|: ,ﾍ__／,ｒ'´ﾉ: : :／　　　　＼.:|　　　　　 こなしてるし信用できるん……だろ？」
　　　　　　　　　　|: : /｣:／　/: :,:ｲ　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 ﾉノ＾｢ﾍ、　ﾉ／/　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　'´ 　 |iﾟ:l ＼'´ /
　　　　　　　　　　 　 |i :!　　Ｖ


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　なお、GMよりメタ発言。

「マ、でも黒曜等級に回される護衛依頼って、正直重要度低いやつですけどね！　アッハッハ！！」

　そして留まらない程の嫌な予感。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1675 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:06:15 ID:EAfiZsJt


　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　,,ｨ'　ｨｯ/}}
　　　　　　 ,,ｨ'´　,。,＿＞´
　　　 .,ｨ┐　　／
　　　,ｨ}:.:.ヽ_,ｲ
　　 |i:i:i乂:.:.:〉　　　ｯ､,,,ｯ-
　　ﾉi:i:i:i:i:i:{　　　/;;;;;;;;;;;;;;ヽ
　 .(i:i:i:i:i:i:i:i}　　 ﾉ/弌ﾉ;;;;;ヾ　　　「すまないが今日の昼には出発したい……！
　　.',i:i:i:i:i:i:i:ヽ_iv;;;|.ｨ=ｯﾉﾉ｀　　　　　あ、アンタらも準備を進めてくれ！
　　　}i:i:i:i:i:i:i:i:i:|.ヽヽﾆｲ;;ヽ,。
　　　.',i:i:i:i:i:i:i:i:i|i:i:|ｯｪｪｪi} ノ　　　　 昼くらいに、も、戻る……！」
　　　 .',i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|三三{　ｲ,
　　　　 |_i:i:i:i:i:i:i:i:,'ﾆﾆﾆﾆ}i:i:i:i:i
　　　　　.',i:i:i:i:i:i/三三三|i:i:i:i:i〉─。
　　　　　 .〉i:i:／.三三三.',i:i:i/::::::::::::i
　　　　　＞i:i:/ﾆ＞""＜ﾆ.〉:/::::::::::::::i
　　 ,ｨ'i:i:i:i:i:ｌゞ'´　　 i　　 /:/:::::＞─＜
　　｀'＜i:i:i:iﾉ　.　.　.i|　 /::::|／＿＿　　ヽ
　　　./i:i:i:i:|　 _,,。ｷｷ}:ﾑ::::{,ｨ'三三三≧､.',
　　　(i:i:i:i:/≦/＞{'"}::|::::::|´三三三三三i}
　　　 .￣|シ'´ ::::::{::::}::|::::::|三三三三三ﾆ}
　　 　 　.|ノ:::::::::::::{:::} ::::::::|三三三三三ﾏ
　　　　　ﾑ:::::::::::::::ヽ}::::::::∧三三三三.ｼ
　　　　 .ﾏ::::::::::::::::::::::＞.|;;ﾉ三三三ﾆｼ´
　　　　　|:::::::::::::::::::::| . . |´.三三三ｼ´
　　　　　', ::::::::::::::::: | . . |三三三ｼ´
　　　　　 ', :::::::::::::::::|　　｀ヾﾆﾆゞ
　　　　　　' ::::::::::::::::|
　　　　　　.' :::::::::::::::|
　　　　　　 '::::::::::::::::|
　　　　　　　}:::::::::::::乂
　　　　　　　ヽ,::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　.ヽ::::::::::::::|
　　　　　　　　　.ヽ::::::::∧
　　　　　　　　　　 ∨:::::∧
　　　　　　　　　　　∨:::::∧
　　　　　　　　　　　 .ゞｰゞ'ﾉ
　　　　　　　　　　　　}三;;;;|
　　　　　　　　　　　 {　　ヾ
　　　　　　　　　　　 ゝ-イ

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　話もそこそこに飛び出していく依頼人。

　そして―――

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━



　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒~＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　〈⌒)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__＼廴＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 ｀丶、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　./ 　 　 　 |　　 ＼.　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　 ﾊj 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　 　 i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　／ ´∨　　 ｀/＼　 　ｎ　∨乂__ﾉ}|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　 　 ﾉjzzzミ∨　 /zzzミ┌l |｀Y'＼=彡 |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼／/ _ﾋiツ　}人(　ﾋiツ_ | | |　∨　＞　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _/__〈 |　　 ″ 　 　 　 　 /　　　 |⌒　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{ ｕ　　　　　　　 ／　　　 φ　ﾊ{＼〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　イﾆﾆﾆﾆ八　　　、-～ヽ./ /￣ﾆ= 〈.／　　　　「…………………………裏を取りましょう」
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼ 　 ｀¨¨¨　{ jﾆﾆﾆﾆニ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ﾆﾆ/ﾆ.j
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉ﾆ/ﾆ以
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {＼/ : : : / {: }ﾊ : : 厶＿__／ﾆニ厶イ/ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }i i : : : : :{乂_乂} : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ∧　 　 /ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:| i : : : : : †: :†: : : : ｉ : : |ﾆﾆﾆﾆ|　V/ 　 /ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 /ﾆ| i: : : : : :♭:♭: : : :i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　 ∨/　 /ﾍ
　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆ丿ｉ : : : : : : :| : : : : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　　∨/　 /ﾍ



　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿　　 /_/jI斗───ミi:心　 　 /
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　: : : : :￣.: : : :. :. :.｀`丶、｀`ヽ､＿＿__ﾉi:ｉ:八　 /
　　　　　 　 　 　 　 ／ : : : : : : : : : : ＼: : : : : :. : : :　　 ＼ﾆﾆﾆイﾆﾆミk,＿＿＿＿_
.　　　　　　 　 　 ／／: : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : :＼ 　 }　　　　　 }i:i:}　 　 　 　 /
　　　　　　　 　 / :/: : :.i : : : : : : : : ∨: : : : : : : : : : : : :丶/=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　 　 /
.　　　　　 　 　 .: : : : : :i{.: : : : : : : : : ∨: : : ::..: :. :. :.:.: : : :`、　　　　　　　　　　　 /　　　「ねーさんの困惑顔珍しいなァ」
.　　　　　　　 /: : : : : : i{.: : : :.i.: : : :. :.Ⅳ : : : :: : : : : :.: : : : `、)h､　　　　　　　　/
　　　　　　　/ : : : : : : :Ⅳ : : :|:.: :. :.＿_∨ : : ｉ.: : : : :.:..: : : : :.:,　　 〕iト 　 　 　 /〕iト
.　　　　　　/: : :.:ｉ.: : : :.:{ ∨: ::|:: :.⌒: :}: :￣: ::}.: : : :. :.:.: : : :. :.{〉　　　　 〕iト ／　　 　 ｀丶
.　 　 　 　 ′: : i{: :／⌒　Ｖ__ﾄ-─jI斗ｬ冬ミ;}.: : : :. :.ｉ.: : : :. :.{∧
　　　　　/{.: :. :.八 : : jI斗fミ　　　 '⌒ﾄJ/ﾊⅥ: : : : : :} : : : : : {
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　　 　 　 ハ／: :| : : 圦 ∨ツ　 　 　 　 , , , , |.: : : :. :.|.: : :. :. Λ 　 `、　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /
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. 　 　 　 /: |: : : : : : : :.∨i:i:i:iヽｉ斗/　/./: : : : : : :./　_,,.　 -─‐-　 _}: : :　　 |＿__／　 ＼
　 　 　 /: : {.: : : : : : :. :.}ｉ:ｉ/￣＼/　/./: : : : : : :./　　　　　　　　＿ﾉ: : : :.　 　 　 　 　 　 ＼
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　 　 /.: : : : :. :.／ヽ＿_:} {￣＼＼／: : : : : : :./　　 _,,　 -‐-　　 　 〉.: ::.|: .::.
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. / : : : : L.|ノ|.ノ　/　 / /ヽ, ＼{.: :. :. :./／　 　 　 　 　 丶　　　 　 　 　 ＼: : :.`、　　　　　　　 　 　 ／
/.: :. :. :. :./ 　 -‐　　/ /丕}‐=ﾆ{丕丕}_{　　　　　　　　　　 '， 　 　 　 　 　 '，: : :`、　　　　　　　　／
.: : : : : :./　 /　　　　 /: :/‐=ニ/.: : :.|=‐　　　　　　　　　 　 }ﾆ_　　　　 　 　 '， : : :`、　　　　　 ／
.: : :. :. :.{　 /　　　　 ': :./‐=二/: : : : |=‐}　　　　　 　 　 ./ /=/ ＼　　　 　 　 ＼＿: :＼　　　／
.: :. :. :.八　　　　イ : : /‐=二/: : : : : |=‐}　　　 　 　 　 ./ /=/. . . .＼　　　 　 　 ／: : : :＼／
.: : :. :. :./ヽ　　　 ∨/:|‐=ニ |.: : : : :.{≧s｡　　　　　　　/.ｲ=/＿＿＿_＼＿＿,／: : : : : :./
: : : : : : :/∧　　　 V:人ニニ|.: : : :. :.＼‐=二≧s｡＿ィi「=_/.: : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :/

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　PC側、断固たる情報収集を決意。

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1677 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:08:51 ID:ub54+W1k
懐かしいなあ、ジュンゴとカイジのタッグでカジノとの丁々発止。
何でカードの通しをカレーとかミュージカルで隠そうとするんだよ、あらゆる意味で隠れてねえんだよ！？

1682 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:10:21 ID:EAfiZsJt
>>1677
符丁にカレーを使っていたため、「あちらのお客様からです」と周囲に無差別に飛び交うカレー爆撃

1691 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:14:56 ID:EAfiZsJt


　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/⌒ヽ: : : : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　_　　---): : :ノ___
　　　　　　　　　　　　　　,　: : : : : : : .ノ: :彡: : : : `: . 、
　　　　　　　　　　　　. : : : : : ---ミ: : : : : ／⌒＼: : : :＼
　　　　　　　　　　／: : : ／: : : : : : : : : : --ミ: : : : ＼: : : :＼
　　　　　　　　 ／: : : ／: : : :／⌒: : : : : : : : :＼γ三三ミx: : 、
　　　　　　　 /: : : : :/: : : :／: : : : : : : : : : : : : : :{ﾆ Y ⌒ Yﾆ}: : .、　　　「あそこまで露骨に怪しいと警戒もしますよ。
　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 人=乂__,ノﾆ八: : ＼　　　ギルドの審査大丈夫なんでしょうねコレ」
　 　 　 　 /: : : : :/: : : : : : :/: : : : :/: : : : : : : : : : : >==ミ=彡:V: : : : ヽ
　　　　　. : : : : :/: : : : : : ./: : : : :/: : : : : : l: : : : : {iY⌒Yj}: : : l: : : : : : ＼
　　　／: : : :.／|: : : : : : : |: :|: : : l: : : : : : : }: : |: : 弋三彡: : : :|: : : :トミ＿＼
　弋＿_　 イ: : :l: : : : |: : j|__|＿: |ノ: : : : : :ﾄ.、|＿: :|__::: :l: : : : |: : : :|
　　　　　　 |: :./l: : : : |:./∧:|V: :.|: : : : : : : }: :j|: :|ﾊ:|ﾍ: : |: : : : |: : : :.;
　　　　　　 |:./: |: : : :_Vz=ミ|ハ::|ﾍ: : : : : :/:./ _厶斗==z_,: : : :{: : : 人
　　　　　　 |´{: .}: : : : ｲ　{cﾊ气ﾐ: |: : : : :/j/,ｨcハ刋/}〉: :/: : :.V: : : l:ヽ
　　　　　　 l　|:/: : : : ハ 弋_.:::从 Vﾍ: : :{ ﾉ　弋_.::ノ ｲ: :/: : : : :i : : :{⌒
　　　　　　　　l{: : : : : : :ﾍ` --‐ 　　　＼|　　` --‐／／: : : : : :}: /:/
　　　　　　　　{:V: : : : : ::人　 　 　 　` 　　　　　／イ: : : : :/: :/:/}/
　　　　　　　_ -V乂---〈>.、　　　 　--　、 　 u 　人--- r:ノ＿
　　　　　　/ﾆﾆﾆ[====== ]=>　　(　　　　 )　 　.イ[========] ﾆヽ
　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆゝ----r’＼　＞`　--　　＜　　 ゝ-----イﾆﾆﾆ=
　　　　　 { ﾆﾆﾆﾆ /: : : : Vﾆ　＼__　　　　　__／／ /}: : : : :.Vﾆﾆﾆﾆ
　　　　 　 トﾆﾆﾆ/: : : : : : Vﾆ=　＼｀　　 ´／／ ／/: : : : : : }ﾆﾆﾆ=ｲ
　　　　　　|ニﾆﾆ{: : : : : : : } ﾆﾆ　　丶　／／ ／ﾆ {: : : : : : :.|ﾆﾆﾆﾆ|




　　　　　／:::::::::::::::／!::::::::::!::::::!::j:::::::::::::::::!:::Vヽ::::::::::::!
　　　 ／ィ::::::::::::／:::::!::::::::::!:::::::ｲ::::::::::::::::::!:::::!:::ﾊ:::::::::i
　　　 ´ 7:::::::::::/::::::::::!::::::::ｲ:::::/.!::::::::::::::::/::::::i::::::!',:::::::!
　　 　 /:::!::::::::/::!::::::::!::__/ }:::/ .i:::::::::::::::/ !:::/::::::i::!::::::!
　　　/:::::::':,:::::'::::!::::::::!:::/≧:ﾒ＜!::::::::::::/　!:/j::::::,:::!::::::!
　　./::::::ｲ::::/:::::::!:::::≪{ぅ_rタ｀　i:::::::::ｲ ≦!'ニ!:::,::::!::::::!　　　「……聞いてみるか」
　 /::／,'::::/´!::::::'::::::{',:{　　　 　 !::::/ !　弋ｒﾀﾞ!':,::::ﾊ:::::!
　/´　/:::/ f i:::::::!,:::::{ ｀　　　　 j／　.!　　　　!/:::,' i::::,'
　 　 /:ィ:ヽヽ!ﾊ:::!',::::{　　　　　　　　 :!　　 　 !:::/　i:::,
　　/´　　/:ヽ　'::! ヽ:{　　　　　　　　´　　 　 ﾊ::!　 !/
　　　　　/メ!::Ｔ '|　 ヾ、　　　　　　　　　　 ,:ハ:!　ﾉ
　　　　 /´ /::j　 :、　　　　 ,　---　､　 　 / !' ヽ、
　　　 　 ／´￣:｀:ヽ.、　　　　　　　　 　 ,:'
　　　 ／::::::::::::::::::::::::ヽ:.、　　　　　　　/:::メ、　　＿_
　　　(::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:＼　　　　　 /:::::::::::ヽ/: : : : :｀: :＜
　 ／:::￣:::＞:::::、:::＞--ミヽフ ＝＝'ミ::::::::::::/: : : : : : : : : :｀
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':::::::::::::::::::::::ｧ-,_i彡(　　　jミｿ　 ｀ ＜/////! !, -ミ メ=====
::::::::::::::::::::::' ゝ'_人、｀ー ´ ノヽ、　 　 ｀￣´ .j {　　Y　',: : : :

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　当然ながら、冒険者ギルドは国営機関。

　冒険者にとっては依頼によって『騙して悪いが』や口封じなどされる危険が減り。
　依頼人は国家機関を仲介に通す事で、名ばかり冒険者やただの無法者などが来る危険が減り。
　ギルド（国家）にとっては、国で手が回らない様々な事件の対処ができる人材を、ゴロツキ予備軍ではなくちゃんと
仕分けして管理し、仕事を割り振れるというメリットがあります。

　勿論、ギルド相手に虚偽の依頼や重大な隠蔽などをしていた場合、それは依頼人の重大な背信行為。
　ギルドによって粛清の対象になりかねません。

　と、いった世界設定はあれど流石に相手のAAと雰囲気がアレなので、ギルドの受付に話を聞く冒険者たち。
　内容は今の商人の行状や評判についてです。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1694 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:22:15 ID:EAfiZsJt

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　結果、分かった情報は―――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐━━‐-. ._　　 ／￣￣〉＿__
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : : : :⌒＼: : : ＼ヽ/／⌒ｱ⌒〉::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 //⌒: : : : : : : : ヽ: : : ﾊ廴__／__／:::::〈
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／:/: : : : :|: : :／: : :ﾊ: : : :|く⌒＼＿＿＿|__
　　　　　　　　　　｢￣＼　　⌒ｱ|: ―-:_|＿≫希ﾃY : : :|: :＼　 ＼　 　〔⌒＼_
　　　　　　　　　 └―‐┘　　 |:八≫希　　　弋ｿ j: : : :|: : :人　　)ト―┘　　┛
　　 　 　 　 　 　 ┌ 　￣〉　 八∧{ 弋ｿ , 　 　 "厶: : :.|): : : :|＼/:::::＼＿___
　　　　　　　 　 　 ＼__／　┐ |: : :ﾊ"" 　　　v､　/: : : :|: : : : |::::::::::::::::: ＼　 ＼_
　　　　　　 　 　 　 　 ／　 /　И/:込　 　乂 丿 ＾7: : :.|: : : 八:::::::::::::::::::::::＼　┛
　　　 　 　 　 　 　 　 ＼__/　 /: : |　/:＞ 　 _,..イ/ : : : |: : : : : :.、::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : ∨: : : 〃⌒ﾊ/ : : : : |⌒ヽ: : : ＼::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 　 　 / : : : : |:_jI斗{{　 〃: : : : : :j　　　＼＿_.＞―┘　　　「纏めるでー。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |: : : : : /ﾆﾆ/ ∨/ |: : : : : /　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |: : : : :j厂￣)迂( 八: : :／　 ＼/ﾆニ／￣アﾆﾆ-_　　　・元々は先祖がそこそこいいトコまで行った
　　　　　　　 　 　 　 　 　 人＿___廴／ﾆﾆﾆ＼j仄{ﾆ{　　/∧√〉 　"~￣＼ﾆ|　　　　冒険者やったが、故郷でうだつが上がらず、
　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆ/|ﾆﾆﾆr冖┐／: :.:.|_八 //:.ﾉﾆ＼_　　　く⌒ﾆ|　　　　　一攫千金を目指して街に出てきた。
.　　　　　　　 　 　 　 　 ／ﾆﾆ/: |ﾆﾆ〈(ふ)]〉_Т: : |ﾆﾆ∨:.〈ﾆﾆﾆﾆ｝厂＼〉ﾆﾆ
　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ/: : |ﾆﾆ└辷┘ﾆ|: : /ﾆﾆ/: : :.}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ八　　　　・冒険者としては才能がなく、なんとか生き
　　　　　　　 　 　 ／ﾆﾆﾆニ|: : :.|ﾆﾆﾆr冖┐ﾆ.＼{ﾆﾆ｛: : :.〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_　　　　 延びたが、夢を諦め大きな商会の下で
.　　　　　 　 　 ／ﾆﾆﾆﾆニ八: : :|ﾆﾆ〈(ふ)]〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: : : :|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_　　　　 下働きをしていた。
　　　　　　 　 〈ﾆﾆﾆ＼Ξﾆ／) : |ﾆﾆ└辷┘ﾆﾆﾆﾆﾆ八: : 八ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ⌒'～-|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_ : : ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　　　 ・要領は悪いが真面目という評判。
　　　　　　　　　∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_ : : |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/　　　　　　今回は故郷のある村へと、急な行商を
　　 　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_: : ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/　　　　　　　世話になってる商会に提案。
　　　　　　　　　　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ: : :|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.人_
　　 　 　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆニ,′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ: : ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ=┐　　・まぁ、故郷に錦を飾りたいんだろうという事で
.　　　　　　 　 　 　 人ﾆﾆﾆ.′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ: : :∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|　　　　認められ、こうして依頼が出された」
　　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆ二|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: : : ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
.　　　　　　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆ八:_: : : :∨ﾆﾆﾆﾆニ/
　 　 　 　 　 　 　 ＿}ﾆ/⌒jﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-く∨ﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　 _＿／ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ二＼ﾆニ/＼
　　　　　 /ﾆﾆ{ﾆﾆr=ミｰ彡ﾆﾆﾆ}ﾆﾆニⅤﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆj＼/: : : ＼
　　　 　 人ﾆ八ﾆ〈三冫、ﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/: : : : : :/⌒
　　　　　　 ｀⌒ｰくﾆ/: : :＼ﾆ〈＼＿_〈/￣＼ﾆﾆﾆﾆﾆニ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-彡: : : : : /
　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : :|￣ 　 　 　 　 　 〕ト---='⌒〕＿／￣｢￣: : : : : : : :/
.　　　　　　 　 ∠ イ: :∧: : |　　　　　　　　 /: ∧　　　 　 　 　 　 |:／⌒〉: : ／
　　　　　　　　　　　∨　＼_|　　　　　　　 /: : : ∧　 　 　 　 　 　 |　　.厶／




　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒~＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　〈⌒)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__＼廴＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 ｀丶、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　./ 　 　 　 |　　 ＼.　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　 ﾊj 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　 　 i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 　 ／.ノ∨　　 ｀ﾒ＼　 　ｎ　∨乂__ﾉ}|
　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ﾏ　 　 ﾉjr‐-ﾐ∨　 ./r‐-ミ┌l |｀Y'＼=彡 |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼／/廴_.丿}人_( 廴 _丿| | |　∨　＞　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _/__〈 |　　 ″　　 　 ∪　/ 　 　 |⌒　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{.　　　 　 _,，┐ ／　　　 φ　ﾊ{＼〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　イﾆﾆﾆﾆ八　　　ﾏ´　 丿/ /￣ﾆ= 〈.／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼ 　 ｀¨¨　 .{ jﾆﾆﾆﾆニ＼　　　「錦を飾るって雰囲気ですか！？
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/　　　　今にもマグロ漁船乗って遠洋漁業に出んばかりの
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_　　　　　勢いでしたよ！？」
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ﾆﾆ/ﾆ.j
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉ﾆ/ﾆ以
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {＼/ : : : / {: }ﾊ : : 厶＿__／ﾆニ厶イ/ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }i i : : : : :{乂_乂} : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ∧　 　 /ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:| i : : : : : †: :†: : : : ｉ : : |ﾆﾆﾆﾆ|　V/ 　 /ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 /ﾆ| i: : : : : :♭:♭: : : :i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　 ∨/　 /ﾍ
　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆ丿ｉ : : : : : : :| : : : : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　　∨/　 /ﾍ

1695 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:22:49 ID:84Zm70KM
鮪漁船の遠洋漁業がわかるんかい半森人！ｗ

1700 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:24:34 ID:4/gfI+GK
たぶん下水道でネズミにかじられて耳ちぎれかけた古傷とかは本当にありそう

1702 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:26:58 ID:EAfiZsJt


　　 　 　 　 　 　 (⌒ヽ　　　 　 　 　 　 -‐━━‐-. ._　　 ／￣￣〉＿__
　　　　 　 　 　 　 ＼/ﾊ　　　　　 ／: : : : :⌒＼: : : ＼ヽ/／⌒ｱ⌒〉::::|
　　　　 　 　 　 　 　 ＼|　 　 　 //⌒: : : : : : : : ヽ: : : ﾊ廴__／__／:::::〈
　　　　　　　　 　 　 　 ◯　　／:/: : : : :|: : :／: : :ﾊ: : : :|く⌒＼＿＿＿|__
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ｱ|: ―-:_|＿≫希ﾃY: : : |: :＼　 ＼　 　〔⌒＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:八≫希　　　弋ｿ j: : : :|: : :人　　)ト―┘　　┛
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 八∧{ 弋ｿ ,　 　 " 厶: : :.|): : : :|＼/:::::＼＿___
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |: : :ﾊ""　 　 　 　 /: : : :|: : : : |::::::::::::::::: ＼　 ＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 　 И/:込　 　 t_) 　 ＾7: : :.|: : : 八:::::::::::::::::::::::＼　┛
　　　　　　　　　　　 ┌　　　　/: :.|　/:＞ 　 _,..イ/ : : : |: : : : : :.、::::::::::::::::::::/
　 　 　 　 　 　 　 　 ﾊ.‘,　　 / : : ∨: : : 〃⌒ﾊ/ : : : : |⌒ヽ: : : ＼::::::::::::::/
.　　　　　　 　 　 　 　 }┴y┐: : : : |:_jI斗{{　 〃: : : : : :j　　　＼ : : .＞―┘
　　　　　　　　　　　　 | ⌒V: : : : : /ﾆﾆ/ ∨/ |: : : : : /　　 　 __＼_: ﾊ　　　「ただ、気になるんは―――
　　　　　　　　　　 　 人々.j : : : : j厂￣)迂( 八: : :／　 ＼ ／ﾆﾆﾆ＼|　　　　 最近、女の影が出来たってトコやな。
　　　　 　 　 　 　 　 /ﾆ＞ﾍ＿____廴／ﾆﾆﾆ＼j仄{ﾆ{　　/∧ﾆﾆﾆﾆニ＼
　　　　　　　 　 　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:|ﾆﾆﾆr冖┐／: :.:.|_八 // : ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_　　　なんや騙されとるんやろか？」
　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/: :|ﾆﾆ〈(ふ)]〉_Т: : |ﾆﾆ∨: : : :}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧
　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./: : |ﾆﾆ└辷┘ﾆ|: : /ﾆﾆ/: : : : :.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∧
　　　　　　　　 ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| : : |ﾆﾆﾆr冖┐ﾆ.＼{ﾆﾆ｛ : : : ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　 　 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.八: : |ﾆﾆ〈(ふ)]〉ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: :／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニj
　　 　 　 　 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼|ﾆﾆ└辷┘ﾆﾆﾆﾆr―くﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ√
　　　　 　 　 ｘ仁ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ弋　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ└‐１ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/|
　　　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|:.|
　　　 jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／.′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∨ﾆﾆﾆﾆﾆ|: |
.　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＿／: : |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∨ﾆﾆﾆニ|:八
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.　 　 Ⅴﾆﾆﾆ／　/＿__/⌒jﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆニ〈: : : :.＼
　　 　 ＼_Ξ{._／ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ〈ﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿_／＼: : : : :＼
　　　　　 /ﾆﾆ{ﾆﾆr=ミｰ彡ﾆﾆﾆ}ﾆﾆニⅤﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ : : : : : ＼
　　　 　 人ﾆ八ﾆ〈三冫、ﾆﾆﾆ/ﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/: : : : : :/⌒
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ 　 　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{ ｕ　　　　　　　 ／　　　 φ　ﾊ{＼〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　イﾆﾆﾆﾆ八　　　、-～ヽ./ /￣ﾆ= 〈.／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼ 　 ｀¨¨¨　{ jﾆﾆﾆﾆニ＼　　　　「うーわぁー、そっち調べてぇー……。
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/　　　　　けど……」
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ﾆﾆ/ﾆ.j
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉ﾆ/ﾆ以
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　今回、情報収集は幾つかの判定を使って、

『ギルドの受付→商会の人間→彼の事を知っている友人』

　などへと段階的に調査していき、達成値によってかかった時間が変わるというものでした。
　結果、冒険者たちはある程度までは調べますが、ここで時間切れ。

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　 　 　 　 /二ﾆｰ---┘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉ー――‐'ニﾆー_ヽ
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1703 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:27:09 ID:bDJPuNdi
大きな商会って、まさか帝愛じゃなかろうな？w

1708 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:29:30 ID:bF9l7Y0q
娼婦に入れ込んで店の金に手を付けたか、はたまた美人局に引っかかって碌でもない仕事の手伝いか
うーんワクワクしてきたのう（震え声

1709 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:30:16 ID:bDJPuNdi
>>1708
案外、見ちゃいけないもの見て、女連れての逃避行かもしれんな

1710 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:31:36 ID:tappd9pd
(美心を想起するなど)

1711 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:32:14 ID:EAfiZsJt



　/／/　　　　　　/| |::ｌ　.|ｌ　 |ヽ　 ヽ＼
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.　　| /　　　　./::::::::l|:::::l |".ｌ |／::::::::ヽ､_＼ヽ__
　　|.l.|　l　　 /::::::::::::|／ i ／l|　_,,､､-　　~　　::::ヽ ヽ／⌒ヽ、
　　|| | .|l　 /＼:::::　ヽ ／,､-'''"　　　　　　　　:::::::ヽ ヽ'⌒ヽ.ヽ
　 . |　|.| | /　　＼　　〃　　　　　　　　　　i.l　::::::::ヽ ヽ'⌒| .|　　　　「遅くなってすまない……！
.　　　 |l　|l　　　　＼ ;;; ヽ、　　,,､'　　　 　 ij　 :::::::::ヽ ヽ､_ﾉ |
　　　　　　　　 　　/:::::　 　 ‐''~　　　　　　　　 ::::::::::::ヽ ヽ､_ﾉ　　　　　だが……！　だが……出来るなら、ちゃんと村で
　　　　　　　 　　/ ,':::::::　　　　　　　　　　　　 :::::::::::::::::ヽ ヽ　　　　　　　必要としてる物を買い付けたくて……！
　　　　　　 　　/ ,':::::ij::::::　U　　　　｀ij　　　　 :::::::ij:::::::::ｌ;ヽﾉヽ
　　　　　 　　/ ,':::::::::::::::::　 　　　　　　　　　 　:::::::::::::::::ｌ;;;:::::: ヽ　　　　　　色々と吟味していたら、遅くなった……！
　　　　 　　/ ,'::::::::::::::::_::｀) 　 　　　　_,,､-'''´~~｀ヽ::::::::::ｌ;;;::::::　ヽ　　　　　　すまない……！」
　　　 　　/　::::::::::　''~ノ　　　 __,,､-‐´ 　　＿､､-‐':::::::::ｌ;;;;:::::::u ヽ
　 　　　　｀''''　　　　｀''－'､~　　　 _ ､-‐´ 　　　:::::::::::::::l;;;;;;:::::　　ヽ
　　　　　　　　　 　　　　　 ｀ｒ‐''' ´　　　　　　　:::::::::::::::ｌ;;;;;;;;:::::　　 ヽ




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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　 ﾊj 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　 　 i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　／ ´∨　　 ｀/＼　 　ｎ　∨乂__ﾉ}|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　 　 ﾉjzzzミ∨　 /zzzミ┌l |｀Y'＼=彡 |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼／/ _ﾋiツ　}人(　ﾋiツ_ | | |　∨　＞　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{ ｕ　　　　　　　 ／　　　 φ　ﾊ{＼〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　イﾆﾆﾆﾆ八　　　、-～ヽ./ /￣ﾆ= 〈.／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼ 　 ｀¨¨¨　{ jﾆﾆﾆﾆニ＼　　　　―――ﾎﾞｿﾎﾞｿ
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_　　　（頭領、これ言外に村への行商が
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_　　　　建前だって認めてません？　彼）
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ﾆﾆ/ﾆ.j
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉ﾆ/ﾆ以
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {＼/ : : : / {: }ﾊ : : 厶＿__／ﾆニ厶イ/ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }i i : : : : :{乂_乂} : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ∧　 　 /ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:| i : : : : : †: :†: : : : ｉ : : |ﾆﾆﾆﾆ|　V/ 　 /ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 /ﾆ| i: : : : : :♭:♭: : : :i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　 ∨/　 /ﾍ
　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆ丿ｉ : : : : : : :| : : : : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　　∨/　 /ﾍ




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　　　 ／ィ::::::::::::／:::::!::::::::::!:::::::ｲ::::::::::::::::::!:::::!:::ﾊ:::::::::i
　　　 ´ 7:::::::::::/::::::::::!::::::::ｲ:::::/.!::::::::::::::::/::::::i::::::!',:::::::!
　　 　 /:::!::::::::/::!::::::::!::__/ }:::/ .i:::::::::::::::/ !:::/::::::i::!::::::!
　　　/:::::::':,:::::'::::!::::::::!:::/≧:ﾒ＜!::::::::::::/　!:/j::::::,:::!::::::!
　　./::::::ｲ::::/:::::::!:::::≪{ぅ_rタ｀　i:::::::::ｲ ≦!'ニ!:::,::::!::::::!　　　―――ﾎﾞｿﾎﾞｿ
　 /::／,'::::/´!::::::'::::::{',:{　　　 　 !::::/ !　弋ｒﾀﾞ!':,::::ﾊ:::::!
　/´　/:::/ f i:::::::!,:::::{ ｀　　　　 j／　.!　　　　!/:::,' i::::,'　　（故郷へ錦を飾りたいのでは？
　 　 /:ィ:ヽヽ!ﾊ:::!',::::{　　　　　　　　 :!　　 　 !:::/　i:::,　　　　……少なくとも、悪辣な感じはしないが）
　　/´　　/:ヽ　'::! ヽ:{　　　　　　　　´　　 　 ﾊ::!　 !/
　　　　　/メ!::Ｔ '|　 ヾ、　　　　　　　　　　 ,:ハ:!　ﾉ
　　　　 /´ /::j　 :、　　　　 ,　---　､　 　 / !' ヽ、
　　　 　 ／´￣:｀:ヽ.、　　　　　　　　 　 ,:'
　　　 ／::::::::::::::::::::::::ヽ:.、　　　　　　　/:::メ、　　＿_
　　　(::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:＼　　　　　 /:::::::::::ヽ/: : : : :｀: :＜
　 ／:::￣:::＞:::::、:::＞--ミヽフ ＝＝'ミ::::::::::::/: : : : : : : : : :｀
./:::::::::::::::::::::::::::::,:'__ｧ' "メ　ヽ!　!//////｀ﾒヽj____: : : : : : : :
':::::::::::::::::::::::ｧ-,_i彡(　　　jミｿ　 ｀ ＜/////! !, -ミ メ=====
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　　 _i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
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　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　　 .ﾉ抖-ミ∨　 /抖-ミ┌l |｀Y'＼=彡 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{ ｕ　　　　　　　 ／　　　 φ　ﾊ{＼〉　　　―――ﾎﾞｿﾎﾞｿ
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　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼　 　 　 　 { jﾆﾆﾆﾆニ＼　　　（うーん、そうなんですけどネー）
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
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　出立時間となり、冒険者達は行商人を連れて村へ向かうことになります。

　ちなみに怪しすぎて、街道の安全とかそういう部分完全スルー。

　そっちもなにか情報があったそうですが……。

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1718 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:37:09 ID:EAfiZsJt


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　そして、春の陽射しが気持ち良い街道。

　足に後遺症を残す侍従術士ちゃんをロバに乗せ、その轡を放浪牢人が引き。
　槍兵斥候さん周辺警戒をしながら先頭を歩き―――

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　　|＼　　　|　|　　／／　　U　　/＼　｀,　　＼　　＼　　／
　;;;|　　＼　|　|　／／　,　　　　/　　/ヽ　、=＝＼　　＼(
　;;|＼　　＼|／／　ｌｊ　ｌ　ｊ　　/　　/／＼ヽ　　　＼　　＼）
　｜ｕ＼／／|ヾ||　　　ｌ|　　||´　//　　　＼、　　(　＼　（
　|ｆ゛／.へ|　|　　||　ｌｊ　　　ｉ||　/　　　　　　　　　　|　　ゝ）　　ー-|-―
　|／／　　ヽｉヾ､;||　　　　　ﾙ/　　　　　　　　　　　|　　（　　　＿Ｌ_，
／／　　　　　　　ヾ）゛　　　≡　　　○　　　　　　/　　　)　　|´　レ´￣）
人|　　　　　　○　/　=　　　ニ=_　　　　　_=--W　　　（　　　ゝ-´｀　　´
　ヽー､　　　　　/　=　Ｕ　　　U-==_　　（　　ｕ　ｊ　　　）　　　ー-|-―
＼　ｌｊ　し-､　ノｉ　=　　　ｉ　　　　　　　し　ヽ　　　　　ｉ´　　　　　＿Ｌ_，
　＼　　　ｕ)　ｉ/　=　　ｕ　ｌｊ　　　　　　ゝ　　）　U　　ｌ　　　　　|´　レ´￣）
　　|｀ヽｕ　ゝ／　=　　　　　　　　　　　ゝｰ´　　　　　ゝ　　　　ゝ-´｀　　´　　　←【長距離移動判定：失敗】
　　|　　|　　/　　=　__－＝ニニ￣￣￣ー―￣￣￣）　　　　ー-|-―
　ノ　ーーニニ＝＝-￣　　　).￣￣ｰ―――￣￣/　　　　　＿Ｌ_，
―￣ー７　=　ｌｊ　　　=〓ヽ　/　　　　　(⌒)　　　　　（　　　　|´　レ´￣）
―￣　/　=　　　　　　　　　　ｌｊ　　　　　｀¨´　　　＿_　　）　　ゝ-´｀　　´
　　　｜　　／　　ｕ　U　Ｕ　　　　　　＿―,－￣|　　｀/　　　ー-|-―
　　　　｀Ｔ　ー,　　　　　　　　＿－-,　　　｜　　｜　/　　　　　＿Ｌ_，
　　　　　|　|　　|￣|￣￣|￣　|　　　|＿＿ｌー―+ー（　　　　|´　レ´￣）
　　　　　｜トー+－ー―+ー-+￣￣　　　　　　　　　）　　　ゝ-´｀　　´
　　　　　　|｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　⌒）
　　　　　　｜|　　　　　　　　　　　　　　○――　／　　　　　　　　　´
　　　　　　｜|￣￣￣￣￣と￣￣￣　　　　　/
　　　　　　　|.匚匚匚匚匚匚匚匚匚匚匚匚（
.　　　　　　　|　　　　　　ｕ　　　　　ｌｊ　　　　　　ゝ

1724 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:38:33 ID:bF9l7Y0q
お前も判定するんかい！ｗ

1725 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:39:18 ID:WdByKD8K
でっけえお荷物だなwww

1729 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:40:54 ID:EAfiZsJt

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　―――PLチャット

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　　　　　　 　 　 　 ,．ｯ―v―ｯ===tz_ ―-　．.
　　　　　　 　 ,．＜／: :／: : /: : : : : :＼`'＜
　　　 　 　 ／: :／: : :./: : : : {ン: : : : ﾄ､ ＼: :＼
　　　　　 /: : ,ｲ: : ,￢j/―匕 {l: : : :.:fﾄ､ ＼ ヽ: :＼
　　　 　 ﾑイ.从 ノ .≠＝＝=八: : : :ﾘ__`ｰ.))　)人 ),　　【消耗増加：１D３→３】
　 　 　 ｛X |人　{ 　　 　　　 　 ＼ ﾉ`气ﾐ(ﾉ乂: :) ハ
　　　　 ( j八: :ヽ廴⊂⊃　　 　　　　 　 ⊂⊃ |/'
　　　　　)X: :＼: : :.＼　　　　　　　　　　　　r┘
　　　　Y⌒　: :ノ : : :ノ　　　　　　×　　 　从　　　「アー、普段はインドアで書類仕事ばっかやってた依頼人が、
　　　　乂　: :(: : : :.(_　　　　 　　 　　　　,ｲヽﾊ　　　肉離れでも起こしたかなコレ……」
　　　　,ｲ≧≦＞、 : :)　_ 　 　 　 　 , イ乂 :ﾉﾘ
　＿／: :/: :ﾊ: :ヽ ﾒノ>､　"　r-‐＜ﾉﾊﾉ ≧≦
　￣`=ﾐz＿_rﾍ＿ノ＼　＼_｣_) Yﾂ⌒フ/ ﾊヽ:＼
　 　 ≦厂￣气≧.　　＼＿_Ｘ,人､　厶 / rﾍ: :ヽ〉
　 　 {{ {　　　　} }} 　 　 　 ≫≪ {{ﾊ､　`=='⌒^´
　　　ゞゞ　＿ ﾉ ﾉ　　 　 　 ≫≪ゞ=ﾍ、
　　　　≫==≪　 ＿,二ﾆ＝彡ヘ、 ＿＼
　　　　　　　彡ｸﾞ￣　　　　ノ　　 ＼　　￣￣￣　¨　￢ …




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　　　　　　　　 ／::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::∧　　　「イヤ、お前も判定すんのかよ！
.　　　　 　 　 /:::::::::::::::/::::::/::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::|＼:::::/::|::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　っつか低いな体力と持久度！！」
　　　　　　　/:::::::::::::::/::::::/::::::::/:::::::::::::::/:::::::::::::|ーﾍ/‐ |:::::::::::::::::::::::i::::::::::::∧
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　　　 　 　 ｉ:::::::::::l{:::::::::::/|:::::/:::::/:::::::/ |::::::::::::::{　　　　 ﾄ:::::::|:::::::::::::l|:::::::::::::::∧
　　　　　　 |:::::::::::|ｌ:::::::::|_｣:_/|::_/|::::ﾊ{ノ|:::::/ｌ:::::|　 ､＿__|_∨:|∨:::::::ﾘ::::::::::::::::}＾＼
　　　　　　 |:::::::::::|ｌ:::::::::｢ |:::｢|::/ |::/丁/::::/ |:::::{　　 ｀￣厂V「 ∨::/:::::::::::|::::::|
　　　　　　 |:::::::::::|l:::::::::|　 ,zァ─=ミ、{:::/　 }::/{ 　 _,ノｆ―==ﾐx ∨:::::::::::::|::::::|
　　　 　 　 j::::::::::::j{:::::::::ﾚｨｱ　ん{::::}　jﾚ' 　 j/　＼ 　 {ﾄ::::;ﾊ　寸 }:::::|::::::/::::/{
.　　 　 　 人::::::{:::::j{::::::::|{(_　弋ｚr(　/　　　/　　　 　 込r(　　)ﾘ/:::/}:::/:|::/:::l
　　　　／⌒∨::ﾄ､:::j{､:::八　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／) |//:l/::l:::l
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　/　　　 乂　　　 {　 　 人　　　　　 .:!　　　　　　 =彡イ　　/ /l　/　　　 ／　 　 ／／
　乂　　　　￣ ＼ 乂　　　＼　　　 、　　　　　　U　 /　　 / /ヽ ｛　　 ／　　 ／￣
　 　￣　 ー- ミ　ヽ ⌒＼ ヽ `ト､　 ﾏ￣ ヽ 　 　 ／ {　　/{/:::/∧｝ ／ ｛　／
　　　　　　 　 　 )ノヽ　ト､)从　}::::`ト､　/ﾊ _,,.ィ　／　l　/:::{::://::::∨　　乂
　　　　　　　　　　　　}ﾉ　/::::::)ﾉr､/ /:::::{　{「　／　　 八{::::::://::::::::∧
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　　　　　　　 　 弋 ＼:::::::::::::::::〈　〕　　　　 ／　 ＿>::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j
　　　　　　　　　 /＼　＼:::::::::::::}/　　　　/　ﾊ／:::::> >/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/

1735 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:47:47 ID:EAfiZsJt

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　―――で。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ミ;iﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ミ;i ｀,
-ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　iミi ｼ|___,,,..,,＿
iミ､ヽ　　　　　　　　　　__　　　　　　　/ﾐ;;!ヒi_._._._.　　｀ｰ‐...,,
:ミヾ'=‐､‐ｰ―‐―´~~　　'''ヽ.　　　　　'ﾆノ_,!,___　　｀ｰ'ｰ...,,,　｀‐‐...,,,､
｀ヾ ｀ﾙiiｰーｰｰｰｰ.´~''ヽ､,　ヽ　　　　　　　　　~~~-‐..,,　　ｰ‐､　　　i
　(;ﾐゞ,=´‐‐ー.....,,..-'(.　　　ヾ.　｀､　　　　　　　　　　　　,〆― |:　　　j
　　　~　,..,　　　　　　　ヽ　　｀､.　ヽ　　　　　　　　　_―~　　　,'　　__/
　　　　//i)i)　　　　　　ヽ　　ヾ　ゝ　_,,,...-‐‐...‐''~　　,,,-‐-~　　-~
　　　//　　　　　　　　　　'i　_,,,.ゞ'~/　　　　　　_,,..ｰ~　　　,,,..-~
　 　 ｀.｀.　　　　　　　　　 /　´　___　　　　　,‐~__,,.-‐､,...‐~
　　　　ゝ'　　　　　　　　/~｀ｰ‐~/-｀ｰ‐～~~~十-十-｀ｰ,..,
　　　　i~,_　　　　　　　/十-十,'十-十-十-十-十-／//i)i)
〇　;ﾆ　，7_　　　　　　i十-十|十-十-十-十-十/　//
.　　　',　.,‐､｀､ 　　　　　',.十-+',十-十-十-十-/　　｀.｀.　　　　「あ、足が。足がぁ……！！」
〇　//i | 　) )､　　　　　i十-十ゝ-十-十-十/.　　　　ゝ'
　　｀　|_|　(_ン´　　　　　i十-十-',-十-十-十i　　　i~,_
〇　　　　　　　　　　　　,'十-十,1､,1, ﾄゝ十-十ヽ..;ﾆ　，7_
　　　　　　　　　　　　　i-十-.,1|::| i::|::||::|::|十-十i-+',　,.‐､｀､
　　　　　　　　　　　　　|-十-i',|:::||::::|:::::::::ﾉ十-十ﾉ//i |. 　) )､
　　　　　　　　　　　　　i-十-ヽ:::::::::::::::::::/十-+/-｀+ |_|　(_ン´
　　　　　　　　　　　　／',十-+i;;:;;:::::::::::::::'､十-〇十-/　　　　､
　　　　　　　　　　/~ヾ.-',十-+/,=丑;::::::::'ミ､-+|-十/_,,...-‐､　　ヽ.
　　　　　　　　／ヾ､十｀-',十-',　´三;　　｀ゞ〔(〇-~~u　　　　u.　〉
　　　　　　　　ﾋ十_十-十',十-i　　ｊ:::::::::::::::::ヾｼ__,,....,,,_　　　　　／
　　　　　　　/　　;.-~~''ｰ‐‐~~ヾ_,.'ゝ.:::::::::::::::ノ　〇　　~｀ｰ‐‐-´
　　　　　　,´u　　　　w　_'´.‐‐~　　　ー‐‐´
　　　　　　ヽ.,___,,,...--~~




　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒~＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　〈⌒)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__＼廴＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 ｀丶、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　./ 　 　 　 |　　 ＼.　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　 ﾊj 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　　 _i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　／:::｀∨　　´/＼　 　ｎ　∨乂__ﾉ}|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　　 .ﾉ抖-ミ∨　 /抖-ミ┌l |｀Y'＼=彡 |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼／/ iＪツ::::}人(::::iＪツ:::| | |　∨　＞　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _/__〈 |　　 ″ 　 　 　 　 /　　　 |⌒　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{ ｕ　　　　　　　 ／　　　 φ　ﾊ{＼〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　イﾆﾆﾆﾆ八　　 丶 _／　./ /￣ﾆ= 〈.／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼　 　 　 　 { jﾆﾆﾆﾆニ＼　　　「……どうすんですかコレ……！」
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ﾆﾆ/ﾆ.j
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉ﾆ/ﾆ以
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {＼/ : : : / {: }ﾊ : : 厶＿__／ﾆニ厶イ/ﾍ
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　　　　　　　　 　 |.: : :. :.|ヽjI斗ミ　￣ 　〃 ﾉ:/ﾊ 》.: :. .:.|.: : : : :|i　 ＼
　　　　　　　　　　|: : : : :|.〃 ﾉ:/ﾊ　　　　　乂;ソ' |.: :. .:.|: : : : : :|i
　 　 　 　 　 　 　 |.: : : :.|ヽ　乂;ソ　　 　 　 　､､､,:. : : :.|.: : :. :. :.|i　　　「……う、ウチのロバ、乗る？
　　　　　　　 　 　 |八.: :. :.ﾊ､､､　　　'　　 　 u　/: : : : :|: : : : : : :|i　　　　ウチも前より足ぃ遅くなったとはいえ、
.　　　　　　　 　 　 　 ＼: : 圦　　　　　　 　 　 ｲ: : : : : |: : : : : : : |i　　　　まだまだ歩けるで。少なくとも商人のあんちゃんよりは」
　　　　　　　　　　　　 |: ＼( 个: .　_ 　 ｀　 イ/: : : : : : |＼ : : : : : |i
　　　　 　 　 　 　 　 /|.: : : : : :.|: : ／ ￣|´　/ : : : : : : | 　 ￣＼ : :|i
　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : |／　　　 |　/: : : : : : : :|　　　 　 〉_:.:|i
　 　 　 　 　 　 　 / /.: : : : : : :.|　　　　　|,/.: : : : : : : :.| 　 　 ／ﾆ-_: |i
　　　　　　　　　 / /.: : : : : : : :.|　　　　　/: : : : : : : : :/ 　 ／ニﾆ=-_ :|i
.　　 　 　 　 　 /: /: : : : : : : : : | ＼　　　{.: : : :. :. :. :./　／ニﾆﾆﾆ=-_:.:|i
　　　 　 　 　 / : {.: : : : : : : : :./ﾆニ＼＿＼＿＿_／／ニニニニニ-_: :|i
.　　 　 　 　 /: : 人: : : : : __／./ニﾆﾆニ二(＿＿_)ニニ二|ﾆﾆ/ニニ-_:.:|i
　　 　 　 　 :: : :.___ ＼／ __)こ|_ニニ{￣￣∨: : :∨ニニ二|=/ﾆﾆ二二|:.:|i

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　―――PL会議の末、術士ちゃんも長距離移動による消耗判定に参加する事になりますが。

　足手まといを歩かせて旅程が大幅に遅れる（確信）よりは、無理しない程度に術士ちゃんも歩いて貰う事に。

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1738 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:49:42 ID:EAfiZsJt



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　　　 ／ィ::::::::::::／:::::!::::::::::!:::::::ｲ::::::::::::::::::!:::::!:::ﾊ:::::::::i
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　　./::::::ｲ::::/:::::::!:::::≪{ぅ_rタ｀　i:::::::::ｲ ≦!'ニ!:::,::::!::::::!
　 /::／,'::::/´!::::::'::::::{',:{　　　 　 !::::/ !　弋ｒﾀﾞ!':,::::ﾊ:::::!　　　「致し方ないが……無理はするなよ。
　/´　/:::/ f i:::::::!,:::::{ ｀　　　　 j／　.!　　　　!/:::,' i::::,'　　　　ああ、服を捲って足を見せてみろ」
　 　 /:ィ:ヽヽ!ﾊ:::!',::::{　　　　　　　　 :!　　 　 !:::/　i:::,
　　/´　　/:ヽ　'::! ヽ:{　　　　　　　　´　　 　 ﾊ::!　 !/
　　　　　/メ!::Ｔ '| u ヾ、　　　　　　　　　　 ,:ハ:!　ﾉ
　　　　 /´ /::j　 :、　　　　 ,　---　､　 　 / !' ヽ、
　　　 　 ／´￣:｀:ヽ.、　　　　　　　　 　 ,:'
　　　 ／::::::::::::::::::::::::ヽ:.、　　　　　　　/:::メ、　　＿_
　　　(::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:＼　　　　　 /:::::::::::ヽ/: : : : :｀: :＜
　 ／:::￣:::＞:::::、:::＞--ミヽフ ＝＝'ミ::::::::::::/: : : : : : : : : :｀
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':::::::::::::::::::::::ｧ-,_i彡(　　　jミｿ　 ｀ ＜/////! !, -ミ メ=====
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　　　　　　　　　　　 　 　 :: : : :.斗ｬ岑ﾐ ￣　 ｨ岑zミk.: :. .:.:.`、　`、
　　　　　　　　 　 　 　 　 l : : : 圦乂rツ　　　乂rツ ﾉ.:. :. .:.ｌ　＼　`、　　　「………ぇ？　あ、う、うん。
　　　　　　　　　　　　　 /|:.: : : :{:／/／　 '　 ／/／:}.:.:./ : |　　:.＼ '，　　　　見ての通り、もう傷跡だけや。
　　　　　　　　　　　　　/ |.: : :.〈ﾊ　　 　 　 　 　 　 /}: :/.: :.|〉　 .:.　＼　　　　　心配性やなぁ、主様はぁ♪」
　　　　　　　　　　　　 /: :|.: :. :. :.込　　 ｀　 ´　　 .': :}: /.: .:.|∧　 :.　　＼
　　　　　　　　　　　　/: /| : : : : ∨:..:〕ト　 _　 イ : : /.: : :. :.|: Λ　.:.　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　: /: |: : : : : :.V￣}　 　 　 :{￣/: : : :./ |: : : :.　 :.　　　 丶
　 　 　 　 　 　 　 　 {/: :_|.: : : : : :.}＼__　　　　_／{.: :. .:./: :|: : :.: :.　　:.　　　　＼
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.　　　 　 　 　 ／':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,　　　「違う。依頼人の方……！！」
.　　　　　 　 　 /:./}:./}从:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,
　　　　　　 　 /イ ﾉ:| / /ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:rヘ、
.　　　　　　　　　　　|　　　 Vﾊ:.:r:.:.:/ニﾆ、
.　　　　　　　　　　　}　　 i　_ -=ニニニﾆﾊ
　　　　　　　　　　　 ≧ｧニニニニニ=-‐ﾆ}_
　　　　　　　　　　／／-=ニニニニニニﾆﾆ_
　　 　 　 　 　 　 { /ﾆ=-―　 ｧァ7ｱ///////＼
　　　　　　　　 　 /ア　　　　 {/////////////∧
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　なお、この時は術士ちゃん喋らせてたのは槍兵さんのPLこと妹弟子。
　このように隙を狙ってエグり込んでくるので、油断はできません。色んな意味で。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1746 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 21:53:38 ID:EAfiZsJt



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　　./::::::ｲ::::/:::::::!:::::≪{ぅ_rタ｀　i:::::::::ｲ ≦!'ニ!:::,::::!::::::!　　「流石に肉離れに奇跡までは使えんが。
　 /::／,'::::/´!::::::'::::::{',:{　　　 　 !::::/ !　弋ｒﾀﾞ!':,::::ﾊ:::::!　　　応急処置程度はしておこう……」
　/´　/:::/ f i:::::::!,:::::{ ｀　　　　 j／　.!　　　　!/:::,' i::::,'
　 　 /:ィ:ヽヽ!ﾊ:::!',::::{　　　　　　　　 :!　　 　 !:::/　i:::,
　　/´　　/:ヽ　'::! ヽ:{　　　　　　　　´　　 　 ﾊ::!　 !/
　　　　　/メ!::Ｔ '|　 ヾ、　　　　　　　　　　 ,:ハ:!　ﾉ
　　　　 /´ /::j　 :、　　　　 ,　---　､　 　 / !' ヽ、
　　　 　 ／´￣:｀:ヽ.、　　　　　　　　 　 ,:'
　　　 ／::::::::::::::::::::::::ヽ:.、　　　　　　　/:::メ、　　＿_
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　 ／:::￣:::＞:::::、:::＞--ミヽフ ＝＝'ミ::::::::::::/: : : : : : : : : :｀
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　ともあれ、本来は消耗には何の効果もありませんが。

　なんか凄く痛そうだったので、依頼人相手に応急処置を提案。実行します。

　消耗度は減りませんが、行商人は非常に深く感謝してくれます。
　―――どこか後ろめたそうに。

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1732 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:43:19 ID:+Ky51DQ2
運動不足だとほんの2、3km歩くだけで翌日筋肉痛になったりするからね……

1752 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:58:40 ID:RnlO+Mqm
>>1732
わかる俺もこないだ2光年程歩いたら捻挫したわ

1753 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:59:22 ID:sDwfiZNj
>>1752
うん　　…………うん？

1754 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 21:59:41 ID:RXtkuPie
>>1752
ウルトラマンかなにかでいらっしゃる？

1757 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:01:08 ID:EAfiZsJt
>>1752
どちらの銀河系からおいででしょうか……？

1764 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:08:10 ID:EAfiZsJt

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　―――で。

　今回の長距離移動判定ルールは基本的には白磁級verに則っているため、移動力が装備込み１３の術士ちゃんが
成功すれば、他の面々はほぼ心配ありません。

　なんせ２０以上の移動力はあれば、５刻みで＋２の判定値ボーナスを得られます。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　}〈⌒fう＼j　　 　 /　　 八ﾊ{　　　　←【俊足っていうか、もうお前、なに？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|从／,小 ,,, 　 　 　 / 〈 　 　 　 〉　　　　　　　体力と持久が低い分を完全に移動速度でカバー】
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 厶　 人∧　　　ｰ　 　 冫"⌒＞'⌒i
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　両名、ピンゾロ以外で楽々と突破。

　判定値が溢れすぎてる牢人に至っては、術士ちゃんを手助けすることで彼女の判定にボーナスを得られないかと
GMに交渉し、牢人が彼女の冒険者セットなどの荷物を引き受ける事で－３のペナルティの代わりに、術士ちゃんの
判定に＋１のボーナスを貰っています。

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1770 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:11:58 ID:EAfiZsJt


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. 　 　 　 　 人 |: : : : | 人: : :./　 ＼: : : :/　|: /　 ＼|: : : :|: : |　　「はぁ、もう……気を遣い過ぎや、主様」
　　　 　 　 　 八: : : :|ｨf灯竿ミk　 　￣ ｨf灯竿ミｋ/ : : :/: : :',
.　　 　 　 　 / : :＼_人　 夊しｿ　　　　　 夊しｿ　/ : : :/ : : : :',
　　　 　 　 / : : /| : ∧/／／／／／／／／／/イ／:|: : | : : '，
.　　 　 　 / : : / :|: : :∧U　　　　　 '　　　　　　　 /:..: .:|: : |: : : ::
　　　 　 / : : /: : |: : : 込　　　　　　　　　　　 u , :.: :. .:.|: : |: : :| : '，
.　　　　　:.: :／￣|: : : : :个s。　 　 cっ　　 　 イ|: : :..: :.|＼___: | : : '，
　　　 / : ／＼　 |.: : : : :.|　ﾟ,/〕iト　__　　＜　 /:|.: :. :. :.|　 　 ＼: : : :
　　　.:: :/　　　＼|.: : : : :.|　 ﾟ,　 ＼　　 　 　 /　|.: :. :. :.|　　　 /⌒Y: '，
　　/: : :{　　　 　 |.: : : : :.|　　ﾟ,　　　　　　　/　 :|.: : : :..:|　　　　 　 |: : `､
..／: : :八　　 　 八 : : : :ﾉ　　 ﾟ,＼　 　 ／/　 :八: : : :ノ　　/　　　八: : :`､




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　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾑィ:Ｘ;/ :{ 　 ノ'㌢:/{　　「主従ではなく、一党の仲間として扱うと。
　　　　　　　　　　　　　　/ﾉ 爪　　 __ ´７;/};′　　　最初の小鬼の洞窟で言ったつもりだったが？」
　　　　　　　　　　　　fニﾆ=-　_＼,　　`ﾚ ノ
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　　　　　　　　　: : |: : :.|: : : :八: : : : :＼〉: :|: : : : :| : : : : : :V ﾏL=_
.　　　 　 　 　 |: : :.|: : :.|／:￣| ＼.: : : :.￣八＼: :|: : : : : |: ∨ ﾏLﾏ=_　　　「……主従ん時から、こういうトコは変わっとらんわ。
　　　　　　　　|.:. .:.|: : :.|＼＿」　　＼＿_:/ 　＼Ν.: : : : :|: : V　ﾏL ﾏ=_　　　　主様、元からこんなんや」
　　　　　　 　 |: : 八.:..:.|　 ,,..__　　 　 　 ＿..,,　　 |: : : : : | : : : 　 =L　ﾏ=_
　　　 　 　 　 |: : : : :＼|／⌒~＾　　, 　 ^~⌒^ヾ /.: : : : :.| : : ｀_　 ﾏL　 ﾏ=_
　　　　　　　 ﾉｲ: : : : ∧:::::::::　 　 　 　 　 .:::::::::/ イ: : : : ∨ : :｀_　 ﾏL　 ﾏ=_
.　　　　　　　 | |.: : : : :.ﾊ　　　　　 　 　 　 　 　 _ノ : : : : : ∨ : :｀_　 ﾏL　 ﾏ=_
.　　　　　　　 | |: : : : : : ﾍ　　　乂　　　 ﾉ　　 / : |: : : : : : :.∨ : :｀_　 ﾏL　 {二}
.　　　　　　　 | |: : : : : : :.个: .　　　　　 　 .. :个: :.| : : : : : : : |: : : :｀_　{二}　 {ｉ:ｉ'，
.　　 　 　 　 / .|.: : : : : :. :.|＿/}＞　　 ＜{＼:.|.: .:.| : : : : : : : | : : : :｀_ {i:i:ｉ}　八从
　　　 　 　 /: :人 : : : : : : | 　 {　 　 　 　 〉　`'＜:| : : : : : : :/.: : : : : :八从
.　　　　　 /: :/⌒＼: : : : ﾉ　　{　　　 　 /　　 　 人: : : : :／ : : : : |: :｀_
　　　　　/: :/ ＼　 {三三}　　 ',　　 　 /　　　　　　{三三}ヽ.: : :. :.|: : :｀_
　 　 　 /: : |　　 ＼ /: : :.|　　　'　 　 /　___ 　 　 ／|: : : :|　ｉ.:. :. .:.|: : : ｀_
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　結局、別にボーナス無くとも術士ちゃんは全区画成功してたのですが。

　嬉しそうだったから良しという事で、PL２名はガッツポを交わしました。

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1776 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:16:23 ID:EAfiZsJt

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　そして、丘と平原のルート選択の分かれ道。

　とはいえ今回、情報はない上に判定も白磁等級verと同じか分からないので―――

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赫赫赫絲絲絲絲狄狄狄狄狄狄杉;:;:;:;:|ii|xX狄狄絲絲絲赫赫貅貅;:;:;:;:;:_､‐''゛:;:;::/::::／:;;/:;;/:;:;:77⌒´:::/: : : ::
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　　　　　,.，　 　/イ|: : : : : : ::」,,__＼{ |: : : |八: :｜　　＼:. :.｜: : : : : : : : | : : : : : :. :..|八　　　　Mr.シルバーコイン。
　　　　（___ 　 　 　 |::|: : : :ノ笊笏笏圦 : ｜　＼|　 _,,,,,__＼ | : : : : : : : :｜: : : : : : : :|　 ＼
　 　 　 　 て___　 　|::|: : : : : ｜,,乂;;り^'＼{　　 ｹ笊笏笏㏍ｋ__: : : : : : : :＼ : : : : :　　　　　　　貴方に道行きを委ねます。
　　　　　　　　 .,,__/|人 : : ＼ '"'"　　　 　 　 　 　 ゞ;;;ソ ﾉ厂: : : : : : : : :|: : :＼ : : : : ..|
　　　　　　　　　　{_: : : ＼ : :|＼　　　 ´　　　 　 　 '"'"/: : :ﾉ : / : : : : :｜: : : : : ::├ﾍ|　　　　　 表が丘、裏が平原」
ｰ　．..,, ____ 　 　 　 )__　: : : :{　　　　　　　 　 　 　 　 /: ／: : / : : : : : :｜: : : : | : :|
　　　　 　 (____　______ _ _ _‐-- _ ____　、　 　　 　 　 /／:: : ::/ : : : : : : :ﾉ:｜:: ::.|人|
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　　　　 　 　 　 ＼　　　＞r‐ｰｖ ^~＼　　　　 　 　 {￣￣＼;,斗''^~￣￣)人|
　　　　　　　 　 　 }　　　　|＿_j　　 　 〕Tニつ　 　 ＼_　 >{___|く 　 　 /ニ- _
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　　　 ｀ヽ._　　　 　 　 |: |.: : : : :. :.|: : |　　 ／二二) ／/.: : : : : :. :.jニ二 _ニニﾆﾆ＼
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＿,，-､__ﾉニﾆ＼　 　 |: |.: : : : :. :.|::／⌒7ﾆﾆニ/二/.: : : :. :./二二二二二二＼　二二＼
{ニニ／ニニニﾆ}　　 |: |.: : : : :.:／ 二 /ﾆﾆニ/二/: :/: : : :√二二二二二二二ヽ二二二ヽ
.＼二ニニニニ／＼ 从|: : : : :/ニﾆﾆ/　二／二/.: : | : : : :|二二二二二二二二 } 二二二 }
　　＼二ﾆﾆ／ 二二＼ |: : : :/ニﾆﾆ/ﾆ-／二二|: : : | : : : :|二二二二二二二二 } 二二二ﾉ
.　　　{｀二´ 二二二二 ＼:../ニﾆﾆ/ﾆニ{ニニニ|: : : | : : : :|二二二二二二二二 }二二／

1777 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 22:17:15 ID:RnlO+Mqm
>>1776
つまり表が茜さんで裏がゆかりさんか

1782 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 22:18:24 ID:ub54+W1k
>>1777
裏は平原だぞ！ 荒野じゃないゾ！！(待

1784 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 22:19:05 ID:sDwfiZNj
ああっ、>>1782が槍ガモみたいなありさまに……！

1785 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:19:14 ID:EAfiZsJt



　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　 　 　 　 　 ＼　　　　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　 　 八　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　八　　　　　　　　 　 ',　　　「一天六地の賽の目の神よ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　　　　　　 　 　',　　　 “かくあれかし”とお定め下さい、っと！：
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　＼　　　　　 　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　＼　　 　 　 　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"''　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ ｀¨¨¨¨´　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`　　＿＿　 　 　 　＼　　　　　　 |　　　　　　　 ', 　 　 /
　　　　　　　　　　 ＿ 　 ／――　＜　　 　 ＼　　　　　 　 　 ＼　　　　　, 　 　 　 　 　 乂　 /　　　　　―――ﾋﾟｨﾝｯ！
　　　　　　　　　　　＞ （{　￣ ¨　　　 ＼　　　 ＼　　　　　　　　 ＼――/　　　　　　 　 　 ∨
　　　　　　　　　 ／　 ´　　　　　　　＼　＼　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /
.　　　　　　　　 '　　　　 /　| } ､　＼ 　 ヽ　　　　　　＼　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　//／　 　 　　ﾉハ ＼　ヽ　　　 i_　　 __/}i　 /　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　 /ｲ　　　　　／　 小/从　 　 　 i⌒ ／|ニ}　/　 　 　 　 　 　　 ,,..　 ''"　　　　　　　　　　/
　　　　　　　 |　　{　{　 |ｉ　　 }i/ｨ芋　　|ー十くニ,八/ / /　　　 　 　 　 ''" 　 　 　 　　　ｉ　　　　　/
　　　　　　　 |　　　　 _从　 /'　ゞ'' |/ニニ/={ニ/=/ / /　　　　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　 |　＿_　　i
　　　　　　　 |　　乂从芯 ､{　　　_,,{ニニ/⌒ヾニ/　／　 　 　 ／　　 ／　　　　　　　　 |/　　 i　 |
.　　　　　 　 从　　 iﾄ 圦　 ` _ くﾆ人ニニニ≫ '' ／　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　|{＿___|
　　　　　　　 ／＼　{从ニ≧=-０}ﾆﾉ＼ﾆ／,／／　　　　　　　　 　 / 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　 ﾉ
　　　 　 rv≦イ'⌒＼{ニ{ニ{､ Y ﾘ日ニ/ ／　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　__彡ｲ　 ／
　　　　　｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨ヽ ∨:{＼ 人＞ ''" 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　/　　ﾉ／
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　　　　　　　　　／ニニﾆ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.. ''"_
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　　　　　/≫''"　／　　　　　　　 ｲ ニニ /ニ＼　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣
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　　　　　　 /{　　　　　　　　イ=/人ニ /ニニニ i
　　　　　　乂ゝ　＿　r≦--Ｈノニﾆ＼ニニニニ|
　　　　　　　　　　　　　　　 しゝ===/' ヽニニニi|
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　　　　　　　　　　　　　　　　l　 /　 　 　 　 }iニ/



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,..'　|｜干｀ヽ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l!|'´千　!l |｀ ､',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l!|キ|±王|!l主 !　　　ｸﾙｸﾙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l!| l! 　!l i|!l彡l !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　!i|ヽlil　土|i!才'
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | ｜il　|　!　!
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1791 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:24:06 ID:EAfiZsJt


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　　　　　　　　　　　　　　　　 |.: :.／ :: : : : :∨斗‐‐-ミ/／　}:: :ﾉ/∠　 }: ::/ |/　j
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　j人{ : : : : : j:〉''''　　　 　 (>　　''ﾟ{イノ}ィ八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂い__ノ　　　　　　　　　　　八: :ﾉﾉ　　　　「―――丘。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_／ 八￣八 ＼ 　`　　 '　　　ィi{ﾆニく　　　　　さてさて、行きますよ。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 /-／::::::::: /＼: : ＼ ＞　_　　 ＜ :::::|从: : : ＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /ニ{::::::::::::: {＼Λ: : : ヽ　　}「　 ＼|:::::|ニ}＼: : : : .　　　足場が悪い場所は、主様に支えて
　　　　　　　　　　　　　　┌{ニΛ::::::::::: {　　 }:|: : : :|　//　　　 |:::::|ニ}ﾊ: ＼ : : : : .　　貰ってくださいねー？」
　　　　　　　　　　　 　 　「＼ニニ＼ :: Λ　ノﾉ＼:: :V/　 　 　 |:::::|ニ}ﾆ}＼: : : : : :}
　　　　　　　　　　　　　 /＾＼ニニニ＼::Λ⌒¨¨ }: ::| ＼　　　 |:::::|ﾆﾆノ 　 ∨}: : ﾉ
　　　　　 　 　 　 　 　 /ニニニニニﾆﾆ＼ﾍ　　 ﾉ: :ﾉ 　 ＼ 厂|:::/ﾆ/　　　　}ﾉ／
　　　　　　　　　　　　/ニニニニニニニニヾ: --イ/　＿厂{＿.Vﾆ/ 　 　 ／
　　　　　 　 　 　 　 /ニニニニニニニ＼ﾆﾆﾍ.＿|￣}＿厂 : : : {ﾆ{
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./二二二二ニニ./ﾆﾆﾆﾆ＞''´ /ニニニニニV: : : : : : : : : : : }: :}ﾆﾆ|
{二二二二二二/ニ＞''´ニニ/ニニニニニﾆ}}: : : : }: : : : : : :j 八ニ|
　　　￣￣￣厂ニニニニﾆﾆ/ニニニニニニ八: : :.ﾉ : : : : : ／:::::＼|
　　　　　　 /ニニニニﾆﾆ／√二二二二二 }.: : : :.＿＞＜{::::::::::::::::＼
　　　　 　 ／ニニニニ／　 √ ／二ニニﾆﾆ}==≪|[>＼: : }::::::::::::::::::::::＼
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　　 　 　 　 __ｙ′ /-匕|.:..:.:.|: : :/|.: : :.八: : : l : : : : : `、: : :`、 ﾏi:L'く心、
　　　　　 　 _〕: : :/.:.:ﾊ八__､丶`　jI斗fャ冬ミ、.: : :. :. :.`、: : :`、 ﾏi:L 'く心、＿＿　　　「……せぇへん。
.　　　 　 　 /|: : : : :_ｙｾ冬ﾐ 　 　 ´　 {ﾆじｿﾉ :.: : : : :. :. :.`、 ＼〉　ﾏi:L ｀'く心、　　　　　　あんな、ねーさん。ウチら仲間やろ。
　　 　 　 　 └^⌒^圦 Ｖﾉﾘ　 　 　 　 ｀~~´　`、: : : : : : : :|.:. :.:.＼　ﾏi:L　｀'く心-ﾐ
.　　　　　　/: : : : : :.ﾊ　'~´　 ､　 　 　 　 　 　 `、: : : : :.＼|.: : : : :.＼}ｉ:i:トﾐ　〈＿/ 〉　　　　荷物持って貰うんは、まだOKや。
.　　 　 　 /.: : : : :. :./.:　　　 　 　 ⌒ヽ 　 　 ,rく`、.: : :. :. :.＼:.:.:.:. :/i{i:ｉﾉｉ:ｉ|　　〈_,/i:i:ヽ　　　けど、必要以上に頼ったら主様も
　　　　　/.: : : : :. :./ 込、　　( 　　 _ノ　　　ｲｉ＿_`、: : : : : : : ＼: 人＿__ノ　　 　 ヽi:i:|　　　ウチも手が塞がる。
　 　 　 /: : |.: :. .:./: : : : :〕ト　　　　　　 イ ／　＿_`、.: : : : : : : :.＼　 |i:i:i:ｉヽ　 　 　 )ﾉ
.　　　 /: : :.|: : : / : : :. : _「 Ｖヽ＞-＜　／　／　　　`、:＼.: : :. :. :. :.ヽ＼i:i:i:|:＼　　　　　　　なんかあったら、咄嗟に戦えへん。
　　　 .::.: : :|.: :./.: :. .:.┌| |　 ＼＼＿／　,ｨ(|　　 　 　 '、.:.:＼: : :. :. :.ﾉ: : 丶i|:.: :.＼　　　　　　 一手遅れる」
.　　 /:.:.:.:. |: :/ : : : : : |｜　　　 　 |/ 　 /エ|　　　　　　`、.: : :.:─／＼: : :)ﾉ : : : :
.　　 : : : : :| / : : : : ┌|　　　　　　 | 　 /二_|　　　　　　　＞─＜ ＿_人.: : : :. :. :. :
　　 |.:..:. .:.|/.:.:／.:.:f￣＼　　 　 　 |,..ｨ(ﾆﾆ=|　　　 　 　 | |｜　∨ |.: : : :.＼.: : : : : :
　／|.: :.: :.|:／.: : :.人　＼〉､　　　　 ﾏﾆﾆﾆz|　　　 　 　 | |=| 　 ∨＼ : : : : ヽ : : : :
. : :八: : :./ : : : : : }二＼　　ヽ　　　　ﾏz_f二ニ=‐ ._　　 |ﾉﾆ|　　 ∨/,＼: : : :| : : : :
.: : :.{二二}.: :. :. :.ﾉ二二_ヽ　∧　　　　ﾏ_|二ﾆﾆﾆニ=-_/ﾆﾆ|　　　∨/,: :＼.:.|: : : : :
.: :./.: : :. :.ヽ: : : /ﾆﾆニニ}　/∧ 　 　 ∧|ﾆﾆﾆﾆ二二二-_ﾆ|──┘: /,: : :)ﾉ: : : : :
／| ｲ.:. :. .:.|.:..:./ﾆﾆﾆﾆﾆ/　　/∧　　/二∨ﾆﾆﾆﾆ二二二-_.: : : : :. :. :./,.: : : :. :. :. :
: : |: |.: : :. :.|: :/ﾆ=/￣=/　　　 l|∧ /二二∨ﾆﾆﾆﾆ二二二/: : : : : : : : :/,.: : : : : :. :
: : :.人: : : /: :|二/二=/　　　　l|=_|,ﾆﾆニ二∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| : : : : : : : : : /,.: : : :. :. :
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..: : : : :. :. :...:./ﾆﾆﾆ=|　　　　 /|,/二二二二_|ﾆﾆﾆﾆ二二/ﾆ＼: : : : : : : : : :./,.:. .:.＼
..: : : :. :. :...:./ﾆニニ∧　　 ／_/ﾆﾆﾆﾆﾆニ二＼ﾆﾆﾆﾆ二|二/ﾆ〉: : :.＿＿__.:./,: : : : :
.: :..:.＿____/ﾆニ二/_∧_／/ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二二二|￣二_＼/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ= _.:. .:
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _ . . --ミ＿　　 　 / 　 ／／.斗-──-ミi:ｉ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ､丶` : : : : : : : : : : ｀`: . |＿/／／ 　 　 　 ＼　 }i:i:ｉ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼＼,/斗──-ミ／　/ｉ:ｉ/
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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　─====--　 _　 　　／.: : :. :. :. :.／.: : : : : : ヽ:.ヽ/: :.／⌒ヽi:ｉ:|ニニニニ　イ､
　　　　　　　　　 _-==ﾆ ￣　ﾆ=‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ斗-ミ＜＿__／: : :／: : :／⌒＼:.: : : : : : : : : :. :.∨|＼ 　 ./　〉　}ｉ:}
　 　 　 　 　 ィi「ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＿＿_／　　　　'，＼.: : :. :./: : : :/.: .:.／￣￣: : :.＼⌒＼: : Ｖ　 ＼/　/　/ｉ/
. 　 　 　 ィi「‐=ﾆﾆニ二二二 ィi「ﾆ==‐　　　　　 　 |＼.:.￣: :/: : : :/.:.／ ／: ／.: : : :. :.＼: :|: : :∨ニニニニ彡
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　　∥‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ‐=ﾆﾆﾆﾆ=‐/　　　 　 　 　 / ,人＼|.: :. :./--─-: : __ノ.: : : :.|､|: : | : |.: : : : :.:.　　　 |
　　j{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐=ニニニ=‐'　　　　　　　　 |　　/＼|: : : :|:」斗===ミ　|: : : : /.:.:`トミ:.|.: : :. :. :.:.　 　 |
　　|‐=ﾆﾆﾆﾆﾆニニ{‐=ニﾆ=‐斗┤　　　　　　　　| 　 | 　 |: : : :|:.|弋;;ソ　　 L : : / __|_,,::| : |i.: : : : : :.:. 　 ｜
　　|‐=ﾆﾆﾆﾆニ二二‐=ﾆﾆ=‐{ﾆﾆ{　　　 　 　 　 /|__　| 　 |: : : :|:.|＾冖冖　 　 ￣ ヾ⌒L/: :八'，.: : :. :.:. 　 |　　「ピクニックちゃうで。依頼や。
　　|‐=ﾆﾆﾆﾆニ二二‐=ニ=‐∧‐=＼　 　 　 　 /二‐〉| 　 |: : : :|⌒　　　　　　,　　　　ハ /: : : '，.: :. :. :.:.　|　　　そこ弁えとかんとアカンで、
　　|‐=ニﾆﾆニニ二二‐=ﾆﾆ‐∧_┌'　,斗ミ　 /こ／　| ＼|.: : :.込、 　 　 --､　 　 　 　 :.: : : :.∧.: : : :. :.:. |　　　 ねーさん」
　　|‐=ニニﾆニ二二二寸‐==‐/ﾆ＼_」ﾆニ〉/ニ∧　 | 　 |.: :. :.|　 ＼ (: : : :/　 イ　　　 |: : : :/ ∧.: : : :. :.:.
　 /‐=ニ二二二|ﾆﾆ二ヽ_〕iトﾆ{‐=ニ二ニニ=‐/ﾆ∧├‐､|.: :. :.| 　 　 > -＜　　　 　 　 |: : : : :/ ∧ : : : : : :.
. /‐=ニニニﾆ二|ニ二二∨‐ﾆ∧‐=ﾆニニﾆ=‐{二┌┴　 ＼.:.:.|____／ﾆハ 　 /⌒＼斗┴-ﾐ: : :/: :`、. : : :. : :.
/‐=ニ|ニニニニ|‐=ニニ=∨‐=‐〉‐=ﾆ二ニ=‐/┌┴─　 　 ヽ:|こニﾆ/: ∧　{‐=ニニニﾆ=‐ヽ.: : : :.`、: : : : : : .
‐=ﾆこ|ニニニニ|‐=ニニ二∨=/‐=ニﾆﾆ=‐／ﾆ|￣￣　　　　 ∨二=/: : :_∧ﾉ‐=ニ二二ニﾆ=‐ : : : : `、 : : : : : : .
　‐ﾆﾆ|ニニニニ|ニニニニﾆ∨‐=ﾆ二二=‐〉_/ｉ:ｉ＼]ヽ　　　 　 ∨,イ: : :ﾉ‐=ニニニ二二ﾆニ=‐}.: : : : : `、: : : : : : : .
　　　人=ニニﾆ人‐=ニ二ニ={‐=ニニﾆ=‐/_/i:i/‐=ﾆ∧　　 　 ／＼.:. :.:.`マ‐=ニニニニﾆﾆ=‐/.:.: : : :. :. `、: : : : : : : .
　　　 　 ⌒,¨¨¨⌒＼‐=ニニﾆ}‐=二二=‐/ﾆ{i:i:|‐=ﾆ/こ=、　 /‐=ﾆﾆ〕iト : : 〉‐= ニニ=‐＼=‐/.:.: : : :. :. :. ∧.: : : : : :. .:.
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1795 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:32:11 ID:EAfiZsJt


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　　　　　　　　 ': : : : : :./:./|: : : : : : : : : : :|＼ : {ﾆi　ヽﾆ=_＿从∨ /　　　「……これは失礼。
　　　　　　 　 ': : : : : :/:./　|: : : : : : : : : :｜　ヽ乂ゝ ﾉ,､zZУ: : :∨ /　　　　貴方を少し軽んじてましたね。
　　　　　　　 .: : : : :|: |:｜　∨: : : :.|: : : :/|＿＿ⅵﾊ~´: ￣:｜: : :.∨ /
　　　　　　　': : : : : |: |斗f七Iて : : |: : :/ ﾘ　　　ヽ|`i: : : :|: : |: ヽ: : W　　　　率直に、今のは私の緩みです。
.　　　　 　 /|: : :|: :∧:|Ⅵ-─ミ: : : |: :/　 -─ニニ､|: : :｜: :|: : :',:＼ヽ　　　　申し訳ありません」
　　　　　 /: |: : :|: : ∧r弌妥ぇx `ー一 　ｨf灯芹ﾘｱ|: : :/: : : : : :.',｀ヽ
　　　 　 /'´.|:／|: :|: ∧＼v r少 　 　 　 　 乂fソ　 |: :/: : : :|:＼: :',
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　　　　　　　　　/ | : : |: :个ー　　 　 ､　 　 　 u　ｲ: /: : : : :/＼|
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.　　 ‐=二二二二L: :-‐: : ≫芋芋ミ　　　　芋芋芋=≪.: : : :. :.|.: .:.| }{
.　　　‐=ニニﾆﾆ二/.: : : : :.|ﾊﾊ 　 ,　 　 　 　 　 ハハ|.: :. :. :. :.|.: .:.| }{　　「あっはは、そうまで畏まられると照れてまうなぁ。
　　　　‐=ニﾆﾆ二/: : : : : : |　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.: : : : :. :.|.: .:.| }{　　　 エエよ、ただ……今言った事は忘れんどいてな」
　　　　　‐=ﾆﾆこ/.: : :. :. :.八　　　｢　　　　 ヽ　　　 /: : : : : : : :|.: .:.| }{
　　　　 　 ‐=二/.: : : : : :. :.＿ 、　乂　　 　 ノ｢＼ /: : : : : : : : :|.: .:.| }{
.　　　　　　 ＼/ : : : : : ｢‐=二 个o｡.,　　＿_　|‐=/: : : : : : : : :./ : : | }{
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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　そんなやり取りを挟みつつ、ルートは丘へ。

　依頼人の乗ったロバ、並びに行商の荷物を積んだロバは、主に【騎乗】スキル持ちで動物の調練に慣れた
放浪牢人が轡を引いて誘導しながら進みます。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1800 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:39:42 ID:EAfiZsJt
なんせ元々騎士であり、騎乗スキルを生まれで持っておるのじゃ。
多分馬とかそういうのの扱いは慣れてる。

1803 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:45:23 ID:EAfiZsJt

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　―――で。

　ぼちぼち日も暮れてきそうだなーという頃に、丘を登った先にある野営地に到着します。
　上等ではありませんが、街道がそこだけ広場のように拡張されており、そこで野営がしやすいように整備されており、
石で組んだ小さな竈もあり、再利用できそうです。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━



;:爻';';';';';';'|i:i:i:ｉ:|　　　　　＼. . : : : |i:i:|: : |: : |i:i:i:|／　 　 　 . . : : : |i:|　　 |　/　;';';'㏍;';';';';';//.:.:ヾ;:ﾐ∧i:i:i:寸炎i淡父i淡
;';';';'爻爻;|i:i:ｉ:ｉ:|爻　　＼　|:|＼: : .|i:i:|: : |: :.:|i:i:i:|　　　 　 : : :＼: : |i:|　i　∨　　　 |::|. . .:.://.:.: : ヾ;:ﾐ:∧i:i:i:Ⅵ淡爻爻爻
爻;';';ﾞ;'爻|i:i:i:i:i|;';'; 爻　 ∨/　 ＼_|i:i:|: : :￣|i:i:i:|　. : : : : : : : . . ＼|i:|　|/ |　 |　. : |::|: : ://: : : ヾ;:ﾐ:ヾ;:∧i:i:i:Ⅵ淡i淡i淡
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: :.:: ....爻|i:i:ｉ:i:ｉ|;';';'; ';' 爻 | |＼: . : .|i:i:|:.: : ...|i:i:i:|　. : : : ∨ /:.: : . ..:|i:|/　. |／ /.:;';'|::|.://: :ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:::|ヾ;:ﾐ:|i:ｉ:ｉ:|淡爻爻爻
: : : :i／ |i:i:i:i:i:|;';'; 爻ン.: | |: : :＼__|i:i:| : ＼|i:i:i:|　. : ＼: ∨ ／: : :.:|i:|: :／|: :/: :;';';|::|//: : : :;.:,ヾ;ﾐ:刈ヾ;:ﾐ |i:ｉ:ｉ:|爻沐爻ﾝ
:i : /: : ::|i:i:i:i:ｉ:|爻;'|:|: ||:.:.| |:. : : ::.　|i:i:|: : : .|i:i:i:|　　　　＼|/:: : : : : |i:|/: : :∨.:;';';'.:.|::|/: : : : : : :;.:,:;.|:::|:; ｉi: .|i:ｉ:ｉ:|ｿ水ン⌒
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三三Ξ三三三三三三Ξ三Ξ三三三三二二二二二二二三三Ξ三Ξ三三Ξ三三Ξ三Ξ三二二三二二二二二





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　　　　　　　 　 　 　 　 |: | : : {､､､　　　'　　　　　､､､､ /.: : : :. :.| : : |　　　 |＼　　「ほんなら、火ぃ付けて夕飯の準備しとるな」
　　　　　　　　　　　 　 ﾉ: | : 八　 　 　 　 　 　 　 　 ／.: : : :. :.√: :.|　　　 |
　　 　 　 　 　 　 　 　 : : :|: : : :)>｡,　 　 v　　ﾉ　　／: : : : : : :.√: : :|　　　 |
　　　　ｧ┐　　　 　 　 |: : |.: : :. :. :.个o｡.,　 __,,..､ィ.: : : : : : :. :.√: : : |　　　 |
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　/　 ／　　 -──┐　 ＼ ＼: : : : :./　/　　{: : : : : : : : :./　 ＼_: : |.: .:.'，
　',　　／　　-──　　 　 |: ／＼ : /　 |　　人: : : : : : ／　　 /　⌒＼ : `､
　 ',　　 　 ／ ／ 　 　 __　|:{＼　{ﾆ二} ﾉ--ミ{ニ二}＜　　　／　　　　 ∨: `､
　　'　　　　　 {　 　 　 |=＼/　}＼|: : :.＼　./: : : :|　　 　 ／/　　　　　　∨: : ＼
　　 ヽ、 　 　 ',　　　　|＼/　 ｣二|: : : : :.∨.: : : :.|＿　イﾆ/　　　　　_ -=ﾆﾆ〕iト
　　 　 ',　　 　 }＼　　｣二＼ /ﾆ八: : : : :/: : : : : |二二二|　　 　 /ニニニニﾆﾆﾆ
　 　 　 ',　　　/ﾆ∧　 |ニニ/ニﾆﾆ＼: : ｉ : : : : : |二二二|　　ヽ/ニニニニニﾆﾆﾆ
. 　 　 　 ,　　√二∧ ｣ニこ|ニﾆ二二＼|.: : : :／二ニﾆﾆ|　　ノニニニニニニニﾆ
　　　　 ∧　√ニニ,∨ニこ| ┌──‐‐ｉ| : : /^＼二二 八／/ ｀''マニニニニニﾆﾆ
　　　　 |i∧√ニﾆ二,∨二 |ﾆ| [￣￣ﾊ八／⌒＼＼ニニ二,′: : : :寸ニニニニニﾆ
　　　　 |二√ニニニﾆ∨= |ﾆ| |ニﾆﾆ/八∨二二|　|ニﾆ二ｉ : : : : : : |ニニニニﾆﾆﾆ
　　　　 |iﾆ√ﾆﾆ二二二Vﾆ|ﾆ＼＼_//ﾆ=＼＼ﾆ/ /ニニ二|.: : : : : :./ニニニニﾆﾆ
　　　　 |ニ|ニニニニニﾆV |=二＼_/ﾆ二二＼＿/ニﾆﾆ二.| : : : : :/ニニニニニﾆ
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　　　　 '´ /:,:イ`>､＼ 　 _,／ ／＼ . : : : : : |
　 　 　 　 |/　.kー-｡､〉　>-‐'ー｡､ |.:|‐-､: : !　　「あ、ま、待ってくれ。
　　　　　　　　 |`ｰ:／'´　 `ｰ-‐'´　| !か.|: /　　　　約束通り、食料はこちらで出す。
　 　 　 　 　 　 |／　__‐､　　　　u　lﾉい/:〈　　　　　……出させてくれ」
　　　　　　　　 `iｰ＿＿＿＿__　　,'/じ:' : :ヽ
　　　　　　　　　 l `ｰ―‐---‐' 　'/: : : : : : :.ヽ
　　 　 　 　 　 　 '､ 　 ー　 　 ／/: : : :∧: : : :ヽ
　　　　　　　　　　∧. 　 　 ／,.r': : : :,/⌒'ヽ: : : l
　　　　　　　　　 ﾉ|: ,ﾍ__／,ｒ'´ﾉ: : :／　　　　＼.:|
　　　　　　　　　　|: : /｣:／　/: :,:ｲ　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 ﾉノ＾｢ﾍ、　ﾉ／/　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　'´ 　 |iﾟ:l ＼'´ /
　　　　　　　　　　 　 |i :!　　Ｖ


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　各々作業を分担し、牢人がロバを繋いで商人が用意していたテントの設営。

　槍兵さんは薪拾い兼ねて、軽く見回りと周辺警戒。

　術士ちゃんは火熾しと夕食準備、といったところで商人が食料の提供を申し出てきます。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1808 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:50:35 ID:EAfiZsJt

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　―――PLチャット

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━


　　　　　 　 　 ／　　　　　　 /∥　　　　　 　 l　　ﾞ､　＼　　＼ 　 ヽ
　　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 /　j　　　　　　　　l　　 ヽ　 ヽ　　 ヽ　　ﾞ､
　　 　 　 ／　　　　/　　　 j　　!　　　　　 　 　 l　　　＼　 、　 　 ､　 ﾞ､　　「……素直に受け取って良いのやら。
　　　　／ /　　　 /　　/　 l　　l　　　　　　　l　 l　 　 ＼＼ l　　　 ﾞ､　 ﾞ､　　 うっかり借金のカタに邪教団か盗賊団にでも
　　　 /　/　　　 /　　 /　/l　　l　 　 　 　 　 l　 !　　　　＼＼ 　　　ﾞ; 　 ﾞ、　　首根っこ抑えられてるんじゃという疑いが。
　 　 /　/　　　 /　　 /　/｜　!l　　　　 　 　 l　 jﾊ　l 　 　 ＼＼　　 l　　 ﾞ、
　　/　/j　　　 /　　 /　/　 l ｜l　　　　　　　j　 j　l　ﾄ　　　　 ト ＼　l　　＼　　……ありがたく受け取って一緒に食べようと
　 /　/ l　　　∥　　/ -―‐┤L l　　　　　/ /l斗―l‐l-＼　 　 l　l　　} 　 　 ＼　誘ったらどうなりますか？」
　 j /　 l　　 /l　　 j /　　 　 l l　lヽ　　　/ /　l/　　ﾄ l　　ヽ 　 }　l　 /　　 ＼　＼
　 l/　　l　 　! l　　∥　_,,,x云lxl 人　　　l /　 /_,,,xzzxl,,　　 }Y j ｜/　　 　 　 Y 　＼
　 {{ 　 人　 l　l　　l＼气(　{勹j!ﾐ、＼　 l/　 ノ勹{:::j!::ﾄﾐｼ /　}ﾉ ﾉｲ　} 　 　 　 }　　　ヽ
　　　 ／ ＼ l　､　 l い　｀　乂;;ノ　　 ＼|　　 　 乂;;;ノ 'ﾞ /　 ﾉ 　 / /　　　　 ﾉノ 　 　 }
　　／　 ｛　　　 ﾄ､ l 　∧ 　`冖"　　　　 　 　 　 `冖'ﾞ／　　 / ／ /　　　　 ／　　　　ﾉ
　/　　　 乂　　　 {　 　 人　　　　　 .:!　　　　　　 =彡イ　　/ /l　/　　　 ／　 　 ／／
　乂　　　　￣ ＼ 乂　　　＼　　　 、　　　　　　　　 /　　 / /ヽ ｛　　 ／　　 ／￣
　 　￣　 ー- ミ　ヽ ⌒＼ ヽ `ト､　 ﾏ￣ ヽ 　 　 ／ {　　/{/:::/∧｝ ／ ｛　／
　　　　　　 　 　 )ノヽ　ト､)从　}::::`ト､　/ﾊ _,,.ィ　／　l　/:::{::://::::∨　　乂
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　　　　　 /: : ,ｲ: : ,￢j/―匕 {l: : : :.:fﾄ､ ＼ ヽ: :＼
　　　 　 ﾑイ.从 ノ .≠＝＝=八: : : :ﾘ__`ｰ.))　)人 ),
　 　 　 ｛X |人　{ 　　 　　　 　 ＼ ﾉ`气ﾐ(ﾉ乂: :) ハ
　　　　 ( j八: :ヽ廴⊂⊃　　 　　　　 　 ⊂⊃ |/'
　　　　　)X: :＼: : :.＼　　　　　　　　　　　　r┘
　　　　Y⌒　: :ノ : : :ノ　　　　　　×　　 　从　　　「じゃあ、冒険者達に携帯食と塩漬け肉（※一塊銀貨３枚）を
　　　　乂　: :(: : : :.(_　　　　 　　 　　　　,ｲヽﾊ　　　　渡した商人は、渡す時に物ほしげにゴクリと喉を鳴らします。
　　　　,ｲ≧≦＞、 : :)　_ 　 　 　 　 , イ乂 :ﾉﾘ
　＿／: :/: :ﾊ: :ヽ ﾒノ>､　"　r-‐＜ﾉﾊﾉ ≧≦　　　　で、自分は離れて、一食分の携帯食を半分くらいに節約して、
　￣`=ﾐz＿_rﾍ＿ノ＼　＼_｣_) Yﾂ⌒フ/ ﾊヽ:＼　　　モソモソと惨めそうに食べていた所でそう声をかけられ、
　 　 ≦厂￣气≧.　　＼＿_Ｘ,人､　厶 / rﾍ: :ヽ〉　　　ボロボロと泣き始めます」
　 　 {{ {　　　　} }} 　 　 　 ≫≪ {{ﾊ､　`=='⌒^´
　　　ゞゞ　＿ ﾉ ﾉ　　 　 　 ≫≪ゞ=ﾍ、
　　　　≫==≪　 ＿,二ﾆ＝彡ヘ、 ＿＼
　　　　　　　彡ｸﾞ￣　　　　ノ　　 ＼　　￣￣￣　¨　￢ …



　　　　　 　 　 ／　　　　　　 /∥　　　　　 　 l　　ﾞ､　＼　　＼ 　 ヽ
　　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 /　j　　　　　　　　l　　 ヽ　 ヽ　　 ヽ　　ﾞ､
　　 　 　 ／　　　　/　　　 j　　!　　　　　 　 　 l　　　＼　 、　 　 ､　 ﾞ､　　　「ごめん今、私の心にグサグサなにか刺さってきてる」
　　　　／ /　　　 /　　/　 l　　l　　　　　　　l　 l　 　 ＼＼ l　　　 ﾞ､　 ﾞ､
　　　 /　/　　　 /　　 /　/l　　l　 　 　 　 　 l　 !　　　　＼＼ 　　　ﾞ; 　 ﾞ、
　 　 /　/　　　 /　　 /　/｜　!l　　　　 　 　 l　 jﾊ　l 　 　 ＼＼　　 l　　 ﾞ、
　　/　/j　　　 /　　 /　/　 l ｜l　　　　　　　j　 j　l　ﾄ　　　　 ト ＼　l　　＼
　 /　/ l　　　∥　　/ -―‐┤L l　　　　　/ /l斗―l‐l-＼　 　 l　l　　} 　 　 ＼
　 j /　 l　　 /l　　 j /　　 　 l l　lヽ　　　/ /　l/　　ﾄ l　　ヽ 　 }　l　 /　　 ＼　＼
　 l/　　l　 　! l　　∥　_,,,x云lxl 人　　　l /　 /_,,,xzzxl,,　　 }Y j ｜/　　 　 　 Y 　＼
　 {{ 　 人　 l　l　　l＼气(　{勹j!ﾐ、＼　 l/　 ノ勹{:::j!::ﾄﾐｼ /　}ﾉ ﾉｲ　} 　 　 　 }　　　ヽ
　　　 ／ ＼ l　､　 l い　｀　乂;;ノ　　 ＼|　　 　 乂;;;ノ 'ﾞ /　 ﾉ 　 / /　　　　 ﾉノ 　 　 }
　　／　 ｛　　　 ﾄ､ l 　∧ 　`冖"　　　　 　 　 　 `冖'ﾞ／　　 / ／ /　　　　 ／　　　　ﾉ
　/　　　 乂　　　 {　 　 人　　　　　 .:!　　　　　　 =彡イ　　/ /l　/　　　 ／　 　 ／／
　乂　　　　￣ ＼ 乂　　　＼　　　 、　　　　　　　　 /　　 / /ヽ ｛　　 ／　　 ／￣
　 　￣　 ー- ミ　ヽ ⌒＼ ヽ `ト､　 ﾏ￣ ヽ 　 　 ／ {　　/{/:::/∧｝ ／ ｛　／
　　　　　　 　 　 )ノヽ　ト､)从　}::::`ト､　/ﾊ _,,.ィ　／　l　/:::{::://::::∨　　乂
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　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::弋 ＼～ l　l }ﾍ　　　 /:::::::::://::::::::::::::::ヽ
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1815 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 22:57:22 ID:EAfiZsJt

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　前回、前々回とシナリオを見事に読み切った推理を披露していた槍兵斥候（とそのPL）、失速。

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　　　 ＿　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ヽ
　‐''´ ／　　　　　　 　 ,､　　　　　　　　　　　.',
　　〃 　 　 　 　 /|　/　ｌ　 |ヽ、　　　　　　　 |
　.,'　,ｨ　　　　 　ﾑｆ /　　ｌ　.L 」　,､　　　　　　|
　|／/　　　_,,､ｖ‐'l/　ij　 ', ┌-､　_　　　　 　｜
　.　,' ／| ./__,,r－､　u u　ヽ|､-ヽ| ヽ　　　 　 |
　　|/　 |/ｌ(_　　　 ヾ、　 〃　　　 ｀)| |-‐ ､　 |
　.　　　　 ｌ.(´　　　O )　;; ､ O　　　)| |ﾆヽ ヽ｜　　　「……っ……あ……」
　　　　　　l..ヽ、 r-／..::　ι┐ rｌ'´ |.| -､| ..ｌ　l
　　　　　　.l;;;;..｀／..:::::::::　u　し'/　 .l.|__,ノ /　 l、
　　 　　　　l　 (__:::::::::::u::｀)　／_　　||-- '′　　ヽ、
　　　　　　　l ｒ‐---‐-－-～'´__｀ｌ　|　　　ｌヽ、　　ヽ、
　　　 　　　　l.ｌ￣￣￣￣￣￣　 （　|　　　ｌ 　 ヽ､＿ ヽ
　　　 　 　 　 lｌ二二二∠二二二ﾉ.ﾉ　　　|　　　　ｌ　￣
　　　　　　　 _ヽ　　,,,,,,,,,,,,,,,u　　.／ |　　　ｌ　　　　 ｌ
　　　　 ,､-''´　,ヽ ij　;;;;;;;;,,　　／;;　 |　　 ,'|　　　　 .ｌ
　_,､‐''´　　　 /　ヽ　u　　 ／;;;;;;　　ｌ　　/ |　　　　　ｌ
　　　　　　　/　　　ヽ、 ／;;;;;　　　 ﾘ　 /　|　　　　　.l
　　　　　　./　　　　　｀lヽ''''　　　　 ｌ　/ 　.|　　　　　 l
　　　　　 /　　　　　　 l .ヽ　　　　 .ｌ /　　 |　　　　　 .ｌ




　　　　　　　　　　　　　 i､ 〈ｌ〈l　r,==￢
　　　　　　　　　　 　 -=| |=‐　　|.| 　 |.|　o o o
　　　　　　 / 　 　 　 i7 |.| 「/ 　 L===」
　　　　　　〈　　　　　 　 ﾞ'
　　　　　 ／　　　　　 ､ｰ--‐へ､　（⌒＼
　　.　　, '　　　 　 l`i‐r-ゝ　 v 　 ＼＼､ヾ;　 ヽーｧ─　　　　「ありがてぇ……ありがてぇ……！
　　　 /イ　　　 :ﾄ､!│|　!　,　ij 　 u　＼ヽﾘ　　 ∨　　　　　　　 足引っ張ってばっかで、迷惑かけてる俺に……！
　　　　│,ｲ　　 | u　| | l∠ﾆ　　u　　　 ト､ 　 　 ヽ　　/
　　　　 l/ | ,ｲ　|─ｧつ_ ~U~ u/;⌒i　　 |:: ＼　　 ヽ　/　　　　　こんな……！　こんな……！
　　　　　　ﾚ　W　f／ ノ　,.-　// ./ j　v |:: u ＼　　V　　　　　　　くそっ……！　くそっ……！
　　　　　　　　 　 { ／つ　ｨ .// / 　 u　 |::v　/ヽ.　 i
　　　　　　　　　　l ／つ/ ﾚ'　 〈__,.ﾍ　　 |￣7　 ヽ　|　　　　　　　すまねぇ……！　自分が惨めで仕方ねぇ……！
　　　　　　　　　　ヽ ﾍ'v　ｰ-､　ﾉ　　ヽ　 |　/　 　 W　　　　　　　　あんたら、いい人達だな……！」
　　　　　　　　　　　 ＼　ij　０　ヽ.　　 `ｰ'　| r‐￢ |
　　　　　　　　　　　　　＼　ノ　O ＼　　　　|_!o ol_|




　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒~＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　〈⌒)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__＼廴＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 ｀丶、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　./ 　 　 　 |　　 ＼.　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　 ﾊj 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　　 _i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　／:::｀∨　　´/＼　 　ｎ　∨乂__ﾉ}|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　　 .ﾉ抖-ミ∨　 /抖-ミ┌l |｀Y'＼=彡 |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼／/ iＪツ::::}人(::::iＪツ:::| | |　∨　＞　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _/__〈 |　　 ″ 　 　 　 　 /　　　 |⌒　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆニ{ ｕ　　　　　　　 ／　　　 φ　ﾊ{＼〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _　イﾆﾆﾆﾆ八　　 丶 _／　./ /￣ﾆ= 〈.／
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆミﾆニ＼　 　 　 　 { jﾆﾆﾆﾆニ＼　　　　「奇遇ですね、私も今、自分が惨めで仕方ないです」
　　　　　　　　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆ二∨_／ ≧=┬　＜/ﾆ￢=ミﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆ厂 / 　 　 }　　∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ{_　　　　　（ど、毒とかそういうの警戒したんですけどォ―――ッ！！）
　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ 　j⌒アT´　 /　∨ﾆ／ﾆﾆ〈ﾆ_
　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆイ　　 　|／　 |／/　 　 Yﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆ_
.　　　　　　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ丿　 　 / 　 ／＼　 　 ./|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八{
　　　　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ／　　　 /⌒ｰ⌒ｰ/　　 .//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 ＼_竺彡'　　 　 ／辷冖辷''7　　　|∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_＞---彳
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ﾆﾆ/ﾆ.j
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉ﾆ/ﾆ以
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {＼/ : : : / {: }ﾊ : : 厶＿__／ﾆニ厶イ/ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }i i : : : : :{乂_乂} : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ∧　 　 /ﾍ
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　なお、商人は術士ちゃんの料理を美味そうに食べ、何度も何度も感謝と謝罪の言葉を呟きます。

　更に、足は大丈夫かと牢人が声をかけ、包帯を取り替えると提案すると更に。

　……なお、PL２名は槍兵斥候さん同様の混乱状態です。

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1821 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:11:45 ID:EAfiZsJt

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　なお、白磁級ver同様に、ここでは幾つかの判定が就寝前に可能とされ。
　術士ちゃんは前回ついた「料理上手」という設定のおかげで、調理判定に専念すればまぁ確定成功で良いと
GMから太鼓判。

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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　牢人はGMから提示された行動の中に、商人の手当の続行があったので選択します。
　……確かに元は冒険者になろうとしたのかもしれません。足の肉離れ以外にも、古傷が身体の数カ所にありました。

　ただし、成功によって何が変わるかは、具体的には明示されていませんでした。
　シナリオ開始段階から、伏せられたカードが提示されておりましたので、それ絡みだとは思っていたのですが。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━


　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r┐ ,┐
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　　　　　　　　　　　　　　 　 〈｀、 |　∨ |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　／ﾞ〉
　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧‘'┘ ⌒ ∨¨ア 　 　 　 　 　 　 　 　 r-　　　 φ { /./ /
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 　 ／　/ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ＼_,ノ　‘'　 / ／>
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀Y　｀ヽ　　 ‘' ／
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _j ＿,,.. イ　　　　　　　　　　　　　　　 　 八　　　　　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　 〈ﾆﾆﾊﾆ.|i二|　　　　　　　　　　　　　　　　　冫- .,_　 ノ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨ﾆ|iﾆ|i二|　　　／⌒~＼　　　　　　　　 //ﾆ/ﾆ7=- 、
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 冫=====く　　 人　〈⌒)ﾉ　　　　　　　　j/ﾆ/ﾆ/ニ/ﾆ〉
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　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }ﾆﾆﾆﾆ/ 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　ﾊ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈ﾆﾆﾆﾆ　　　　八　　　 　 i　　　　 ﾑィ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨_／　　　／::´∨　　 ｀/＼　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　　　j::::∩::∨　 /∩:::::＼　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆニ|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 o 　　|.二＼ 　i|:ｃ∪::::}人(:::∪cっ::j＼/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|
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　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨ニ/　　　|／　 |／/　 　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |_／ 　 　 / 　 ／＼　 　 ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,　　　　　/⌒ｰ⌒ｰ/　　 ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
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　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／: : : : : : : : :/　　　 ∨ﾆﾆﾆニ/_.|
　　　　　　　　　 　 ｀''┐　　　　/: : : : : : :/: : : | 　 　 　 ∨_/ニ/二|
　　　　 　 　 　 　 　　 |　　　　 |: : : : : : /{ : : 八　　　　　∨ニ/ﾆﾆj
　　　 　 　 　 　 　 　 人{＼　　|辷冖辷冖辷冖}　 　 　.人〉／ﾆ／ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {＼/ : : : / {: }ﾊ : : 厶＿__／}ﾆ∧￣　 '/ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }i i : : : : :{乂_乂} : : i : : |ﾆ二∨{ ∨/　　/ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:| i : : : : : †: :†: : : : ｉ : : |ﾆ二/ﾆ}　∨/ 　 /ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 /ﾆ| i: : : : : :♭:♭: : : :i : : |ﾆニ|ﾆ/　　V/　　'/ﾍ
　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆ丿ｉ : : : : : : :| : : : : : i : : |ﾆﾆ八{　　　|/　 　 '/ﾍ

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　一方の槍兵斥候、鳴子などの罠を設置して周辺警戒が出来るとの事だったので、そちらにチャレンジ。

　―――失敗。

　罠の設置には本来「罠師道具」という消耗品が必要ですが、鳴子ならばロープとその辺の木材使えば、まぁ－４の
ペナルティかかるけど良いんじゃねぇかというGMの裁定に基づき、高い技量値と斥候レベルに物を言わせ、まさかの
大失敗。

　罠を仕掛けるつもりが、自分が野営場所の近くにあった天然の落とし穴にハマります。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1824 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 23:13:41 ID:tIfQP0k4
このエルフさては戦闘外ではドジっ子…？

1828 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 23:17:17 ID:84Zm70KM
>>1824
（原作の金床とその縁者を見る）
むしろスタンダードでは？

1829 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:19:27 ID:EAfiZsJt

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　ちなみに、落下ダメージは『（落下距離の半分）ｍ』分の１D６。装甲軽減不可。
　落下距離（ｍ）＊３の軽業判定に成功すれば、ダメージを半減できます。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , ＜: . : . : . : .＼
　　　　　＿__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 （　 　 ／:／ : . : . : . : . rx:ヽ
　　　　└┐[][]__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ー/: ./: . : . : ､: . : , -{ﾆ Y:＼_　　「クソがよ」
　　　　┌┘||r‐f|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: /;ｲ : i: {: . i:､: .{ﾆ{)ﾆ､}|:＜_
　　　 　 ￣　|∟l|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:/:/:i: . :ﾊ:ﾊ: ､: .!､ゞ': ゞｲ:､{、
　　＿__　　　 ￣　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,. ┐　　|￣￣￣￣￣￣￣ /　/ 　 ./ｲ|:i: .|:.|＼ﾘﾊ:.|,､|匕!: i: /!!､ﾄﾆヽ
　└┐[][]__　　 　 　 　 　 .,r=;　　　 　 ./:.:/. 　|￣￣￣￣￣￣￣　/　/　　　 { ｨﾚ: ﾞ杙莎 ヾ':;:;:;:;:;|://ｲ;〔　 >ﾆ＼
　┌┘||r‐f| 　 　 　 　 　 〈:_〈 　 　 　 /:7ﾞ.　|￣￣￣￣￣￣￣￣./　/ 　 　 ./ﾆ{ﾉ:i:.N!￣　j　ﾞﾞ";:;|'/ｰ'_ノ／ﾆニﾆ!
　　 ￣ |∟l|　　 　 　 　 　 .ヾ:＼　　 /:/　|￣￣￣￣￣￣￣￣　/　/　 　 　 ∨ﾆﾊ:込　　 __　　;/ｲ:Τ:/ﾆヽﾆニ/
　　　 　 ￣　　　　　 　 　 .＿{:.:.|＿/:./.|￣￣￣￣￣￣￣￣￣./　/　　　　　/ニ{ .|:从 ＞ﾞ　｀イ'　!:/:./ﾆﾆﾆiﾆ./
　　　　　　　　　　　 　 fﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニﾆ＼.￣￣￣￣￣￣￣　/　/ 　 　 　 そ_r-､=i:仆:.ト＼／　-i: :./ﾆ／ﾆレ′
　　　　　　　　 　 　 　 | ,‐ｧﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／￣￣￣￣￣￣￣./　/　 　 　 　 .}ュ ｀ ＼､:!:ﾄ:!／＼　/: ./／ﾆﾆ/
　　 　 　 　 　 　 　 　 j/;/ﾆ/_ﾌﾆﾆﾆ／.￣￣￣￣￣￣￣　/　/　　　　　　 <才 丶 /≧fﾆヾ~二/: ./ﾆニﾆ/;!
　　　　ｷ　　 　 　 　 ./|=|ﾆ//ﾆニ／──────── /　/　　　　 　 　 ﾞ <イ≧{ﾆﾆ/ﾆﾆﾆ＼!:r'／ﾆﾆ./ﾆ|
　 　 　 ｬ　　 　 　 ／,=二ﾆヽ＼/　　　　 　 　 　 　 　 　 /　/　　　　　　　　　'|ﾆl!ﾆﾆ≧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆヾ＜ﾆﾆ{ニ|
　 　 　 l 　 　 　 /ﾆ/;ｲ､:.:ﾊ:.:ﾊ-|　￣￣￣￣￣￣￣￣./　/　 　 　 　 　 　 　 |ﾆl!ﾆﾆ|=トﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}ﾆ|
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　　　　　　　　　/ﾆ乂ゝfｺ＜|ニ|　 　 　 　 　 　 　 　 /　/　　　　　　 　 　 　 ./jﾆﾆﾆニ{: .|: . :i: ｀:T￢≦ﾆﾆﾆ､≧x
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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　―――で。

　草で覆い隠された天然の落とし穴と化していた６ｍほどの段差（※１D３＋３ｍの落下距離）を転がり落ちますが、
咄嗟の受け身なので技量反射での判定を許された軽業判定は１３＋２D６とかいう判定値。

　ダメージ半減にはあっさり成功し、素晴らしい受け身で５点ほどダメージを負ってから、落とし穴から地力で
ロッククライミングして這い上がってくる一人インディージョーンズ。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1830 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 23:20:46 ID:84Zm70KM
前回の強敵：道
今回の強敵：穴

1832 ：梱包済みのやる夫：2019/05/27(月) 23:21:41 ID:r9EZPl1m
ぬぅ、いつの間に！
いったい誰にやられたのだ！？（すっとぼけ）

1834 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:24:45 ID:EAfiZsJt


　　　 ＿　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ヽ
　‐''´ ／　　　　　　 　 ,､　　　　　　　　　　　.',
　　〃 　 　 　 　 /|　/　ｌ　 |ヽ、　　　　　　　 |
　.,'　,ｨ　　　　 　ﾑｆ /　　ｌ　.L 」　,､　　　　　　|
　|／/　　　_,,､ｖ‐'l/　ij　 ', ┌-､　_　　　　 　｜
　.　,' ／| ./__,,r－､　u u　ヽ|､-ヽ| ヽ　　　 　 |
　　|/　 |/ｌ(_　　　 ヾ、　 〃　　　 ｀)| |-‐ ､　 |　　「大丈夫か！？　な、何があったんだ！？
　.　　　　 ｌ.(´　　　O )　;; ､ O　　　)| |ﾆヽ ヽ｜　　　神官さん、俺の手当よりもあの子を先に……！」
　　　　　　l..ヽ、 r-／..::　ι┐ rｌ'´ |.| -､| ..ｌ　l
　　　　　　.l;;;;..｀／..:::::::::　u　し'/　 .l.|__,ノ /　 l、
　　 　　　　l　 (__:::::::::::u::｀)　／_　　||-- '′　　ヽ、
　　　　　　　l ｒ‐---‐-－-～'´__｀ｌ　|　　　ｌヽ、　　ヽ、
　　　 　　　　l.ｌ￣￣￣￣￣￣　 （　|　　　ｌ 　 ヽ､＿ ヽ
　　　 　 　 　 lｌ二二二∠二二二ﾉ.ﾉ　　　|　　　　ｌ　￣
　　　　　　　 _ヽ　　,,,,,,,,,,,,,,,u　　.／ |　　　ｌ　　　　 ｌ
　　　　 ,､-''´　,ヽ ij　;;;;;;;;,,　　／;;　 |　　 ,'|　　　　 .ｌ
　_,､‐''´　　　 /　ヽ　u　　 ／;;;;;;　　ｌ　　/ |　　　　　ｌ
　　　　　　　/　　　ヽ、 ／;;;;;　　　 ﾘ　 /　|　　　　　.l
　　　　　　./　　　　　｀lヽ''''　　　　 ｌ　/ 　.|　　　　　 l
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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　そして更に分かんなくなる依頼人。

　怪しすぎるが反応が、その……。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′ ]＞┴冖┴冖┴冖┴＜┐
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ :／ : : :::::::::／ : : : : :ｌ: : :.＼┐/　　　　｜　　　―――ｼｭﾙｯ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　/ {: : /: : : : : : : : : : : : : : : l : : :＼＼7　　　　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＿/ . {: : l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼}　 　 ＿_|＿　　　「……お願いします、頭領。
　　　 　 　 　 　 　 　 / :::::::: ￣{: : l : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : : /Λ∠::::::::::::::::::＼　　　打ち身を少々……。
.　　　　　　　 　 　 　 {::＞――込 ｌ : : : : :ノ:::.: : : : : : /: : : : : :./.{￣￣ニニ-　_::::::＼　　足を滑らせて、岩場から落ちまして……」
　　 　 　 　 　 　 　 ／二二二√二二／［ ]＼二二二=-　:__Λ.{ニニニニニニﾆ-:::}_
　　　　　　 　 　 　 {ﾆ／二二厂￣:／　／　＼＼: ￣　 -=ﾆ〉￣{ニニニ-　_ ﾆニニニ}
　　　 　 　 　 　 　 /二二二/.: :. :.＼／ /| |: : :＼/ l.: : : : : :.〉:::: ∨ニニニニﾆ-　_ニﾉ
.　　　　　　　 　 　 {ニニニ/.: : : : :. :.〈_/: |_|: : : : : : l: : : : : : |::::: : {ニニニニニニニ{
　　　 　 　 　 　 ／ニニﾆ/.: : : : : : : :. :.l.: : : : : :. :. :.l: : : : : : |:::::::::::＼ﾆﾆ{ニニニニﾆ＼＿＿＿
.　　 　 　 　 　 /二二二/: : : : /: : : : : l: : : : : : : : : :l: : : : : : |:::::::::::::::::＼:いニニニニニ＼二二＼
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━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

　で、応急手当で（完全ではないまでも）傷を治療。

　そして、夜。冒険者達は交代で見張りに立ちます。結果―――

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━

1838 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:27:02 ID:EAfiZsJt


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;';';';'爻爻;|i:i:ｉ:ｉ:|爻　　＼　|:|＼: : .|i:i:|: : |: :.:|i:i:i:|　　　 　 : : :＼: : |i:|　i　∨　　　 |::|. . .:.://.:.: : ヾ;:ﾐ:∧i:i:i:Ⅵ淡爻爻爻
爻;';';ﾞ;'爻|i:i:i:i:i|;';'; 爻　 ∨/　 ＼_|i:i:|: : :￣|i:i:i:|　. : : : : : : : . . ＼|i:|　|/ |　 |　. : |::|: : ://: : : ヾ;:ﾐ:ヾ;:∧i:i:i:Ⅵ淡i淡i淡
;';';'爻 爻|i:i:i:i:ｉ|;';';';';ﾞ;爻　| |　　 　:|i:i:|: :.. 　|i:i:i:|　　 ＼: : : :.: : . ....|i:|: /　|　 |／: :|::|.:;'//: :.:.:ヾ;:ﾐ:|:::|ヾ;いi:i:ｉ:Ⅵ爻淡淡
: :.:: ....爻|i:i:ｉ:i:ｉ|;';';'; ';' 爻 | |＼: . : .|i:i:|:.: : ...|i:i:i:|　. : : : ∨ /:.: : . ..:|i:|/　. |／ /.:;';'|::|.://: :ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:::|ヾ;:ﾐ:|i:ｉ:ｉ:|淡爻爻爻
: : : :i／ |i:i:i:i:i:|;';'; 爻ン.: | |: : :＼__|i:i:| : ＼|i:i:i:|　. : ＼: ∨ ／: : :.:|i:|: :／|: :/: :;';';|::|//: : : :;.:,ヾ;ﾐ:刈ヾ;:ﾐ |i:ｉ:ｉ:|爻沐爻ﾝ
:i : /: : ::|i:i:i:i:ｉ:|爻;'|:|: ||:.:.| |:. : : ::.　|i:i:|: : : .|i:i:i:|　　　　＼|/:: : : : : |i:|/: : :∨.:;';';'.:.|::|/: : : : : : :;.:,:;.|:::|:; ｉi: .|i:ｉ:ｉ:|ｿ水ン⌒
:.∨ .: :.:|i:i:i:ｉ:ｉ:|.: .:..|:|: ||: :| |: : : : : :.:|i:i:| : : :|i:i:i:|　 　 　 　 || i／. . .:|i:|: : : /: :;';' ／|::|:;.:,:;.:,: : : : : : jレ'´||. :|i:ｉ:ｉ:| : |i:i|:;.:, : :
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└'　 |i:i:i:i:i:i:|:／　　. : :.／ :/: : : : : : : : : : : : : : .　　　　 ｀､　　　　∨i:i|;';' .: .: : 爻|:::|.:;'丶､　　　　 ＿,||-ｒｯｆ￢く:|爻淡淡
　　　|i:i:i:i:ア゜　. : : : ／: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : .　　　　｀、　　./ Ⅵi"" ' ￢ｰ-|:::|--　　｀`'ー≦: |_|| 爻|i:i:i:i:i:|爻爻淡
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1841 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:36:38 ID:EAfiZsJt



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　い::: 7　∧::::::i ::::::::::Y::::　　　､::::::)＞　　ノ ＼::::::::　　 ﾞ)／ﾞ ./　　　　【悪魔犬（P５９１）　Lv４】
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　―――夜半。

　冒険者達（＋商人）の寝静まった頃、悪魔めいた異形の、体長２ｍを超える大型犬がゆっくりと姿を現します。
　“悪魔犬（ﾜｰｸﾞ）”と呼ばれる大型犬ですが、混沌の眷属らしく『犬』と言い切って良いのかは分かりません。

　４Lvモンスターであり、高い移動力、命中、回避などを持つ強敵ですが―――

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　　　　　　　　　　　 ',ﾆﾆﾆ／７ニニニニﾆ}__{_￣~~^ヽ:j从　(ー‐'ﾌﾆﾆＶ　　　　　「こういうのって、忌避すべきなんでしょうが。
　　　　　　　 　 　 　 }ﾆ／ﾆﾆ{ニニニニﾆ7ー―(、＾ヽヾ}｀メ､ ー寸ニ=- .,　　　　　なんなんでしょうねぇ。私は今、感謝したい
　　　　　　　　　　　/-/ニﾆﾆ{ニニニﾆﾆ7: : :': : :',＼:::::r'ヽ、/≧s。,ニニニ=- .,　　　 気分ですよ」
　　　　　　　　　　　∨ニニニ',ニニニﾆ7: : : :}、: 乂(ヽ:ゞ’: : : : : :V｀ヽニニニﾆ=- 、
　　　　　　　　　　　 |ニニニﾆ}ニニﾆﾆ7: : : /: ＼: :}≧s。.,ｰ'＾，: : V/∧ニニニニﾆ＼
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　　　　　　　　　　　 |ニニニ/ニニニﾆ{: : /: : : : : : : : : :{: : : : : : : : : :V/∧ニニニニニニ＼

1854 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:42:45 ID:EAfiZsJt


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ ／,. - ――― -=ミ.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　jI斗r七"~￣~"''　 .,Y"⌒ﾒ、丶　　　　「ぶっ刺して、ぶっ殺せば片が付く。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　'"　　　l{　 、　、Y⌒乂_ﾉ}＼ ＼　　　　あれこれ考えるのは、どうにもこうにも迂遠に過ぎる。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ' ／　　　 :|:｜',　 ＼ '弋ﾆ彡'¨’ー=ミ＿　　　 ようこそ。そして殺し合いましょう」
　　　　　　　　　　　　　　　 / /　　,'　,' 斗┼‐、、　',ｰ- ', ',　 ｀ ー‐＜
　　　　　　　　　　　　　 　 / /　　 {　{　{　ヽ　 ＼＼{￣',|ヽ',　　　⌒ヽﾊ　　　　　　　　 　 ＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　 　 ∠ィ　,' {　 Vz=＝=　　　　z==ミ ' :.　＼｀ヽ}　　 　jI斗ｒ七'"　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　 jI斗----{{//ﾊ {　　'､: : :　　丶　　　: : :　}　,　,　寸彡'´／ 　 ,.｡s≦ニニニニニニ
　　　　　　　　　／ニニニﾆノ/ { { ',　　 '､　 , ---- 、　 　 /}　}　}　 ∨／,.｡s≦ニニニニニﾆ∠⌒lﾆ
　　　　　　　 ／ニニ,へニニハ{ {　',　　 丶 V: : : : :ﾉ ﾛ=ァﾆ}　} ,'　　 }／ニニニﾆjI斗---=ミニ}　ﾉﾆ
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　―――見張り番：この人

　第六感判定：２D６＋１１

　不意打ち察知目標値：１１

　……当然ながら完全に察知されて迎え撃たれます。

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　　　　　 |: : : : : : : : : ∧＼｀`/ ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.∥￣　 /..∥ニニニニ　　　　さぁさ、お仕事ですよ皆さん！
　　　　　 |∥: : : : : : :.:.:∧　＼　／´i}｀`　　　‐-　: : : : : : : : : : : : : : /　　　/ﾆ∥＿＿＿＿　
　　　　　 }'　＼: : : : : : : ∧　 ,ｨ{心　　　　　　　＼.｀`ー――――''ﾞ　　　./= ∥ニニニﾆﾆ　　　　　虫の居所悪いんで、
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　　　 　 　 　 　 .{:＼: : : : : :.: ＼　　　　　　　　　　　 i､: : : : ／｀`ヾゝー''ﾞ~´∧ニニニニニ
　　　　　　　　　入: :{｀￣　,￣｀`＼　　　　　　　　　　}从{Ⅵ　　　　　　||　 ∧ニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　　　 ｀ヾニ=<　　　／,⌒＼　　　　　　/　　 　 　 　 　 　 ||　 {iニニニニニニ
　　　　　　　　x-=ニニﾆﾆ代　く''ﾞ　　γ‐Y　　　　　　　　　　　　　 　 ∥　.{iニニニニニニ
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ニニニニニ≧s。ﾆﾆ=-＼ニニﾆﾆム　　 イ-={i　　　　∧　 Y　　　..∥　 　 　 　 ＼ニニニ
ニニニニニニニニ≧s。=＼ニニﾆ|ニニニニ圦　　　　入　　　　 .∥γ　　　　斗/｀`＜ニ
´￣￣｀`≧s。ニニニニﾆ≧s。ニ叭ニニニニニ＼　　　＿｀`￣ メ､　r――{´ ／i　　　i ￣
ニニニニニニ｀`ニニニ=-ニニヾ=-＼ニニニニニヽ　　　　.r-､ .＿　|ヽ　才　　圦　　入
ニニニニニニニニニニニニニ／｀`ー―― へ ＿＿} f⌒ヽi＿}ム斗''ﾞ´ i　　　　　.＼　　＼
ニニニニニニニニニニニﾆﾆ/　　　　　　　 ',　 ＼ ＼＼＿_　　',　　　　圦　　　 　 　 ＼


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　―――かくして。

　GMからメタ視点で「特に依頼人とは無関係の野生動物」と保証された不幸な悪魔犬２体に対して。

　気炎を上げて槍兵斥候さんが八つ当たりを開始しました―――

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1855 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:43:23 ID:EAfiZsJt
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1858 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:46:30 ID:EAfiZsJt
と、いうところで今日はここまでー

1862 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:47:23 ID:EAfiZsJt
割としっかり者の術士ちゃんと、ここに来て迂闊を晒しまくる槍兵さんである

1875 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:56:56 ID:EAfiZsJt
なお、このへんだとまだ火吹山公開前であり、危惧するレスがあったような火吹山シナリオとのリンクは無かったりする。

1876 ： ◆o2mcPg4qxU ：2019/05/27(月) 23:58:44 ID:EAfiZsJt
なお、それはそれとして身内味全開のシナリオではある

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